本記事では、『ストリートファイター6』（以下、『スト6』）に登場するジェイミーの基本戦術やコンボをご紹介します。
ジェイミーはこんなキャラ
今夜勝てる度：★★★☆☆（5点評価）
ジェイミーは試合中に酒を飲めば飲むほど強くなる酔拳の使い手。しかしラウンドごとに酔いレベルがリセットされるので、毎ラウンドどうにかして酒を飲んで酔っ払う必要がある。序盤は中距離からの突進技でプレッシャーをかけつつ酒を飲んで、中盤以降は突進に加えて上空からの動きも見せつつ酒を飲み、後半は酔いレベルが高ければガンガン横押しできる尻上がりスタイルとなる。酒カスの人はぜひ触ってみよう。
【ジェイミーのとりコレ】
けん制：OD酔疾歩、【しゃがみ強K・強K・強P】、立ち強K
対空：しゃがみ強P、張弓腿(623＋K)
飛び込み：ジャンプ中K(めくり)、ジャンプ強P(下に強い)
ぶっぱ：OD張弓腿(623＋KK)
酔いレベルのルール
| 酔いレベル（シラフの時は基底補正90%） | 追加される技 | 備考 |
| 酔いレベル1（基底補正95%） | 【弱P・弱K・中P】 無影蹴（前ジャンプ中に空中214＋K） |
ターゲットコンボ追加により近距離の火力がアップ 無影脚により空中で軌道変化ができるようになるので飛び込みやすく |
| 酔いレベル2（基底補正100%） | 【6＋中K・中K・P】 爆廻（236＋K） |
中段からのターゲットコンボ追加で酔いレベルアップ コンボ火力アップ＆起き攻めに加えて弾抜けができるように |
| 酔いレベル3（基底補正105%） | 【4＋強P・強P・強K】 点辰（近距離で63214＋K） |
初段の4強Pが後ろに移動しながら攻撃するため、投げに対してリスクを与えられるように コマンド投げが追加されガード崩し能力が大幅にアップ |
| 酔いレベル4（基底補正110%） | 【6＋強K・4＋強K・P】 疾歩仙掌（214＋P～6＋P） 流酔拳（236＋P） |
連続ヒットしないよくわからないターゲットコンボが追加 酔疾歩からの追撃ができるようになり火力大幅アップ 流酔拳初段ガード時のフレームが－3Fとなり反撃を受けなくなる |
※オレンジ文字の部分が特に大事な要素。酔いレベルごとに今何が使えるのかを忘れないように。
ジェイミーの基本戦術
酔いレベル0
開幕は酔っていない状態なので、とりあえず酒を飲みたい。飲むためには距離を取るかダウンを奪うかする必要がある。ダウンを奪うにはけん制技よりも必殺技を当てたほうが早い。ということでまず狙うのはOD酔疾歩(214＋PP)でダウンを奪ってからの魔身（22＋P）で酔いレベルを上げることである。OD酔疾歩は通常の酔疾歩よりもダウン時間が2倍ほど長く、ヒット後に魔身（22＋P）をホールドして2杯分の酒が飲める。OD酔疾歩はガードされても－1Fなので気にせずぶっ放してよい。OD酔疾歩を警戒してドライブインパクトで待つ相手には、いきなり魔身を構えて堂々と1杯飲んでしまおう。
△開幕はOD酔疾歩を当てて駆けつけ2杯は飲みたい。ドライブインパクトには無力なので祈りながら突っ込もう
OD酔疾歩が警戒されている場合は、地道に飲んでいく必要があるためリーチの長い立ち強K＞中流酔拳（236＋中P）1段目や下段技の【しゃがみ強K・強K・P】(以下「足払いTC」)、弱酔疾歩(214＋弱P)先端当てによる地上戦をしていこう。立ち強Kがヒットしていた場合は流酔脚（236＋中P～6＋中K～6＋中K）に繋いで1杯ゲット。足払いからのTCも同様に1杯飲むことができる。
△ジェイミーの足払いは長い上にターゲットコンボに繋がり威力も申し分ない。ガードされてしまった場合は1段止めで被害を最小限に抑えよう。
ジェイミーは対空技が豊富でしゃがみ強Pや強張弓腿（623＋強K）で飛び込みを落とすことができる。また、反応に自信があるプレイヤーは天晴脚（2＋KK）による対空にチャレンジしてほしい。早めに出せれば飛び込みを落とすことができ、ヒット時はジャンプキャンセルから昇りジャンプ強K＞【しゃがみ強K・強K・P】という連続技が入り酔いレベルを上げることができるぞ。
△2＋KKによる対空はダメージと酔いレベルが稼げるため飛び込みに対して狙っていきたい。慣れてきたらドライブラッシュからつなげるパーツも2＋KKにしよう。
酔いレベル1
酔いレベルが1になれば、【弱P・弱K・中P】のターゲットコンボが使えるようになる。立ち中P(ガード時＋1F、ヒット時＋5F)から立ち弱Pのヒット確認がしやすくなる他、しゃがみ弱Px2＞【弱P・弱K・中P】[c]流酔脚でコンボを伸ばしつつ酔いレベルを上げることができる。起き攻め重視の際は【弱P・弱K・中P】[c]弱張弓腿～前ステップx2で起き攻めを仕掛けよう。その他にも、格ゲーでは絶対に強い空中から斜め下方向に急降下攻撃をする無影脚（前ジャンプ中214＋K）が使えるようになり、ジャンプからの攻めも強力に。足元に当てるように無影脚を出せば反撃は受けないので、中版と強版を上手く使い分けていこう。また、投げと対の選択肢に使える昇りOD無影脚という選択肢も増えるので崩し能力も強化される。
△酔いレベル1の生命線昇りOD無影脚。判定が強く空対空でも勝ちやすい。ヒット時は強張弓腿か足払いTCに繋いで酔いレベルを増やしておこう。
酔いレベル2
酔いレベル2になった後は、非力だった連続技の〆に爆廻（236＋K）が使えるようになり中央コンボの火力アップ＋起き攻めがつく。立ち中P＞【弱P・弱K・中P】＞弱爆廻と繋いだ後に前ステップを2回することで密着＋4Fとなり起き上がりに投げが埋まるため、起き攻めを重視するか、または酔いレベルを上げるか、を状況に応じて使い分けよう。その他、爆廻は飛び道具をすり抜ける性能があるため、弾キャラに対しても圧倒的に近づきやすくなるのも酔いレベル2の特性だ。
△爆廻による弾抜けは距離制限があるものの見てから抜けれるものが多い。弾抜けを狙う際は2F目から弾無敵があるOD爆廻を使っていこう。
酔いレベル3
酔いレベルが3以上になればコマンド投げの点辰が使えるようになり近距離戦が大幅に強化。爆廻後の起き攻め時にドライブラッシュ＞点辰や立ち強K＞ドライブラッシュ＞ちょい遅らせ点辰など投げ抜けと4F暴れに勝てるガード崩しとして使える。点辰でガードを崩した後は立ち中P＞【弱P・弱K・中P】＞弱爆廻に繋いでステステから起き攻めへ。
△点辰によりガード崩し能力がアップ。空振りの硬直は大きいもののジェイミーは打撃が強いので投げが決まりやすい
酔いレベル4
酔いレベルがMAXになるとジェイミーが「見せるぜぇ！」と吠えつつ何かが爆発して髪がほどけるのだが、このモーション中はわずかに無防備なフレームが存在し4Fの小技が確定してしまう。相手が近い場合は注意しながら酒を飲もう。無事、酔いレベル4がになると、開幕は90％だった基底補正が110％に底上げされ大幅に攻撃力が上がる他、酔疾歩からの派生技である疾歩仙掌（214P～6P）が開放される。酔いレベル4になっている時はSAゲージも3本溜まっているケースが多く、適当に出した酔疾歩をガードさせた後にディレイ疾歩仙掌（214P～6P）で反撃を潰してから月牙叉炮(236236＋P)＞OD酔疾歩＞OD張弓腿というコンボで相手の体力を半分近く消し飛ばして勝てる試合も多い。
△疾歩仙掌の追加にはディレイが効くので、酔疾歩がガードされた後に反撃をさせるかさせないかというしょうもない読み合いを仕掛けられる。が、大抵のジェイミー使いは最後まで撃ち切る。
ジェイミーの応用戦術
ドライブラッシュで突っ込む
ジェイミーの立ち強Pはコンボ以外に使い所が難しいがドライブラッシュと組み合わせることで真価を発揮する。ドライブラッシュ～立ち強Pはガードされて有利、ヒット時は立ち弱Pが繋がりリターンも大きい。その上、相手のドライブラッシュも潰せるので中間距離からの選択肢として取り入れていこう。
△ドライブラッシュ～立ち強Pはヒット時＋5F、ガード時＋1Fと超強い。3段技なのでドライブインパクトもナチュラルに潰す。
SA2「絶唱魔身」でいきなり酔う
酔いレベルをいきなり4まで上げることができるSA2の絶唱魔身(214214＋P)。発動後は15秒間ほど酔いレベル4状態となるが、基底補正自体は105％と酔いレベル3と同等の攻撃力となっている。酔いレベル4の時はただの弱体化やんけ？となるが、酔いレベル4で絶唱魔身を発動するとドライブゲージを即座に50％回復することができる。回復はバーンアウト中でも適用されるので、酔いレベル4かつドライブゲージが枯れた際に使っていこう。また、強化中はSAゲージの上昇がなくなり、強化後は酔いレベルも0まで戻ってしまう。使うタイミングが難しい絶唱魔身だが、２ラウンド目以降の開幕直後にOD酔疾歩からキャンセル絶唱魔身がオススメ。発動後はガードされていても15F有利な状況となり、ヒット時はドライブラッシュ＞立ち強K＞中疾歩仙掌で画面端スタートとなる。点辰も使える状態で試合が始まるため勢いで押し切りたい。ゲージが切れた後はシラフに戻るので注意。
△2ラウンド目以降に2ゲージ持っている場合はOD酔疾歩から絶唱魔身が強い。ヒット時はいきなり画面端まで運ぶことも。
画面端で相手をはめる
ジェイミー画面端で投げた後に再度歩き投げを重ねることで相手の暴れを投げで潰す、所謂「柔道」の使い手。投げ後は前ステップでも+4Fとなるが、歩きのほうが相手からは投げを重ねてくるか下がって様子見するか判断が難しいため、歩き投げと歩き＞下がりによる投げ抜け誘いで二択にしよう。立ち中P等の打撃が当たった際は【弱P・弱K・中P】[c]ドライブラッシュ＞2＋KK＞ジャンプ強K＞立ち強P＞【しゃがみ強K・強K・P】で〆ることで酔いレベルを上げつつ+4F取ることが可能。再度投げと打撃の択をかけよう。
△画面端の投げ重ねとジャンプ防止の立ち中P重ねは人類平等二択。酔いレベルが低い内はドライブラッシュコンボで酔いレベルをあげよう。
起き攻め関連
酔いLv0：画面端）しゃがみ中K＞ドライブラッシュ～2＋KK＞ジャンプ強K＞【しゃがみ強K・強K・強P】（密着+4F有利）
酔いLv0：画面端付近）立ち強K（パニッシュカウンター）＞ドライブラッシュ～2＋KK＞ジャンプ強K＞立ち強P1段目[c]強張弓腿＞ジャンプ攻撃（5F詐欺）
酔いLv1：画面端）立ち中P＞【弱P・弱K・中P】＞弱張弓腿＞前ジャンプ攻撃（5F詐欺飛び）
酔いLv2：画面端）立ち中P＞【弱P・弱K・中P】＞弱爆廻＞前ジャンプ攻撃（5F詐欺飛び）
ジェイミーの基本コンボ
| とりこれコンボ【★★★】 |
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①：酔Lv0）立ち強K［c］中流酔脚(236＋中P～6K～6K) ②：酔Lv0）ジャンプ中K＞立ち中P＞立ち強P2段目[c]中流酔脚(236＋中P～6K～6K) ③：酔Lv0）立ち中K[c]中酔疾歩(214＋中P)[c]月牙叉炮(236236＋P)＞OD酔疾歩(214＋PP) |
| ①はけん制の立ち強Kからの基本コンボ。流酔拳の1段目まで出しておきヒット確認しよう。 ②はめくりジャンプ攻撃からのコンボ。立ち強Pは早めにキャンセルすることで中流酔拳が繋がる。 ③は立ち中Kけん制からSA3をつなぐ大ダメージコンボだ。 |
| 中級者向けコンボ【★★☆】 |
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④：酔Lv0）（対空）2＋KK[jc]ジャンプ強K＞【しゃがみ強K・強K・強P】 ⑤：酔Lv1）OD無影蹴（空中214＋KK）＞強張弓腿（623＋強K） ⑥：酔Lv2）しゃがみ中K［c］ドライブダッシュ〜立ち中P＞しゃがみ強P［c］強爆廻（236＋強K） ⑦：酔Lv3）点辰(近距離で63214＋K)＞立ち中P＞【弱P・弱K・中P】［c］弱爆廻（236＋弱K） ⑧：酔Lv4）立ち中K[c]中疾歩仙掌(214＋中P～6P)[c]月牙叉炮(236236＋P)＞OD酔疾歩(214＋PP)＞OD張弓腿(623＋KK) ⑨：酔Lv0）（端）ドライブインパクト（ガード）＞しゃがみ強P［c］OD酔疾歩＞【しゃがみ強K・強K・P】 |
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④は対空からの酒飲みコンボ。超難しい |
| 上級者向けコンボ【★☆☆】 |
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⑩：酔Lv1）(端）立ち中P＞【弱P・弱K・中P】［c］ドライブダッシュ〜2KK［jc］ジャンプ強K＞武麗禽（236236＋K）～2入れ ⑪：酔Lv4）OD疾歩仙掌（214＋PP～6P）[c]月牙叉炮(236236＋P)＞ドライブラッシュ～2＋KK[jc]ジャンプ中P[c]OD無影脚（空中214KK）[c]弱疾歩仙掌（214＋弱P～6P） ⑫：酔Lv4）ジャンプ強P＞しゃがみ強P[c]ドライブラッシュ～立ち中P＞しゃがみ強P[c]ドライブラッシュ～立ち中P＞しゃがみ強P[c]強疾歩仙掌（214＋強P～6P）[c]CA版月牙叉炮(236236＋P) |
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⑩は画面端で打撃択からの酒飲みコンボとなる。SA1後は投げ間合い＋2Fとなるので起き攻めへ。ゲージを節約したいときはジャンプ強K＞立ち強P＞しゃがみ強KTCを狙おう。 |
| ドライブラッシュ始動パーツ |
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①：ドライブラッシュ＞6＋強K＞しゃがみ中K～ |
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①は端から端へ吹き飛びながら上段判定のすね蹴り始動パーツ。②は中段からコンボを狙えるパーツとなる。ダメージは安いのでとどめをさせそうな際に狙おう。 |
| パニッシュカウンター（PC）orカウンターヒット（CH）始動パーツ |
| ①：【PC／CH】しゃがみ弱P＞しゃがみ中P～ ②：【PC／CH】立ち中P＞しゃがみ中K[c]～ ③：【PC】立ち強K＞ドライブラッシュ～2＋KK[c]ジャンプ強K＞立ち強P＞【しゃがみ強K・強K・P】 ④：【PC】ドライブインパクト＞2＋KK[c]ジャンプ中P[c]OD無影脚＞【しゃがみ強K・強K・P】 |
| ①は発生の早いしゃがみ弱Pから狙えるカウンターコンボ。②はカウンター狙いの遅らせ立ち中Pから使えるパーツ。③は大技の反撃などに使おう。④はドライブインパクト返しが成功した際に狙える。 |
スト6キャラリンク集
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スト6モダンキャラリンク
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ナカジマ（コイチ）
あらゆる格闘ゲームを雑然と遊ぶ浅葉の悪友。
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