本記事では、『ストリートファイター6』（以下、『スト6』）に登場するガイルの基本戦術やコンボをご紹介します。

ガイルの基本戦術

基本的な立ち回りはこれまでのシリーズと同じく、飛び道具のソニックブーム(4ため6＋P)を撃って、飛んで来た相手を立ち中Kやしゃがみ強Pなどの対空技で落とすというのがセオリー。ソニックブームは強度により弾速が変わるので、撃ってから距離を調整したいときは弾速の遅い弱、距離を離したいときは早くて避けづらい強ソニックブームと使い分けるとより良い。また相手の飛び道具を読んだ場合はODソニックブームで貫通してダウンを奪ってしまおう。相手との位置が端～端の状態やダウンを奪った後などは、ソニックブームの代わりに弱ソニックブレイド～弱ソニッククロス(214＋弱P～6弱P)を撃とう。弱ソニックブームよりもさらに弾速が遅く、2ヒット技で相手の飛び道具も打ち消すため、歩いて追っかけるだけで空間を制圧できる。

△ソニックで飛ばせて対空技で落とす立ち回りは令和ガイルでも健在。むしろ今までよりも強い。

△安全な距離が確保できている場合はソニックブームよりも強力なソニッククロスを撃ちたい。中間距離でソニックブレイドだけ出して、サマーソルトキックで迎え撃つという戦法も健在だ。

相手もソニックブレイドだけは撃たせまいと間合いを詰めてくるので、強ソニックブームや横に長いリバーススピンキック（6＋強K）で相手の出鼻をくじいていこう。しゃがみには当たらないもののガードさせれば＋3F有利となるスピンバックナックル(6＋強P)も強い。ただしこれらはドライブインパクトに弱いため、前述したODソニックブームや6＋中Kによるソバットも時折混ぜていき、ドライブインパクト返しを狙うとよいだろう。

△ソニックブームを撃たなくても通常技の性能が高いガイル。6＋強Kや6＋強Pは中でも優秀。

相手に接近されてしまった時は、なんとかして追い払うことを考えよう。至近距離であればしゃがみ弱Px2＞ソニックブームやしゃがみ中P・中P＞ソニックブーム、すこし離れたら4＋強P＞ソニックブームや下段のしゃがみ中Kで相手を追っ払いたい。起き攻めなどで完全に攻め込まれた場合は画面端に追い詰められる前にODサマーソルトキック（2ため8＋KK）をぶっ放して切り返そう。ガードされたときは次のラウンドの事を考えよう。

△ガイルといえば無敵技のODサマーソルトキック。ガードされた時は仕方ないし当たった時は見てから余裕でした

弱ソニックブームや弱ソニッククロスを盾にして相手が動きづらくなったらダメージを奪うチャンス。パリィからのドライブラッシュ(66＋中P中K)で一気に接近し、ドライブラッシュ～しゃがみ中Kによる下段とドライブラッシュ～6＋中Pの中段による二択を仕掛けよう。ドライブラッシュに暴れてくる相手にはドライブラッシュ～ニーバズーカ(4＋弱K)によるぶっこみも強力。膝の先端を当てるように出せば＋2F～3F程度有利になるためそのまま投げやしゃがみ弱Pで攻めを継続できる。

△中距離からのドライブラッシュは重要なダメージ源。ドライブラッシュ～N～ニーバズーカは突進力がすごくサマーソルトキックヒット後など遠い相手にも重ねることができる。

ガイルの応用戦術

ジャスト入力サマーソニック

スト6のガイルはソニックブームとサマーソルトキックのジャスト入力が存在する。やり方はソニックブームが4ため6＋Pの”6とパンチを同時に押す”こと。サマーソルトキックも同様に2ため8＋Kの”8とボタンを同時に押す”ことでジャストサマーが成立する。ジャスト時はどちらも威力が上がる他、ソニックブームはヒット時ののけぞりが1F増える効果がある。ジャストソニックブームを使わなければできない連続技も存在するのでマスターしたい。同時に押す猶予はどちらも2Fあるため、初めは意識して入力しそのうち自然に出せるようになるのがいいだろう。尚OD版にはジャスト入力はないので適当に出して大丈夫だ。

△通常ソニックは「ソニックブーン…」とやや暗いガイルがジャスト成功時は「ショーティ！」と元気になる。エフェクトも若干派手になるので見分けが付きやすい。

△サマーソルトキックは通常が「サマソゥ！」、ジャストだと「パーフェクト！」になる。逆に通常版サマソを出すほうが猶予が短く難しい。

ドラゴンスープレックスループ

ガイルは画面端で投げを決めた後に、わずかに距離が離れるものの起き攻めが可能。この時、ドライブラッシュ～通常投げを重ねるとガードで固まった相手や打撃暴れを投げてしまう。ドライブゲージ1本で1200ダメージが取れるので、8回連続して投げれば合計9600ダメージとなり試合が決まる。ダウン後に前ジャンプ入れっぱで脱出しようとする相手には、投げが空振りした後すぐに空中投げのフライングバスタードロップ（空中で4＋弱P弱K）で再び画面端に招待しよう。

△端のドラゴンスープレックスから、ドライブラッシュドラゴンスープレックスがループする。飛んだ相手に対してはフライングバスタードロップだ。

画面端の猛攻

画面端の連続技を強サマーソルトキックで〆た後は弱ソニックブレイド（214＋弱P）を重ねて強力な起き攻めが可能となる。ガードさせると密着で約＋20Fほど有利な状況が作れるので、投げや垂直ジャンプによる投げ狩り、中段の6＋中Pやドライブインパクトなどで好き放題攻めよう。その他にも密着でODソニックブームをガードさせると＋3Fとなり投げるチャンスが生まれる。ジャンプ強K＞ODソニックブームなどで無理やり密着ガードさせて攻めを継続しよう。

△連続技を足払いで締めた後も弱ソニックブレイド重ねで十分な有利状況を作れるので覚えておこう。

また、画面端で強力なのが【立ち中P・4強P】のリコイルキャノン。ソニックブームの溜めができている際に、立ち中P＞4＋強P～ずらし6＋弱と入力すると、2段目を空振りキャンセルして弱ソニックブームを出すことができる。若干距離が離れた位置からソニックブームをガードさせられるので、画面端で有利な状況をキープできるぞ。また、このソニックブームを弱またはODソニックブレイド（214＋弱P or 214＋PP）にすることで、動きづらい状況を作り出せるので、6＋中Pの中段を狙ってガードを崩していこう。

その他の画面端オタク要素

端）強サマーソルトキック根本ヒット＞立ち弱Kスカ＞6中P　でヒット時+4F
端）しゃがみ中P・中P＞中サマーソルトキック＞立ち弱Kスカ＞6中P　でヒット時＋4F
端）ODソニックブーム＞ニーバズーカ＞立ち中P　でガード＋1F、ヒット＋７F

ガイルの基本コンボ

スト6キャラリンク集

スト6モダンキャラリンク

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ナカジマ（コイチ）

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あらゆる格闘ゲームを雑然と遊ぶ浅葉の悪友。
『ギルティギア』シリーズ等、アークシステムワークスの作品では有名プレイヤーとして名を馳せる。密かに、第三回TOPANGAチャリティーカップ『スーパーストリートファイター4』で優勝という実績も。
ソニーコンピューターエンターテイメント主催のイベント”闘神激突”では、格闘ゲームの強いおっさん”闘神”として、『ギルティギアイグザードサイン』で鮮やかなネタ殺しを披露した。

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