本記事では、『ストリートファイター6』(以下、『スト6』)に登場するマノンの基本戦術やコンボをご紹介します。
マノンってどんなキャラ
マノン…それは柔道とバレエを組み合わせた全く新しい格闘技である。通常技のクセがすごいので最初は戸惑うが、戦い方はシンプルで有利な状況を作ってから打撃と投げの二択を図々しく迫ろう。投げ技を決めれば決めるほど尻上がりに強くなる、という性能をしているため序盤は非力だが3ラウンド目となれば全キャラ中で屈指の火力となる。コマンド投げ好きにオススメのキャラだろう。
【マノンのとりコレ】
けん制 :立ち中K、立ち強K、弱デガジェ(214+弱K)
対空 :ODロンポワン(236+KK)、しゃがみ強P・強P
ジャンプ:ジャンプ中K(めくり)、ジャンプ強K
ぶっぱ技:アラベスク(236236+K)、エトワール(214214+K)
柔道バレエのルール
マノンはドライブゲージ横にメダルLVというアイコンが存在し、打撃投げのランヴェルセ(236+P)またはコマンド投げのマネージュ・ドレ(63214+P)を決める毎にメダルLVが1上昇する。メダルLVは5まで上昇し、上がれば上がるほど上記2つの必殺技の威力がアップする。また、メダルLVはラウンド間で引き継ぐため1ラウンド目は威力の低いコマンド投げが3ラウンド目では試合を決定づける威力になっていることも少なくない。まずはレベルを効率よく上げる方法を意識しよう。
レベル毎のダメージ(一般キャラの体力は10000) | メダルLV1 | メダルLV2 | メダルLV3 | メダルLV4 | メダルLV5 |
ランヴェルセ(236+P) | 弱1350、中1400、強1500 | 弱1500、中1550、強1600 | 弱1650、中1700、強1750 | 弱1800、中1850、強1900 | 弱1950、中2000、強2100 |
マネージュ・ドレ(63214+P) | 2000 | 2300 | 2700 | 3000 | 3700 |
マノンの基本戦術
使いやすい通常技はリーチのある立ち強Kとキャンセル可能な立ち中Kの2つ。立ち強Kはめり込むと反撃を受けるので先端を当てるように使おう。立ち中Kからはドライブラッシュを仕込んでおき、ヒット時はしゃがみ中P>4+強P>中ランヴェルセ(236+中P)でメダルLVを上げておこう。立ち中K>ドライブラッシュ中にガードされているのを確認した時は、強マネージュ・ドレ(63214+強P)でガードの上から投げるか、しゃがみ中Pでジャンプを阻止するかの二択をかけよう。
飛び込みに対する対空技も大事なレベル上げポイント。相手のジャンプを確認したら発生の早いODロン・ポワン(236+KK)>弱ランヴェルセ(236+弱P)で迎撃しよう。対空でメダルLVが上昇するので相手は迂闊に飛び込めなくなり地上戦を強要できる。また通常技対空のため相打ちの危険はあるが、4+強P>強ロン・ポワン(236+強K)>ドライブラッシュ~立ち中P>強ランヴェルセ(236+強P)も対空となるので反応に自信がある人はこちらも使おう。
その他の立ち回りのポイントをいくつか紹介。相手の飛び道具に対してはランヴェルセ(236+P)の出始めに存在する弾無敵でかわすことができる。ランヴェルセフェイント(236+Pホールド)でやり過ごすか、弾をかわした後に派生のグランフェッテ(236P~K)で押し返して画面のラインをあげよう。また、中距離からの選択肢として弱デカジェ(214+弱K)による下段と中段の強デカジェ(214+強K)も取り入れていこう。
マノンの応用戦術
ここまで打撃メインで立ち回りを紹介してきたがここからはコマンド投げのマネージュ・ドレ(63214+P)を決めるための立ち回りを紹介。マネージュ・ドレはボタンの強弱による威力に差はなく、発生と間合いに差がある。差は以下の通り。
間合の広さ OD=弱>中>強
発生の早さ 強(5F)>中=OD(8F)>弱(10F)
メインで使うのは発生の早い強マネージュ・ドレ。通常投げと同じ5F発生なので、密着で+2F以上の状況を作れば相手の暴れを投げることができる。この状況を作れるのは足払いヒット後などの他に、引き寄せ効果あるターゲットコンボである【立ち中P・中K】(ガード時-5F、ヒット時+2F)または【立ち強P・強P】(ガード時-8F、ヒット時+3F)のヒット後が理想の状況となるので、まずはこれらを狙おう。ただしガードされてしまうと反撃を受けるためヒット確認をする必要がある。【立ち強P・強P】は1段目がヒットしたのを確認して2段目を出せるが、【立ち中P・中K】は初段ヒット確認の猶予が短いため集中して確認しよう。
ターゲットコンボ後が最もマネージュ・ドレの狙い目だが、相手もそれをわかっているためジャンプで回避を狙ってくるだろう。そこで役に立つ技がジャンプ兼バクステに対応しているアン・オー【4+中K・中K】のターゲットコンボ。この技は空中ヒット時に追撃可能となっておりジャンプで逃げる相手を捉えやすい。また、バックステップに対しても強く(※DJに対しては初段しか当たらないので弱い)追加まで出せばヒット確認も効くため連続技に繋げてバクステとジャンプを両方防止しよう。
まとめ
<密着有利状況を作れる技>
1、【立ち強P・強P】ヒット後 3F有利
2、【立ち中P・中K】ヒット後 2F有利
3、ドライブラッシュ>しゃがみ中P 3F有利
4、しゃがみ強K>前ステップ 8F有利
5、差し返し3強K(パニッシュカウンター)>前ステップ 15F有利
<密着有利状況から出す技>
1、マネージュ・ドレ ガードに勝ち、ジャンプとバクステと無敵技に負け
2、【4+中K・中K】 ジャンプとバクステに勝ち、最速暴れと無敵技に負け(※ただしDJを除く)
3、しゃがみ中P>ドライブラッシュ ジャンプとバクステと暴れに勝ち、無敵技に負け
マノンの基本コンボ
とりこれコンボ【★★★】 |
①:しゃがみ弱Px3[c]中ロン・ポワン(236+中K) ②:ジャンプ中K>しゃがみ中P[c]ドライブラッシュ~立ち中P[c]弱ランヴェルセ(236+弱P) ③:立ち中K[c]ODロン・ポワン(236+KK)>アラベスク(236236+K) |
①は小技始動の重要コンボ。②はめくり判定のあるジャンプ中Kからの基本コンボ。メダルLVを上げるためにドライブゲージを使ってよい。③はSAゲージ1本消費の安定コンボ。安定したダメージを奪える |
中級者向けコンボ【★★☆】 |
④:立ち中K[c]ドライブラッシュ~しゃがみ中P>4+強P[c]中ランヴェルセ(236+中P) |
④は立ち中Kけん制にドライブラッシュを仕込んだ際に狙えるコンボ。 |
上級者向けコンボ【★☆☆】 |
⑨:しゃがみ弱Px2[c]ドライブラッシュ>立ち弱P>4+強P[c]中ランヴェルセ(236+中P) |
⑨は暴れからメダルLVを上げられるコンボ。 ⑩は空対空ジャンプ中Pがヒットした際に狙えるやや難しめのコンボとなる。 ⑪は立ち強PがSAのみキャンセルを受け付けているのを利用した連続技。アラベスクとエトワールを入力する際はKと強Pを同時押しすれば、ヒット確認が遅れた際に引き寄せに派生できる。 ⑫は飛び込みからの最大コンボとなる。強ロン・ポワンの1段目からもパ・ド・ドゥが繋がるので覚えておこう。 |
ドライブラッシュ始動パーツ |
①:ドライブラッシュ〜しゃがみ中K>立ち弱K>中ロン・ポワン ②:しゃがみ弱P[c]ドライブラッシュ〜立ち弱P>4+強P |
①は下段始動のドライブラッシュコンボ始動。②はレベルを上げる用の繋ぎで便利なパーツ。 |
パニッシュカウンター(PC)orカウンターヒット(CH)始動パーツ |
①:立ち強K(パニッシュカウンター)>中デガジェ |
①は差し替えしの立ち強Kがパニッシュカウンターした時に狙える構えコンボ。②は隙の大きい技をガードした際に狙おう。③はドライブインパクト返しが決まった時に狙えるノーゲージコンボとなる。 |
スト6キャラリンク集
スト6モダンキャラリンク
ナカジマ(コイチ)
あらゆる格闘ゲームを雑然と遊ぶ浅葉の悪友。
『ギルティギア』シリーズ等、アークシステムワークスの作品では有名プレイヤーとして名を馳せる。密かに、第三回TOPANGAチャリティーカップ『スーパーストリートファイター4』で優勝という実績も。
ソニーコンピューターエンターテイメント主催のイベント”闘神激突”では、格闘ゲームの強いおっさん”闘神”として、『ギルティギアイグザードサイン』で鮮やかなネタ殺しを披露した。
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