先日発売された『SNKヒロインズ Tag Team Frenzy 』の最速公式大会“SNKヒロインズカジュアルマッチ”のチーム戦でちゃっかり入賞して賞品をゲットした がちょです。発売2日目にゴジライン基地に集まりみんなで2オン2をやりまくった成果ですね。ちなみに最高顧問ちょもす氏などは一日24時間のうち18時間ぶっ続けでプレイするヒロインズジャンキーっぷりをみせつけてくれました。
さて、今回はそんな『SNKヒロインズ Tag Team Frenzy 』の魅力を紹介していきたいと思います。誤解されがちですが、実はゲームシステムかなりいけてます。
発売日 :2018年9月6日
プラットフォーム:プレイステーション4/Nintendo Switch
ジャンル :格闘アクション
プレイ人数 :1~4人(オンライン時:2人~8人)
販売元 :SNK
価格 :パッケージ版:4800円(税別) ダウンロード版:5184円(税込)
CERO :CERO D(17歳以上対象)
SNKヒロインズはどういうゲーム?
【ルール編】
・アタッカーとサポーターの2ON2
・仲間とはボタンひとつでチェンジ
・気力ゲージを使って必殺技や超必殺技が出せる
・相手残体力1割以下かつ超必殺技でのみフィニッシュ可能
【操作編】
・ジャンプ1種類
・空中ダッシュや空中避けが可能
・攻撃ボタンは弱・強・必殺、超必殺、投げ
・ガードはボタン(中下やめくりの崩しなし)
・前転・後転あり(ガードキャンセル版含む)
・アイテムがいつでも使用できる
詳しいことは下記の記事を参考にどうぞ。
最高顧問も認める神格ゲー『SNKヒロインズ Tag Team Frenzy 』を遊んできました
【SNKヒロインズ】今夜彼女たちを“どうにかしちゃう”対戦セオリー7ヶ条
【SNKヒロインズ】今夜勝ちたいSNKヒロインズ 全キャラ攻略
SNKヒロインズの魅力
ランダムアイテムがドラマを生む
まずヒロインズの魅力のひとつがアイテムによるわちゃわちゃ感です。
アイテムはステージ上に出現する黄色のボールへの攻撃や被コンボ中(一定ヒット数?)に自動で獲得し、獲得したアイテムはランダムで決定します。ランダム要素と聞くと格ゲーマーはいい顔をしない人もいるでしょう。しかし、カードゲームや麻雀などならランダム要素は当たり前です。実際のところこのランダム要素のアイテムがいい具合に作用していて、筋書きのないドラマが生まれる要因のひとつとなっています。もちろん運ゲー部分はありますが最終的には強い人が勝つゲームです。
多種多様なアイテムがえげつない
本作のアイテムは十数種あり、その性能は全体的に超絶強いというかかなり戦況を変えうるほどの性能をしています。その素晴らしい性能をいくつか紹介していきましょう。
極悪な体力回復(大)
体力回復は2種類あって、体力回復大は体力ゲージMAX1000のうち300を回復する凶悪な性能をしています。大幅リードしても体力回復大→体力回復小を引かれた瞬間に体力が半分近く回復します。
起き攻めバナナ&ジャンプ台
ガード不能のバナナやジャンプ台を相手の起き上がりに設置できたりします。バナナは追撃ができない代わりに気力が大幅減少し、ジャンプ台は真上に吹っ飛んだあとに追撃できます。
ジャンキャン大門
ヘビーボムこと大門は地上のキャラすべてに当たるスタン攻撃。ガード不能のピヨリ誘発という凶悪な性能ですジャンプ中は当たらないことを利用して、ガード中の相手に弱>強>ジャンプキャンセル>大門と繋げると相手だけピヨらせれます。
最後まで目が離せないドリームフィニッシュ!
本作はKOに特殊条件が必要になる“ドリームフィニッシュ”システムを採用。このドリームフィニッシュのおかげで、最後の最後に超必殺技が決まった瞬間をしっかり確認するまで勝負がわかりません。
【ドリームフィニッシュについて】
残体力が2割で超必殺技を当てないと敵をKOできないフィニッシュシステム。超必殺技以外で体力を0にすると、スタンを誘発するので、そこに超必殺技を当てられます。
このシステム最初はとっつきにくいですが分かってくるとかなり面白いです。フィニッシュを受ける側はアイテムを使って全力で妨害し、スタンもレバガチャですばやく復帰できるので必死に回復していきます。逆にフィニッシュ側はゲージ管理含むフィニッシュルートの正確な判断、アイテム妨害のタイミング読み、体力0のスタンが起きるかなどの瞬時の状況判断が非常に大切です。
また、気力ゲージと体力ゲージが連動しており、体力が減ると気力をいっぱい使えるようになります。体力が減れば気力を大量に使った大ダメージコンボから超必殺技に繋ぐといった芸当もできるように。超必殺技が4ゲージと大消費のゲームだけにゲージ管理はめちゃくちゃ大事です。
このドリームフィニッシュの熱い攻防の流れは実際に見るのが一番ということで先日行われた大会の決勝をご覧ください。最後の最後の粘り、これがヒロインズです。
シングル戦決勝最終戦 | チーム戦決勝最終戦 |
リアル2オンの4人対戦はさらに面白い
本作は格ゲーの2オンを4人で対戦可能なすごいゲームです。アタッカー側は普段どおり動けますが、サポーター側はアイテムの使用タイミングと方向のみ操作できます。一見すると、あまりやることなさげに見えますがアイテムのタイミングは非常に重要なので味方や敵の動きをよく観察するように意識するとサポーター側も意外と大変です。
ひとりで操作できるシングルと違って繊細な連係は難しいため、リアルに声掛けが必要になります。アイテムをすぐに使って欲しいときは「アイテムアイテム!」など、「ジャンキャン大門頼む!」など。なかなかうまくできなかったりしますが、成功したときの達成感はひとしおでしょう。
今日はSNKヒロインズの2on2を観戦したんだけど、「声かけが足りない、もっと声出していこう!」っていうアドバイスが聞こえてきてまさにesports感じました
格ゲーで「声かけが足りない」って助言、生まれて初めて聞いたよ
— GZL |ヒマ (@hima696) September 9, 2018
一人用でも楽しめる
エンディングや掛け合いが凝ってる
本作は掛け合いを頑張りすぎたのか、ストーリーモードの開幕デモなどで全キャラの組み合わせで見れます。膨大な量の掛け合いはゲーム内マネーで購入して閲覧できるので対戦しまくって全部見ちゃいましょう。
また、エンディングはどれも過去作ネタが散りばめられてたり、キャラの背景が知れたりとSNK好きならかなり楽しめるデキになってます。個人的に、ユリ、テリー、サリナ(セクシー担当)がおすすめです。
カスタマイズで個性を見せつけよう
カスタマイズでは全キャラの3種のコスチュームにさらにカラーやアクセサリー、ボイスをいじれます。VIWERモードなら背景やポーズや表情、ズームまでかなり細かく設定できるので、撮影して遊びたい人にもおすすめでしょう。個性(性癖)をみんなに見せつけてやるチャンスです!
△裏シェルミーや紫ナコルルの衣装とボイスが選べるのは地味に嬉しい。わかってるSNK! |
ヒロインズの不満点
もちろん、褒める部分もあれば不満な部分もあるのが人というもの。個人的なヒロインズの不満点もぶちまけときます。
【ヒロインズ不満点】
・必殺技が全般的に弱い
・キャラが少ない(DLC期待)
・アートワークでメインビジュアルなどが見れない
・レオナ
今後もアップデートやDLCなど展開あり
先日の大会で発表された情報によると、9月20日にコラボDLCの“盗賊アーサー”とアーケードコントローラー対応パッチが配信。アーケード版稼働10月決定やコラボDLC第2弾も発表されるなどまだまだ広がりが見える『SNKヒロインズ』。今後も期待していきましょう!
なんだかよくわからない中毒性と気軽に楽しめるカジュアルさ、さらに大会も大盛り上りの『SNKヒロインズ』。軟派な見た目からゲーム性を誤解されがちですが、ガチでもパーティーゲーとしても楽しめるので格ゲーマーならいちどは触ってみて欲しい作品です。
がちょ
この男が作ったフレーム表は数知れず。
持ち前の調べもの力を活かして、キャラゲーの発売初日に永久コンボをひっさげて現れることも珍しくない。
「走ってきて無敵技しか打たない」と言われるほどの力強いプレイスタイルは、ゴジラインでも異彩を放っている。
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