今夜勝ちたい『ファントムブレイカー:オムニア』02:ゲームの軸となる3つの「スタイル」を解説

『ファントムブレイカー:オムニア』ではキャラクター選択後に、クイック、ハード、オムニアという3つのスタイルから1つを選択してからバトルが始まります。
このスタイルによって、キャラクターのパラメータや使用できるシステムなどが変化するため、同じキャラクターでもスタイルが変わると戦い方が変化するのです。

本記事では、3つのスタイルの特徴をざっくりと解説します。

(文:しゃんでりけ/編集:Goziline)

▲スタイルはファントムブレイク(超必殺技)、HP・攻撃力・防御力などのステータス、オーバードライヴや防御・移動システムの有無などに加えて必殺技の性能も変化したり。同じキャラでも性能が大きく変化したりする重要要素です。

スタイルの特徴

クイックスタイル

【特徴】
・2段ジャンプが可能で、移動速度が最も早い

・バーストゲージが溜まる速度が早い
・攻撃力、体力、根性補正が最も低い
・オーバードライブのクロックアップが使用可能

・ファントムブレイク、エマージェンシーモードが使用可能
・カウンターバーストキャンセルが使用可能
・無敵時間のあるスリップシフト(攻撃に合わせてタイミングよく6)が使用可能
・ガードキャンセルが可能
 (スリップシフト、ダッシュ、バックステップ、ハイジャンプ、カウンターバースト、強化必殺技、ファントムブレイク)
・必殺技性能変化は弾・部位無敵や移動速度を重視したものが多い

ハードスタイル

【特徴】
・攻撃力・体力・テンションMAX時の攻撃力補正が最も高い
・単発ダメージが高い代わりに、コンボ補正が悪い
・2段ジャンプはできず、移動速度も最も遅い
・オーバードライブのソリッドアーマーが使用可能
・ファントムブレイク、エマージェンシーモードが使用可能
・LLL、MMMの連打コンボがない
・ハード専用攻撃の4Mがある
・有利時間が多いプロテクション(攻撃に合わせてタイミングよく6)が使用可能
・ガードキャンセルが可能(プロテクション、カウンターバースト、強化必殺技、ファントムブレイク)
・必殺技性能変化はガードポイントが付与が多い
・ハードのみ威力が高く設定されている技もある

オムニアスタイル

【特徴】
・今回からの新規スタイル
・バーストゲージの最大値が400%(通常の2倍)
・攻撃力、体力がクイックより高く、ヴァイタルチャンバーの回復速度も早いなどバランスが良い
・2段ジャンプ可能、移動速度はクイックとハードの中間
・オールレンジアタック(専用超必)が使用可能
・オーバードライブ、エマージェンシーモードは使用不能
・同じ攻撃ボタンを連打しても別の技が出る
 ※例:2L連打で2L>2M>2H>6H、5M連打で5MMM>5HHH>6Hなど
・リフレクションが使用できない
・専用キャンセルルートに2M>4Mがある
・クイックと同じスリップシフト
・クイックと同じガードキャンセルに加えて、通常必殺技でのガードキャンセルが可能
・必殺技性能はクイックと同じ

各スタイルの強みと基本戦略

クイックスタイル

クイックスタイルの強みはゲージ回収能力で、バーストゲージ消費行動が超強力なファントムブレイカーでは絶対的に有利です。基礎攻撃力は低いが総合的な攻撃性能はもっとも優秀なスタイルと言えるでしょう。早いスピードと長いコンボでガンガン攻めたいという方にオススメ!

機動力の高さを活かした立ち回りから、的確にコンボを決めてバーストゲージを稼ぎ、各種ゲージ消費技やクロックアップをガンガン使っていくのがクイックスタイルの闘い方。クイック専用のカウンターバーストキャンセルはゲージを50%消費するものの、ゲージのクールタイムが無いので使ったゲージはすぐに回収できます。クロックアップはファントムブレイクを使うよりも大ダメージを与えられる場面もあるのでコンボはしっかり覚えたいところです。

▲自身を高速化し相手を鈍化させるクロックアップ。前作はぶっぱクロックアップ発動で勝ち確という状況が日常茶飯事でしたが、今作ではかなりマイルドに抑えられました。しかし、コンボでの性能は前作以上かも!?

 

ハードスタイル

高い体力、プロテクションによる固い守りで相手の攻めを凌ぎ、単発火力とテンションMAX時の補正の高さで一発逆転を狙うのがハードスタイル。半面、機動力が低く、さらにコンボ補正も悪いため、同じコンボをしてもクイック・オムニアよりコンボダメージが低いことが多いです。自分から攻め込むことはどちらかというと苦手で、プロテクションを交えた立ち回りで牽制からダメージを取っていく事に向いています

プロテクションは有利時間が長く上中下段全てを取れる防御行動でとてつもなく強力(超絶強いブロッキング)。「プロ取って投げれば良い」はイニシエより伝わるデュエリストたちの合言葉、これですべてが解決します。コンボ火力は低めになりますが、ぶっぱなしや単発確認からのゲージ技でのダメージは最強。テンションMAX時に上手く叩きこめばワンチャン即死も狙えます。

▲H蓮で弱ヴェノム・トリガー(1)>サンダー・セプターはQ美琴に対してこのダメージ!根性補正次第ではワンチャン即死!ドッシリ構えて一撃必殺が好き…そんな貴方にハードスタイルおすすめです。

オムニアスタイル

新スタイルとなるオムニアスタイル。攻撃力・体力のステータスが高めで自動回復も優秀で、バーストゲージの最大値が他スタイルの倍である400%まである。初心者にもオススメのスタイルと言えそうです。

最大値400%のおかげでゲージが腐り辛いのが強みです。ゲージが溜まるころにはこっちの体力も減っており、イコール根性補正(攻撃力UP)が乗りやすい……つまり、溜まったゲージでなんとなく強化必殺技をドカドカ撃つだけで減る強いサイキョ。

また、通常必殺技でのガードキャンセルが可能という点もめちゃくちゃ強力で、ボタン同時押しで必殺技をすごいカジュアルにガーキャン無敵技やガーキャン突進技が繰り出せます。「ガードさせて5分」みたいな技もオムニアスタイル相手には無力。空中必殺技でのガードキャンセルも出来るので、このゲームの常套手段である「昇りハイジャンプJL>下りJH」といった連係も簡単に反撃できます。クロックアップ・エマージェンシーモードが使えませんが、本作ではどっちも弱体化してるのでそれほど致命的ではなさそうです。

▲バーストゲージ最大値400%と無料ガーキャンが強いオムニア。小難しいことはすべて捨てた……シンプルいずベスツ。

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しゃんでりけ

『ファントムブレイカー』仙人を名乗る雑食格闘ゲーマー。『冬劇2019』のあすか120%Special2位や、evoJapan2020のアドヴァンスドヴァリアブルジオ2で5位などの不思議な実績を持つ。ふらりとマイナー作品に出掛けては仕様を悪用したテクや、バグ技を見つけて遊んでいるうちに全キャラ使えるようになって帰ってくることが得意。メインキャラを聞かれるとだいたい答えられない。

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