【超オススメ】イカサマ麻雀ゲー『つーじゃんせる!!』がアツい!オンライン対戦で待ってます!

『つーじゃんせる!!』という麻雀ゲームをご存じですか?
本作は、『ギルティギア』シリーズなどの格闘ゲームを手掛けるアークシステムワークスから発売された麻雀ゲームです。

■タイトル:つーじゃんせる!!
■プラットフォーム:プレイステーション4
■プレイ人数:1人(オフライン) / 2~5人(オンライン)
※オンラインは観戦者込みの人数です
■配信日:2022年11月24日(木)
■価格:2,490円(税込)

▲『つーじゃんせる』は現在セール中!興味のある方は、お手頃価格のこの機会に!

麻雀ゲームなのに、ストアのページを見てみると「対戦バランスは、アークシステムワークス格闘ゲームチームが調整に協力」とか書いていて意味がわからない。
でも、格闘ゲーマーって麻雀好きの人が多いですよね、ということで購入してみたところ、見事にドハマり。
私、しゃんでりけは、Discordサーバーを立て、身内に布教、大会を開催!というところまでエスカレートしております。

本作は、「パートナーAIとタッグを組んで、相手プレイヤーと1VS1で闘う」ゲームです。
麻雀を打ちたいが他のメンツが足りない」という経験は誰しもあると思うのですが、「つーじゃんせる」なら対戦相手が1人いれば麻雀が出来るんですね。

さらに、オンライン対戦に対応し、しかも快適なプレイが可能。
コンシューマーの麻雀ゲームとして「あるようでなかった」ところを突いてきた作品というわけです。
今回は、本作の魅力をゆったりとご紹介していきます。

『つーじゃんせる!!』とは

本作は「超能力がぶつかり合う、ルール無用の麻雀バトル!」。つまり、さまざまなイカサマを駆使して相手をわからせる麻雀ゲームです。イカサマ超能力である「キズナトリック」と「エクストリームスキル」というやつを駆使して戦うのですが……、これが本当に酷い(誉め言葉)。キズナトリックは「パートナーと手牌を交換する」とか、「次局の配牌がテンパイ状態から始まる」といったイカサマだけどイカサマ麻雀ゲームとしてはよく見る能力が多め。そして、エクストリームスキルは「上家以外からチーが可能になる」とか「鳴いていても面前扱いになる(リーチが打てるし喰い下がりもなくなる)」とか「点棒が減らなくなる」とか「リーチしてから経過した手番の数だけ翻数が増加する」といったスゲェ能力が揃います。アークシステムワークスといえば、格闘ゲームでぶっとんだ性能の技を付与してユーザーを気持ちよくさせることで有名ですが、麻雀ゲームでもそうなのかい……?

▲「上家以外からチーが可能になる」「鳴いていても面前扱いになる」などの鳴きに特化した能力を持つ「氷雨 霧(みすと)」。このアガリ形にはこのゲームの面白さが詰まっています。

▲ドラと判定される牌を増やしたりドラの翻数を2倍にしたりする能力を持つ、「夏恋=ヴァージンヴォルツ」。一見するとリーチドラ3ですが、鍛えられたつーじゃんせらーにはこの手がちゃんとドラ24に見えます。

このハチャメチャなイカサマ麻雀に「パートナーAIとタッグを組んで、相手プレイヤーと1VS1で闘う」という要素が加わることで、闘いがより華やかに奥深くなります。つまり、プレイヤーとパートナーAIで超絶イカサマ連携を決めろ!みたいな感じです。
勝敗は「対局終了時の1位が居る方の陣営の勝ち」というルールで決まり、ランクマッチ(段位戦)やストーリーモードは全てこの形式で行われます。麻雀ゲームとしては珍しい仕組みですが、これがハマると面白い。ちなみに、「6キャラのうち4キャラは何らかのトリックでパートナーの手牌を覗くことが出来る」ため、「この牌鳴けるか!?」「へへ、任せてください!」といった誰もが一度はやってみたい一人芝居チームプレーを手軽に楽しむこともできますよ。

運ゲー!……かと思いきや

いわゆる超能力麻雀なので、上で書いたようなハチャメチャな理不尽の押し付け合いはつーじゃんせるの分りやすい魅力です。相手がいくら麻雀がうまかろうが、現代麻雀において如何にリーチと牌効率が重要視されていようが、ハチャメチャに巻きこんで勝てることも。でも「運ゲーなんでしょ?」と言われると「違うんです」と答えたい。実際、運とイカサマが凄まじいシナジーを生み、爆速で勝敗が付く場合もありますが、ある程度数を重ねると実力差が出てくるのです。
そして、このゲームならではの戦術やかけひきも確かに存在します。わかりやすい部分では、「パートナー毎にAIが異なる」という要素は戦術やかけひきを組み立てるうえで避けて通れない要素です。

▲キズナトリックでダブリーの配牌を召喚し、上家のパートナーが1巡目に切った南を拾って「ツモ」。地和!この時の苺ノ瀬ハルちゃんのドヤ顔と「これぞ、麻雀部魂!」という台詞が今でも忘れられません。相手がどんなに麻雀が上手かろうが関係ないというシーンもしばしばありますが、完全な「運ゲー」というわけではないのです。

たとえば、リーチが好きという設定を持つハルは、役牌の対子を持っていようが相手からリーチがかかっていようが真っ直ぐに手を進め、自らリーチを打とうとします。速攻派の設定を持つ霧(みすと)はデキ面子だろうが鳴いて手を晒すし、染め手指向の嵐々は手の中の半分くらいしか染まってなくても一九字牌から鳴いていくこともあります。こうした特性を活かしつつ、場をコントロールするプレイが求められるんです。さらに、パートナーに対して、「速攻」「連携」「援護」の3つの作戦を随時指示することも可能で、この作戦の効果がパートナーによって微妙に異なるのも奥深い要素です。パートナーのやりたいことを理解しつつ、時には指示でその行動をコントロールし、狙いの連携に持ち込むというのが本作のセオリーになってきます。これができるようになると『つーじゃんせる』の虜です。

たまに「何やってんだアイツ!?」と言いたくなる暴挙に出たり頭ハネをかまして来たりする事もあるパートナーですが、慣れればそんなところも理解できるし愛せるようになってきます。上手くいかない事もある分、連携できた際の気持ちよさはヒトシオです。

このほかにも、格闘ゲームの「コンボ」や「ゲージ管理」に通じるような戦術や、相手のトリックへのカウンターテクニックなども多数。ここらへん説明すると完全なるオタク向け記事になってしまうので今回は割愛しますが、自分のパートナーの性質を知り、対戦相手のパートナーの性質を知り、対戦を重ねていくことでどんどん広がっていく本作ならではの戦術は、ここでしか味わえない爽快感に溢れています。ちなみに我々の対戦では、新たなキャラを練習したり、トレモで新コンボを練習したりして「よっしゃ仕上がった!かかってこいや!」とかやっているのですが……。このように自信マンマンで対戦に挑んでも、特に何も起こらずにあっさり東2局くらいでショられたりするのも面白いところ。「おかしい、こんなはずでは」みたいなのを何度も繰り返し、楽しく本作を遊んでいます。

奥は深いけれど、お茶目な運ゲー要素もアリ。このバランス、かなり絶妙だと思うのです。ランク上位のそれなりの強者であっても勝率が60%くらいになってるのが、本作が「良調整」の証でしょう。勝ったり負けたりしつつ、『つーじゃんせる』を楽しんでいきましょう。

▲一人用モードも充実しているので、いきなり対戦は怖いという人も安心してください。やたらセンシティブなキャラクターデザインも見どころのひとつです。

セールを記念して、アークシステムワークスさんで社内トーナメントが開かれるそうなので、お時間のある方はこちらも是非。『つーじゃんせる!!』ならではのアツくて笑える試合も見られるはず。
そしてなんと、わたしの主催している大会のほうに「公認」をいただきました!(なんだか大事になってきたな……)
本日、次回の大会説明をさせていただく配信を行うので、こちらも興味のある方は是非ご覧になってください。

●筆者の主催した大会

●『つーじゃんせる!!』非公式Discord(気軽に参加してくださいね):https://discord.gg/6nbDcpsSRE

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しゃんでりけ

『ファントムブレイカー』仙人を名乗る雑食格闘ゲーマー。『冬劇2019』のあすか120%Special2位や、evoJapan2020のアドヴァンスドヴァリアブルジオ2で5位などの不思議な実績を持つ。ふらりとマイナー作品に出掛けては仕様を悪用したテクや、バグ技を見つけて遊んでいるうちに全キャラ使えるようになって帰ってくることが得意。メインキャラを聞かれるとだいたい答えられない。

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