『ファントムブレイカー:オムニア』はシステムの数がめちゃんこ多いため、格ゲーに慣れた方でも「多すぎて意味がわからん」という状態に陥りがちです。
そういった方の一助となるよう、本記事を用意しました。
シリーズ未経験者の方が、全部覚えるとなると相当なお勉強レベルになるので、ひとまず記事をさらりと一読して”『ファントムブレイカー』の雰囲気”を掴んでもらえると幸いです。
理解しようとしなくても大丈夫です!
本作を遊ぶ場合にまず重要なのは、”ほかの格ゲーで覚えた常識を忘れる”こと。
これはただの格ゲーではない……これは『ファントムブレイカー』!である。
(文:しゃんでりけ/編集:Goziline)
※操作方法はテンキー表記です。察してください。
各種ゲージ解説
①体力ゲージ
お互いの体力を示すゲージ。
②ヴァイタルチャンバー(回復可能体力)
体力ゲージの赤い部分。いわゆる回復可能な部分で、時間と共に自然回復する。後述するオーバードライブの発動で回復できる。
被ダメージの何割が赤ゲージになるかは技によって異なる。
③スタイル
キャラ選択時に3種のスタイルを選べ、それによってキャラ性能や使えるシステム、ステータスなどが変化する。
Q:クイック、H:ハード、O:オムニアの3種。詳しくはまた別の記事で!
④テンションゲージ
タイム下にある左右両方から溜まる謎のゲージ。実は共有ゲージで、最大まで溜まるとブオンの音と共に一定時間のあいだ攻撃力アップ、バーストゲージが半分まで自動回復する。ゲージが溜まる条件は攻撃、ダッシュ、相殺とアクティブな行動をするほど溜まっていきます。
このテンションMAX状態の何がすごいかというと
テンションMAXでファントムブレイク(超必)をブチかませば体力7割~10割消し飛ばします
これがファントムブレイカーの華とも言える逆転性の高さを支えるシステムのひとつです。超絶大事なので対戦中は必ず意識しましょう。
ちなみに、1試合中にテンションMAXになるたびに効果時間が延びていきます。つまり、試合後半は地獄の時間が長くなり、プレイヤーのテンションも高まっていくことでしょう。開幕テンションMAXファントムブレイクを決めて、相手を絶望の底に叩き落すのだ!
⑤バーストゲージ
いわゆる、パワーゲージみたいなもの。強化必殺技、ファントムブレイク、オーバードライブなどなどを出すのに使う。攻撃を当てるなどだけでなく、ダッシュや相殺でも溜まる。行動によっては、オーバーヒート状態の赤ゲージになって一定時間使用不能になったりも。
本作から持越し制になりました。
基本システム解説
相殺
『ファントムブレイカー』らしさが詰まった超重要システム。最初に解説するってことはお察しください。
技や動作ごとに相殺判定が設定されており、相殺判定または攻撃判定がぶつかることで発生。相殺すると互いに攻撃判定の無効化・バーストゲージ&テンションゲージが大上昇し、通常技の相殺後は自由にキャンセルが可能です。
とにかくなんでも相殺するので、相手の飛び道具を通常攻撃で相殺して消したり、攻撃に対してダッシュで相殺して各種ゲージを稼ぎつつ窮地を脱したりと使い方は様々。攻撃判定より先に相殺判定が発生する技も多いので、自分のキャラの相殺技はチェックしておきましょう。
基本として覚えておきたいのは、通常技同士の相殺が発生したあとは「より速い技」を出すのがおすすめ、そのほかにはハイジャンプ(後述)で相手の技を避けるというのもいいでしょう。細かい駆け引きはいろいろあるので、後の記事などで解説する予定です。
歩き(4 or 6)
前後に移動します。前に歩くことでテンションゲージとバーストゲージを稼げるという仕様があるため、オタク化していくとこまめに使うポイントが増えるかもしれません。
ダッシュ(66)
前に素早く移動します。
ダッシュの出始めに無敵、持続中は一部に相殺判定あり。格ゲーの常識に縛られるな!ただ走るだけでも無敵になれるのが『ファントムブレイカー』だ!
歩き同様にゲージ上昇もありますので、微ダッシュでちまちまゲージを稼ぐのも大事です。なお、相手に接近すると裏回りする回り込みに派生します。
バックステップ(44)
後ろに素早く移動。無敵があります。が、ガードブレイク値が大きく減るというペナルティがあるため、多用は禁物です。
ジャンプ(7 or 8 or 9)
いわゆる通常のジャンプ。基本行動に見えて、後述のハイジャンプがやたらと強いため、実はあまり使わなくても良い……かも?
ただ、ガードブレイクを避けるために通常ジャンプを使っていく場合もあるので使わないわけではないです。
ハイジャンプ(2~7 or 8 or 9)
高く素早くジャンプする…だけに見えてファントムブレイカーの超重要システム。
なんと、ハイジャンプの出始めに無敵あります。飛ぶだけで無敵、これがファントムブレイカー!
立ち回りや防御にとにかく強いので、まずはハイジャンプを使うことを覚えましょう。ちなみにハイジャンプ中は左右入力で軌道を変えられるのもメリット。出始めの移動速度が速く、昇りでジャンプ攻撃を出すと慣性を利用して素早く接近できたりするなど攻めに使えたり。ガードブレイク値を少しだけ消費するというデメリットもありますが、最初は忘れましょう。
ハイジャンプがファントムブレイカーを支配するということは、これを対策することも“美しきデュエリスト”たちのストラテジー。次回以降の記事でここを掘り下げる予定です。
二段ジャンプ /空中停滞(ジャンプ中に 7 or 8 or 9)
2段ジャンプはクイック/オムニアスタイルのみ可能な行動でジャンプ中に再度ジャンプできます。ジャンプ後に左右入力で軌道変化が可能。クイックスタイルの方がちょっと速いです。
無敵のハイジャンプ~二段ジャンプで真上からめくり気味に飛び込む戦法は『ファントムブレイカー』の基本ムーブ。空中相殺や空中ガードの後でも二段ジャンプができるため、クイック/オムニアスタイルの生命線となるアクションです。
ハードは2段ジャンプができない代わりに、空中停滞で少し滞空時間を延長できます。
ガード/オートガード
立ちガード、しゃがみガード、空中ガードがある2D格ゲーです。また、本作はオートガードも採用されており、ニュートラルや2入力でオートガードできます。
めくりが苛烈でガードキャンセルが重要な本作では方向キー入力のガードはほぼデメリットしかないです。オートガードに慣れましょう。
ただし、オートガードであっても真上付近から攻撃されるとガード不能になります、Why? 無敵の“ハイジャンプ”や後述する“スリップシフト/プロテクション”で対応しましょう。
通常攻撃 ( L /M / H)
Lが弱攻撃、Mが中攻撃、Hが強攻撃です。地上ではLLL、MMM、HHHといった感じで3段まで専用の連打コンボがあります。
2段目・3段目は高速の中下攻撃が非常に多く、「は?ガードできんが?コントローラー壊れてる?」と思うかもしれません。が、落ち着いてください、これはファントムブレイカーです。あと、高速中下は実はいろいろ対処法があるので安心しましょう。
ハードスタイルはHHHの連打コンボのみ。LLLは無くてもあんまり困らなさそうですが、MMMが無いのがちょっと困ったりします。
単発の通常攻撃を出し続けてけん制するのも強いですが、連打コンボの1発目だけを空振って2発目だけ当てる、みたいな使い方もあります。
レバー入れ通常攻撃 (方向キー + 攻撃ボタン)
全キャラ共通で2L、6M、2M、6H、2Hのレバー入れ通常攻撃を持っています。
一部のキャラは6Lを持っており、空中レバー入れ攻撃を持つキャラもいます。ハードスタイルは専用で4Mを持っており、エンデやフィンの4Mなど、そのキャラの立ち回りが大きく変わるレベルの強力な技も多いです。
高速中下段が山盛りとってもカッコイイのが『ファントムブレイカー』のレバー入れ攻撃です。
ダッシュ攻撃(ダッシュ中に攻撃 or 攻撃ボタンを押しながらレバー 66)
ダッシュから攻撃する専用攻撃で、L・M・Hで技も変化。
必殺技とほぼ同じ扱いで、削りダメージがあったり、技によってはなぜか無敵があったりします。無敵のダッシュから、更に無敵のダッシュ攻撃が出てくるので誠にカッコ良いです。リバーサルやガードキャンセルダッシュから使っても強いですし、間合いを詰めながら攻撃できるためコンボの肝ともなります。
連続技で使うときなどは、ボタン押しながら66入力で出すと簡単。
投げ (相手に接近し 6 or 4+H)
ガードを崩します。弱攻撃ほどの発生で、仕掛けられた側も同じ入力で投げ抜けができます。
投げ自体の性能もキャラごとに異なるので、無料追撃できるキャラ、追撃にゲージが必要なキャラなど様々。あと、投げ漏れの6Hが中段だったり飛び防止だったりすることもそのキャラの戦闘力に大きく関わってきそうです。ちなみに、投げ失敗動作はあります。何を言ってるのかわからないかもしれませんがあります。
前作を知っている人の驚きポイントとしては、ボタン同時押しからコマンドが変更になりました。
空中投げ (空中で相手に接近し 6 or 4+H)
空中でガード崩せます。投げ抜け不能のため、空中ガードへの対策としてはかなり有効です。
地上投げと同じく投げ性能や、投げ不成立で漏れる技の強さもキャラによってまちまちです。防御手段としても有効で、空中ガードしてから空中投げで反撃するという行動もかなり強いです。
必殺技 (2 or 4 or 6 + SP/※L+SPで弱版 )
方向キー+SPボタンで必殺技が出て、さらにL+SPなら弱版で出せる。初心者も安心簡単設計。
実はクイック/オムニアとハードで性能が変化する場合があるので注意しましょう。
発生保証の飛び道具、超強い昇竜、めちゃ早い中段が簡単ワンボタンで出せまくります。空ぶっててもカウンターバーストなどでキャンセルできるのもとてもすごい。
強化必殺技(2 or 4 or 6 + H+SP/バーストゲージ100%消費)
バーストゲージを100%消費し、各必殺技が強化されます。
何が強化されるかというと、大体の技に無敵などのすごい特典が付きます。美琴のシャルフ・ゲシュリッフェン(対空攻撃)のような暗転後0F発生の空中ガード不能技や、蓮のヴェノム・トリガーといった暗転しない爆速の中段攻撃などゲージ消費という免罪符はあまりにすごいです。空中強化必殺技も、空中技なのにさも当然かのごとく空中ガード不能だったり……、対処法はやられたらやり返すことです。
ファントムブレイク
(クイック/ハードスタイルで H+SP/バーストゲージ200%消費)
クイック・ハード限定で使えるバーストゲージ200%消費の超必殺技。クイックとハードで技が異なるので、スタイル選択の重要な要素です。
ボタンをポンと同時押しするだけで超絶ウルトラあかん強い技が飛び出てくるうえに、ファントムブレイクに対しては200%持ってないとエマージェンシーモード抜けも使えないため、相手にゲージが200%貯まったらほぼ詰みみたいな状況もしばしば。
※エマージェンシーモードはコンボ抜け。通常100%から発動可。
オールレンジアタック
(オムニアスタイルでH+SP/バーストゲージ400%消費)
オムニアスタイル限定かつ全キャラ共通の超必殺技。発生が早く硬直がほとんどない相手サーチの弾をとてつもないほど飛ばす技。
暗転後の攻撃発生は少し遅いが、コンボ以外でも確定状況はたくさんありそう。なお、当たり方によってかなりダメージのバラつきが出る。
カウンターバースト
(ニュートラルSP/空中可/溜め版バーストゲージ50%消費)
出始めには無敵と相殺のある攻撃。ボタンを押し続けると上半身ガードポイントが付与される。
ガードキャンセルや必殺技のフォローなどで大活躍します。相殺が取れた場合はボタンを押し続けている間はいつでもハイジャンプ・ダッシュでキャンセルできるので、せっかく受け止めたのに空振りに硬直を刺されるなんてこともなく安心。
また、地上版はボタンを押し続けることでバーストゲージを50%を消費しガード不能になります。
リフレクション(攻撃を受ける直前にSP)
地上カウンターバースト(SP)の出始めで相手の通常攻撃を受け止めると、リフレクションが発動。相手のガードブレイク値を減らしながらのけぞらせることができます。
完全に読めてないと決まらないリスクの高い行動ですが、確定反撃できる防御行動としてはとても強いです。ゲームに慣れてきたら狙うのもいいかも。
空中カウンターバースト (ジャンプ中にSP)
カウンターバーストの空中版。リフレクションはないです。
全キャラ共通で出始めに完全無敵になります。単にコンボの締めで出したり、空対空でぶつけたり、ガードキャンセルで出してみたり、対空潰しで出してみたりと色々な使い方ができます。空振りすると着地硬直が生まれるので計画的に使いましょう。
カウンターバーストキャンセル
(クイック限定 カウンターバーストヒット時に ダッシュ、ハイジャンプ、バックステップ/バーストゲージ50%消費)
クイックスタイルでのみ可能。カウンターバーストヒット時にダッシュ、ハイジャンプ、バックステップでキャンセルできます。
主にコンボ用に使い、ゲージ消費のクールタイムとかはないので、使ったゲージをそのまま回収したりできます。クイックスタイルは基礎攻撃力が低いので、火力の底上げとしてガンガン使っていきましょう。ダウン中にあてて拾いなおしたりなんかもできたり。
オーバードライブ
(クイック・ハードでL+M/バーストゲージ100%以上で使用可能/全バーストゲージ消費)
己を強化するパワーアップ発動技。クイック、ハードのみ使用可能で、オムニアでは使用不能。バーストゲージ100%以上で発動可能で、その際に全ゲージを消費してしまう。
クイックスタイルのクロックアップは自分が加速する上に相手が鈍化する。また、キャンセルルートが解放され、同じ技でなければどの技にもキャンセルがかかるように。攻撃が全て強化必殺技扱いとなって攻撃力が上がります。
ハードスタイルのソリッドアーマーはキャラがのけぞらなくなるハイパーアーマーを付与する効果。発動中はガードができなくなり、攻撃が全て強化必殺技扱いとなって攻撃力が上がります。
また、共通のシステムとしてヴァイタルチャンバー(回復可能体力)が自然回復すること。クイックは若干の回復、ハードは高速回復とここでも差別化あります。
発動時のゲージ残量に応じて効果時間が変わるほか、攻撃を当てる事で効果時間が伸びるという仕様も。発動時に無敵があるため、立ち回りやリバーサルでぶっ放しも相当強いのですが、コンボに使ってダメージを取りながら体力回復するのがベストでしょう。キャラによってはファントムブレイクを使うよりオーバードライブした方がコンボダメージが高くなることも。
なお、発動後は一定時間バーストゲージが使えなくなる。
前作までクロックアップは使うだけで勝ち確となる状況が多くあり非常に強かったが、今作は若干マイルドになった模様。よかったよかった。
エマージェンシーモード
(クイック・ハードで2ヒット以上のやられ中にL+M/バーストゲージ100%以上消費)
ヴァイタルチャンバーとバーストゲージをすべて消費し、無敵になって相手を弾き飛ばすいわゆる、
バースト コンボ抜け。バーストゲージは全消費し、ヴァイタルチャンパーもほぼすべて消費してしまう。ただし、ファントムブレイク被弾時はバーストゲージが200%必要なので要注意。
発生がとても早く一部ロック技以外にはいつでも発動でき、発動後の硬直もないため、確実に切り返すことが出来る。発動時の衝撃波を当てない様に使って確定反撃を取るような使い方もできるなど強力。
ただし、使用後のバーストゲージのクールタイムがとんでもなく長いため、そのラウンド中はバーストゲージがほとんど使えないような状況となる。使わされたら負けが近いです。また、今作ではバーストゲージはラウンドを跨いで引き継ぐため、使いどころは考えましょう。
クリティカルバースト
(テンションMAX時にカウンターバースト最大タメ/バーストゲージ全消費)
強力なガード不能攻撃で、バーストゲージを全消費する。自分のバーストゲージ残量に応じて威力が変動し、一撃で体力7割以上を持っていくこともザラ。
カウンターバースト自体にテンションを上げる効果もあるため、テンションゲージがMAXになる直前などに相手の意図せぬタイミングで発動できれば一瞬で決着をつけられることも。わかってても対処をミスると普通に食らって粉々になります。
スリップシフト(クイック・オムニアで相手の攻撃に合わせて6)
『ファントムブレイカー』の柱のひとつと言っても過言ではない防御システム。
上中下段・ガード不能に関わらず攻撃を無効化できるため、中下段が苛烈なこのゲームでは大活躍します。オートガードがあるので、短く前を押してニュートラルに戻せば、狙ってもわりとリスクは低めです。リバサで避けを入力して更にハイジャンプで逃げ、なんていうテクニックもあります。
ハードのプロテクションと違ってスリップシフトは発動後も無敵が続くため多段技や飛び道具に対して強いという差があります。ガード代わりにレバーを前に入れるのが一流のデュエリスト。そんな一見すると完全無欠の防御手段のように見えますが、投げや遅らせ下段に弱いです。あとガードブレイク値が少しだけ減少します。
プロテクション(ハードで相手の攻撃に合わせて6/空中可)
ハード時限定の超絶防御システム。これも『ファントムブレイカー』の柱のひとつと言っても過言ではない防御システム(再掲)
スリップシフトよりプロテクションの方が有利時間が長く、空中でも使えるという利点があります。スリップシフト同様に強いので狙っていきましょう。要は超強いブロッキング。
ガードキャンセル (ガード中にガードキャンセル可能な行動を入力)
ファントムブレイカーの柱のひとつと言っても過言ではない防御アクション(再掲)。
ガード状態をキャンセルして多彩なアクションを出せます。スリップシフト、プロテクション、強化必殺技、ファントムブレイク、カウンターバーストがガードキャンセル対応。クイック/オムニアスタイルでは更に立ちガード時のみダッシュ、バックステップ、ハイジャンプでのガードキャンセルが可能です。また、オムニアスタイル限定で通常必殺技でのガードキャンセルが可能。これはやばい匂いがします。
ガード中でもめちゃくちゃ動けるのが『ファントムブレイカー』……むしろガード中にできない行動の方が少ない気さえします。「これ永久連続ガードなのでは?」みたいな連係が多い本作の熾烈な攻めを凌ぐためには必須のシステムと言えるでしょう。
逆に攻める側はガードキャンセルされることを意識していないとガーキャン強化必殺技などで簡単に確定反撃を喰らいます。ガードキャンセルを読んで無敵技やカウンターバーストで撃退できるようになればあなたも立派な美しきデュエリストです。
キャンセル
通常攻撃は強度の高い攻撃へと繋げられ、必殺技(ダッシュ攻撃含む)・ジャンプキャンセルなどにも繋がる。また、必殺技から強化必殺技・ファントムブレイク・オーバードライブなどにもキャンセルできる。また、このゲームの特徴としてヒット・空振りに関わらず同タイミングでキャンセルできます。ただし、地上通常攻撃からのジャンプキャンセルだけは空振りではできない。
受け身(空中やられ中にボタン)
空中で受け身を取ったり、地面や壁に叩きつけられる直前に受け身ができ、無敵状態になります。何もしなければ着地まで無敵だけど、空中行動すると無敵が切れるタイプです。
地面や画面端の壁への叩き付けにはダメージがあるので、必死に受け身を取りましょう。意外と難しく、受け身失敗でKOは日常茶飯事です。受け身を取った場合、空中で再行動しない限りは無敵となります。
なお、空中やられ中に画面端の壁に触れると即受け身できたりします。ファントムブレイカーの伝統です。
特殊システム
根性補正
こちらもファントムブレイカーの肝である逆転性の高さを支えるシステムの1つ。
体力が減るとなんと攻撃力と防御力が上がっていきます。根性値と聞くと防御力が上がると想像しがちですが、攻撃力も上がるのが特徴です。
「瀕死に追い込んだ!」と思いきや、そこに立ち上がるはさきほどまでとは比べ物にならんレベルに強化されたド根性デュエリスト。うっかり1コンボ食らう→体力半分消し飛ぶ→起き攻め→気絶→死、というのはこのシリーズの風物詩です。なので、訓練されたデュエリストは“ギリギリまでわざと攻撃を食らって火力を上げる”ということを平然としてくるぐらいには重要なシステムなのです。
また、体力が残り少なくなるとバーストゲージとヴァイタルチャンバーが自動回復するようになります。倒し損ねた場合に相手に根性補正があるからと引き気味に闘うとかえって不利になるため、腹を括って攻め込まねばならない場面も多いです。開発者は言っています。逃げるな!戦え!
「手負いの獣には気をつけろ」という教訓を痛いほどわからせてくれるいいゲーム、それがファントムブレイカーです。ファントムブレイカーから逃げるな!
ガードブレイク
ガードブレイクは防御行動へのペナルティシステム。ヴァイタルチャンバーを全て失い無防備な状態となるため非常に危険です。ガードブレイクが近くなるとガード時のエフェクトが赤くなります。
なお、ガードゲージは一部アクションでも減少するため、ガードキャンセル・バックステップ・ハイジャンプを繰り返すとガードブレイクしやすくなります。
気絶
攻撃を受け続けると気絶値が蓄積して強制ダウンし、気絶します。起き上がりは長時間無防備になりコンボ補正も切れるため、気絶したら大体負けが確定します。
気絶値は見えませんが、気絶が近くなると体力バー横のキャラクターの顔が黄色く点滅しはじめます。気絶値は時間とともに回復しますが完全に回復するのは困難なので、黄色く点滅したら「我が頭上に死兆星が!」と覚悟し一生懸命闘いましょう。

しゃんでりけ

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