【BBTAG】一皮剥けたいブレイブルークロスタッグバトル講座~攻め編~

公式大会はワレン&ブレイクで挑みましたがニューに触れることができないまま一回戦でザコ死したザコジマです。いよいよ追加キャラも開放され、本格的BBTAGを始めたくなってしまった人も多いのではないのでしょうか?ということで初中級者の方へ向けたBBTAG講座攻め編、いってみましょう!

△19日に第2弾DLCの7キャラが一気に追加されもう誰が強いのかわけがわからなくなってきたBBTAG。今から始めても一瞬で追いつける格ゲーは本作くらいだと思います。じゃあいつ始めるの?今夜でしょ。

オタクバー対を学ぶ

攻め方や崩し方を覚える前に、本作におけるバースト対策を理解しておく必要があります。このゲームはクロスゲージを2本使用して発動できる“クロスバースト”というコンボカットシステムが搭載されており、コストとなるクロスゲージは開幕MAX状態。空っぽになっても10秒くらいでホイホイと溜まるのでどれだけコンボウマ男になったところでカットされてしまいます。しかしこのクロスバースト、反応さえできればワンボタンでさらにダメージを奪うチャンスとなります。知ってると知らないじゃ天地の差が生まれてしまうバースト対策方法を早速伝授します。

バーストに合わせてサポートを呼ぶ

巷で最も広まっているバースト対策(以下バー対)がコレです。やり方は相手のクロスバーストが見えた瞬間にサポートボタン(R1)を押すのみです。クロスバーストは着地後に被カウンター状態の硬直があり、サポート呼び出しは出現するまで完全無敵となっているため、落下をかわしつつサポートの攻撃を当てることでバー対が成立します。百聞は一見にしかず、動画にてチェックしましょう。

△クロスバーストのエフェクトが見えたらすかさず反応してR1を押してみましょう。メインキャラは踏まれますがサポートの攻撃がヒットします。入力が早すぎるとサポートもろとも踏み潰されてしまうのでなるべく引きつけてからサポートを呼ぶのがコツです。Nサポが追撃しづらいキャラは4サポにする必要があるので、難易度が少し上がります。

このバースト対策テクニックができるかどうかでオタク度が計れるため、BBTAGプレイヤーの間では『オタクバー対』と呼ばれています。本来はコンボカットされて相手のターンになるところが、クロスゲージを消費させてかつ追加ダメージも期待できてしまうオタクバー対。どうやら極めるしかなさそうです。

<オタクバー対(バー対サポ)のコツ>
1、相手のクロスゲージが2本ある際は常にR1に意識を割いていつでも押せる準備をするべし
2、クロスバーストのエフェクト(相手チームのカットイン)が入ったら、なるべく引きつけてからR1または4+R1ボタンを押すべし
3、クロスバーストを食らった後の受け身は前受け身するべし

△コツはとにかく相手チームの「CHANGE!」に注目することです。自分がバーストする際も相手がサポートを使うまではバーストはなるべく我慢しなくてはなりません。ただしコンボを完走されたら一人落ちてしまう場合などクロスバーストしなければならないケースもあります。相手がオタクじゃないことを祈りましょう。

その他のバー対

その他、実践で狙えるバー対方法に各キャラのしゃがみB等などに付与されている頭無敵技で撃退する方法があります。頭無敵以外にも逆ギレなどの全身無敵技や、超必殺技による無敵時間を利用してクロスバーストで出てきたキャラを吹き飛ばすことが可能です。ただしこれらはバーストされる前の攻撃をキャンセルして2Bや逆ギレ出す必要があるためタイミングによっては失敗するケースも多いことを理解しておきましょう。

△頭無敵技によるバー対はコンボレシピの一連の中に組み込むことで自然とバー対になることが多く、ワレンシュタインやジンなどは積極的に2Bを組み込むことで自動バー対となるのを覚えておきましょう。逆にやられている側はサポートに合わせてバーストをしたつもりでも頭無敵技でバー対される可能性があるので気をつけなければなりません。

BBTAG攻め方

バーストに対する知識を踏まえた上で、攻め方を説明していきます。序盤戦はパートナーがお互いに生きている状態なのでパートナーによるサポート攻撃をどれだけ活かせるかが勝負のカギ。BBTAGの基本的な攻め方3パターンを紹介します。

1、飛び道具+サポートで逃げ回る戦法
 遠距離からとりあえず飛び道具系の6サポートを撃って自分の飛び道具やリーチの長い通常技でフォローする“ガン逃げ”の戦法。動きの遅い相手や飛び道具を持たないインファイターには特に有効な戦法でワレンシュタインやゴルドーはこのスタイルに苦しむことになります。

<ガン逃げスタイルおすすめキャラ>
ニュー、レイチェル、ジン、Es、プラチナ、アイギス、雪子、直斗、バティスタ、ブレイク

△メインキャラが飛び道具を持っている場合は、6サポート→飛び道具とばら撒いているだけで接近し難い連係を組むことができます。追加キャラのバティスタやアイギス、直斗なんかも飛び道具がめちゃ強いためこのスタイルが可能です。

2、飛び道具系サポートを撃ってから接近するパターン
 立ち回りで飛び道具系の6サポートを出してからメインキャラで触る”攻め”のスタイル。端~端まで届く飛び道具系サポートを盾にしつつメインキャラで崩しにいくよくある戦い方。ジンやニューなどの6サポートは発生保証が早くからついており特に強力です。

<おすすめ飛び道具系サポート(6サポ)キャラ>
ジン、ニュー、Es、ブレイク、バティスタ、ハイド、ルビー、直斗

△飛び道具系サポートで相手の動きを押さえ込みつつ、メインキャラで択を仕掛ける戦法。特にスピードタイプのキャラクターをメインに置いている場合はこの戦法と相性が良く1番人気キャラのルビーはひたすら飛び道具サポートからゴリラしてきます。

3、突進技や移動技からサポを出して固め継続パターン
 移動技や真横に突進する技などから突進系or飛び道具系サポートでフォローしつつ固めを開始する”荒らし”のスタイル。メインキャラの突進技が強ければ強いほど相性がよく、いきなり試合が動き出します。立ち回りとか無視して強い技でオラつきたい人向け。

<おすすめ突進系キャラ>
ラグナ(ヘルズファング214+A)、アズラエル(グスタフ236+A)、ハクメン(紅蓮214+B)、鳴上(電光石火214+B)、直斗(二連牙236+B)、オリエ(ディバインスラスト236+BorC)、ゴルドー(グリムリーパー236+AorB)、ワレンシュタイン(アイゼンネーゲル236+A)、ブレイク(デュアリティストライク214+A)、ヤン(214+A)

△本来は硬直の大きい突進技をサポートでフォローしつつメインキャラで再び固める戦法。簡単で強力ですがアクティブサポートを使うためクロスゲージの残数に注意が必要です。

上記の戦法3つの内、1つでもできるチームであれば十分に立ち回れるでしょう。あとは好きなキャラクターを使ってメインキャラと相性の良いパートナーを選べばBBTAGの世界が堪能できるかと思います。

時間のない人、簡単に勝ちたい人へ

おれはもっと簡単に勝ちたい!気持ちよくなりたいんや!というプレイヤーにおすすめの戦法がゴジラインでも以前紹介した逆ギレサポートです。これはサポート(R1or6+R1)を押してからリバーサルアクション(A+D)をずらし押しすることで本来ガードされたら反撃されてしまうはずの硬直をサポートでフォローするというテクニックで、組み合わせによってはヒット時はコンボ始動になってガード時は有利フレームが取れるというとんでもない性能に変化します。ただし、全てが空振ってしまった場合はハッピーバースデー(サポートが巻き込まれて同時に反撃されてしまう現象)される危険を伴う上に、脳死行動のためゲームが下手になる点に注意しましょう。

<相性の良い逆ギレサポメンバー>
逆ギレ側:ラグナ、ジン、ニュー、ハザマ、ルビー、ブレイク、完二、バティスタ(随時追記)
サポ側:ラグナ(6サポ)、ジン(6サポ)、Es(Nサポ)、ワレン(6サポ)、ゴルドー(Nサポ)、鳴上(6サポ)、花村(6サポ)、直斗(Nサポ)、(随時追記)

△本作で最も今夜勝ちたい向けのテクニックがこの逆ギレサポです。使いすぎると本当に頭が悪くなるので、使用上の注意をよく読み、用法・用量を守って正しくお使い下さい。

さらに上を目指したい人へ

ここまでは今夜勝ちたい人向けの戦い方でしたが、ここから先はこれから先も勝ちたい人、オタクへの入り口です。向こう側へ行くためにはこれまでのサポートを絡めた行動にアクティブチェンジ(パートナー呼び出し中にDボタン)を加えましょう。アクティブチェンジを使った例として固めと崩しを兼ねた強力な連携を紹介します。

△アクティブチェンジを使った連係はタッグ感がすごく一気にオタクに近づけます。まだまだ使いこなせてないプレイヤーが多いテクニックなので今のうちに練習して差をつけていきましょう。

めくりサポート&アクティブチェンジ

一部キャラには相手の背後に回れる移動系必殺技やダッシュをもっていますが、裏に回ったと同時にサポートを出せばいとも簡単にめくり攻撃を仕掛けることができます。また、めくりサポートがガードされてしまった後も、サポート攻撃の硬直中にチェンジボタン(x)を押すことで瞬時にキャラの入れ替えが可能なので、チェンジボタンと同時に必殺技を入力しておくことで表裏択を仕掛けることができます。文字にしてもわけがわからないのですが、動画で見れば一目瞭然なので要チェック。

△1つ目は相手を貫通するブレイクサポートを使った崩し。ブレイクのNサポートをガードさせさえすれば続くワレンの攻撃で表裏択を仕掛けることができます。次の鳴上と花村の連係はほとんど見分けがつかない表裏択。ムーンサルトのタイミングで裏と表の二択になります。3つ目のルビー&ニューの連係は、ニューのアクトパルサー(攻撃中に66)でルビーの6サポがまずめくりガードになり、アクトパルサー後の派生スパイクチェイサー(214+A)中にチェンジボタンを押すタイミングでさらに表裏択がかかります。実践でやられたらもはやガー不です。

<サポートと挟み込める(相手の裏を取れる)キャラクター>
ニュー(アクトパルサー)、アズラエル(前ステップ)、獣兵衛(前ステップ)、花村(ムーンサルト)、直斗(前転)、リンネ(前転)、オリエ(236+C)、ルビー(214+BorC)、ブレイク(214+A)

コマ投げ&アクティブチェンジ

先程はめくり連係でしたが、次のはコマンド投げとアクティブチェンジを組み合わせたテクニック。コマンド的には214+DずらしBとボタンをずらし押ししてコマンド投げを入力するだけなのですが、通常はキャンセルサポートなどで追撃できないはずのコマンド投げが先行チェンジしておくことにより追撃可能となってしまいます。さらに逆ギレで暴れられている場合、コマンド投げしたキャラに対してヒットしますが、すでに交代済みのキャラクターは動けるためフルコンで反撃できます。

△コマンド投げとアクティブチェンジを組み合わせたインチキ連係。ひと目見ただけで強いとわかるやつです。先日行われたBBTAG公式大会で優勝者の剛田選手もフィニッシュブローとして使っていました。今後コマ投げキャラが現れるたびにコレ系のテクニックが見つかると思うので楽しみです。

防御的なサポートの使い方について

ここまで色々なサポートの使い方を紹介してきましたが、ここ最近になって注目されているのが4サポートです。リーチは短いものの発生が早めに設定されており、上方向に強く、サポートが帰っていくまでが早い、という性能のためオタクバー対用に主に使われていましたが、ここに来て超強い4サポが数名居ることがわかってきました。主な使い方としては相手のジャンプが見えたらそれに合わせてジャンプしつつ4サポを放つ、というもの。空中ガードをしながら出せばほとんどノーリスクで相手を迎撃できるので必須テクニックになりそうです。

<超強い4サポを持つキャラクター>
ジン、リンネ、ルビー、バティスタ(随時追加)

△ジンの吹雪は発生までが早く、攻撃判定も広いので相手のジャンプを見たら撃っていいレベルで強いです。全体モーションもスマートなのですぐに去っていくためハピバされづらいのも強い点。個人的最強サポの一つです。

また、サポート攻撃の特殊な使い方として、本来は反撃できない攻撃に対する反撃技として活用することもできます。具体的な例はレゾナンスブレイズ中のジンのDD凍牙氷刃。この技は本来無敵時間が長く反撃しようとしてもお互い空振りになるケースが多発していたのですが、サポートの出現時間までの無敵を使うことでいとも簡単に反撃が可能となります。知っていると知らないでは勝敗に大きな差が出るポイントなので覚えておきましょう。

△レゾナンス中の凍牙氷刃はとんでもない無敵時間とスマートな全体モーションのせいで後光りで対応することが難しいスゴ技の一つですが、ガード中にサポートを押しっぱなしにするだけで反撃してくれます。こちら側が一人のときはおとなしく現実を受け入れてガードしましょう。


ということで防御編、攻め編、2回に分けてお送りしたBBTAG講座でした。基礎的なことは詰まっていると思うので後は各キャラのコンボレシピやクロスコンボを詰めていけば一流のBBTAGマンになれると思います。先日19日に新キャラが7人も追加されて一気に情勢が変わったBBTAG。最近格ゲーやってないなー、という人や何か新しくやり込める格ゲーない?という人にはもってこいのタイトルだと思うのでぜひ今日からでもプレイしてみましょう!

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ナカジマ(コイチ)

ナカジマ(コイチ)

twitter ID:@koichinko
あらゆる格闘ゲームを雑然と遊ぶ浅葉の悪友。
『ギルティギア』シリーズ等、アークシステムワークスの作品では有名プレイヤーとして名を馳せる。密かに、第三回TOPANGAチャリティーカップ『スーパーストリートファイター4』で優勝という実績も。
ソニーコンピューターエンターテイメント主催のイベント”闘神激突”では、格闘ゲームの強いおっさん”闘神”として、『ギルティギアイグザードサイン』で鮮やかなネタ殺しを披露した。

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