いぶき追加の報を聞き、音速で家に帰ってきた社壊人・浅葉がお届けします。
ナカジマは今日何かのイベントらしく、「なるべく早く攻略があるほうが嬉しいよね」などといっており、一人攻略タイムアタックのような様相を呈しています。
さて、今回紹介するのは7月1日のアップデートで追加されたいぶき。個人的にも凄く大好きなキャラクターで、『スト4』の頃はダウンさせて、苦無を重ねて、おれもあなたもわからない!みたいな起き攻めを楽しんでおりました。しかし、今作は起き上がり関連のシステムが変化したうえ、苦無にも弾数制限がつくなど、闘い方が大きく変化しています。記事を書くためにプレイしてみた限りでは、かなりテクニカルなキャラクターに感じましたが、そこは”キャラクター愛”でカバーしていきましょう!
いぶきは近距離でのターゲットコンボと投げを使い分けたガードの揺さぶりを得意とするキャラクターです。まずは、近距離に近づくための布石となる動きを覚えましょう。
地上ではしゃがみ中P、しゃがみ中K、3+中K、6+強Kの先端を使って、地上の相手にプレッシャーをかけていきましょう。6+強Kはクラッシュカウンター対応技で、ヒット時は雷打等で追撃が可能。ガードされた場合は、-3フレームの不利を背負いますが、先端付近であれば反撃をうけにくいので非常に強力なけん制技として機能します。Vスキル天雷も、横方向への攻撃範囲が広いため、こちらも混ぜていくと的を絞られにくくなります。
また、相手を足止めする技として、しゃがみ強kも覚えておきましょう。この技はガードされると確定反撃を受けるものの、クラッシュカウンター時は、先端からでも立ち中p×2からジャンプ中kのめくりと、昇りジャンプ弱空無(正面)を使い分けたガード方向のわかりづらい攻めをしかけることができます。めくりジャンプ中Kのほうは完全に重なっているわけではありませんが、対の選択肢の弱苦無が重なっているので、相手にとっては対処の難しい攻めになっています。
地上技を相手に意識させておけば、空中からの攻めが仕掛けやすくなるはず。空中からは、ジャンプ攻撃以外にも、苦無をうつことで相手の対空迎撃のタイミングをずらすことができます。EX版苦無はヒット時は雷打、ガード時はいぶき側が先に動き出せるようになっているので、ローリスクハイリターンな接近手段として重宝します。通常版の苦無も、うまく持続部分を当てることができれば、ガードされてもいぶき側が先に動き出すことができます。
近距離に近づくことができたら、しゃがみ弱K→立ち弱P、【立ち中P→立ち弱K】のコンボと投げを使い分けて相手のガードを揺さぶりましょう。通常技からの奇襲として、キャンセルで中霞駆けを仕掛けて裏周りを狙うのも有効です。
また、カウンターヒットを見込める場合は、立ち中P(カウンター)→【立ち中K→しゃがみ強K→立ち強K】のカウンター限定コンボを狙うのも戦術のひとつです。また、打撃の選択肢をガードされた場合は、キャンセルでEX(弱中同時押し)苦無を打ち出すのも有効です。地上のEX苦無はガードされてもいぶき側が先に動き出せるため、容易に攻めを継続できます。
前方投げは、決めたあとにすぐ復帰されてしまうため、起き上がりを攻めたい場合は後方投げも混ぜていきましょう。後方投げからは、ダッシュ立ち中Kが相手の起き上がりに重なります。ここでヒット確認できれば、【中K→しゃがみ強K→立ち強K】のターゲットコンボを決められるので、見返りが大きい選択肢になっています。
【立ち中K→しゃがみ強K→立ち強K】のターゲットコンボは、ヒット時のみ霞駆けでキャンセルが可能です。画面中央では中の霞駆けをかけておけば、相手の着地を攻め立てられるので、再び投げと打撃を使い分けた攻めに持ち込めます。しゃがみ中Pの持続をうまく当てることができれば、立ち中Kに再びつなげられるので、同じ状況を作り出せます。
また、画面端であれば、【立ち中K→しゃがみ強K→立ち強K】【C】強霞駆けから、ジャンプ弱Kor中Kでめくりを狙えます。ガードされた場合は正面落ちになるので、めくり→表というガード方向になるので今夜勝ちたい戦術として非常に強力です。この戦術に対して前方ガードをとってくる相手には強霞駆けのあとの弱苦無が正面の選択肢になります。ただし、こちらは、歩きの早いキャラクターの前いれっぱなしで回避されることに注意しましょう。
雷打は、打撃投げ扱いのため、後方受身をとることができません。相手の受身に対しては、前ステップからの立ち中Pがしっかりと重なってくれます。ガードをする相手には投げをしかけたいところですが、雷打→ダッシュ→投げは、相手がしゃがみガードを継続していたとしても一部キャラクター以外には空振ってしまいます。打撃を重ねる場合は、弱雷打→ダッシュ中Pが受身対応、ここでダッシュ中P→弱Kと入れ込んでおき、相手が受身ととらなければ中霞駆け→立ち中Pが重なります。
ネカリ、ザンギエフ、ラシード、バーディ、ララ、ファン、アレックス、ガイル、バイソン、いぶき・画面中央、弱雷打後の最速前ダッシュ投げが空振りするキャラクター
リュウ、ケン、レインボー・ミカ、かりん、ナッシュ、キャミィ、ベガ、バルログ、ダルシム、ガイル
苦無一気投げは、残りの苦無ストックを全て消費して相手に投げつける必殺技。地上版、空中版ともに、ヒット時は残り苦無の数に関わらず、相手を浮かせる効果があります。苦無の残数が少ないときでも、空中苦無一気投げや、しゃがみ中P【C】苦無一気投げ→クリティカルアーツといった流れの連続技を決めることができます。
相手のジャンプ攻撃には、4+中Pと弱の風斬りを早めに繰り出すことで対処していきましょう。無敵技のEX風斬りを使えば、ほぼ確実に相手のジャンプを迎撃できるので、反応が難しい状況ではこちらを使っていきます。立ち強Kのクラッシュカウンターやしゃがみ強Pも相手の技によっては対空として機能します。しゃがみ強Pからはキャンセル中霞駆けでガードを揺さぶりに、立ち強Kはクラッシュカウンター時にEX雷打やクリティカルアーツで追撃できるので、見返りが大きいのも魅力です。
地上の固めに対しては、攻撃発生の早い立ち弱Pで割り込みを狙うのも有効です。密着であれば、立ち弱P×2でヒット確認して、ターゲットコンボにつなげられます。少し離れた間合いでは、立ち弱Pカウンターヒットから、立ち中Kがつながるので、立ち弱P→立ち中Kまでワンセットでいれておきましょう。しゃがみ弱Pの発生は4フレームなので、通常技の割り込みを狙う場合は、なるべく立ち弱Pを狙いましょう。
六尺焙烙玉は、繰り出す際に方向キーをニュートラル、前、後ろに入れることで、技の性能が変化します。ニュートラル版は、爆弾が爆発するまでの時間が最も短く、後方、前方の順に長くなっていきます。Vトリガー発動キャンセルを使えば、ニュートラル版を絡めたコンボが比較的簡単にこなせるので、まずは以下のような簡単なレシピから覚えましょう。
【立ち弱P→立ち中P→立ち強P】【C】苦無【C】Vトリガー(ニュートラル版)→遅らせて【しゃがみ中P→6+強K】(立ち強P【C】強風斬りでも代用可能)→Vトリガー爆発→【強霞駆け→ジャンプ強P→ジャンプ強K】
上のようなレシピだと、補整がかかりまくるのであまり減りませんが、しゃがみ中P【C】弱苦無などから発動すれば大ダメージを与えられます。この始動は、リーチにも優れているため、非常に強力です。
Vトリガーを発動したあとは、Vゲージがタイマーゲージに変化し、タイマー中は、もう一度だけ爆弾を投げることができます。この状態の爆弾は、トリガー発動時のように暗転モーションがないため、連続技に組み込みにくくなります。
以下にVトリガーを使った大道芸を載せて起きます。苦無の全弾発射を使っているので、あまり使い道はなさそうですが、受身をとらない相手には爆弾がダウン追い討ちになります。受身をとると、前後ともにうさんくさい起き攻めになります。
・立ち中P→立ち弱K【C】雷打
いぶきの基本コンボ。攻めを継続したい場合は、相手の吹き飛ぶ距離が短い弱の雷打につなげよう。
・しゃがみ弱Kor6+中K→立ち弱P【C】雷打
下段、中段始動の連続技。
・立ち強P【C】EX苦無→強霞駆け→【ジャンプ強P→強K】
攻め継続にも便利なEX苦無を絡めた連続技。EX苦無から、少し待って最大溜めVスキルでの追撃も可能。この追撃をかけたあとは距離が大きく離れるので、苦無補充を狙える。
・【立ち中P→6+中K】(6+中Kでガードを崩した場合)→【立ち中K→しゃがみ強K→立ち強K】
ターゲットコンボから繰り出す6+中Kは若干のけぞりが長い。
・立ち強K(クラッシュカウンター)→しゃがみ強P【C】EX苦無→(前方ジャンプ弱苦無)→雷打
無敵技の反撃などに決めたい連続技。
・【立ち弱P→立ち中P→立ち強P】【C】Vトリガー(ニュートラル版)→遅らせて【しゃがみ中P→6+強K】→Vトリガー爆発→【強霞駆け→ジャンプ強P→ジャンプ強K】
Vトリガーを使った連続技。
・しゃがみ中P【C】弱苦無(Vトリガー発動)→立ち強P【C】強風斬り→Vトリガー爆発→【強霞駆け→ジャンプ強P→ジャンプ強K】
Vトリガーを使ったお手軽連続技。
・’(Vトリガー発動中)しゃがみ中P【C】EX苦無【C】Vトリガー(ニュートラル発動)→弱雷打→中霞駆け→強雷打
Vトリガーを使った連続技その2。EX苦無まで入れ込めるのが強みです。