【ストリートファイター5】ジュリ&ユリアンの最速プレイインプレッション

午後休をとって、『ストリートファイター5』のいぶき、バイソン追加に備えている浅葉、34歳です。
夕方に備えて仮眠しようと思っていたら、午前中にゼネラルストーリーモードの一部が解禁され「おう浅葉、お前仕事いってねえんだから調べたら」みたいな突き上げをくらい、なぜかこの記事を書いています。
しかし、事前情報の通り、ジュリ、ユリアンが遊べるのであれば一刻も早く遊びたい!のは間違いないわけで、今回の記事では、そのジュリ、ユリアンのプレイインプレッションをお届けします。
(今回紹介する、ジュリ、ユリアンの性能は、ゼネラルストーリー中で確認したものなので、対戦で使えるキャラクターとして登場する際には変化している可能性があります。)

ゼネラルストーリーモードとは
ムービーとバトルを織り交ぜた『ストリートファイター5』のストーリーが楽しめるゲームモード。時系列としては、『ストリートファイター4』と『ストリートファイター3』の間の物語。現在、対戦キャラクターとして使われていないプレイアブルキャラクターである、ジュリ、ユリアンを、このモード内限定で、先行して使用することが可能。

△『ストリートファイター5』の物語を濃密に楽しめるゼネラルストーリーモード。ムービーの合間にバトルが装入されます。

△『ストリートファイター5』の物語を濃密に楽しめるゼネラルストーリーモード。ムービーの合間にバトルが装入されます。

ジュリ

『ストリートファイター4』では、飛び道具の風破刃を使った立ち回りが強力だったジュリですが、今回はなんと風破刃が削除!(風破連脚の弱派生として、弱風破刃に似た技は存在します。)ついでに疾空閃までなくなっているので、”飛び道具を使って待つキャラクターじゃない”というカプコンからの力強いメッセージを感じます。新しい必殺技には、トリッキーな動きをする技が多いため、前回よりも”攻め”が多彩になっている印象を受けました。それにしても、このキャラクター、めちゃくちゃ可愛いですね(笑)

・≪必殺技、Vスキル、Vトリガー≫紹介
風破連脚
コマンド入力が成立すると、ジュリが脚を蹴り上げるモーションへと移行。蹴り上げが終了したあと、同一のコマンドを入力することで、風破連脚へと移行する。弱版は、『ストリートファイター4』で猛威を振るった飛び道具”風破刃”の弱版と同じく、地面の低い位置を飛ぶ飛び道具。中版は、脚を振り下ろす(たぶん)中段攻撃、強版は、蹴りを複数回繰り出す突進技。

△コマンド入力が完成すると、蹴り上げに移行。この蹴り上げを繰り出すと、クリティカルアーツゲージの上に、”アイコン”が表示される。このアイコンストックがある間は、風破連脚の派生版を繰り出すことが可能。

△コマンド入力が完成すると、蹴り上げに移行。この蹴り上げを繰り出すと、クリティカルアーツゲージの上に、”アイコン”が表示される。このアイコンストックがある間は、風破連脚の派生版を繰り出すことが可能。『スト4』のようなボタンホールドがいらなくなりました。

△弱の風破連脚の派生版は地面すれすれを飛ぶ飛び道具。画面端までは届かないが、隙は小さめ。

△弱の風破連脚の派生版は地面すれすれを飛ぶ飛び道具。画面端までは届かないが、隙は小さめ。

△中版の風破連脚の派生は、小さく飛び上がって攻撃する中段攻撃。

△中版の風破連脚の派生は、小さく飛び上がって攻撃する。

△強版は攻撃発生の早い連続攻撃。コンボに組み込みやすい。

△強版は攻撃発生の早い連続攻撃。コンボに組み込みやすい。

天穿輪
弱版は、足を回転させつつ前方へと突進する。中版、強版、EX版は上方向に回転しつつ飛び上がる。弱版は、『ストリートファイター4』の”穿風車”に似た技で、連続技に組み込みやすい。中版、強版は、相手を浮かせるターゲットコンボ、【中P→4or6強P】から連続ヒットする。EX版は、発生前に若干無敵がある模様。

△【中P→4or6強P】のターゲットコンボは相手を浮かせる効果がある。

△【中P→4or6強P】のターゲットコンボは相手を浮かせる効果がある。

△ターゲットコンボから、天穿車で追撃可能。

△ターゲットコンボから、中or強天穿車で追撃可能。

両断殺
前方に小さく飛び上がりつつ、蹴りで攻撃する。見た目的に中段攻撃かと思いきや、弱はしゃがみガード可能のよう。中、強版は不明。中段であれば、Vスキルと使い分けることでガードの揺さぶりが期待できるか。

△脚を大きく広げて攻撃する両断殺。中段攻撃として活用できる。

△脚を大きく広げて攻撃する両断殺。

クリティカルアーツ:殺界風破斬
前方に巨大な飛び道具を打ち出すクリティカルアーツ。攻撃発生が早いため、連続技に組み込みやすい。

△画面端までは届かないものの、攻撃範囲は広い。

△画面端までは届かないものの、攻撃範囲は広い。

Vスキル:化殺襲
ジュリが姿勢を低くしたあとに、前方へと移動し、後ろ方向に蹴りを繰り出す。前方への突進部分は、相手を通りぬけるため、ガード方向を揺さぶれる可能性も。ボタンホールドで、低姿勢のまま待機することが可能で、最大溜め版は前方への移動時に攻撃判定がつく。通常技キャンセルで発動できるため、連続技にも組み込める。

△化殺襲の待機モーション。ダッシュ、バックステップでキャンセルが可能だ。

△化殺襲の待機モーション。ダッシュ、バックステップでキャンセルが可能だ。

△化殺襲の移動で相手を通り抜ければ、その後の攻撃が地上めくりになる。発生はそれほど早くないので、ダッシュ、バックステップキャンセル等を織り交ぜて使う必要がありそうだ。

△化殺襲の移動で相手を通り抜ければ、その後の攻撃が地上めくりになる。発生はそれほど早くないので、ダッシュ、バックステップキャンセル等を織り交ぜて使う必要がありそうだ。

Vトリガー:風水エンジン type alpha
Vゲージは3本タイプ。発動するとVゲージがタイマーに変化し、弱→中→強の流れでチェーンコンボを繰り出せるようになる。効果時間中は、蹴り上げ部分を介することなく、風破連刃を発動可能。

△Vトリガー発動中は、弱、中、強の順につながるチェーンコンボが使用可能になる。

△Vトリガー発動中は、弱、中、強の順につながるチェーンコンボが使用可能になる。

ユリアン

スーツを纏った姿が大変凛々しいユリアン閣下。少し動かしてみた限りでは、『ストリートファイター3』らしさを残したバトルスタイルをとるキャラクターのようです。相手を空中に浮かせるしゃがみ強Pや、ガードを揺さぶる布石として重宝するエイジスリフレクターも健在です。新しい要素も、伸びしろが期待できるものが多く、一部必殺技にアーマーを付与する”メタリックボディ”は、発動さえできれば、相手に大きなプレッシャーをかけられそうです。

・≪必殺技、Vスキル、Vトリガー≫紹介

チャリオットタックル
前方へと突進する必殺技。攻撃発生が早く、ダメージは高め。ヒット時は弱、中版はのけぞり、強、EX版はダウン。しゃがみ弱K→しゃがみ弱P【C】弱チャリオットタックルといった、『スト5』らしい下段始動コンボも可能。

△『スト3』をベースにしつつも、『スト5』らしさもしっかり併せ持っています。下段始動のコンボがあるので、ガードの揺さぶりには困らなそうですね。

△『スト3』をベースにしつつも、『スト5』らしさもしっかり併せ持っています。下段始動のコンボがあるので、ガードの揺さぶりには困らなそうですね。

バイオレンスニードロップ
上空へと浮き上がったあと、急降下しつつ膝で攻撃する必殺技。攻撃発生まではやや遅め。弱、中、強の順に移動距離が遠くなっていく。強版は画面端からの脱出に重宝しそう。

△隙が大きいため、奇襲としてのリスクは高め。『スト3』のように、足元にガードさせると隙が小さくなるのでしょうか。

△隙が大きいため、奇襲としてのリスクは高め。『スト3』のように、足元にガードさせると隙が小さくなるのでしょうか。

デンジャラスヘッドバッド
小さく浮き上がりつつ、頭突きで攻撃する。弱、中版はヒット時のけぞり、強版、EX版はヒット時にダウンを誘発する。動作中に投げ無敵があるので、投げと打撃の読みあいに組み込めるか。

△投げ無敵になるまではかなり早そうな印象です。

△投げ無敵になるまではかなり早そうな印象です。

メタリックスフィア
飛び道具。弱版、中版は前方に、強版は斜め上に飛び道具を打ち出す。ボタンホールドで溜めることが可能で、ホールド版は2ヒット技に変化。

クリティカルアーツ:ドミナントクラッシュ
光の柱で攻撃するクリティカルアーツ。ユリアンから真上方向へと攻撃判定が広がる。攻撃範囲はそれほど広くないが、攻撃発生は早め。

△上方向に強そうなので、対空として使えそうです。

△上方向に強そうなので、対空として使える場面もありそう。相手を浮かせる技の豊富なユリアンは、クリティカルアーツを決める状況が多そうですね。

Vスキル:メタリックオーラ
コマンド入力が完成すると、ユリアンが両手を広げ、体が黒く変色する。体の色が変化している間は、一度だけ、チャリオットタックル、デンジャラスヘッドバッドにアーマーが付与される。ダウン、のけぞりでは効果が解除されない

△全体動作はやや長め。

△全体動作はやや長め。

△メタリックオーラ中は、チャリオットタックルとデンジャラスヘッドバッドにアーマー判定が!

△メタリックオーラ中は、チャリオットタックルとデンジャラスヘッドバッドにアーマー判定が付与されます。

Vトリガー:エイジスリフレクター
Vゲージは3本タイプ光の壁を設置する。光の壁は、6+強P+強Kで自分に近い位置、強P+強Kで自分から離れた位置、2+強P+強Kで斜め上方向にそれぞれ設置される。光の壁には、ヒット時に相手を引き戻す効果がある。通常技、EXチャリオットタックルからキャンセルでの発動が可能。

△トリガー発動時にエイジスリフレクターを一枚設置します。発動後は、Vゲージがタイマーに変化し、タイマー中は、もう一枚だけエイジスリフレクターを貼ることができます。

△トリガー発動時にエイジスリフレクターを一枚設置します。発動後は、Vゲージがタイマーに変化し、タイマー中は、もう一枚だけエイジスリフレクターを貼ることができます。

以上、駆け足でジュリとユリアンのプレイレポートをお届けしました。対戦で使えるようになるタイミングはまだ未発表ですが、ゼネラルストーリー中で確認できた動きだけでも、もうこれでリリースしてくれていい!という出来栄えでした。個性的なバトルスタイルも、『スト5』に新しい風を吹き込んでくれそうですね。
夕方には、いぶきとバイソンも追加されるので、その攻略も早めにアップしていきますね!

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浅葉 たいが

浅葉 たいが

ゴジライン代表。ゲーム、アニメグッズのコレクター。格闘ゲーム、アドベンチャーゲーム、RPGをこよなく愛する。年間100本以上のゲームを自腹で買い、遊ぶ社壊人。ゲームメディア等で記事を書くこともあるが、その正体はインテリアデザイナー、家具屋。バンダイナムコエンターテインメント信者かつ、トライエース至上主義者。スマートフォン版『ストリートファイター4』日本チャンプという胡散臭い経歴を持つ。

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