今回は『ファントムブレイカー:オムニア』の超絶真面目なコンボシステム解説です。
ファントムブレイカーシリーズはコンボの自由度は高いもののが、コンボが繋がる・繋がらないの条件や特殊ダウンなど変な仕様などが多い作品です。
コンボの作り方がわかりづらい面があるので、コンボの仕組みについてざっくりと解説していきます。この部分の知識については、かなりオタク向けの要素でもあるので、システムの記事と同様に読み流してもらっても大丈夫です。
読み流したうえでプレイしていると、あとあと「なるほどね」という瞬間が来る……はず!
※正式名称はわからないため、各要素は便宜上こちらで名付けているものもあります。
コンボシステム
コンボの主な注意点
・基本ルート:浮かせる>ジャンプMH>着地>立ちMやH>ジャンプキャンセル~
・浮かせ状態で壁に触れると強制受け身可(例外あり)
・仰向けダウンは空中受け身不能が継続
・うつ伏せダウンは空中受け身不能が継続、浮きが低い、端や地面に接触しても受け身不能
・ダウン追い打ちあり&そこから引き剥がしできるコンボもあり
・クイックはカウンターバーストキャンセルで拾えるルートが増える
・地面叩きつけダメージは固定ダメージ(壁叩きつけは補正影響あり)
・別強度の技にキャンセルすると補正がかかる(H攻撃のみで繋げられると高い)
・キャラごとにやられ判定が違う(キャラ限あり)
①特殊なダウン状態
本作は浮かせ=ダウン状態に複数の種類があり、相手がどの状態で浮いたかわかるようになるとコンボを作りやすくなる。
ここでは特に重要な仰向けダウンとうつ伏せダウンに絞って解説する。この二つのダウンの対応技を知っていれば、コンボの組み立てが簡単になるので自キャラのものは要チェックだ。
仰向けダウン
仰向けダウンは通常の空中喰らい状態と異なり、地面か画面端に接するまで空中受け身を取る事ができなくなる。一度仰向けダウン状態になるとコンボ中は受け身不能で、地面か画面端に接触すると受け身が可能に。
コンボの途中で仰向けダウン状態対応技を組み込めば、通常より高いコンボを入れることができるというわけだ。ただし、画面端では受け身を取られるので、状況次第では逆にコンボが伸びないこともある。
また、地上ダウン中に(空中)カウンターバースト・各種強化必殺技・オーバードライブ中の攻撃を当てて地面から引き剥がすことでも仰向けダウン状態にできる。
うつ伏せダウン
うつ伏せダウンはいわゆる足払いやられ。うつ伏せダウン対応技を当てることで、攻撃を当てた時の浮きが低くなり、仰向けダウンと同じくコンボ中はずっと受け身不能。しかし、うつ伏せダウンは画面端や地面に接触しても受け身不能で地上ダウンする。
うつ伏せダウン中はヒット数に応じてヒット時の浮きが低くなっていくが、この状態でしか入らない強力なコンボは多い。一度、うつ伏せダウンで地面に落としてからカウンターバーストで浮かせて拾い直すといったテクニカルなコンボもできる。オーバードライブを使えば引き剥がし→再度うつ伏せダウン→引き剥がし・・・というようなコンボも可能だ。
起き攻めを仕掛けるためにもこの状態でコンボを締められればベスト。ただし、うつ伏せダウンで地面に倒れた相手はボタンを連打することでダウン時間を短くできる。よく見るとボタン連打しろというアイコンが出ているのだ。
②キャンセルルート
本作ではスタイルごとに出せる技と出せない技がありキャンセルルートが少しややこしい。しかし、ルート自体は全キャラ共通(白美琴除く)のため、一度覚えてしまえばどのキャラでも同じ操作感で使用できる。
キャンセルルートは2L>5Lを除いて、上記ルート表の左から右への一方通行で、下位の攻撃から上位の攻撃にどこからでもキャンセルできる。ダッシュ攻撃、6Hなどは必殺技と同じような扱いだ。
L・L・LとM・M・Mはクイックスタイルとオムニアスタイルのみ可能な攻撃。ハードスタイルは専用技4Mを持ち、オムニアスタイルは2M>6Mの専用キャンセルルートを持っている。さらに、クイックスタイルではカウンターバーストキャンセルで独自にコンボを伸ばせる要素がある。
③コンボ受付時間とコンボダメージ補正について
コンボ受付時間はコンボダメージ表示の下の黄色いバーで表されている、やられ状態の相手のやられ判定が消失するまでの時間。
前述のダウン状態による受け身の可否とは無関係に、コンボ受付時間がなくなるとコンボが続かなくなる。コンボ受付時間は時間と共に減っていくが、攻撃ヒットによりヒット数に応じて加算されていくという仕組み。コンボの序盤に早く・多くの攻撃を当てることが出来れば、コンボ全体の受付時間を多く確保できる。
コンボ補正はヒット数ごとにかかる。また、始動補正みたいなものはないが、別種類の技にキャンセルすることによる補正がかかるため、L始動でL>M>H…と繋いでいくより、H・H・H>6Hというように同じ種類の技を当てて行く方がコンボダメージが高くなる。なので、JM>JH>着地>JM>JH>着地…というコンボは簡単だが実はダメージ効率は良くない。
コンボは序盤にLや多段技で素早く攻撃を繋げた方が長くなりやすく、バーストゲージを稼ぎやすい。しかし、序盤にダメージの高い技を当てないとダメージは伸びない。コンボ受付時間とコンボダメージ補正の関係を理解し、ゲージ稼ぎ用と大ダメージ用のコンボを使い分けていければ君も立派なファントムブレイカー。
ちなみに地面叩き付けは固定ダメージとなる。確定叩きつけの技をコンボの締めに使うとダメージ効率がとても良いことは覚えておこう。なお、壁叩きつけは補正の影響あり。
④空中投げがコンボに組み込める状況
オマケで、空中投げがコンボに組み込める状態についても解説。以下の状況では空中投げがコンボになるため、空中投げが強いキャラでは狙ってみると見た目もとってもテクニカル。地上投げがコンボにできる場合もあるが、多分あまり使わないと思うので割愛。
・クロックアップ発動中
・カウンターバースト>ダッシュ/ハイジャンプキャンセルの後、時間が遅くなっているあいだ
・飛び道具ヒット後
・クリティカルヒット後(カウンターヒット/ダウン追い打ち/背面からの攻撃)
・壁叩き付け後
・叩き付け吹き飛びの最中
⑤ダウンの種類
最後にダウンの種類を解説しておく。覚えておくとコンボの理解は進むが流し読みでオーケー。
地上のけぞり
いわゆる、地上くらい状態。立ちくらいとしゃがみくらいの2種類がある。ヒット数が増えると仰け反り時間が短くなっていく。以降のダウン状態で上書きされる。
空中のけぞり
通常の空中くらい状態。ダメージを受けた後一定の時間で空中受け身を取れる。以降のダウン状態で上書きされるためこの状態に戻ることは無いが、例外として、叩き付け吹き飛び中の相手に攻撃を当てた場合はこの状態に戻る。
仰向けダウン
受け身不能な空中やられ。画面端に接した後一定時間経つと空中受け身が取れる。地面に接した際も地上受け身が取れる。地上受け身を取らなかった場合、仰向けになって地面ダウンする。
うつ伏せダウン
完全に受け身不能な空中やられ状態。地面に接した場合、うつ伏せになって地面ダウンする。相手はボタンを連打することで早く起き上がることができる。
叩き付け吹き飛び(壁・床)
壁・床に接触するとダメージが発生するやられ状態。壁叩き付けはコンボ補正の影響を受けるが、床叩き付けは固定ダメージ。相手は壁・床に接触する際に反対方向にレバーを入れながらボタン入力することで受け身をとってダメージを回避できる。一部、受け身の取れない叩き付け技がある。壁叩き付け後は空中投げがコンボになる。叩き付け吹き飛び中に攻撃を当てると空中仰け反りになる。
壁叩き付け後ダウン
壁叩き付けの後のダウン。うつ伏せやられと同じ浮きになるが、空中受け身を取ることが出来る。
受け身不能仰向けダウン
ごく一部の技で発生する特殊なダウン。仰向けダウンと同じ浮きで、地面や画面端についても受け身が取れない。
しゃんでりけ
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