【ストリートファイター5】今夜勝ちたい豪鬼攻略verAE(2018)

新バージョンの攻略記事をやると決めたとき「昔の写真が使いまわせるから楽だろう」と思っていたのですが、対戦中の画面が若干変わっていて、写真を撮りなおすことにしました。そんなわけで、絶望の最中にいる浅葉です。
今回の記事では、『ストリートファイターV アーケードエディション』(以下『AE』)に対応した「今夜勝ちたい豪鬼攻略」をお届けします。豪鬼の基礎戦術については前バージョンから大きな変化はそれほどありませんが、見返りの大きくなった技や、新要素のVトリガー2など楽しい要素も追加されています。

△近距離での強烈な攻めが持ち味の豪鬼。体力はやや低めですが、それを補って余りある強さを秘めています。

豪鬼の基本的な立ち回り

豪鬼の基本戦術のひとつとして覚えておきたいのが、豪波動拳や地上のけん制技を軸にした「飛ばせて落とす」戦術。豪波動拳は、一点読みのジャンプや対飛び道具無敵技には弱いものの、地上技のリーチが全体的に短い本作においては強力な攻撃手段となってくれます。豪波動拳を打つテンポを読まれないよう、リーチの長い立ち強Pやダッシュにかみ合わせやすい立ち弱Pなどを混ぜつつ、対空迎撃の中豪昇龍拳の準備をしておきましょう。

△けん制の要となる豪波動拳。画面端まで飛ばないため、射程を把握したうえで打ち分けましょう。距離が近い場合は、弾の飛ぶ速度が早い強版がオススメ。

△リーチの長い立ち強Pもけん制技としてオススメ。ヒットじたときのみ強Pをもう一度押し、ターゲットコンボに派生するのが理想だ。

△相手のジャンプは、なるべく中豪昇龍拳で迎撃しよう。ジャンプ攻撃がそれほど強くないキャラクターには、見返りの大きい4+強P対空も狙いたい。4+強P【C】百鬼襲~百鬼豪掌でダウンを奪える。

こうした動きで、相手の動きを制限しつつ、ダッシュやジャンプで相手に近づいたら、打撃と投げを使い分けた攻めを仕掛けるチャンス。打撃の選択肢としては、コンボに持ち込みやすいしゃがみ中P→立ち中Kの流れがお手軽かつ強力。また、相手が投げ抜けを狙っていると読んだ場合は、投げ間合い外まで下がりつつ打撃を繰り出したり、投げ無敵のある6+強Pを仕掛けてみましょう。6+強Pは、ヒット時は立ち中Kが連続技になるため、見返りも十分です。ただし、この技は、ガードされた場合に豪鬼側がやや不利(−2フレーム)になってしまうことに注意。打撃による反撃は受けないものの、ボタンを押すには不利な状況になると覚えておきましょう。

△しゃがみ中Pや立ち中K、立ち中Pから、キャンセル弱百鬼襲で奇襲を仕掛けるのも攻めのアクセントとして覚えておきたい。対空迎撃には弱いものの、展開が早いため見切られづらい。やりすぎない程度に使っていこう。

△百鬼豪掌やジャンプ攻撃をガードさせたあとに、投げと6+強Pを使い分けるだけでも強烈な攻めになる。

今夜勝ちたい起き攻め

立ち中K【C】Vスキル→K派生【C】百鬼豪掌(早め)のコンボを決めた後に、ダッシュからしゃがみ強Pを仕掛けると、相手のその場受け身と後方受け身に攻撃判定が重なってくれる。この攻めで相手にガードを意識させたところに、踏み込んでからの投げなど、他の攻めの選択肢を仕掛けていきましょう。この攻めを練習する場合は、相手をキャミィに設定し、ダウン復帰レコードでしゃがみ弱Pを記憶させ、受身を設定すると成否がわかりやすいはず。(キャミィのしゃがみ弱Pは、発生が早いため、攻めが割り込まれるかどうかを調べるのに便利。)

△豪鬼の起き攻めの基本は、しゃがみ強Pをしっかりと重ねること。

この他にも、強竜巻斬空脚をヒットさせた後にダッシュで距離を詰めて相手の起き上がりを攻めたり、画面端の前方投げから少し歩いてしゃがみ強Pで相手のリバーサル通常技にカウンターを取る攻めなどを織り交ぜて、ダメージチャンスを増やしていこう。

△立ち中Kは、連続技のつなぎにもつかえるほか、相手のダッシュを防止する「置き技」としても重宝する。ヒットしない間合いで置き技として使う場合は、弱竜巻残空脚や豪波動拳を「ヒットしたときに発動するようキャンセルで仕込んでおこう」。 難度は非常に高いが、この技術ができるようになると通ぶれます。

△ジャンプ中Pはキャンセル可能。画面橋の相手にジャンプ中P【C】EX斬空波動拳と連係させれば、ヒット時は豪昇竜拳などで追撃が可能。ガードされた場合は豪鬼側が先に動き出せる。AEからの新要素を楽しみたいときなどに使おう。

Vトリガー運用法

豪鬼のVトリガーは、豪波動拳や赤鴉豪焦破がヒットする前にキャンセルして発動することが可能なのが大きな強みとなっています。連続技に組み込むことを意識しすぎず、攻めの流れを作るように使うのもオススメ。この他にも、立ち強P・強Pのターゲットコンボからの発動なども意識してみましょう。

△立ち強P・強Pのターゲットコンボや、6+強PからのキャンセルVトリガー発動は、ガードされても豪鬼が先に動き出せる。ここから一瞬待っての投げは、打撃による割り込みにも勝てるため、連係として非常に強力だ。2ブロックで発動できるトリガー2は、この運用法がシンプルながら強力だ。

 

●VトリガーⅠ 怒髪衝天


Vトリガー1の怒髪衝天の効果中は、一部の必殺技が強化されます。強化された必殺技を発動することで効果時間が減少していくので、闇雲に必殺技を連発しないように注意しましょう。強化される必殺技の中で、特に強力なのは攻めの起点として活用できる斬空波動拳。垂直ジャンプや後方ジャンプから、相手に届くように打ち出し、それを盾にするように接近していきましょう。

Vトリガー中の主な強化効果
・豪波動拳が端まで飛ぶようになりガードされても豪鬼側が先に動き出せる

・豪昇龍拳に無敵時間が付与され、相手側のダウン回避が不能になる

・斬空波動拳は2発打ち出すようになり、垂直、後方ジャンプからの発動が可能になる。通常版百鬼襲からの派生として通常版が繰り出せる

・瞬獄殺が使用可能になる。

●VトリガーⅡ 眥裂髪指


Vトリガー2の眥裂髪指の効果中は、必殺技や通常時はキャンセル不能な通常技に、ボタン2つ押しで繰り出した必殺技でキャンセルをかけることが可能になります(昇龍拳ガード時はキャンセル不可、阿修羅閃空はキャンセル、キャンセル発動ともに非対応)。ボタン2つで繰り出した必殺技は、EX必殺技相当の性能になるため、強力なコンボや連係が狙えます。ただし、本作のVトリガーは、コンボ中にキャンセル発動で繰り出すと、その連続技中の技ダメージに「補正」が大きくかかるため、コンボに組み込んでも火力が伸びにくくなっています。トリガー1と同じように、飛び道具からキャンセルで発動したり、立ち強P・強Pのターゲットコンボから強引に発動するのもオススメです。

△Vトリガー2の眥裂髪指は、通常時にはキャンセルできない必殺技や通常技をキャンセルして、阿修羅閃空以外の必殺技を発動することが可能になる。キャンセルで必殺技を繰り出した場合は、上のように赤いエフェクトに豪鬼が一瞬包まれる。コンボに使うほか、攻めの継続に活用するのも戦術の一つ。しゃがみ強KキャンセルV百鬼襲などはガードの上からゴリ押せるため、とっさの対応が難しい強力な連係となる。(注意点として、同一の必殺技をキャンセル発動できないことも覚えておこう。波動拳→キャンセルV波動などは不可。竜巻残空脚→キャンセルV空中竜巻残空脚などは可能)

眥裂髪指中の、キャンセル版豪波動拳や赤鴉豪焦破は、密着状態でガードされても豪鬼側が先に動き出せるのも覚えておきたい。通常技のスキをフォローするように繰り出したり、画面端のケズリに活用してみよう。

今夜勝ちたい連続技

・しゃがみ中Porしゃがみ強Por立ち強K・強K→立ち中K【C】弱竜巻斬空脚→強豪昇龍拳or強竜巻斬空脚orEX百鬼襲~百鬼豪刃→羅漢豪掌
豪鬼の基本連続技。立ち中Kはヒット時に相手を強制的に立たせる効果があるため、さまざまな状況から決められる。強竜巻斬空脚にその場受身を取る相手には、ダッシュからしゃがみ中Kが起き上がりに重なります。弱竜巻旋風脚後にEX百鬼襲で追撃するパーツは、一気にラインをあげられるのが強み。ゲージに余裕があるときに狙いましょう。

・しゃがみ弱K(しゃがみ中K)→立ち弱P【C】中竜巻斬空脚
しゃがみ状態にもしっかりヒットする下段始動の連続技。

・立ち強Kクラッシュカウンター→しゃがみ強P→立ち中K【C】中竜巻斬空脚→EX豪昇龍拳
近距離でクラッシュカウンター反撃を狙える状況で決めたい連続技。立ち強Kは、しゃがみ状態の相手に当たらないことに注意。中竜巻斬空脚後のEX豪昇龍拳は、中竜巻斬空脚の膝が当たった時のみ連続技として成立する。始動の距離がやや遠い場合は立ち中Kの後を弱竜巻斬空脚に変更しましょう。

・しゃがみ強P(クラッシュカウンター)→ダッシュ→4強P【C】強赤鴉豪焦破
Vゲージが溜まっていれば、強赤鴉豪焦破にVトリガーでキャンセルをかけ、ダッシュから豪昇龍拳で追撃をかけられる。

・6+強P→立ち中K【C】Vスキル→K派生【C】羅漢豪掌or百鬼豪掌or【中百鬼襲~百鬼豪掌】
VスキルからのK派生は素早く入力しよう。早めの百鬼豪掌からは、前ダッシュしゃがみ強Pが、その場、後方の受身に重なります。本作でも珍しい両対応起き攻めになっています。

・(画面端)しゃがみ中K【C】EX波動拳→強豪昇龍拳
EX波動拳はガードされても豪鬼側が先に動き出せるため、画面端で攻めに取り入れたい。

・4+強P(2段目)【C】強百鬼襲~百鬼豪掌
対空迎撃の4+強Pから狙いたい連続技。ダウンを奪えるため、その後の攻めを仕掛けやすい。

・(空中の相手に)ジャンプ中P→(着地)4+強P【C】強百鬼襲~百鬼豪掌
ジャンプ中Pが空中の相手にヒットした場合は、キャンセル空中竜巻斬空脚や、着地後に4+強Pへとつなぐことができる。
●VトリガーⅠ 怒髪衝天中のコンボ


・(Vトリガー1中、密着)しゃがみ中K【C】豪波動拳→豪昇龍拳
Vトリガー中であれば、密着状態の豪波動拳から追撃をかけられる。また、弱竜巻斬空脚で空中に浮かせた相手にも、豪波動拳→豪昇龍拳が成立するようになる。

・(Vトリガー1中)斬空波動拳(空中ヒット)→豪昇龍拳
Vトリガー中の斬空波動拳は硬直も小さいため、空中ヒットした場合でも追撃を決めやすい。

・中豪昇龍拳【C】Vトリガー→豪昇龍拳
対空迎撃で狙いたい連続技。

・(画面端)ジャンプ強P→しゃがみ強P【C】Vトリガー→立ち強K→立ち中K【C】豪昇龍拳【C】クリティカルアーツ→豪昇龍拳
画面端でクリティカルアーツ後に追撃を加える連続技。
●VトリガーⅡ 眥裂髪指のコンボ


・(Vトリガー2発動中、キャンセル必殺技1回使用)しゃがみ中Porしゃがみ強Por立ち強K・強K→立ち中K【C】弱竜巻斬空脚→強豪昇龍拳or強竜巻斬空脚【C】V空中竜巻斬空脚
Vトリガー2を絡めた基本連続技。キャンセル発動から狙う場合も、このパーツで締めるのがオススメです。

・(Vトリガー2発動中、キャンセル必殺技1回使用)密着状態でしゃがみ中K【C】豪波動拳【C】V百鬼襲~百鬼豪刃→羅漢豪掌
密着状態から狙える連続技。ガードされていた場合も、百鬼襲~百鬼豪刃で強引に攻めを継続しやすい。

・(キャンセル必殺技1回使用)立ち強P・強P【C】Vトリガー2→ダッシュ強豪昇龍拳【C】V空中竜巻斬空脚
主力技である立ち強Pから狙える連続技。

・(Vトリガー2発動中、キャンセル必殺技2回使用)しゃがみ中P→立ち中K【C】中竜巻斬空脚【C】V版空中竜巻斬空脚→EX豪昇龍拳【C】V空中竜巻斬空脚
画面端付近で狙える連続技。EX豪昇龍拳は着地後素早く繰り出そう。

豪鬼はあまり大きな変化がないので、前回の攻略記事を使いまわすから楽とか思っていたら、数時間かかりました。地獄。
次はナカジマさんが、話題のアビゲイルやコーリンなどの攻略記事をアップしてくれると思うので、ご期待ください。

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浅葉 たいが

浅葉 たいが

ゴジライン代表。ゲーム、アニメグッズのコレクター。格闘ゲーム、アドベンチャーゲーム、RPGをこよなく愛する。年間100本以上のゲームを自腹で買い、遊ぶ社壊人。ゲームメディア等で記事を書くこともあるが、その正体はインテリアデザイナー、家具屋。バンダイナムコエンターテインメント信者かつ、トライエース至上主義者。スマートフォン版『ストリートファイター4』日本チャンプという胡散臭い経歴を持つ。

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