2018年は、esportsの夜明けの年になる。そんな話題を耳にした。
日本では、法律等の整備が行き届いていないため、ゲームイベントに高額賞金を出すことが難しいのではという議論があった。
しかし、この冬、ゲームに「プロ」ライセンスを交付することで、「プロ」が参加できる賞金制大会が開催できるのではという話が進んでいるようです。(こうした大会には、アマチュアでも出場可能だが、アマチュアが入賞などで賞金を得ることはできない方向で話は進んでいるように見える。ちょっと前のゴルフの世界と似たような形になるのかもしれません。結構アリな落とし所のように見えます。)
ぶっちゃけよく調べたわけではないので、適当である。
そんな動きに乗じて、ゴジラインでは、なんとかどさくさに紛れてプロゲーマーになれるのではないかという話題が持ち上がっていた。
e-sports:エレクトロニック・スポーツ(Electronic Sports)の略。ゲームをsportsと捉え、競うこと。または、そうした考えの元に行われるムーブメントのことを指す。海外では、賞金制大会なども盛んに開催されており、「プロゲーマー」という職業が注目を集めている。日本においても、企業等からの支援を受ける「プロゲーマー」が増えているが、活動の場はほぼ海外となっている。(日本では、高額賞金制大会が、競技人口の数や現在の法律上開催されにくいという側面がある。)
浅葉「日本でもプロゲーマーのライセンス制度が始まるかもしれないらしい。よくよく考えると、我々にもライセンスをもらう権利があるのではないか」
ナカジマ「権利はあるかもしれないけど、資格はねえと思う。そもそも、あんたプロになれる実績とかあったっけ」
浅葉「LG Cup Street Fighter IV HD Global Championship 2012日本大会優勝しました」
ナカジマ「その謎の実績、確かに知らん人が聞いたらめっちゃプロっぽい。スマートフォン版の『ストリートファイター4』の大会なんよね」
浅葉「でもこれ、プロゲーマーもいた大会だからね。賞品とか旅費もらったんだよ。実際韓国いって世界大会出たんやで」
ナカジマ「グローバルじゃん。」
浅葉「ちょっとウチの団体の「実績」を洗い出してみるか。もしもの時に備えて、迅速に資料を提出できる準備をしておかないとな。ナカジマさん、あんたの実績is何」
ナカジマ「最近だと、『GUILTYGEARXrd-SIGN-』の闘神激突ってイベントの代表だね」
浅葉「ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(SECJA)『GUILTYGEARXrd-SIGN-』のエキシビションマッチ「闘神激突」代表プレイヤーだな」
ナカジマ「なんか響きだけ聞くと、すげえ人っぽく感じる」
浅葉「あとは、なんかユーザー人気投票で出れたイベントあったでしょ。ARC SYSTEM WORKS FIGHTING GAME AWARD 2016だっけか」
ナカジマ「あれは完全に一発芸でしょ」
浅葉「ARC SYSTEM WORKS FIGHTING GAME AWARD 2016 ユーザー人気投票部門代表プレイヤー」
ナカジマ「詐欺師の資質あるかもしれんなあんた。でも確かに、間違ってない。なんかあのイベント、次は選挙なくなりそうだよね」
浅葉「ルールを変えた男、ナカジマ」
浅葉「ケンちゃんはなんかあったっけ。twitterでプロライセンスほしがっとったろ」
ナカジマ「あの発言、何も考えてない”ノリ”でしょ」
浅葉「ゲーマーたるもの、”ノリ”が大事なんや」
https://twitter.com/ilpkenchan/status/940916514038824960
ケンちゃん「最近は格闘ゲームの大会にはあまり出れてないし、昔のしかないねえ。『KOF MAXIMUM IMPACT2』なら、日本代表になって世界大会で勝ったよ」
浅葉「SNKプレイモア主催『KOF MAXIMUM IMPACT2』世界大会優勝と」
ナカジマ「なんかそれっぽいな。知らん人がみたら、マジでプロっぽい」
ケンちゃん「あとはウルトラ昔だけど、『GUILTYGEAR X』のサミーズカップで優勝した」
浅葉「じゃあ、『ギルティギアゼクス』公式全国大会サミーズカップ優勝も書くか」
ナカジマ「10年以上前の栄冠だけど、知らない人からみたら、時期はいつかわからんな」
浅葉「あとは、ヒマさんが”BLAZBLUE REVOLUTION ぶるれぼ”優勝だな」
ナカジマ「おれ以外の実績が、数年前とかいうレベルなのが圧しかない」
浅葉「もう何人か欲しいな。そういえば最近、格闘ゲーム一緒に遊んでるジンさんがこの前記事に協力してくれた。ジンさんもゴジラインだな」
ナカジマ「企業対抗戦に、企業に関係ないプレイヤーをさりげなく連れてくる日常を見てきた身としては、その考え方も許されそうな気がする」
浅葉「ジンさんは、アンダーナイトインヴァース公式大会-OVER THE WORLD- 優勝、と。あと、310さんもいたな」
ナカジマ「マニラカップ優勝!」
マニラカップ2017Xrd部門優勝しました!!!!
海外大会で優勝するのは目標の一つだったのでめっちゃ嬉しい!!!!!— 310.venom (@310_progressive) September 10, 2017
浅葉「記事に出てもらったから、310さんもゴジラインだよ。Manila Cup 2017『GUILTYGEARXrd-Rev2-』優勝、と」
【GGXrdR】”職人”プレイヤー310さんと『GUILTYGEAR Xrd -REVELATOR-』の話をしよう
ナカジマ「格闘ゲームはだいぶ出そろってきたな。違うジャンルもいるんかな」
浅葉「おれたちには、ちょもすさんがいる。超強力カードゲーマー」
ナカジマ「『シャドウバース』公式大会Abema FRESH!杯優勝」
浅葉「ちょもすさんは、常に「戦い」を求めとるから、プロゲーマーに向いてるかもしれん」
そろそろ大会ほしい
— chomosh / ちょもす (@chomosh) December 5, 2017
ナカジマ「twitterから、「情熱」感じるね」
浅葉「うむ。超強力カードゲーマーより、「プロゲーマー」の方が、社会的に認められそうでしょ」
浅葉「ヒマさんは13歳の時に、『ロックマンEXE3』の大会で準優勝だったらしい」
ナカジマ「カプコン主催『ロックマンEXE3』ネットバトルツアー2003ファイナル準優勝、と」
浅葉「これ、おれが審査員なら、真っ先に「ゴジライン」にプロライセンス交付すると思うわ」
ナカジマ「あんたは審査員じゃないから安心しろ」
ナカジマ「こう見ると、「世界」とか「World」とか「グローバル」の単語の圧ヤバイね」
浅葉「もう一人くらい、「世界」ほしいな。あ、いたわ!」
ナカジマ「誰」
浅葉「おれたちの凡さん。EVO2016『ブレードアークスフロムシャイニング』優勝者やぞ。」
ナカジマ「その大会、16人しかいなかったこと言わなければ、めちゃくちゃ圧ある。「EVOで優勝です」も嘘じゃないもんな」
浅葉「16人しかいないえ大会でも、アメリカに『ブレードアークスフロムシャイニング』をしに行ってる時点でスゲエわけよ。そこで勝ったんだから、世界最強でいいんだ。俺の方が強いって後から言っても、EVO2016の大会はもう行われないからね」
ナカジマ「凡さんを甘やかすのはやめろ!」
浅葉「よし、では改めて実績を書き出してみるか」
浅葉たいが:LG Cup Street Fighter IV HD Global Championship 2012日本大会優勝、LG Cup Street Fighter IV HD Global Championship 2012日本代表
ナカジマ:ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(SECJA)『GUILTYGEARXrd-SIGN-』のエキシビションマッチ「闘神激突」代表プレイヤー、ARC SYSTEM WORKS FIGHTING GAME AWARD 2016 ユーザー人気投票部門代表プレイヤー
ケンちゃん:SNKプレイモア主催『KOF MAXIMUM IMPACT2』世界大会優勝、『ギルティギアゼクス』公式全国大会サミーズカップ優勝
凡:EVO2016『ブレードアークスフロムシャイニング』優勝
ヒマ:”BLAZBLUE REVOLUTION ぶるれぼ”優勝、カプコン主催『ロックマンEXE3』ネットバトルツアー2003ファイナル準優勝
ジン:アンダーナイトインヴァース公式大会-OVER THE WORLD- 優勝
310:Manila Cup 2017『GUILTYGEARXrd-Rev2-』優勝
ちょもす:『シャドウバース』公式大会Abema FRESH!杯優勝
浅葉「みろ、めちゃくちゃそれっぽいぞ」
ナカジマ「これはちょっとやべえかもしれん。本当に有識者じゃないと、とんでもないゲーミングチームに見える」
浅葉「よし、プロになるためのプレゼンシートを作ってみるか。まず各人のプロフィールをそれっぽく書こう」
浅葉たいが:競技性の高いゲームに積極的に取り組むゲーミングチーム「Goziline」の代表。現在は、プレイヤーとしては現役を退き、後進の育成にあたっている。ゲームライターとしても活動中。
ナカジマ:格闘ゲームジャンルに詳しい「事情通」として、各種公式生放送にも出演中の人気ゲーマー。日本だけでなく、国外大会にも積極的に参加を続けている。
ケンちゃん:ネオジオフリーク、アルカディアのライターを歴任。現在は、スマートフォンゲーム、アナログゲーム分野で活躍中。
ヒマ:格闘ゲーム、アクションゲーム分野のプロフェッショナル。その他、幅広いジャンルのゲームを「楽しむ」ことを趣味とする。
310:『GUILTYGEAR Xrd -REVELATOR-』の強豪ヴェノム使いとして知られる。”職人”とよばれるタイプのプレイヤーで、手先の器用さを活かした戦術を構築するのが得意。”ダークフェニックス”、”310ミラージュ”など、オリジナリティ溢れる戦術を持つ。
ちょもす:超強力カードゲーマーとして人気を集めるプレイヤー。「chomoshのブログ」は読むエンタテイメントとしてさまざまなジャンルのゲーマーから支持されている。
ジン:さまざまなジャンルの格闘ゲームに「チャレンジャー」の姿勢で取り組むマルチゲーマー。「場数」を武器に、大会では意外な一撃を繰り出す。
凡:”感性”で戦うファイティングゲーマー。その理論や理屈、攻略に縛られないプレイは、全てのギャラリーを魅了する。
浅葉「こんなもんでいっか」
ナカジマ「雑すぎるんだけど。あんた、途中で書くの飽きたろ」
浅葉「うむ。しかし、もうちょいお茶目さがあったほうがいいのだろうか。それとも渋く座右の銘とか?」
ナカジマ「お茶目さってどんなの?」
浅葉「ナカジマさんの場合だと、「メンヘラが好きといった変わった性癖を持つ」とか」
ナカジマ「やめろ」
浅葉「よし、できたぞ」
ナカジマ「5分くらいでできてきたが、雑すぎてやばい」
浅葉「これがipad Proの力よ」
ナカジマ「写真の配置とかもくそ雑なのがわろた。あんたの職業、インテリア「デザイナー」とかじゃなかったっけ」
浅葉「ゲーマーとしての手作り感が出てていいと思う。adobeのソフトとか使うと、ちょっと出来過ぎ感出るでしょ。」
ナカジマ「しかも、この写真、よく見るとあんま実績のゲームと関係ないのがやべえ。スカイダイビングしてるのとか、ボウリングとか」
浅葉「e-sportsだからね、スポーツ要素を入れてみた」
ナカジマ「で、これを提出できそうなチャンスはあるの」
浅葉「ないな」
ナカジマ「そうか。また無駄な時間を過ごしたな」
浅葉「とりあえずインターネットに出してみよう。誰かが「プロ」にしてくれるかもしれん」
ナカジマ「誰かって誰だよ。それに、あんたプロになりたいの?「ゲームで努力する」みたいなのから、一番程遠い人間でしょ」
浅葉「何も求められないプロならありかもしれない。試合に負けてネットで叩かれることを想像したら辛くなってきた」
ナカジマ「豆腐メンタル、乙」
浅葉「やっぱりこの資料は、物言わぬスポンサー募集をする時に使おう。おれはプロの試合を楽しむ動画勢でいい」
極めて雑な媒体資料を見て、ゴジラインに興味のある「スポンサー」や、「プロ認定をくださる方」がいましたら、気軽にご連絡ください。
浅葉「案外、こういう実績って、有識者が見ないと本物かどうか、いつのものか判別ができないので、プロゲーマーを雇いたいって会社を、ゴジラインが「コンサル」するのがいいかもしれん」
ナカジマ「仕事にしようとするな」