いにしえの格闘ゲームライターたちが揃う、戦闘民族ゴジライン。
2017年7月そこに、新たなる「競技」が投げ込まれた。
戦えるゲームがある限り、おれたちの闘争が終わることはない。
たとえ、それがアイドルゲームであったとしても。
iOS/Android
配信日:2017/6/27
基本無料(アプリ内課金あり)
ジャンル:青春ドラマチックアイドルゲーム
ケンちゃん「『青空アンダーガールズ!』、演出が格闘ゲームっぽいからやってみない?」
浅葉「スクウェア・エニックスの手のものか、ダイレクトマーケティングはやめろ」
ナカジマ「ファミ通Appで記事をやってるのを見たぞ。先にやり込んだ知識で”マウント”取る気か?」
ケンちゃん「マウントも何もまだ課金すらしてないけど。ライブバトルっつうのが、かなり格闘ゲームっぽいんよね。バトル画面に『ワールドヒーローズ』を感じたからやってみたいんだよ。記事には書けなかったけど(笑)」
浅葉「確かにこのゲームからは『ワーヒー』の魂を感じる」
ケンちゃん「詳細は知らないけど、”対戦ライブ”ってのもあるらしい」
ナカジマ「アイドルゲーなのに対戦できるのか。『ワーヒー』好きとしては黙っておれん。わからせるわ」
Go「絶対これ『ワーヒー』意図したわけじゃないでしょ!格闘ゲームオタクの発想、こええ」
浅葉「『ワーヒー』は、人間の記憶に刷り込まれている」
ナカジマ「『ワーヒー』なら仕方ない、やろう。モンゴリアンダイナマイトおる?」
浅葉「モンゴリアンダイナマイトはキャラ名じゃねえ。よし、まずは推しキャラを決めよう」
浅葉「決まった。おれはひなたちゃん。一人称が「あたし」の女の子は信用できる」
ケンちゃん「ひなたちゃん可愛いよね」
浅葉「特技がマジックらしい。俺も小学生の頃、おばあちゃんにマジックグッズたくさん買ってもらって同級生の間でドヤってたから通じるものを感じる」
ナカジマ「あんたの小学生時代、歪んだエピソードが多くて心配なんだが。ツインテール推しだから、金髪の娘かと思ったわ」
浅葉「ナカジマ、俺は変わったんだよ。マリー・ローズちゃんと出会って。金髪のツインテールはマリーちゃんだけ」
ナカジマ「『けいおん!』のあずにゃんは別なの?」
浅葉「あずにゃんは黒髪ツインテールだし。ナカジマさん、ゲームとアニメを一緒にするの、やめたほうがいいよ。現実見えてない。あと、おれはゲームに置いて、「お姉さん」がいるヒロインはかなり評価してる」
ケンちゃん「何なのこの評論家みたいな人」
浅葉「ちなみに金髪のツインテールの女の子の名前、愛美って書いて「ヴィーナス」って読むんですよ。ちょっと常識人のおれにはついていけない」
ナカジマ「これ愛美ちゃんは悪くねえじゃん。プロフィールに、恥ずかしいので「えみ」と名前を読みを偽っているって書かれてるだろ」
浅葉「愛美ちゃんの家に挨拶行ったら、ジャージ着た金髪のご両親が出てきたらどうすんだよ」
ナカジマ「それはちょっと考えるね」
ケンちゃん「何て心の狭い男たち。愛美ちゃんは俺が守るよ。俺だけがこの娘のことをヴィーナスって呼べる」
浅葉「ヤンキーのご両親出てきたらどうするんだよ」
ケンちゃん「おれ自身がヤンキーになる。この外見なのに、才能がないことを自覚していて努力している、ってのもいい。この娘は伸びるよ」
ナカジマ「もう既にプロデューサー気取りか」
浅葉「そういえばナカジマには俺が”合うキャラ”探しといた。千尋ちゃん、94。一番でかい」
ナカジマ「94か。圧ある」
ケンちゃん「94て何?」
浅葉「バストサイズ。確認した限りでは千尋ちゃんが最大っぽい」
ケンちゃん「数字だけで分かり合うのやめろ」
ナカジマ「格闘ゲームでも「最大」にこだわってきたからね。俺の思想とマッチする良キャラっぽい。心が平穏であることを願ってるっていうのも、おれに近い」
がちょ「平穏であることを願ってる男、いつも格闘ゲームで怒っとるが」
コイチ「あれはゲームが悪い。おれは悪くない」
浅葉「Goはなんか気になるキャラいるの?」
Go「公式サイトにはキャラクターの詳しいプロフィールが載ってるんですけど、野々宮琴音ちゃん、いいなって思ってます」
ナカジマ「その心は」
Go「出身地が鎌倉なんすよ。お嬢様っぽい。あと、調布の娘もいた」
浅葉「Go、金目当てか?自分がヤンキーだった時のこと思い出せ、霧島さんみろ」
Go「東京都・町田出身。趣味がバイクのカタログ集め。つええ。おれこいつにします」
浅葉「ヤンキーこええ」
がちょ「おれは寧々さんのカレシだから、岩倉寧々さんかな」
浅葉「他社のゲームで生まれたかわいそうな妄想を違うゲームに持ち込むのやめてください。この世界にデキシーズはない」
ナカジマ「おれも寧々さんのカレシだったけど、その考え方はサイコ」
がちょ「声優が井口裕香さん/中田譲治さんっていう「ガンフレイム」撃ちそうなアイドルもいいね。俺、ソル好きだし」
ナカジマ「このヴァルキュリアってユニットは、ベテランの声優さんが多いんやね」
ケンちゃん「そうだね。このヴァルキュリアってユニットは、プレイヤーのライバルみたいなものなのかな。ストーリーモードで成長を見守るアイドルは、新人声優さんが多いように見える。声優さんにも”推し”を見つければ、より楽しいかもね」
がちょ「アイドルゲームってことは音ゲーなの?ライブシーンめちゃくちゃ動いてるけど」
ナカジマ「おれも音ゲーかと思ってたけど、そうじゃないっぽいね。ライブ中に「デッキ」を使って戦うみたい。デッキをうまく回して、相手の体力を削っていけば勝ちになるらしい」
浅葉「ほー、おれ音ゲー下手だから助かるわ。音ゲーでナカジマにマウントとられたらやべえ」
浅葉「対戦できるところまでとりあえず進めるか」
ナカジマ「おい、お前、「経費」で課金したら殺すぞ」
浅葉「人の心を平穏に保つこと願っているナカジマさん、こええ」
ナカジマ「課金するときはおれへの「申告」頼むな」
がちょ「と言うか、これ”推し”とか決めても、ガチャで出ないと”推せない”のでは」
浅葉「信じれば出るはず」
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