【いつもの】対戦できるアイドルゲーム『青空アンダーガールズ!』で争う男たち

いにしえの格闘ゲームライターたちが揃う、戦闘民族ゴジライン。
2017年7月そこに、新たなる「競技」が投げ込まれた。
戦えるゲームがある限り、おれたちの闘争が終わることはない。
たとえ、それがアイドルゲームであったとしても。

『青空アンダーガールズ!』
iOS/Android
配信日:2017/6/27
基本無料(アプリ内課金あり)
ジャンル:青春ドラマチックアイドルゲーム

△配信が開始されたばかりの『青空アンダーガールズ』。プレイヤーは、アイドルたちの「プロデューサー」となって、彼女たちをサポートします。

ケンちゃん「『青空アンダーガールズ!』、演出が格闘ゲームっぽいからやってみない?」

浅葉「スクウェア・エニックスの手のものか、ダイレクトマーケティングはやめろ」

ナカジマ「ファミ通Appで記事をやってるのを見たぞ。先にやり込んだ知識で”マウント”取る気か?」

ケンちゃん「マウントも何もまだ課金すらしてないけど。ライブバトルっつうのが、かなり格闘ゲームっぽいんよね。バトル画面に『ワールドヒーローズ』を感じたからやってみたいんだよ。記事には書けなかったけど(笑)」

『ワールドヒーローズ』:1990年代に人気を博した格闘ゲームシリーズのこと。ジャンヌ・ダルクやラスプーチンなど、歴史上の人物をモチーフにしたキャラクターが多数登場する。飛び道具の反射や、投げかえしなど、戦略を深めるシステムを次々と搭載し、一部のコアな格闘ゲーマーからは熱烈な支持を受けていた。また、一部の作品には「デスマッチモード」という特殊なルールの対戦モードが搭載されており、シリーズ2作目にあたる『ワールドヒーローズ2』のデスマッチモードはシーソーように体力表示が行われていた。ケンちゃん曰く、『青空アンダーガールズ!』の体力ゲージは、『ワーヒー』へのリスペクトが感じられるとのこと。

△上のゲージが『ワーヒー』っぽいと言い出すケンちゃん。伝説のアーケードゲーム雑誌・ネオジオフリークライターの心の闇は深い。

△ライブバトル前の画面も、どことなく格闘ゲーム風。

浅葉「確かにこのゲームからは『ワーヒー』の魂を感じる」

ケンちゃん「詳細は知らないけど、”対戦ライブ”ってのもあるらしい」

ナカジマ「アイドルゲーなのに対戦できるのか。『ワーヒー』好きとしては黙っておれん。わからせるわ」

△画面に燦然と輝く「対戦ライブ」の文字。

Go「絶対これ『ワーヒー』意図したわけじゃないでしょ!格闘ゲームオタクの発想、こええ」

浅葉「『ワーヒー』は、人間の記憶に刷り込まれている」

ナカジマ「『ワーヒー』なら仕方ない、やろう。モンゴリアンダイナマイトおる?」

浅葉「モンゴリアンダイナマイトはキャラ名じゃねえ。よし、まずは推しキャラを決めよう」

マジシャン・ひなたchanを選ぶ男

浅葉「決まった。おれはひなたちゃん。一人称が「あたし」の女の子は信用できる」

△浅葉の推しキャラのひなたちゃん。妹キャラクターというのもポイントが高いらしい。

ケンちゃん「ひなたちゃん可愛いよね」

浅葉「特技がマジックらしい。俺も小学生の頃、おばあちゃんにマジックグッズたくさん買ってもらって同級生の間でドヤってたから通じるものを感じる」

ナカジマ「あんたの小学生時代、歪んだエピソードが多くて心配なんだが。ツインテール推しだから、金髪の娘かと思ったわ」

浅葉「ナカジマ、俺は変わったんだよ。マリー・ローズちゃんと出会って。金髪のツインテールはマリーちゃんだけ」

マリーちゃん:『DEAD OR ALIVE』シリーズに登場する、金髪ツインテールの最強美少女マリー・ローズちゃんのこと。浅葉は今年、マリーちゃんの出身地であるスウェーデンに旅に行く予定を立てている。

ナカジマ「『けいおん!』のあずにゃんは別なの?」

浅葉「あずにゃんは黒髪ツインテールだし。ナカジマさん、ゲームとアニメを一緒にするの、やめたほうがいいよ。現実見えてない。あと、おれはゲームに置いて、「お姉さん」がいるヒロインはかなり評価してる」

ケンちゃん「何なのこの評論家みたいな人」

△ライブパートの3Dモデリングもkawaiiひなたchan。

愛美と書いて、ヴィーナスと読む

△金髪kawaiiアイドルの名前に注目。

浅葉「ちなみに金髪のツインテールの女の子の名前、愛美って書いて「ヴィーナス」って読むんですよ。ちょっと常識人のおれにはついていけない」

ナカジマ「これ愛美ちゃんは悪くねえじゃん。プロフィールに、恥ずかしいので「えみ」と名前を読みを偽っているって書かれてるだろ」

浅葉「愛美ちゃんの家に挨拶行ったら、ジャージ着た金髪のご両親が出てきたらどうすんだよ」

ナカジマ「それはちょっと考えるね」

ケンちゃん「何て心の狭い男たち。愛美ちゃんは俺が守るよ。俺だけがこの娘のことをヴィーナスって呼べる」

浅葉「ヤンキーのご両親出てきたらどうするんだよ」

ケンちゃん「おれ自身がヤンキーになる。この外見なのに、才能がないことを自覚していて努力している、ってのもいい。この娘は伸びるよ」

ナカジマ「もう既にプロデューサー気取りか」

最大にこだわる男

△本作における「最大」を確認しました。

浅葉「そういえばナカジマには俺が”合うキャラ”探しといた。千尋ちゃん、94。一番でかい」

ナカジマ「94か。圧ある」

ケンちゃん「94て何?」

浅葉「バストサイズ。確認した限りでは千尋ちゃんが最大っぽい」

ケンちゃん「数字だけで分かり合うのやめろ」

ナカジマ「格闘ゲームでも「最大」にこだわってきたからね。俺の思想とマッチする良キャラっぽい。心が平穏であることを願ってるっていうのも、おれに近い」

がちょ「平穏であることを願ってる男、いつも格闘ゲームで怒っとるが」

コイチ「あれはゲームが悪い。おれは悪くない」

出身地というファクター

浅葉「Goはなんか気になるキャラいるの?」

Go「公式サイトにはキャラクターの詳しいプロフィールが載ってるんですけど、野々宮琴音ちゃん、いいなって思ってます」

△公式サイトには、詳しいプロフィールが掲載されている。

ナカジマ「その心は」

Go「出身地が鎌倉なんすよ。お嬢様っぽい。あと、調布の娘もいた」

浅葉「Go、金目当てか?自分がヤンキーだった時のこと思い出せ、霧島さんみろ」

△盗んだバイクでは走り出しません。

Go「東京都・町田出身。趣味がバイクのカタログ集め。つええ。おれこいつにします」

浅葉「ヤンキーこええ」

別の世界のカレシの記憶

がちょ「おれは寧々さんのカレシだから、岩倉寧々さんかな」

△人見知りなのにアイドルをしている岩倉さん。

浅葉「他社のゲームで生まれたかわいそうな妄想を違うゲームに持ち込むのやめてください。この世界にデキシーズはない」

ナカジマ「おれも寧々さんのカレシだったけど、その考え方はサイコ」

がちょ「声優が井口裕香さん/中田譲治さんっていう「ガンフレイム」撃ちそうなアイドルもいいね。俺、ソル好きだし」

ガンフレイム:2D格闘ゲーム『ギルティギア』で中田譲治さんが声を担当している、ソル・バッドガイの必殺技。がちょ氏は、このキャラクターを使って、ダッシュから無敵技をぶっ放してくる。

△声優欄に注目。

ナカジマ「このヴァルキュリアってユニットは、ベテランの声優さんが多いんやね」

ケンちゃん「そうだね。このヴァルキュリアってユニットは、プレイヤーのライバルみたいなものなのかな。ストーリーモードで成長を見守るアイドルは、新人声優さんが多いように見える。声優さんにも”推し”を見つければ、より楽しいかもね」

ところで『青ガル』ってどんなゲームなの

がちょ「アイドルゲームってことは音ゲーなの?ライブシーンめちゃくちゃ動いてるけど」

ナカジマ「おれも音ゲーかと思ってたけど、そうじゃないっぽいね。ライブ中に「デッキ」を使って戦うみたい。デッキをうまく回して、相手の体力を削っていけば勝ちになるらしい」

浅葉「ほー、おれ音ゲー下手だから助かるわ。音ゲーでナカジマにマウントとられたらやべえ」

△育成したアイドルは、ライブバトル中にカードゲームのデッキ風に表示される。状況に応じて、どのアイドルのカードを切るかで、ライブの戦況が大きく変化するのだ。

△「レッスン」パートでアイドルたちを育成すれば、ライブバトルに勝ちやすくなる。

浅葉「対戦できるところまでとりあえず進めるか」

ナカジマ「おい、お前、「経費」で課金したら殺すぞ」

浅葉「人の心を平穏に保つこと願っているナカジマさん、こええ」

ナカジマ「課金するときはおれへの「申告」頼むな」

がちょ「と言うか、これ”推し”とか決めても、ガチャで出ないと”推せない”のでは」

浅葉「信じれば出るはず」

『青空アンダーガールズ!』iOS版ダウンロードページ

『青空アンダーガールズ!』Android版ダウンロードページ

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浅葉 たいが

浅葉 たいが

ゴジライン代表。ゲーム、アニメグッズのコレクター。格闘ゲーム、アドベンチャーゲーム、RPGをこよなく愛する。年間100本以上のゲームを自腹で買い、遊ぶ社壊人。ゲームメディア等で記事を書くこともあるが、その正体はインテリアデザイナー、家具屋。バンダイナムコエンターテインメント信者かつ、トライエース至上主義者。スマートフォン版『ストリートファイター4』日本チャンプという胡散臭い経歴を持つ。

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