【SAOHR】浅葉のプレイ日記.04、ビーターたちとの絆

最近のゲームは、ほとんどがオンラインマニュアルになってきて、説明書がついてこない。もともと紙の説明書ですらほとんど読まない性質のおれが、オンライン説明書にアクセスするはずもない。しかし、そんな説明書を読まないプレイヤーへの配慮からか、最近のゲームはチュートリアルが充実していることが多い。適当に始めてもなんとかなる。そう思っておれは、『ソードアート・オンライン ホロウ・リアリゼーション』を遊び始めた。

△システムがオンラインゲームばりに多いのも本作の特徴のひとつ。それほど散らかってはいないものの、説明書を一読してもすべて理解することは難しいはず。

△システムがオンラインゲームばりに多いのも本作の特徴のひとつ。それほど散らかってはいないものの、説明書を一読してもすべて理解することは難しいはず。

結論から言ってしまうと、『SAOHR』にも、さまざまなチュートリアルが用意されているので、説明書を読まなくてもゲームを楽しむことが可能だった。ただし、このゲームに関しては、オンラインゲーム風のソロプレイを体験するということにこだわっているためか、”右も左もわからない世界に投げ出される”という感覚に陥るような場面が意図的に用意されているかのように見えるし、なんせシステムが多い。一度説明されたことを覚えられる人ならともかく、何事も流し読みするおれのような人はなかなか、このゲームにおける理想のプレイにたどり着けない。そもそも読んでもいないわけですが。

説明書は読みたくない、一刻も早くゲームを進めたい。
でも知らないシステムがあることで、非効率なプレイをするのは嫌だ。
攻略wikiでネタバレをくらいたくない。
さまざまなわがままをかなえるため、おれは一計を案じた。

△RPGとしての面白さはもちろん、キャラゲーとしてのツボもしっかりおさえている。イベントCG、最高です。

△RPGとしての面白さはもちろん、キャラゲーとしてのツボもしっかりおさえている。イベントCG、最高です。

このゲームの発売日は、2016年10月27日。
おれがこのゲームを始めたのは、『ワールドオブファイナルファンタジー』や、漢のゲーム『クローズBURNING EDGE』をクリアーしたので、一週間後になっている。
そう、このゲームには既に、『ソードアート・オンライン』で言うところの、ビーターが数多くいるはずなのだ。
※ビーター:『ソードアート・オンライン』内に登場するスラング。ゲームをβテストから遊んでいるベータテスターとチーター(ゲームにおける不正改造・チートをする者)をかけあわせた言葉。チートを使用していない場合でも、βテストを通じて、抜きんでたやりこみを見せたプレイヤーに対しても使われる。

説明書を読まずとも、攻略wikiを見ずとも、ビーターの叡智を借りれば、俺はこの世界を駆け抜けられるはず。
おれは、ニコニコ生放送に手を出すことにした。
きっと、放送をしていれば、ビーターたちがおれにアドバイスをくれるはずだ。

おれのこの考えは、”正解”だった。
6時間にも及ぶニコニコ生放送の末、いろいろな情報が集まってきた。おれが目指す二刀流は、特定のスキルを習得した上でソードスキルを規定回数使う必要があること。普通に遊ぶとなかなか難しいキャラクターとの好感度や友好度を上げるパートも、ボタン連打+前方向入れっぱなしというウルトラ雑な技で成功に導けること。なかなか上がらない熟練度を、自動回復を持つスライム相手にボタン連打+放置で稼げること。ビーターたちの叡智は、想像以上だった。(好感度&有効度上げの雑な方法と、熟練度の放置上げは2016年11月17日のアップデートで、できなくなりました。)

△キリトならやっぱり二刀流ということで、前提となる片手剣のスキルを解放することにした。

△キリトならやっぱり二刀流ということで、前提となる片手剣のスキルを解放することにした。


このままビーターたちの力を借り、とりあえずエンディングまで駆け抜ける。
人と人との絆を武器に戦うおれは、まさにキリトのようじゃないか。

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浅葉 たいが

浅葉 たいが

ゴジライン代表。ゲーム、アニメグッズのコレクター。格闘ゲーム、アドベンチャーゲーム、RPGをこよなく愛する。年間100本以上のゲームを自腹で買い、遊ぶ社壊人。ゲームメディア等で記事を書くこともあるが、その正体はインテリアデザイナー、家具屋。バンダイナムコエンターテインメント信者かつ、トライエース至上主義者。スマートフォン版『ストリートファイター4』日本チャンプという胡散臭い経歴を持つ。

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