【DOA6部活動報告書】第4回:教えてほしいって言えなくて、冬

ゲームを最大限に楽しむコミュニティ・ゴジラインから浅葉がお届けします。

『DOA6』のプレイ記を公開しはじめたところいろいろな方に暖かく迎えてもらっている。
始めるだけでこんなに暖かい気持ちになれる格闘ゲームがあるだろうか。

ただ我々、優しくされるとどんどん増長するタイプなので気をつけてください。ちなみに、格闘ゲーム内でリスクリターンを省みない行動をゴジライン的スラングでは「増長する」という。大技を振り回すやつに「増長してんじゃねえよ」とか言い放ちながら、今日も『DOA6』を楽しんでいる。皆さんも仲の良い相手などに空気を読んで使ってみてください。友情が破綻した場合、我々は一切責任を負いません。

格闘ゲームスラング、そして親しき仲での煽り合いの教科書としては『対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~』(現在2巻まで発売中の漫画)を熱烈におすすめする。作中では、麗しいお嬢さまたちが中を深めていくに連れ格ゲースラングを交えたアグレッシブなコミュニケーションをとるようになる。この作品を読むと単純に「親しいから煽ってもいい」というわけではないことがよくわかる。親しいゲーマーだからこそ、空気を読んだテンポの良い煽りが必要となるのだ。つまり何が言いたいかというと、ここで公開している記事の煽りを真似して友達をなくさないでくださいということです。

さて、みなさまからいただいた暖かい反応は多岐に渡る。楽しんでください、応援していますと言ってくれる方も多く、まじあったかい。
クマムシの歌がどこかから聞こえてくるくらいには心がほかほかである。そしてなぜか、強豪プレイヤーの方々からも「わからないことがあったらなんでも聞いてください」とか声をかけてもらった。まじありがたい。
ただ、このゲームを始めたばかりのおれは”わからないことが何なのかわからない#といった状態である。
目下苦戦していることに「マリーちゃんのPP6PK難しくね?」問題があるのだが、こんな初歩的そうなことをめっちゃ強い人に聞いていいものだろうか。これ、2D格闘ゲームでいうところの、「しゃがみ弱パンチ×3ができません」みたいな質問じゃないだろうか。さすがに相手もこんなにレベルの低い相談が来てしまっては、面食らうに違いない。▲試合中にやたらめったら失敗するのPP6PK。一見めちゃくちゃ簡単に見えるがなぜか出ない。
具体的には、先日の活動記に書いた”214Por8Kなどで浮かせた場合→【3PP】→背向け状態H+K→【背向け状態PP6PK】or【背向け状態KKK】”の締めの部分でPP6PKを選択した場合、おれがやるとPPPのコンビネーションになってしまったり、意識しすぎるがあまり遅れてつながらなくなってしまう。格闘ゲームに慣れた方からすると、いやいやPP6PKってさすがに簡単では?と思うかもしれないが、これがマジでミスる。ぼくはレイジングストームも中足真空波動拳も爆裂究極拳も出せるのになんでなんだよおおおおおみたいな感じでミスる。つらい。コンボ中だと成功率が52.12%くらいまで落ちる。(当社比)

そこでまずゴジラインの初心者仲間にジャブ的に質問してみた。

浅葉「PP6PやろうとするとPPPになるんだが。このゲームコンビネーション出し分けるの難しくね?」

返事は以下の通りだった。

急にうまぶりやがって……。そもそもお前らにマリーちゃんのことがわかるのか!?マリーちゃんのだけ難しいかもしれんだろと書こうかと思ったけれどおれは大人なのでやめた。
そして、一人で考え、推理の末に原因らしきものを洗い出した。
自分で悩み、自分で答えを見つけ出すことで人は成長するのだ。

浅葉の名推理
マリーちゃんのPP6PKが難しい理由(わけ)


1.コントローラーが悪い

2.子供の頃ゲーセンで培った”ピアノ押し”が悪い

名探偵浅葉の推理について解説しよう。

まず、今おれはかなり古いアーケードスティックを使っている。プレイステーション5が発売されるので、アーケードコントローラーも世代変わりするだろうとプレイステーション4用のアーケードコントローラーを何台か人にあげたり処分してしまったのだ。ただこの予想は見事に外れ、未だ新ハードに合わせた新しいアーケードスティックは世にでていない。そしておれの手元に残っているのは古い某社のアーケードコントローラーをカスタムしたものと、使わずにおいてある『DOA5』のコラボモデルアーケードコントローラーである。後者に関しては天板に映ったマリーちゃんが可愛すぎるので舐めることはあるかもしれないが、実戦投入することはない。
そして問題はこのカスタムしたアーケードコントローラーがさすがに古すぎるのか、斜め入力が最近怪しい。元の製品はいいものなのだが、メンテナンスがあまりにも適当なためこんな事態になっている。もしかしたらボタンもおかしいかもしれないし、前方向が毎回入っているのかも疑わしくなってきた。自分の腕ではなく機材を疑うあたりゲーマーとしてどうなのかと思うが、これで39年間生きてきた。そんなわけでおれは眠らないeスポーツショップであるドン・キホーテに車を走らせ真の漢が愛するというアーケードスティックのRazer Panthera Evoを購入した。「ドンキでパンテラEVO買ってきたわ」というといろんな人に「ハハハご冗談を。ドンキにパンテラは売ってないでしょ」的なツッコミを受けたが、本当に売っているので証拠写真を添付しておく。地元のドンキにはeスポーツコーナーもあるんだぜ。

▲真の漢の行きつけの店であるドンキで買ったパンテラ EVO。

”ピアノ押し”についても考えてみた。昔話になるが、中学や高校時代に通っていたゲームセンターではいまほど筐体のメンテナンスが行き届いておらず、押しても反応しにくいボタンというのが日常的にあった。しかし、戦いがはじまればそのボタンを使わなければいけないし、負けた相手に「いやーボタンが効かなくてねえ」とか言いにいく訳にはいかない。そこでおれは同じボタンを2回タタンと叩く“ピアノ押し”を習得した。1回叩いて効かないボタンでも、2回叩けば効く確率があがるというやつだ。このピアノ押しについては、格闘ゲームのボタン入力法としてわりとメジャーなものなので、習得した理由はともかくとして使っている人も多いと思うが”壊れているボタン対策”で習得した人ってどれくらいいるのだろう。この劣悪な環境下での対戦に耐えうるために習得したピアノ押しが悪さをしていると考えたのは、PP6PKのP部分のヒットストップがかなり短いためだ。ピアノ押しで押した2回目のPあたりが先行入力として認識され、PPPを繰り出してしまっているのかもしれない。子供の頃ピアノを習っていたばかりにこんなことに。(悲劇のヒロイン風の顔でこれを書いています)

▲キーディスプレイを見ると癖になっているピアノ押しが悪さをしていることがわかってきた。ありがとうトレーニングモード。

と、頭の中で推理したことへの対策は、ドンキで買ったパンテラによりひとつ解決。ピアノ押し問題については、癖になっているもののとにかく封印、封印、封印。やっちゃだめだやっちゃだめだと自分に言い聞かせることで封じてみた。静まれおれの右手!そんなこんなでトレーニングモードに籠もってみたところ、ミスはあるもののわりとできるようになってきた気がするが……、まだミスは多い。当社比でいうと10%くらい成功率が挙がった気がする。
この技一体何なんだよ……、ということで意思が豆腐のように弱いおれはインターネットの海にその悩みを解き放ってみた。
自分で解決しようとか思ったおれがバカだった。誰か助けてくれ。

誰かに向けた質問っぽく書いていないところにおれの人間性の小ささが出ているような気もするが、暖かい方からリプライが届いた。
しかもそのリプライは、求めていた「答え」だった。

「2段目のPの直前からKまで6を入力したままでも出ます」

謎はすべて解けた。P6Pという技がないことを活かした方向キーの先行入力というべきものだろうか。
2D格闘ゲームなら気づいていたかもしれないが(強がり)、DOA6でもこういう賢い入力法はあるのだ。
教えてもらわなければマリーちゃんの基本コンボを一生ミスっていたかもしれない。
なんて暖かいんだ『DOA』プレイヤー。ほんとうにありがとうございます。

今後もちらほらtwitterのほうで、質問させていただくかもしれません。その際は、こいつ……また浅ましい質問のしかたを……とか思いながら読み流してください。

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浅葉 たいが

浅葉 たいが

ゴジライン代表。ゲーム、アニメグッズのコレクター。格闘ゲーム、アドベンチャーゲーム、RPGをこよなく愛する。年間100本以上のゲームを自腹で買い、遊ぶ社壊人。ゲームメディア等で記事を書くこともあるが、その正体はインテリアデザイナー、家具屋。バンダイナムコエンターテインメント信者かつ、トライエース至上主義者。スマートフォン版『ストリートファイター4』日本チャンプという胡散臭い経歴を持つ。

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