ついにストVチャンピオンエディションが稼働しました。今回の記事ではついに『スト5』に降臨したギル様の攻略をお届けします。ギルの最大の特徴は、 炎・氷やられ状態の相手に逆の属性の攻撃をヒットさせると”反属性”やられを誘発出来ること。仕組みがわかるまでちょっとテクニカルなキャラクターですが、自在にコンボができるようになると爽快感抜群なので、ぜひ練習してみましょう!
ギルについて
体力:1000
スタン値:1000
<コマンド表>
ギルの主力技
<主力通常技>
しゃがみ弱P…発生3F最速パンチ。防御手段の少ないギルはこれで暴れる
立ち弱K…発生4Fでガードさせて大幅有利なローキック。ここからの攻めがギルのダメージ源
立ち中K…地上戦で牽制の要となるミドルキック。足先まで判定があり使いやすい
立ち強P…ヒット時+6F、カウンターでしゃがみ強Pが繋がる手刀。しかもキャンセル可能で使いやすい。
しゃがみ強P…2ヒットするエルボーアッパー。キャンセル可能で対空にも地上コンボにも使う
しゃがみ強K…発生が早くガード時も-13Fと優秀な部類の足払い。長さをいかして足元を狙おう。
<主力必殺技>
パイロキネシス(236+P)…弱が真横、中と強は斜め上方向に炎の飛び道具を放つ。EX版は相手に炎やられを付与できる。
クリオキネシス(214+P)…弾の軌道はパイロキネシスと同じだが弾速の遅い氷の弾を放つ。EX版は氷やられを付与できる。
ムーンサルトニードロップ(623+K)…主に相手の飛び道具に対して使う技。ガードされると跳ね返るので隙だらけに見えるけど-2Fなので反撃を受けません。EX版はレバー操作で移動距離を変えられます。
反属性カウンターについて
ギルのEX技はEXパイロキネシス(236+PP)またはEXパイロサイバーラリアット(236+KK)を決めると炎やられ状態を付与し、EXクリオキネシス(214+PP)またはEXクリオサイバーラリアット(214+KK)をヒットさせると氷やられ状態を付与します。
この相手が炎や氷に包まれている状態で、反対の属性の攻撃を当てると反属性カウンターを誘発。反属性カウンターの性質は共通して、「氷の反属性カウンターはスタン値増加、炎の反属性カウンターはダメージ増加」という共通ルールがありますが、技によって拾い直しができる状態での浮きを誘発したり、のけぞり時間が伸びるといった特徴があります。この性質を活かして、コンボを伸ばせるのがギルの持ち味です。
△反属性カウンター時は「RETRIBUTION」という特殊な表示になり、のけぞりが大幅に増加する。通常ヒットではつながらないコンボでもこの通り連続技となる。
属性やられの解除条件について
・反属性カウンターを成立させる
・相手の攻撃をくらう(相手の攻撃をガードしても炎・氷状態は解除されない)
・相手の投げをくらう(投げ抜けであれば炎・氷状態は解除されない)
・炎やられは時間経過で解除(約10秒間、白ゲージのスリップダメージあり)
・氷状態は条件を満たさない限り永続(スタン値凍結)
なお、ギルは反属性カウンターという特殊システムを持つため、クラッシュカウンター対応技を一つも持ちません。他のキャラで有効なしゃがみ強Kがカウンターした際の強烈な起き攻めなどは反属性カウンターのしゃがみ強Kを当てないと作れないほか、無敵技の反撃などでクラッシュカウンター始動、といったコンボはできない点に注意が必要です。
ギルの基本戦術
ギルの立ち回り
遠距離では飛び道具のパイロキネシス(236+P)、クリオキネシス(214+P)を使った牽制がメイン。弱クリオキネシスは弾速が遅いので、この技を遠距離で打ち出して追いかけるように近づくこともできます。対して弱パイロキネシスは弾速が早いため緩急をつけて撃ちわけましょう。
飛び道具に対して飛びこみを狙う相手には2強P対空を主軸に、近いときは4強K、遠い場合は立ち強K、めくり狙いには昇りジャンプ中Pを使い分けてジャンプを落としましょう。また、地上から近づいてくる相手には、リーチの長い立ち中Kによるけん制や、ヒット時にキャンセルのかかるしゃがみ中Kで前ダッシュ防止も必要です。
こちらから攻め込む場合は、ダッシュやジャンプのほか、カウンター時はコンボが狙える6+強K、先端ガードで-6Fと反撃の受けづらい各種弱サイバーラリアットで接近を狙いましょう。ジャンプ攻撃はめくりを狙えるジャンプ弱K、斜め下に強いジャンプ強Kがおすすめです。
ギルの近距離戦
近距離戦では立ち弱Kを起点として攻めましょう。ヒット時+5F、ガード時+3Fと非常に優秀なフレームとなっているのでここからの攻めがとにかく強いです。
<立ち弱Kからの択り方>
1、立ち弱K→投げ:3Fの暴れ潰し、かつ後ろに下がる相手も投げられる強力な選択肢。これが基本。
2、立ち弱K→立ち中P:1に対しての遅らせグラップ潰し。しゃがみ中P→EXサイバーラリアットにつなげよう。
3、立ち弱K→下がってしゃがみ中K:2に対して勝てる相手の後ろ下がりに狙いたい択。投げに対しても有効なので空振りを確認をしてしゃがみ中K→EXパイロサイバーラリアットとつなげよう。
守勢になってしまった場合、ギルは無敵時間のある技がクリティカルアーツしか存在しないため厳しい展開となります。(Vスキル2の”ブロッキング”を使った防御については後述)。守りの択は攻撃発生の早いしゃがみ弱P(発生3F)、遅め投げ抜け、バクステ投げ抜け、3フレーム目からアーマー判定になるEXクリオサイバーラリアット(214+KK)などを使いわけて必死に切りぬけましょう。
ギルの起き攻め
地上の相手にパイロ(クリオ)サイバーラリアットをヒットさせた後は前ダッシュをするとギル側が有利になります。その場起き上がりに対しては立ち弱Kが重なるので、前述した択を仕掛けましょう。足払いがヒットした場合は前ダッシュから立ち中Pを重ねられるほど有利です。
<起き上がり暴れ潰し択>
・サイバーラリアット(地上ヒット)→前ダッシュ→投げ or 立ち弱K
・サイバーラリアット(空中ヒット)→6強K
・EXサイバーラリアット→弱orEXパイロキネシス
・しゃがみ強K→前ダッシュ→立ち中P
・ムーンサルトニードロップ→前ダッシュ→歩き立ち中P
・後ろ投げ→立ち中K or しゃがみ強K
反属性カウンターで勝負を決める
反属性カウンターを狙う場合は、EXクリオサイバーラリアット(214+KK)でコンボを締めることを意識するとよいです。ここから炎属性の弱パイロキネシスや立ち強Pがその場受け身からの暴れに埋まるのでまずはこれで暴れを封じ込めましょう。
氷状態の相手に狙いたい技は反属性カウンターとなる各種炎攻撃。しゃがみ中K→中パイロサイバーラリアット、立ち強P、しゃがみ強K、6強Kを狙っていこう。突然の弱パイロサイバーラリアットも動く相手には有効。反属性カウンターヒット時は相手が浮くまたは大きな有利を得られるのでしゃがみ強PやEXクリオサイバーラリアットで追撃し再び同じ状況をループさせましょう。
ギルのVスキル
VスキルI 「ディバインコメット」
Vスキル1は空中から飛び道具を降らせる技。コーリンのヘイルストームのように上空からコメットを落とす。レバー入力で近め~中間~遠目と位置を選択出来る。初動の動きが重く飛び道具合戦では使いづらいが、出てしまえば画面上部から落ちてくる軌道の関係上、優位に立つことが出来る。なおヒット時はVトリガー1を選択した場合は炎やられ、VトリガーIIを選択した場合は氷やられをそれぞれ付与する。
VスキルII 「ブロッキング」
Vスキル2は当身技の「ブロッキング」。基本的にはリュウの心眼に近しい効果があり、2F発生の当て身に成功すると、その直後からギル側が行動可能となり、相手の技の硬直にしゃがみ強Pなどで反撃を狙うことが出来ます。現時点でブロッキングはギルの特徴とも言えるとんでも性能になっているため、ゴジライン的にはこちらがオススメです。3rdと違ってしゃがみ上段攻撃がしゃがみブロッキングでとれないので基本的には立ちブロッキング一択で良いです。
△しゃがみ弱Kですらブロッキング成功後にしゃがみ強Pが確定する。キャンセル無敵技には弱いので相手のゲージを見て反撃を決めよう。
ブロッキング対応表
立ちブロッキング:立ち上段攻撃、しゃがみ上段攻撃、ジャンプ攻撃、各種打撃必殺技、飛び道具、CA
しゃがみブロッキング:下段攻撃
△非常に強力なブロッキングだが、成立時はガードすることができないので注意。多段技をブロッキングする際は最後までブロッキングするかEXラリアットでめちゃくちゃにしてから反撃する必要があります。
ギルのVトリガー
Vトリガー1は炎、Vトリガー2は氷を纏う技となっており、どちらもEXパイロ(クリオ)キネシスから発動が可能。Vトリガーを発動すると対応した属性の必殺技のEX技が使用不能となる代わりに、通常版の必殺技で炎 or 氷状態を付与できる状態となります。
VトリガーI 「プライマルファイア」
Vトリガー1は右腕に炎を纏い炎を使った必殺技の強化される他、強P+強Kで対空性能のあるアッパー技の追加、さらにアッパー技から追加入力で強P+強K同時押しまたは下方向+強P+強K同時押しで専用の飛び道具を発射することができます。斜め前方向に入力した飛び道具は端端近くでも相手にきちんと届くため、相手が安易に飛び道具などの打ち合いをしてくる場合に一方的に勝つこともできます。
△VトリガーIと反属性カウンターを組み合わせれば画面端の爆発力が一気にアップする。また、マニアックな使い方となるが、VトリガーI中の強化必殺技はVスキルのディバインコメットでキャンセルすることもできる。
VトリガーII 「アイスオブドゥーム」
Vトリガー2は氷を纏い氷を使った必殺技の強化と、強P+強Kで横方向への氷による飛び道具判定の技、また下方向+強P+強Kで氷の罠を設置することが可能。こちらの設置技も同様に、レバー入力によって発生位置を選択できます。通常技やレバー入力の特殊技からキャンセルで設置することが可能なため、反属性カウンターしゃがみ強Kなどでコンボを締め、キャンセルで設置することで相手の起き上がりに重ねて二択を仕掛ける使い方が強力です。
△起き攻めの爆発力の増すVトリガー2。また、こちらVトリガーも氷必殺技技からディバインコメットを出すことが可能だ。
今夜勝ちたいギルのコンボ
Vトリガー共通
1、しゃがみ弱K→しゃがみ弱P[c]弱パイロサイバーラリアット(236+弱K)
下段からの基本コンボ。スタン値を重視したい場合は弱クリオサイバーラリアットでもOK
2、立ち中P or 立ち強P→しゃがみ中P[c]中パイロサイバーラリアット(236+中K)
立ち強Pノーマルヒットからもしゃがみ中Pが連続ヒットするので飛び込みが刺さった場合は立ち強Pにつなげたい。
3、しゃがみ強P[c]弱クリオキネシス(214+弱P)→6+強K[c]弱パイロサイバーラリアット(236+弱K)
地上ヒット時の安定コンボ。対空でしゃがみ強Pを決めた場合はややアドリブが必要なのでがんばる。
4、立ち強P(カウンターヒット)→しゃがみ強P[c]EXクリオキネシス(214+PP)→6強K→強パイロサイバーラリアット(236+強K)
無敵技をガードしたときなどに決めるクラカン代用コンボ。かなりのダメージとスタン値を奪える。
5、(炎 or 氷状態で)しゃがみ中K[c]中パイロ(クリオ)サイバーラリアット(付与属性と反対属性になるものを選択)→しゃがみ強P[c]弱パイロキネシス→EXパイロ(クリオ)サイバーラリアット
反属性カウンターを利用したコンボ例。あまりダメージは伸びないので再度EXラリアットを決めて同じ状況を作ってしまおう。
VトリガーIコンボ
6、しゃがみ中K[c]EXパイロキネシス(236+PP)[c]VトリガーI発動→前ダッシュ~しゃがみ強P[c]中パイロキネシス(236+中P)→ダッシュ~しゃがみ強P[c]弱クリオキネシス(214+弱P)→6強K[c]フレイムジャベリン(2+強P+強K)
しゃがみ中Kからダメージを奪える連続技。フレイムジャベリンは弱パイロサイバーエルボーで代用可能。
7、立ち中P→しゃがみ中P[c]VトリガーI発動→しゃがみ強P[c]強パイロキネシス(236+強P)→強クリオサイバーラリアット(214+K)→6強K[c]バーンストーム~フレイムジャベリン(強P+強K~1+強P+強K)→前ダッシュ→セラフィックウイング(236236+P)
VT発動からCAへつなげるルート。最後がテクい。
8、立ち強K[c]VトリガーI発動→立ち強K[c]フレイムジャベリン(強P+強K~3+強P+強K)→強クリオサイバーエルボー→6強K[c]バーンストーム~フレイムジャベリン(強P+強K~1+強P+強K)→前ダッシュ→セラフィックウイング(236236+P)
立ち強Kヒット確認VT発動からCAへつなげる大ダメージルート。かっこええ。
VトリガーIIコンボ
9、しゃがみ中K[c]→EXパイロキネシス(236+PP)→VトリガーII発動→前ダッシュ→しゃがみ強P[c]弱パイロサイバーラリアット(236+弱K)空振り→しゃがみ強P[c]強クリオキネシス(214+強P)→6強K[c]ツリーオブフロスト(強P+強K)
VT2である必要があまりないコンボ。ツリーオブフロストの用途がまだよくわかってません。
10、立ち中P→しゃがみ中P[c]VトリガーII発動→しゃがみ強P[c]強クリオキネシス(214+強P)→中パイロサイバーラリアット(236+中K)→6強K→弱パイロサイバーラリアット(236+弱K)[sc]セラフィックウイング(236236+P)
こちらもVT2を発動する意味を問われるコンボ。ダメージはそこそこ奪えます。
ナカジマ(コイチ)
あらゆる格闘ゲームを雑然と遊ぶ浅葉の悪友。
『ギルティギア』シリーズ等、アークシステムワークスの作品では有名プレイヤーとして名を馳せる。密かに、第三回TOPANGAチャリティーカップ『スーパーストリートファイター4』で優勝という実績も。
ソニーコンピューターエンターテイメント主催のイベント”闘神激突”では、格闘ゲームの強いおっさん”闘神”として、『ギルティギアイグザードサイン』で鮮やかなネタ殺しを披露した。
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