2018年11月9日、『俺達の世界わ終っている。』(以下『オレオワ』)の1周年記念カウントダウンのゴールとして、『JUDGEMENT 7 -俺達の世界わ終っている。』の公式サイトが公開された。
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— 俺達の世界わ終っている。@公式アカウント (@J7_oreowa) November 8, 2018
『オレオワ』は、プレイステーションVitaで発売された傑作アドベンチャーゲーム。プロットの時点で10万文字を超えていたというシナリオは、圧倒的なボリュームで、さまざまなエンタメ要素が詰め込まれていた。ジャッジメント7と呼ばれるゲーム開発会社のメンバーたちが歩む物語は、熱さ、愛おしさ、切なさ、ほろ苦さ。さまざまな揺さぶりを経て、極上のエンディングへとたどり着く。当サイトでも、その魅力を極力ネタバレしないよう書いたレビューを掲載。その後には、ディレクターの森田直樹氏へのインタビュー記事も掲載している。とにかく、我々にとって、愛すべき作品なのです。
■Goziline過去記事
ネタバレ成分薄め【プレイレポート】『俺達の世界わ終っている。』が変態的に面白いゲームだった
クリア後にお読みください【メイキング オブ『俺達の世界わ終っている。』】物語の名手レッド・エンタテインメントはなぜ「神ゲー」を作り出せたのか【森田直樹氏インタビュー】
今回発表された公式サイトでは、タイトルこそ変更されているものの、プレイステーション4とニンテンドーSwitchという新しいプラットフォームで、『オレオワ』が遊べるのはほぼ間違いなさそうだ。公式サイトには、『オレオワ』の制作・販売元であるレッド・エンタテインメントに加えて、アドベンチャーゲーム制作に定評のあるMAGES.と5pb.Gamesのロゴが表示されている。
現時点では、『JUDGEMENT 7 -俺達の世界わ終っている。』が、移植版なのか、それとも+αがある作品なのか不明だが、『オレオワ』の魅力が、新しいプラットフォームで見られるのはファンとして嬉しい限りだ。(タイトル変更を見る限り、おそらく何か追加要素があるのだろうが、ただでさえ凄まじい本作のボリュームが増えるのだろうか。)より多くの人に、この優れた物語が届き、語りあわれることを願ってやまない。また、『オレオワ』は、海外移植企画も進行中。アドベンチャーゲームの中でも、屈指のボリュームを誇る本作のローカライズ作業はとてつもなく大変そうだが、この独特の空気感は、国内に留めておくには勿体ない。発売から1年、急加速しはじめた『オレオワ』を、引き続きGozilineでは(勝手に)追いかけていく予定です。お楽しみに。
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