ちょもすと申します。
あれやこれやと言っていたら『サーヴァントオブスローンズ』(以下『サヴァスロ』)のRAGEの予選がはじまっております。実際にやってみると「このゲームにどこにこんなに人がいたの!?」と言ってしまいたくなるようなマッチングの早さ、人の多さで、賞金はパワーなのだと改めて感じました。『サヴァスロ』、盛り上がっております。
12勝するために
さて、問題の予選突破です。予選を突破するためにはイベントモードで「3敗するまでに12勝する」必要があるわけですが、これが中々に難しい課題になっております。挑戦自体は期間内であれば無限にできるので、己を磨いて挑戦し続けるのが突破のコツです。
しかし、ここはゴジライン。読者の80%くらいは「己を磨かずに400万円が欲しい」人ばかりだと想定できるので、ここはできるだけ己を磨かずに予選を突破する方法について書いてみたいと思います。
《災厄の塔》を使う
ずばりこのデッキを使いましょう。
攻撃の軸となるカードはいくつかあることを前の記事でお伝えしましたが、《災厄の塔》が一番テクが必要ない攻撃手段だと僕は思っており、おすすめです。僕も色々試してみましたが、《災厄の塔》が最も厨房向けだと思いました。相手の拠点がギリギリ射程に入るくらいに置いて、チマチマと相手拠点の破壊を狙っていきましょう。
流行りによってカードは色々差し替えたほうがいいので、この形にこだわる必要は全くありませんが、ひとまずはこのレシピを解説してみたいと思います。
このデッキのやりたいこと
カウンター気味に《災厄の塔》を出して《ガラティン》で守るデッキです。《ガラティン》で守れない空中ユニットが出てくる時などは、《ガラティン》以外で守ることになります。それを繰り返して相手の拠点が削れたら、《骸の召喚術》と《猛毒の淵》で削りきるのが基本のプランです。
もちろんカードの使い方は相手のデッキ次第で変えていく必要がありますが、軸となるやりたいことは意識しておきましょう。何していいのかわからないみたいな状況を避けられます。
《ガラティン》のおかげで守備力はかなり高いので、基本的に自陣拠点2相手拠点1の状況での勝ちを狙います。相手の拠点を2個破壊する力は基本的にないので、こちらの拠点が一つ割られてしまうと大体負けです。守備力は決して低くないので、守備重視で運用しましょう。
個別のカードの使い方
《災厄の塔》
メインアタッカー。初手にあったら10マナから出してしまってもいいですが、基本的には相手の攻撃をユニットで捌いてから、それらを活かす形で建設するといい感じです。何度も同じ場所に立てると相手に読まれるので、同じ拠点を狙う場合でも、右寄りにしたり左寄りにしたりすると細かいミスを誘えます。
《カラミティ・ジェーン》
万能姉さん。相手の空中ユニットを捌くのに使ったり、対《災厄の塔》では《災厄の塔》を破壊するのに使います。MPが余るからと出してしまうと相手の攻めに対処不能な形になってしまうことがままあるので、後出し推奨です。終盤なら突っ込みゆく《ガラティン》の後ろにおいてもいい仕事をします。
《ガラティン》
漢。漢なので火力と体力がすごいです。相手の《アカズキン》など、迫りくる地上ユニットを対処するために使います。相手の拠点を攻撃しないというデメリットは強烈ですが、結果として《災厄の塔》を守ってくれれば実質デメリットなしなので、その点は《災厄の塔》とはっきり噛み合っています。《災厄の塔》を使う理由の半分くらいはこのカードにあるので、《ガラティン》を信じましょう。絆が重要です。
《猛毒の淵》
相手の《骸の闇術式》を筆頭とした群れ系のユニットを対処するのに使ったり、相手の拠点近くに出てきたユニットを巻き込みつつ、拠点を削ったりといった使い方になります。
とかく便利なカードなのでつい打ちたくなってしまうのですが、相手が《骸の闇術式》を抱えたデッキタイプの場合には、常に手札に持っておかないと即死します。相手の《骸の闇術式》を捌くのが役割の4~5割を占めているので、使いどころには注意したいところです。
《アリス/ハーフナイトメア》
クソカードです。どんなデッキに入れても強い未曾有の強さを持ったカードなので、12勝チャレンジする場合にはお世話になることが多いでしょう。
豊富なHPでユニットのターゲットを取ることもできれば、防御力を下げて防衛を容易にしますし、なぜか範囲攻撃なので地上の群れ系も対処でき、攻めでは相手の拠点の防御力を下げてプレッシャーを与えます。どう使っても強いので適当に投げましょう。カウンターの形を作る際にはこのカードから形を作っていくとうまくいきやすいです。
《骸の闇術式》
試合時間が1分を切ってマナの回復量が増えるまで使ってはいけません。使用禁止です。よほど相手が無理攻めをしてきたら使うこともあるでしょうが、基本は使いません。刺さりにくいのもそうですが、序盤で使うと「バレてしまう」のが大きなデメリットです。
終盤で《ガラティン》を自陣側に釣ってきた相手に対してや、《アリス/ハーフナイトメア》がいい感じに突っ込めそうな場合にこのカードを合わせましょう。《猛毒の淵》が入ってるデッキ相手ならば、相手の《猛毒の淵》を《災厄の塔》など別のカードで釣ってから差し込みましょう。
突っ込んでしまう《ガラティン》に役割を持たせられるのもこのカードの強みです。《ガラティン》が釣られたら合わせて使いましょう。たまに相手の《イージス》から防衛するために自陣に打ったりもします。
《ラグナロク》
対《イージス》《ギガス》ピンポイント採用です。《災厄の塔》の返しに出される《イージス》《ギガス》は対策していないと悶絶してしまうので、しぶしぶ《ラグナロク》を入れています。《災厄の塔》のリアクションで出てくる《イージス》や《ギガス》に対して、先読みで《ラグナロク》を置くことができれば《ラグナロク》がすぐ攻撃を始めるので完璧です。
その場合、相手の《豪雷》で《災厄の塔》と《ラグナロク》をまとめ焼きされると寒いので、できるだけ《災厄の塔》と《ラグナロク》の距離を離して運用しましょう。
《フレイヤ》
対《ブラウニー召喚術》や《フェアリー》、《ハーピーの群れ》相手に使います。体力も高いので、《カラミティ・ジェーン》と共にカウンターの形を作りやすいのもイケてます。
このカードに勝てる群れのカードは存在しない(はず)なので、《災厄の塔》を破壊しに《フェアリー》など群れのユニットを置いてきそうなのが読めた場合には、先読みして《フレイヤ》を置ければ大きくアドバンテージを稼げます。
一方で火力自体は高くないので、《アカズキン》やら《イージス》やらには全くの無力です。尖ったカードですが強いので、うまく使いこなしましょう。
最後は修練あるのみ
と、3000文字に渡って僕の12勝デッキの詳細をお届けしましたが、実際に手を動かさないとわからないことや、細かい操作技術もあればあるに越したことはないので、とにかくやりましょう。RAGE予選、全カードが使える状態で無料かつ無限に遊べます。やらない意味がありません。
それで『サヴァスロ』の面白さが伝わって、ゲーム人口も増えたら最高ですね。いい機会なので『サヴァスロ』、是非遊んでみてください。
Blog:http://chomosh.hatenablog.com/
『CODE OF JOKER』第一回マスター・オブ・エージェント準優勝。
『三国志大戦』では、ランカーとしても活躍。
デジタルカードゲームの猛者として知られるが、さまざまなゲームジャンルを遊ぶマルチゲーマー。
「今日からYOUもゴジライン」という雑な参加要請を受けておっさんたちの仲間になった。
ちょっさん、おたもすさん、オタクなど、幅広い愛称で呼ばれている。
カードゲームの腕は確かだが、すぐに「10年前からの○○使い」などと自らの過去を書き換える癖がある。
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