ビギナーズガイドも4回目となり今回からは少し踏み込んだゲームのセオリーについて解説していきたいと思います。 2D格闘ゲームは大きく分類すると地上戦を重視した作品と空中戦を重視した作品があり、本作“ミリオンアーサー アルカナブラッド”(以下、アルカナブラッド)は空中戦を重視した作品となります。ここではそんな本作ならではのセオリーを紹介していきましょう。今回は地上・対空編となります。
舞台は地上戦ではなく空中戦!
まず最初に断っておきたい重要なことがひとつあります。それは本作では地上技を振るけん制行動はあまり有効ではないということです。 これを念頭においた上でまずは地上戦のセオリーや対空方法などを紹介していきましょう。
地上での立ち回り
まず地上戦ではダッシュから相手に触るために技を振るというのが基本です。具体的には立ちBやしゃがみB、一部キャラの6Bなどをダッシュから振ってみましょう。その際の注意点として、ヒット後にダメージを取れない攻撃はあまり強くありません。火力を出せる技>>>火力を出せない技です。遠いと火力を出せないキャラは、火力を出せるようにサポート騎士で補ってください。火力is正義です。
対空迎撃を学ぶ
空中が強い本作では対空ができないと勝負の土台に立てません。ここでは本作の対空手段をいくつか紹介していきましょう。
地上の対空技は6C
6Cはジャンプ攻撃に対して無敵になるため、跳び込みを落とす対空迎撃として使えます。ただし、出始めの一瞬だけは対ジャンプ攻撃無敵がないため、引き付けすぎると潰されることに要注意。ちなみに、6Cもキャラごとに性能差があり、基本的に真上からの跳び込みを落とせる技ほど優秀です。
なお、6Cは本作で非常に貴重な空中ガード不能技なので、空中ガードで固まる相手への対空としても使えます。最初のうちは意識しなくてもいいですが、空中バックステップで逃げる相手をダッシュで追った際に活躍したりとピンポイントで使えるので対空に慣れてきたら意識してもいいかもしれません。
置き対空の昇りジャンプ攻撃はローリスク
さて、次は6Cより比較的リスクの低い対空行動である空対空の昇りジャンプ攻撃を紹介しましょう。 相手が空中ダッシュを使える落下中は、降り際に空中ダッシュで奇襲してくる可能性が高いです。ここで安易に6Cを振ると相手が何もせず着地したときに空振りしてスキが生じるなどリスクを負ってしまいます。しかし、このタイミングの空中ダッシュを視認して6C対空で反応するのはかなり難しいでしょう。そんなリスクを冒したくないあなたにおすすめなのが、前(or垂直)ジャンプと同時にジャンプ攻撃をくり出す空対空迎撃。この空対空は基本的に先読みになりますが、読みが当たれば空中コンボ、外れても空中で逃げられるとリスクの低さが魅力です。
もちろん、反射神経に自信がある方なら地上ダッシュ中に6を入力し続けて相手の空中ダッシュに神経を集中し6Cを入力するのもありです。しかし、悲しいかな人間には限界があるため、たぶんほとんど落ちないでしょう。もしも確実に落とせるプレイヤーさんがいらっしゃいましたらあなたは世界を狙える逸材です。 さて、空対空の昇りジャンプ攻撃に使う技ですが、基本的に横~斜め上に強いジャンプ攻撃かつスキが小さい技が優秀です。スキが小さい技ならジャンプの落下中に硬直が終わるため、ジャンプの降り際をフォローできます。もちろん、斜め上を狙ったジャンプ攻撃でもスキが大きいと使いにくかったりします。スキの大きめの技は垂直・バックジャンプから使うなどしてスキの大きさを誤魔化すといいでしょう。ヒット時の追撃が難しくなるようならサポート騎士を利用するのも手です。
ジャンプ攻撃無敵の623+Aで対空
一部のキャラの623+Aはジャンプ攻撃無敵が存在するため、対空に使えます。6Cよりも強いポイントは出始め(おそらく1フレーム目)から無敵なので、ジャンプ攻撃が当たってしまう直前でも迎撃できるところです。6Cよりもとっさの反応で対空しやすいので覚えておきましょう。
それでも落とせないなら付き合わない
これまで様々な対空迎撃を紹介しましたがそれでも落とせない状況はあると思います。そのときは相手の跳び込みを攻撃回避で逃げちゃうのが正解です。落とせるときは落とす、落とせないなら付き合わないです。
今回は地上編でした。次回は本命の空中からどうやって近づくのかを解説していきたいと思います。
▶ビギナーガイド02.ガードの揺さぶりを意識しよう
▶ビギナーガイド04.立ち回りのセオリー(地上・対空編)
▶ビギナーガイド05.立ち回りのセオリー(空中からの接近編)
goziline
様々なジャンルのゲームを大人気なく遊びます。
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