皆さまこんにちは。
βテストに落選する確率が極めて高い男、浅葉、34歳、怒ってます。
今まで全く記事を書いてこなかったゲームを最大限に楽しむ集団・ゴジラインのメンバー・ミズシナが、『Shadowverse』というスマホで遊べるカードゲームのオンラインβテストに当選したのをいいことに、おれやナカジマ(2人ともβテストは落選にてゲームオーバー)には全く意味のわからない、コスト、シナジーなどの単語が飛びかう記事を更新しはじめました。
カードゲームを普段からまったく遊ばないおれとナカジマ、そして、遊んでいないゲームのこととなると、内容がわかるはずもないので、記事のほうは流し見して放置していたものの、LINEでも「おもしれえ」、「君たちはやらないの?あ、当選してなかったんですね」とか煽りを入れてきたので、ついに”キレた”。
そんなところからこの話は始まります。
おれ「コストとか、シナジーとか、よくわかんねえんだけど?日本語喋れよ、な?」
ミズシナ「あんた本当に大学でてんのかよ……。まぁカードゲームのシナジーとかコストって単語は、ちょっとゲームのニュアンス入ったところがあるけどね。でも、カードゲーマーなら、ほぼ共通用語なんだよなぁ」
ナカジマ「横文字連打してて既にうぜえ」
ミズシナ「君らも格闘ゲームで、二択とか、荒らすとか、業界用語使うでしょ。そんなカンジ」
おれ「シナジーつうのは何?」
ミズシナ「シナジーっていうのは、カードとカードの相乗効果のことかな。カードゲームってのは、カード単体の強さも大事なんだけど、他のカードを組み合わせることで、より強さを発揮するんだよ。そういう場合に、このカードとこのカードは、シナジーがあるっていう言い方するね」
おれ「『キング・オブ・ファイターズ97』で、京から庵にゲージが引き継がれないのは、シナジーがないってことでいいの?」
ミズシナ「多くの人にわからねえ例えを出すな、この老害格闘ゲーマーが。シナジってる、シナジってないとか、言うね」
ナカジマ「ピザとコーラはシナジってるわけだな。天下一品のラーメンとライスもシナジってる」
ミズシナ「それはただのデブだろ。『シャドウバース』は、サービス開始前にもう一回βテストあるっぽい空気だから、そのときに、シナジーも含めて教えてやるよ」
”教えてやる”というミズシナの尊大な態度に、おれとナカジマの中で何かがハジけた。
おれ「おめえ、まさかおれとナカジマがカードゲームできねえとか思ってない?」
ミズシナ「シナジーとかコストがわからん程度にはできねえんじゃ」
おれ「おれとナカジマの大富豪のやりこみ、知らず?」
ミズシナ「は?大富豪?トランプの?」
おれ「『シャドウバース』をやる前に、おれがホンモノの”カードゲーム”の厳しさ教えるわ」
ミズシナ「お前本当にサイコパスだな。上等だよ」
おれ「お前だけじゃ”運が悪かった”とか、勝負のあとに言い訳されかねんから、カードゲーム強い人知り合いにいないの?」
ミズシナ「ちょっさん(『コード・オブ・ジョーカー』等のカードゲームの有名プレイヤー・ちょもす氏のこと。とても強いらしいtwitter ID:chomosh)とか?」
おれ「今からちょもすさんにtwitterで声かけるわ。ホンモノの”カードゲーマー”キメましょうって」
ミズシナ「正気じゃねえ……。でも、オレが普段から、カードゲーのカードの引きにキレてることで、溜まってるフラストレーション、大富豪で爆発させて勝つわ」
ナカジマ「おれとASB(浅葉)、暇なとき昼間からピザ食いながら大富豪してたからな。ミズシナお前、オワったぞ」
こうして、ゲームを最大限に楽しむ集団・ゴジラインでは『シャドウ・バース』がどんなゲームしかミズシナ以外何もわからないまま、大富豪による真のカードゲーマー決定戦が始まった。
著名カードゲーマー・ちょもすさんを巻き込み、”大富豪”で真のカードゲーマーを決める。シナジー、コスト、そんな言葉はこの戦いには必要ない。求められるのは、ジョーカーを引き寄せる運と、相手を騙し抜くポーカーフェイス。
戦いの目的は、ただひとつ。
自らのほうが強いと、”わからせる”こと。
ケンちゃん「おれも、大富豪と聞いたら黙っていられないんだけど?スマートフォンで、めっちゃいいアプリ見つけたから、それでやろう」
おれ「出たなスマホおじさん」
回転王「『遊戯王』の世界大会出たことあるおれに大富豪で勝てるやつおる?」
大久保ゴジラ「俺自身がjokerになる」
戦いの鼓動を察し、集まってくる対戦好きのおっさんども。
ゴジラインでの逃げは、即、負けを意味する。
ナカジマ「大富豪はまず、地方ルールが多いから、ゴジライン用のルールを決めないといけないな」
回転王「時間あるときに打ち合わせしましょう。おれのいるところでは、イレブンバックとかなかった」
ナカジマ「階段革命は認めねえぞ」
誰が真の大富豪王が、決める戦いが、今、始まろうとしていた。