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【TGS2017】突如現れた南米チリ産2D格闘ゲーム『OMEN OF SORROW : THE DARK STRUGGLE』の秘密に迫る!

      2017/09/26

2017年9月21日、東京ゲームショー2017初日を遊び惚けて過ごす視察するゴジラインメンバー。朝の8時半に集合して開幕ダッシュを決めて目的のものも一通り遊び終わり、少し休憩するかという雰囲気に。とりあえず外に出るかとメインの通りとは離れた区画を通っていると、ポツンと設置されたスペースで狼男が戦っている格ゲーが目に入った。某アメリカ産格ゲーでも出展してるのかなと通り過ぎようしたそのとき、ゴジメンバーのひとりに気づきが……、電撃が走る!

「昏き嵐(ダーク・ストラグル)が、南(チリ)からやってくる」

格ゲーに目がないゴジラインだが、そんなゴジメンバーも体験したことがないあまりにも刺激的なキャッチコピー。これはやらねばなるまい!

本記事は、謎のチリ格ゲーの秘密に迫るゴジライン特派員のプレイレポートである。

『OMEN OF SORROW : THE DARK STRUGGLE』(オーメンオブソロー/ザ・ダーク・ストラグル)
発売日:2018年発売予定
プラットフォーム:プレイステーション4
ジャンル:対戦型格闘ゲーム
価格:未定
開発元:AOneGames

△18世紀の欧羅巴(ヨーロッパ)を舞台に神話や伝説のモンスターたちが戦いを繰り広げる格闘ゲーム。オンライン対戦ももちろんあり。

チリisどこ?

みなさま、チリという国がどこにあるかご存知だろうか。あまりにも離れた異国の地で知らない方も多いのではないだろうか。そんな無知蒙昧で不勉強なみなさまのために少しチリについて教授しよう、Wikipediaが。

Wikipediaより
チリ共和国(チリきょうわこく、スペイン語: Republica de Chile)、通称チリは、南アメリカ南部に位置する共和制国家である。東にアルゼンチン、北東にボリビア、北にペルーと隣接しており、西と南は太平洋に面している。首都はサンティアゴ・デ・チレ。
1818年にスペインより独立した。アルゼンチンと共に南アメリカ最南端に位置し、国土の大部分がコーノ・スールの域内に収まる。太平洋上に浮かぶフアン・フェルナンデス諸島や、サン・フェリクス島、サン・アンブロシオ島及びポリネシアのサラ・イ・ゴメス島、パスクア島(イースター島)などの離島も領有しており、さらにアルゼンチンやイギリスと同様に「チリ領南極」として125万平方キロメートルにも及ぶ南極の領有権を主張している。

△南米の太平洋に面した縦に細長い国がチリである。ふむ、遠いということだけはよくわかった。

しかし、チリって格ゲーの土壌がある国なんだっけなと疑問が生じる。

アメリカと国境を隣接する中米のメキシコはKOFが盛んで強いと有名だがチリは正直聞いたことがない。とりあえず、「チリ 格ゲー」と検索してみる特派員……、

いた!KaneBlueRiver!

アルカプ好きなら誰もが知っているプレイヤー。EVO2015でハルクで優勝したKaneBlueRiverはチリの格ゲーマーだったのだ。こんな有名格ゲーマーがいるということは、まさかチリは格ゲーが盛んなのか!? これは期待できる。

チリ格ゲーは正統派2D格闘ゲーム

そんな、格ゲー土壌のあるらしきチリ格ゲー『OMEN OF SORROW』の実力は如何に!? とりあえず、ゴジメンバー同士で殺し合いプレイしてみた。

※画像は直撮り100%のため解像度が荒いことにご注意ください。

△プレイアブルはおそらく12キャラで、今回は4キャラクターだけ遊ぶことができる。

システムは比較的シンプルな2D格闘ゲームとなっており、2D格闘ゲームをやったことがあるプレイヤーならすんなりと覚えられるだろう。攻撃は弱P、弱K、強P、強Kの4ボタンで、さらにL1にEXボタン、R1に投げボタンの配置となる。EX技と超必殺技(1ゲージ)、超必殺技(2ゲージ)は、画面下部のゲージを使って発動可能だ。

△超必殺技(1ゲージ)はカットインなしでいきなり発動。いきなり大技が飛んでくるので恐怖!

△超必殺技(2ゲージ)はカットインありの大技。迫力あるカメラワークで破壊力もすごい!

△22+EXボタンで左下の青いゲージを消費(?)してパワーアップ。今回のプレイでは何が強くなったかはわからないが、色々繋がるらしい。キャンセル発動可能。

プレイしていると開発のパトリシオ氏がちょこちょこ助言をしてくれるため、スムーズにゲームを操作できるようになっていた。ありがとうパトリシオ!

△アニメーションを担当している開発のパトリシオ氏。日本語がうまくてびっくりの陽気なナイスガイである。

DOOMが危険でアブナイ!

プレイし慣れてくるとちょくちょくDOOMEDというシステムメッセージが表示され、青紫のオーラを身に纏っていることに気づく。

△システムメッセージにDOOMEDの文字。プレイしているとかなりの頻度で発生するため、細かいことは気にしないゴジメンバーでも流石に気になってくる。

特派員「このDOOMって何だろ?」

パトリシオ「逃げてばかりしていると DOOMED になってアブナイです。」

特派員「ネガティブペナルティみたいな感じってことなのかな。」

パトリシオ「そうですネ。DOOMEDになるとシンプルモードになります。」

特派員「!?」

あまりにも刺激的なワード“シンプルモード”に痺れる特派員。

格ゲーではネガイティブな動きをする輩に古来から対策が練られており、“逃げるやつはゲージ没収”“逃げるやつはチキンマークをつける”など様々なおしおきが実装されてきた。しかし、ペナルティーとして簡単操作になるシンプルモードを強制させるという発想は誰も持っていなかっただろう。とんでもない発想だが、格ゲーのテンプレに囚われない人々のほうが異次元の発想をして、ゴジメンバーをワクワクさせてくれるのだ。

【シンプルモードとは】

最近では色んな格ゲーについてたりする初心者のための入力補助システム。必殺技がワンボタンで出たり、自動ガード搭載など色々な補助をしてくれたりする。反面、上級者が使うと強すぎるという判断で中級者以上の対戦では致命的なデメリットも同時に搭載していることが多い。パトリシオの言うシンプルモードがこれを指すのかはわからないが、ゴジメンバーがDOOMED中に技がでないと騒いでいたので多分間違ってはいないだろう。

DOOMEDはアブナイということをゴジメンバーに知らせ、プレイを再開するとDOOMEDに新たな事実が発覚する。

飛び道具を重ねられるとガードができない

防戦一方でガードし続けてもDOOMEDが発生

Oh…なんてクレイジーなゲームなんだ。

△DOOMEDが発生すると恐怖の始まり。主人公のビーム飛び道具でダウンしようものなら起き上がりに再度ビーム飛び道具を重ねられる。つまり、ハメの完成である。

 

もはや、ネガイティブペナルティーではなくガードクラッシュ系のデメリットなのではないかという疑念も湧いてきたDOOMED。あまりにもすごすぎるDOOMEDとは一体何なのか……。とりあえず、DOOMの意味を調べてみる。

Doom:運命、 破滅、死 

なるほど……、破滅する運命ならハメ(死)もやむをえまい。

これが仕様なのかパトリシオに聞いてみたかったが、チンパンプレイで騒ぎ続けるゴジメンバーたちに呆れたのか席を外しており真相は闇のままだ。

△プレイ動画を見なおして気づいたが、左下の円のゲージが減るとDOOMEDが発生していた。さらにBOLD CANCELでも左下のゲージが消費されているのを確認したので、もしかしたら、このゲージの押し引きがゲームの駆け引きのカギなのかもしれない。

キャラクター紹介

ここでは、プレイアブルだった4キャラの紹介をしていこう。伝説のモンスターや神たちの戦いらしいので元ネタを調べてみるのも面白いだろう。

GABRIEL

△たぶん主人公。ゴジメンバーの大久保ゴジラと髪型・髭が酷似していることから、強制的に大久保ゴジラに押し付けられる。通称:前髪マン。

必殺技は主人公っぽく、2種の飛び道具(ビーム)を使い、対空攻撃(無敵なし)、突進(確反)を使う。大久保ゴジラ曰く、ビーム以外いいとこがない。

△ビーム以外いいとこがないといいつつDoomになるとビームでハメてくるわ、ビーム持続>ビームが飛べないわで立ち回りの強さはなかなかのもの。

ZAFKIEL

△美人な天使。日本人にはあまりなじみがないが、神の番人らしい。かっけぇソードでシャカシャカしてくる。

横薙ぎ攻撃と前後の移動技、突進からの上昇蹴り、ラッシュ攻撃などを持つ中距離もいけるスピードタイプと思われるキャラ。突進から移動技に繋げてラッシュしたり、緊急離脱できる模様。斜め強襲する空中突進がガードで反撃確定なしで、コパン連打が早い。とりあえずこれだけでメシを食ってました。

△移動技や突進技で攪乱していくと強そうだ。

VLADISLAV Ⅲ

△ダンディな風貌の魔道士っぽいおじさま。映画化したら、ロバート・ダウニー・Jrを使ってほしいところ。

斜め下に空中飛び道具と下がりながら撃つ飛び道具がとにかく強力。さらに技後にワープで移動できることがパトリシオの助言により判明。近距離では、下がってから掌底をくり出す技が、近距離技をことごとくスカしてから攻撃するのもかなり匂ってます。さらに3連撃持ち。たぶん立ち回りは最強で、プレイアブル4キャラで一番強いのではないかという疑惑あり。

△空中飛び道具や地上飛び道具からワープ攻撃ができると聞いただけで格ゲーマーなら怪しい匂いを感じるはず。空中飛び道具もほぼスキなし(?)

△ワープして相手の真上から落下し攻撃する。空中からの攻撃なのに中段と下段の2種類あり。最後のトドメにワープ下段によるネタ殺しをされて温厚な特派員もこれにはぶちギレでした。

CALEB

△狼にハズレなしという持論の元、迷いなく特派員が選んだキャラ。用事で席を外していて遅れて参戦したゴジ代表の浅葉も「オレのキャラは決まってる。こいつでしょ。狼が弱いわけない。」と同じ発言が飛び出す。ゴジメンバーの考えはいつも単純である。

飛び道具がない肉弾戦スタイルで、連続入力必殺技や移動コマンド投げ(立ちのみ?)、中段必殺技など多彩な近距離攻撃を持っている。しゃがみCも非常に性能がいい2段技でかなり使いやすい。低姿勢のしゃがみ歩きで立ち技のほとんどを空振りさせていたのもケモノのパワーを感じさせていた。

パトリシオによると、超必殺技(2ゲージ)が当身技らしいが、特派員は最後まで決めることができなかったのが残念。(出し辛くて不発)

△しゃがみCの1~2段目キャンセル>連続突進or中段突進は今夜勝ちたい連係。カロリー控えめでおすすめです。

対戦動画

CALEB(狼男)vs GABRIEL(前髪マン)


ZAFKIEL(天使) vs VLADISLAVⅢ(ダンディ)

気になった点

まだまだ開発中の本作だがいくつか気になったことを記述しておこう。

超必殺技が出しにくい

必殺技コマンドは波動(236)と竜巻(214)の技がほとんどで比較的出しやすいのだが、236236や214214といったコマンドの超必殺技になると途端に出し辛くなるのを感じた。原因は謎だがコマンド受付時間が厳しいのかもしれない。ゴジメンバーで苦戦するとしたら初心者は間違いなく出せないはず。とはいっても、コマンド関連の操作を快適にするには、ノウハウとテストプレイが大事なのでこれからテストプレイを重ねれば、改善される可能性は大きいだろう。

体力の回復量がすさまじい

ダメージを与えたあとに膨大な回復可能体力が発生するため、時間経過で与えたダメージのほとんどが回復してしまう。ラッシュでいっきに倒し切れるキャラに有利なシステムかつ間延びしてしまうのではという懸念がある。システムをすべて使い切ってないため、実は回復可能ゲージを消す行動がある可能性もなきにしもあらずで欠点とは言い切れないが気になる。

起き上がりが遅い

ダウンしてから起き上がるまでが遅く、ややテンポの悪さを感じた。起き上がり系行動を増やしてもよさそうだ。

総評

初の格闘ゲーム制作とは思えないくらいにしっかり格ゲーをしていたので中の人に格ゲー有識者がいるのは間違いないだろう。かなり粗削りではあるものの、これまでとは違った体験ができる作品になっている。今回はすべてのシステムを使い切ってプレイしたとはいいきれないため、どんなゲームなのか全容はまだまだ未知数。キャラクターも個性的で今の日本のゲームではなかなかいないタイプのキャラで遊べるのも個人的にはイチオシポイントだ。

△システムメッセージに表示される“BOLD CANCEL”も何なのかわからぬまま。じっくりプレイする機会あれば解明したい。

△ゴジライン内で使ってみたかったと評判のキャラ。表情からサイコパスを感じます。

現在、まだまだ開発途中で意見を広く募集しているとのこと。TGS2017で触れるので、行く機会がある方はぜひ触ってみて欲しい。

そして、わからないことがあればパトリシオに聞いてみよう。その際に「ゴジラインを見て来ました」と言えば話が弾むはずだ!

OMEN OF SORROWをプレイできる場所と期間

東京ゲームショウ2017(TGS2017)
【開催期間】
ビジネスデー:9月21日(木)・22日(金)10:00~17:00
一般公開:9月23日(土)・24日(日)10:00~17:00

【場所】
7-8ホール 8-n01 “AoneGames”

 

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がちょ

フレームの神と呼ばれた男。
この男が作ったフレーム表は数知れず。
持ち前の調べもの力を活かして、キャラゲーの発売初日に永久コンボをひっさげて現れることも珍しくない。
「走ってきて無敵技しか打たない」と言われるほどの力強いプレイスタイルは、ゴジラインでも異彩を放っている。

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