【PSO2】オンラインの絆が交差する場所「ファンタシースター感謝祭2017&アークスバトルト−ナメント決勝」レポート

今回の記事では、2017年8月12日(土)、東京の有明コロシアムで開催された、ファンタシースター感謝祭2017&アークスバトルト−ナメント2017の模様をお届けします。
このイベントは、『ファンタシースターオンライン2』のオフラインイベントとして毎年開催されている感謝祭と、地区予選を勝ち抜いた猛者たちが激突するアークスバトルトーナメントの決勝を兼ねたものです。全国5都市(東京、名古屋、大阪、福岡、北海道)を回った両イベントの締めとして、有明コロシアムを会場にして開催された本イベントは大にぎわい。
イベントの模様を中継した生放送も、たくさんの人が視聴していたようです。

△有明コロシアムに、多くの『ファンタシースター』シリーズファンが集結!ステージ上では朝から夜まで、さまざまなイベントが行われた。

会場のステージでは、『PSO2』のアップデートに関する新情報発表や、声優の緒方恵美さんやチョーさんなどの豪華なゲストを交えたトーク、豪華なゲストによるライブなど「お祭り」の集大成となる数々のイベントが実施されました。ユーザー参加型のコスプレコンテストやクラフトコンテストなども大いに盛り上がり、アークス最強を決める「アークスバトルトーナメント」もドラマティックな試合の連続。イベントの開始から終了まで、10時間以上に及びましたが、会場が終始多くのプレイヤーたちで賑わっていたのが印象的でした。

個人的には、アークスバトルトーナメント決勝大会は、最近よくゲーム界隈で話題となるesportsのイベントとしてみても、とても素晴らしいもので、選手たちにスポットが当たりつつ、多くの人が惹きつけられる大会となっていたように感じました。(なんと、ゴジラインに協力してくれていた方々が大活躍したという嬉しい出来事もありました!)

△アークスバトルトーナメントの決勝大会には、ゴジラインのTシャツを着て、アストレアさんや梅さん、Keytaさんらが登壇してくれました!アストレアさんとKeytaさんの所属するチームはなんと、「優勝」!こちらのイベントに関する記事は、今後のゴジラインにプレイヤー座談会とともに掲載予定です。

また、ステージ以外にも、『ファンタシースターオンライン2』関連の展示や、プレイヤー同士の交流をサポートするブースなどが設置されていました。プレイヤーたちが所属するship(サーバー)別のブースでは、初対面の方ともお話する機会があり、取材として参加した筆者も、オンラインゲームならではの新しい出会いを体験することができました。「ゴジライン」という媒体名に反応してくれる方もたくさんいて、とても嬉しかったです。
現行のメインストリームである『PSO2』シリーズが全面に出たイベントだったものの、中にはオフラインRPG時代のコスプレをしたプレイヤーなども見られ、『ファンタシースター』というコンテンツの歴史とその熱量に驚かされました。

先ほど、自分も本イベントのタイムシフトを見直して、その盛り上がりを再確認したのですが、放送には映っていない本イベントの魅力を一つ、ここでお伝えしておきます。
それは、大いに盛り上がった本イベントを支えていた縁の下の力もちの皆様の存在です。
セガのスタッフの方はもちろん、本イベントの運営に関わっていた方々の細やかな配慮が、現地にたくさん溢れていました。グッズ販売などで屋外に並んでいる人に、無料で飲みものを差し入れたり、人が集まりそうな場所には、送風機を設置したり。屋台なども単一ゲームのイベントとは思えないほど充実し、とても安心感のある「フェス」になっていました。毎年、大きなオフラインイベントを各地で開催してきた、『ファンタシースター』チームの思いやりがあふれるイベントだったと思います。

△野外の物販ブースに並んでいる人たちにはなんと、運営からの「差し入れ」が。

△会場で先行販売された『PSO2』のアイドル・クーナさんのアルバム。

もちろん、イベントの配信も丁寧で、それらを鑑賞するのもとても楽しいです。夏場は暑くて、外出するのが億劫になったりもします。
しかし、現地には、こうした暖かな環境や、意外なコミュニケーションの可能性があるのです。次回の開催は不明ですが、『ファンタシースター』関連のイベントはほぼ毎年やっていますから、来年もきっと「何か」があるはずです。もし、その時、予定が空いていたり、出かける気分になったら、是非会場に足を運んでみてください。
きっと、そこでしかできない、素敵な体験があるはずです。

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浅葉 たいが

浅葉 たいが

ゴジライン代表。ゲーム、アニメグッズのコレクター。格闘ゲーム、アドベンチャーゲーム、RPGをこよなく愛する。年間100本以上のゲームを自腹で買い、遊ぶ社壊人。ゲームメディア等で記事を書くこともあるが、その正体はインテリアデザイナー、家具屋。バンダイナムコエンターテインメント信者かつ、トライエース至上主義者。スマートフォン版『ストリートファイター4』日本チャンプという胡散臭い経歴を持つ。

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