【ストリートファイター5】今夜勝ちたいベガ攻略

サイコパワーといえば、麻宮アテナ派の浅葉です。
『ストリートファイターⅤ』、まだまだオンライン環境が微妙なカンジですが、『ファンタシースターユニバース』(通称『PSU』)を発売日早朝に並んで買い、そこから数日画面が真っ黒で遊べなかったことに心を鍛えられたおれは、サービスイン直後オンラインゲームってこんなもんでしょうと開き直って遊んでおります。

さて、今回お届けするのは、サイコパワーの使い手、ベガ。無敵技に乏しいため、防御面は若干不安なものの、攻撃力がメチャクチャ高いので、とにかく”火力を押しつけたい”という人にオススメのキャラクターとなっています。

△雑な連続技でももりもり体力を減らせるのがベガの強みです。

△雑な連続技でももりもり体力を減らせるのがベガの強みです。

近距離で(サイコ)パワーを見せつける

ベガの強みは、なんといっても近距離の攻め。本作にしては珍しく、密着の弱攻撃から投げが届くうえ、ガードされても攻めを維持できる”クラッシュカウンター”対応技の立ち強Kがあるため、攻めのプレッシャーが半端じゃないことになっています。立ち弱Porしゃがみ弱K→立ち強Kor投げ、まずはこの攻めを仕掛けることを意識して闘っていきましょう。立ち強Kは、少し出が遅いので割り込みにはやや弱いですがガードさせたあとはベガ側が先に動き出せる強力な技です(+3フレーム)。対の選択肢である、立ち弱P→投げが相手の通常技の割り込みを気にせず投げられる神連係なので、立ち強Kに通常技での割り込みが目立つ相手には、こちらを何回か見せておきましょう。

△密着状態からの立ち弱P、しゃがみ弱Kからの当て投げがお手軽

△密着状態からの立ち弱P、しゃがみ弱Kからの投げがその場から届くのがベガの強み。投げ間合いが一般的なキャラクターよりもやや広めです。

ガードをガチガチに固める相手には、図々しいサイコアックスなどを混ぜて横押しをしかけるのもアリです。ゴジラインでは、サイコアックス→サイコアックスという暴れにも何にも勝てないふざけた動きが通ったときに、”生きている”ことを実感できると評判です。一見、ただの舐めプレイに見えますが、こうした図々しい連係を仕掛けることで、EXゲージをもりもり溜めることができるので、相手がガードしがちだと思ったらサイコアックスや立ち強Kでごりごりと押していきましょう。ベガはサイコパワーというか、こういった肉弾戦があまりにも強力です。『スト4』ではかろうじて、ダブルニープレスという超能力的な動きをする技が攻めの主軸だったのに……。また、デビルリバースは、コマンド入力完成直後に素早く派生すれば、かなり早いタイミングで攻撃へと移行するので、攻めをうさんくさく継続する手段として有効です。しゃがみ中Pキャンセルなどから、低空で派生させてみましょう。ガードされるとほぼ五分くらいの状況なので、3フレーム技を持たないベガにとっては実は気まずい状況なのですが、この技を「低姿勢技で勝てる」と、7年前のゲームの知識で生き抜こうとする人には非常にヒット率が高いです。また、EXデビルリバースには、反転直後に若干無敵時間があるようで、空対空で落しに来る相手に勝ちやすいという強みがあります。

△立ち強Kはクラッシュカウンター対応技かつ、ガードさせてベガ側が先に動けるスゴ技です。

△立ち強Kはクラッシュカウンター対応技かつ、ガードさせてベガ側が先に動けるスゴ技です。

 

近づくためのあれこれ

相手に近づく手段として使いやすいのは、目下インターネット上で話題の前ダッシュ。ベガの前ダッシュは、全体動作こそ遅いものの、動作途中にうさんくさい打撃&飛び道具無敵時間があるので、前ダッシュ→立ち弱Por投げという動きを繰り出すのも有効です。前ダッシュの距離を把握しておき、”どの間合いで狙いやすいか”を整理しておきましょう。

△『ヴァンパイアセイヴァー』の世界でも通用しそうな前ダッシュ。動作途中に、打撃、飛び道具無敵があり、接近手段として非常に強力です。

△『ヴァンパイアセイヴァー』の世界でも通用しそうな前ダッシュ。動作途中に、打撃、飛び道具無敵があり、接近手段として非常に強力です。

ダッシュだけでは当然、相手側のダッシュ狙いの地上技や、垂直ジャンプで対応されてしまうので、リーチの長い立ち中Kでのけん制、地上技に打ち勝ちやすい強ダブルニープレス(ガードされても-2フレーム。打撃による反撃を受けません)、奇襲のジャンプ攻撃(下に強いジャンプ強P、横に長いジャンプ強K、めくりを狙えるジャンプ中Kを使い分けましょう)、ヘッドプレスなどを混ぜて動きましょう。ダッシュで密着距離に移動するのではなく、立ち中K先端の間合いに移動するなどの動きを混ぜていけば、相手はこちらの行動に的を絞りにくくなるはず。立ち中Kと強ダブルニープレスを使って、”こいつは地上戦もできる”と思わせれば、より奇襲が通りやすくなるのです。ダブルニープレスの対策である垂直ジャンプに対しては、歩いて着地に立ち中Kなどを仕掛けるほか、思い切って前ジャンプから今夜勝ちたいんや!と【ジャンプ中P→ジャンプ中P】のヘルアタックを狙うのも戦術のひとつです。

△強ダブルニープレスは、ガードされても-2フレームなので、打撃による反撃をうけません。この技でダッシュを止める技をだまらせましょう。

△強ダブルニープレスは、ガードされても-2フレームなので、打撃による反撃をうけません。この技でダッシュを止める技をだまらせましょう。

向こうから攻めてくる相手にはしゃがみ強Pの対空や、しゃがみ弱P×2→サイコブラストのコンボで追い払っていきたいところ。ベガは無敵技に乏しいので、一度接近戦を挑まれたら、投げ抜けを意識しつつガードを固めましょう。投げ間合いが他のキャラより若干長いので、遅めの投げ抜けが意図せず相手をつかむこともあります。EXゲージが溜まっているときは、アルティメットサイコクラッシャー、VゲージがあるときはVリバーサルを守りに使うのもアリですが、ベガはVトリガーとEXゲージを使ったコンボがとにかく強力なので、試合の流れを見て使うかどうかを判断しましょう。

△リーチの長い立ち中Kは地上の主力けん制技。ダッシュを警戒する相手にも有効です。

△リーチの長い立ち中Kは地上の主力けん制技。ダッシュを警戒する相手にも有効です。

△相手のジャンプに対しては、すばやく反応してしゃがみ強Pで迎撃しましょう。めくりは落しにくいので、めくりに対してはガードやバックジャンプで仕切りなおしましょう。

△相手のジャンプに対しては、すばやく反応してしゃがみ強Pで迎撃しましょう。めくりは落しにくいので、対空を狙う動きをする場合は、あまり距離を詰めすぎないように注意。

【Vトリガー運用法】

Vトリガーが溜まったら、ヒット時に大ダメージの見込める強ダブルニープレスを積極的に狙っていきましょう。地上戦で繰り出していくのも良いですが、リーチが凄まじく長い立ち強P【C】強ダブルニープレスの連携も強力です。この連携はヒット時はコンボになり、ガード時は連続ガードになっていないため、動こうとする相手にヒットしやすいんです。ちなみに、強ダブルニープレスからのVトリガー発動をガードさせた際はおそらく+3フレーム(弱、中版からの発動は不利)先にベガが動けるので、残り体力の少ない相手を勢いで倒し切りたいときは、思い切って発動するのもありです。強ダブルニープレスのヒットを確認したら、Vトリガー発動から、しゃがみ中P【C】弱ダブルニープレス【C】EXサイコインフェルノ【C】EXヘッドプレスのコンボを決めましょう。このコンボは、Vトリガー中は、必殺技をキャンセルしてEX技を繰り出せるうえ、キャンセル必殺技を繰り出す際に、必殺技の溜めが必要なくなるというチンパンジー用神調整を活かしたものです。EXサイコインフェルノを発動したら、上下にガチャッと入力して、Kボタンを同時押しでバンバンしていれば成功します。ゴジラインの連中は、Vトリガーが溜まったら狂ったように立ち強Pと強ダブルニープレスを振り回し、当たったらプレイヤー性能のおかげ、外れたら運が悪かったと諦める大変潔いスタイルで闘っています。
また、Vトリガー中のダッシュは、通常時以上にうさんくさく、動作途中に謎の無敵時間があるので、接近手段としてより使いやすくなります。そのほか、デビルリバースが相手の後方にワープして落下してくるようになったり、ダブルニープレスの動作途中に無敵がついたりと、強化てんこもりの内容となっています。今夜勝ちたい人は、必ず覚えたいコンボです。

例のぼったくり連係

またVトリガー発動のネタとして、強サイコインフェルノ【VT】ダッシュ裏周り立ち強Kという、『ギルティギア』の攻めのような連係がオンライン上で横行していますが、これは間がかなり空いているので、ばれてしまえば実はただのぼったくり連係です。裏周りからの強Kは、弱攻撃連打で割り込まれてしまいます。裏周り後は、一瞬有利しかとれないので、この弱攻撃連打による割り込みを”知っている”相手には、裏周り後に攻撃発生の早い立ち中Pやしゃがみ中Pをぶつけましょう。Vトリガー中は、キャンセルで繰り出す必殺技の溜めが必要なくなるので、ダブルニープレスが後・前・ボタンで出せるので、裏周り後即最大コンボを狙えます。ネカリのVトリガーにも、キャンセルで出した技のタメ時間をなくす性質があります。裏周りから決めているコンボが上のものと変わらないじゃないかという方、これが今夜勝ちたいおれたちのやりかたなんです。

今夜勝ちたいコンボ

立ち中P→しゃがみ中P【C】中サイコインフェルノor中ダブルニープレス
・ベガの基本コンボ。めくりジャンプ中Kなど、ジャンプ攻撃からも簡単につながります。中サイコインフェルノのあとすぐに、斜め前方向にジャンプすると、非常にいいカンジで相手のその場起きあがりに技を重ねられます。こちらがジャンプ攻撃を出さなければ、発生4フレームの無敵技をガードできるので、何も知らないリュウやケン相手に”ぼったくる”連係としてお使いください。

立ち強Korサイコアックス→しゃがみ中P【C】中サイコインフェルノor中ダブルニープレス
立ち強Kやサイコアックスがノーマルヒットしたときは、このコンボにつなぎます。ダブルニープレスは、ダウンを奪えませんが、ヒット時はベガ側が有利になるので、一気に攻め倒したいときには有効な締め技です。また、ダブルニープレス1段目からは、クリティカルアーツをキャンセルで出せば、よほど距離が離れていない限り連続ヒットします。

立ち強K(クラッシュカウンター)→サイコアックス→しゃがみ中P【C】中サイコインフェルノor中ダブルニープレス
立ち強Kがクラッシュカウンターを誘発したときのコンボです。連携に組み込みつつ狙うのはもちろんですが、昇龍拳などの反撃としても便利です。

【ジャンプ中P→ジャンプ中P】→各種ダブルニープレスorアルティメットサイコクラッシャー
ヘルアタックからの連続技ですね。中インフェルノは、位置によってはあたりにくいので、万全を期す場合は、EXサイコインフェルノを使いましょう。また、ジャンプ中Pの時点で止めれば、着地後に立ち強Pなど通常技での追撃も間に合います。

しゃがみ弱P×2【C】弱サイコブラスト
相手の攻めに割り込みを狙う際のお手軽コンボです。弱サイコブラストは、ガードされると-4フレームですが、距離が開くため反撃は難しいです。

デビルリバース→EXダブルニープレスor弱ダブルニープレス
デビルリバースヒット後は、EXダブルニープレスで追撃できます。主力コンボではありませんが、細かいダメージをとるときに狙いましょう。弱ダブルニープレスは、先端付近を当ててしまうと難しいので、画面端での追撃として使いましょう。画面端であれば、クリティカルアーツまでしっかりつながります。

立ち強P【C】強ダブルニープレス【キャンセルVトリガー】しゃがみ中P【C】弱ダブルニープレス【C】EXサイコインフェルノ【C】EXヘッドプレス
チンパン、いえ、神コンボです。立ち強Pをぶんぶん振り回し、強ダブルニープレスで画面上を駆け巡り、ヒットしたら発動しましょう。記事本文にも書きましたが、Vトリガー中は、キャンセルで繰り出す技のタメがなくなるので、EXヘッドプレスを素早く繰り出していきましょう。

しゃがみ中P【C】中ダブルニープレス【キャンセルVトリガー】→しゃがみ弱P【C】サイコブラスト【C】EXダブルニープレス
中ダブルニープレスキャンセルVトリガーからは、しゃがみ弱Pが連続技になります。ダメージは強ダブルニープレスを絡めたものよりもかなり低めですが、相手を倒し切る際に重宝します。が、難しいので、今夜勝ちたい人は、まずほかのコンボを覚えましょう。

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浅葉 たいが

浅葉 たいが

ゴジライン代表。ゲーム、アニメグッズのコレクター。格闘ゲーム、アドベンチャーゲーム、RPGをこよなく愛する。年間100本以上のゲームを自腹で買い、遊ぶ社壊人。ゲームメディア等で記事を書くこともあるが、その正体はインテリアデザイナー、家具屋。バンダイナムコエンターテインメント信者かつ、トライエース至上主義者。スマートフォン版『ストリートファイター4』日本チャンプという胡散臭い経歴を持つ。

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