VRの醍醐味である”コックピットビュー”のゲームがローンチでいくつが出てきましたが、どれも男の子のロマンが詰まっていて最高です。私、浅葉は35歳という、おっさんと呼ばれる年を迎えましたが、コックピットに座って弾を撃ちまくると、やはり熱い気持ちが湧いてくるのです。
この記事で紹介するのは、戦車のコックピットビューを楽しみつつ、高速のバトルを楽しめる『Battlezone』。この作品もまた、VRならではの体験ができる傑作です。
配信日:10月13日
価格:6372円(税込み、ダウンロード専売)
PS plusキャンペーン価格:4460円(税込)
プレイステーションVR対応タイトル
本作の操作はシンプルです。Lスティックで移動、Rスティックで照準、視点の移動はVRディスプレイと連動しています。R2のトリガーで装備中の武器の使用、L2で高速移動を行う”ブースト”が発動。覚えることはこれだけで、マップも見やすく設計されているため、FPSは苦手という人にもオススメできる作品です。
いろいろなステージが登場するうえ、出現ステージなどにある程度のランダム要素があるため、飽きが来にくいのも大きな魅力です。やりこみ要素として用意されている、戦車のカスタマイズや、トロフィーなどはかなり時間がかかりそうなので、がっつり遊べる一本と成っています。
あとは、マルチプレイ(最大4人、共闘モード)がとにかく面白い!マルチプレイでは、いろいろな敵を、協力、分担して倒していくのですが、難しいステージになるとある程度”戦略”を練って挑む必要があります。そこで、ボイスチャットの出番となるのですが、VRとボイスチャットを併用したプレイは、不思議な没入感と連体感を生み出します。
個人的には、この作品と、先に紹介した『RIGS Machine Combat League』(以下『RIGS』)はプレイステーションVRを買うなら一度は体験してもらいたい作品です。同じコックピットビューとはいえ、『Battlezone』は戦車、『RIGS』はロボット、全く雰囲気が異なりますし、ゲームスピードや機体を操作している時の感覚も別物です。
『Battlezone』の方は、戦車とは思えない速度で疾走する機体を操り、敵を追いかける爽快感がたまりません。CPUと戦っているだけなのに、こんなに面白いとは!すげえぜ!と思っていますが、正直に言うと対戦モードも増えてほしい(笑)
『RIGS』の方は、ロボットの浮遊感と様々な武器の使い分け、そして”対戦”という最高のコンテンツが用意されているので、こちらも長く遊べる作品です。
よく、『Battlezone』と『RIGS』、どちらがオススメですかと聞かれるのですが、甲乙つけがたい面白さで、甲乙つけがたい酔いやすさです。共闘が好きな人は『Battlezone』、対戦が好きな人は『RIGS』を遊んでみるのが良いかもしれませんね。
”酔い”やすい人は、体調と相談しつつプレイすることを強くオススメします。おれはこの作品でも、酔い止めのお世話になりました。