【PSVR】ただ可愛いだけではない知育パズルゲー『Fly to KUMA』プレイレポート

休日に引きこもってVRおじとなっていたナカジマです。家に居ながらもゴッサムシティでジョーカーと戦ったり家庭教師のアルバイトができる。すごい時代が来ましたね。

ということで今回紹介するPSVRゲームは『Fly to KUMA』。あの白猫プロジェクトのコロプラからリリースされた待望のコンシューマーゲームです。

『Fly to KUMA』
配信日:10月13日
価格:1,490円(ダウンロード専売)

△とにかくクマが可愛いこのゲーム。「PSVRしに来る?クマ、あるよ?」と女の子を誘うにはもってこいのタイトルに感じます。

△とにかくクマが可愛いこのゲーム。「PSVRしに来る?クマ、あるよ?」と女の子を誘うにはもってこいのタイトルです。

ゲームのルールは非常にシンプル。なぜか直進しか出来ないクマをゴールまで導いてあげるという単純明快なパズルゲームです。プレイヤーは可動できるブロックを移動したり回転したりしてクマの行くルートに設置してゴールまでの道を作ってあげます。穴に落ちるのを回避したり仕掛けられた罠を避けつつクマをゴールまで導けばクリアとなります。ステージは通常ステージが100面+エクストラステージが20面の計120種類あるそうで、値段の割りにボリュームはかなり大きめです。

△途中で死んでしまったクマは魂となって天に召されます。生き残ったクマは気にせずにゴールまで突っ走ります。

△途中で死んでしまったクマは魂となって天に召されます。生き残ったクマは気にせずにゴールまで突っ走ります。

ただ可愛いだけのパズルゲームと思うなかれ、VRならではのUIと画面の見方を必要とするパズルはなかなかの歯ごたえです。可動ブロックを選択する時はVRヘッドマウントディスプレイを動かしたいブロックを見ることで選択できたり、クマを見つめて◯ボタンを押すことでスタートしたりなど、新鮮な操作方法が新しいプレイフィールを生み出しています。R3とL3でぐりぐりとブロックを動かせるのも自由度が高く想像力を要するため頭の運動にもなりそうです。

△全体の難易度は低めでサクサク進めるのですが、8匹全てのクマを助けたいとなるとタイミングや設置場所の調整が必要となり、なかなかにおじさんの頭を苦しめます。

△全体の難易度は低めでサクサク進めるのですが、8匹全てのクマを助けたいとなるとタイミングや設置場所の調整が必要となり、なかなかにおじさんの頭を苦しめます。

実際のプレイ動画を見れば一発でどんなゲームかわかるかと思います。先日34歳になったばかりのナカジマの知的なプレイを御覧ください。

△急斜面はさすがのクマでも昇れないようです。雑魚。

思い通りにゴールに導けたときの気持ちよさはなかなかのアハ感が味わえます。無表情で感情のなさそうなクマたちですがプレイする毎にだんだんと愛着が沸いてきました。ただ、ゴールゾーンに入る時に斜めに走るクマを見て「最初から斜めに走れよ」と思うことも時折あります。

△ちょっとしたおまけ要素として直進中のクマに近寄るとつぶらな瞳で目を合わせてきます。こっちみんな!

△直進中のクマにヘッドマウントディスプレイを近付けるとつぶらな瞳で目を合わせてきます。こっちみんな。

△ステージは近未来的なメカニックステージから火山ステージ、海ステージなど様々。周りをよく見てみると細かいギミックや動物たちのかわいい動きなど、コロプラの世界観を感じられます。

△ステージは近未来的なメカニックステージから火山ステージ、海ステージなど様々。周りをよく見てみると細かいギミックやクマたちのかわいい動きなど、コロプラの世界観を感じられます。

ちなみにHTC Vive版は『Fly to KUMA Maker』とタイトルが変わって、その名の通りオリジナルコースが作れるようになる他、モーションコントローラーを使ったUIに対応しておりブロックを握ってリアルタイムにブロックを動かしながらコースを作ってクマをゴールに導くゲームになります。おじ世代で言うところの『チクタクバンバン』です。それ以外にもクマの写真を撮れたり、死んだクマを握れたりいろんな遊び方ができるゲームだったので、是非ともPSVR版もいつかアップデートでPS MOVEに対応して欲しい!追加DLCでも良いので、お願いしますコロプラさん!

と、ゲーム性も見た目も中学生くらいの少年少女にやってほしい『Fly to KUMA』なのですが、いかんせん13歳以下のVR使用が問題になっている昨今勿体無いところではあります。シンプル操作かつよい頭の運動になりますので、おじいちゃんおばあちゃんのボケ防止や気になるあの子を誘うきっかけとして1本いかがでしょうか?

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ナカジマ(コイチ)

ナカジマ(コイチ)

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あらゆる格闘ゲームを雑然と遊ぶ浅葉の悪友。
『ギルティギア』シリーズ等、アークシステムワークスの作品では有名プレイヤーとして名を馳せる。密かに、第三回TOPANGAチャリティーカップ『スーパーストリートファイター4』で優勝という実績も。
ソニーコンピューターエンターテイメント主催のイベント”闘神激突”では、格闘ゲームの強いおっさん”闘神”として、『ギルティギアイグザードサイン』で鮮やかなネタ殺しを披露した。

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