ゴジラインでプレイステーションVRのレポートを書く作業をしていたら、35歳の誕生日を迎えた浅葉です。
今回の記事ではロボットVR対戦ゲーム『RIGS Machine Combat League』のプレイレポートをお届けします。この作品は、無料でダウンロードできる『PlayStation VR Demo Disc』の中に体験版が入っているので、気になった方はまずこちらを遊んでみてください。
配信日:10月13日
価格:7452円(税込み、パッケージ版有り)
プレイステーションVR専用タイトル
ローンチのプレイステーションVRソフトの中では、珍しくフルプライスのこの作品。コックピットの中から、ミサイルやレーザーを飛ばせる男子の夢が詰まったゲームになっています。コックピットのインターフェイスもたまらない。俺はロボットが超好きというわけではないけれど、これはときめく!昔『鉄騎』を遊んだ時の興奮に近いものが、心の中で暴れています。
本作の操作は、プレイステーションVRの目線リンクで旋回し、照準を合わせ、コントローラーで攻撃やジャンプなどを行います。直感的な操作方法になっているため、FPSタイプの作品に不慣れという人でも安心して遊べます。RIGの装甲がかなり低めで、”ロボットとは思えないほどすぐ沈む”ので、お祭りゲームのような感覚で楽しめるのも魅力の一つです。
一人用モードでRIGをガシャガシャと操縦しているだけでも面白い本作ですが、慣れてきたら他のプレイヤーとのオンライン”対戦”モードの熱さにも是非触れてみてください。展開が目まぐるしく変わるチーム戦は、絶妙な時間配分で、”もっと戦いたい”という欲求をくすぐってきます。
シンプルに撃墜数を競い合うものや、ステージ中に設置された”ゴール”に飛び込んだ得点数を競い合うものなど、対戦のルールを変えるだけでガラリと遊び方が変わるのも嬉しいところです。
VRというジャンルで、絶対に楽しいと多くのゲームファンが予想していた”ロボットもの”として、確かな手応えを感じる作品です。操作のレスポンスも良く、対戦の熱さはホンモノ。
そんなわけで、是非多くの人に遊んで欲しい作品なのですが、首や目の動きが激しいため、酔いやすい人は要注意。プレイの合間にうまく休憩をとったりして、体調と相談しつつプレイしてみてください。ゲーム側でもいくつかの対策は用意されていて、照準の操作方法をコントローラーに変更したり、見える範囲を少し狭めるなどのの機能があるので、酔いやすいという方はゲーム内の設定を変えてみるのも良いかもしれません。
筆者はそれほど”酔い”に弱い方ではないと思うのですが、もっと酔わない体になりたい!この作品をプレイしても全く酔わないというプレイヤーが身の回りに何人かいて、大変羨ましく思っております。
酔い止めというドラッグをドーピングしてロボットに搭乗するというのも、漫画やアニメのパイロット的で格好いいじゃないかと思い始めています。