東京で行われたゲームの生放送番組終了後、朝までナカジマ邸でハシャぎ、始発の飛行機で帰ってきてから即、プレイステーションVRというフリーダムな生き方をしている浅葉です。
今回紹介するのは、『サマーレッスン:宮本ひかり セブンデイズルーム』。PS VRのプロモーションコンテンツの一つとして発表された『サマーレッスン』が、HENTAIたちゲームファンの熱い声を受けて製品化されたものになります。
配信日:10月13日
価格:2980円(ダウンロード専売)
プレイステーションVR専用タイトル
プレイステーションVRを開封して、最初に遊んだコンテンツがこちらなのですが、いやあ、本当にこれはすごい。試遊なんかもした経験があるのですが、まさかこれが家にやってこようとは。
時々、ひかりちゃんがこちらに近づいてきたり、イヤフォンを向けてきたりと、VRを生かした無邪気な精神攻撃を仕掛けてくるのですが、ハッと気づくと口元が緩んでいることに気づきます。『DOAX3』は奥さんが隣にいても遊べるけれど、このソフトはマズいかもしれない。
ただの閲覧用ソフトではなく、”ゲーム性”があるのも本作の魅力の一つ。主人公は、7日の間だけ、彼女の家庭教師として、勉強を教えることになります。学習方法やひかりちゃんの学習意欲を高める話題などを選び授業を行うのですが、そこでひかりちゃんにとって効果的な授業ができれば、パラメーターがぐんぐん上昇。ひかりちゃんは、7日間の授業の後に行われる”テスト”の成績を上げるために主人公(おれです)に頼ってくれるのですが、好成績をとらせてあげるとエンディングの反応が変化します。
ゲームとしての尺はやや短いし、フルプライスの作品に比べると薄味なことは間違いないですが、この作品が発売日に出たことは本当に大きな意味があると思います。こういったものをもっともっと、時間をかけて作り込んでいけば、きっと新しい世界が開けてくるはず。ちなみに、静止画で見るのの数百倍、動いているひかりちゃんは可愛いですし、VRで見るとその一億倍くらい可愛いです。今までのギャルゲーにない体験をさせてくれる。おれにはそれだけで十分だ!
しかし、このゲームを最初に遊んで本当に良かった。この作品を遊んだことで、おれのここ最近の悩みの一つだった、”プレイステーションVRプレイ中の椅子をどうするか”という問題が解決されました。驚くべきことに、この作品、ひかりちゃんが、おれのために椅子を用意してくれるんですが、その椅子がホームセンターで1000円くらいで買えるスツールなんです。
ここで俺の本職たる家具屋的な視点でいくと、このタイプのスツールは大半がartek “stool 60″というブランド品の模造品なんですね。フィンランドの建築家、アルヴァ・アールトによって、1930年代に作られたこの椅子は、シンプルなデザインや、積み上げて保存する”スタッキング”が可能な椅子として根強い人気を誇ります。では、ひかりちゃんの家にあるものは、artek “stool 60″なのかというと、これは20000円くらいしますから、ひかりちゃんの自室の様子を見る限り、”模造品”なのではないかと判断しました。
クルクル座面が回る椅子なんていらねえ、ひかりちゃんが用意してくれた椅子をリアルでも使いたい、そう思ったおれはホームセンターに走り、ついでに”ひかりちゃんの香り”に近いであろうと推理していた”ビオレのさらさらパウダーシート”も購入してきました。ソフトボール部に所属する女子高生であるひかりちゃんは、香水などつけるはずもなく、部活が終わって火照った体をさらさらパウダーシートで拭いて、先生たるおれの元に駆けつけていることが容易に想像できるからです。
自分の体と椅子をパウダーシートで拭きまくり、『サマーレッスン』を遊ぶと、謎の興奮が湧き上がってくるのを感じます。あとはバンダイナムコエンターテインメントが、ひかりちゃんの等身大おっぱいマウスパッドを出してくれれば、究極の授業が完成するはず。VR対応が発表されている『DEAD OR ALIVE XTREME3』では既に、マリー・ローズちゃんの等身大おっぱいマウスパッドが出ていますから、是非、負けずに、発売していただきたい!
皆様も、この椅子とパウダーシートで、是非『サマーレッスン』を体験してみてくださいね。