ついに発売しましたね、プレイステーションVR!現実、遠ざかってますか!末端メンバーのさいとうです。今回はバットマンスキーの僕がローンチタイトルとして配信されている『バットマン:アーカムVR』について紹介していきますよ!
配信日:10月13日
価格:2678円(ダウンロード専売)
プレイステーションVR専用タイトル
『バットマン:アーカムVR』。「アーカム」の名を冠した本作はrocksteadyスタジオが手掛ける、バットマンシリーズの正当な続編です。
元々、『バットマン:アーカム』シリーズは代々バットマンになりきれるアクションとしての進化を続けてきました。普通のゲームとしてはハイレゾなゴッサムシティを自由に飛び回れる『アーカムナイト』が最高峰だったのですが、本作はそこに一石を投じる、”全く新しい形のなりきりアクション”となっています。
これまでの三人称ではなく、一人称視点で、プレイヤーはブルース・ウェインとなって自ら秘密基地への鍵を開け、そして――バットスーツを”装着”します。他のPSVRタイトルと比べて特徴的なのは、手を伸ばして物を掴んだり、離れた場所にあるスイッチを色々な方法で起動したりする、”動作”がゲーム性として取り入れられているところでしょう。そう。これはゲームです。プレイヤーはいつものようにバットマンとなって、知恵を振り絞って目の前に立ちはだかる謎の数々と戦っていかなければなりません。
さて、秘密基地へ降りたプレイヤーは自分の手でバットスーツを装着し、お馴染みのグラップルガンやバットラングをベルトにストックします。こういったひとつひとつのシークエンスにも、PSmoveを通して行う体験と感動が詰まっています。
そう、バットラング! 今回はバットラングを、投げられます。
手首の捻りをきかせて、前方めがけて、こう、シュッと。するとバットラングが飛んでいきます。標的目がけて。
俺、バットマンじゃん!
気付きます。これ、相当気持ちいいです。へたくそな投げ方でも、ちゃんと照準補正がかかって標的に向かって飛んでいってくれます。
他にも、バットマンの秘密基地バットケイブを操って情報を集めるパートや、シリーズおなじみの現場再現映像の再生や巻き戻しを使った操作モードもあり、足りないのはおそらく3D酔いしそうな課題のある疾走感くらいでしょうか。過去のアーカムシリーズで客観的な視点でやっていたあれやこれを、自分の手で行っていく。それが『アーカムVR』のゲーム性です。
このゲーム、すごいです。未来の可能性が詰まっています。
過去のゲームの中ではワンボタンで簡単にこなしていたアクションが、自分でやってみると一挙手一投足がものすごく大変ってことがわかってしまいます。それだけに、何回かやり直して流れるようにステージクリアできた時の達成感とと俺カッコイイ感といったら、他では得られない”体験”になるものでした。自分の中のバットマン度が次第に上がっていく。興奮します。
さて、本作『アーカムVR』。値段相応というか、ボリューム的には若干物足りないものではあるのですが、アーカムシリーズから独立した作品というわけではなく、シリーズファンへのサービス要素もたくさん。もちろんあの人やあの人も出てきます!あの人絡みのやり込み要素もあります!(大歓喜)
というか、事前情報から、こんなもんだろうなーと個人的に想像していた範囲よりも全然遊び応えがありました。
PSVRを手にした皆さん、十分にこの新しい体験を味わい尽くすために、ぜひPSmoveでプレイしてみましょう。他のタイトルでは得られないような新時代感、味わえます。
さいとう
多人数よりも一人用のゲームを好み、体験やストーリーを重視しては無駄にウンウンと頷く。
でも面白ければジャンル問わず何でも触ってみるタイプ。
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