【ポケモンGO】浅葉日誌02.サトシではなくロケット団

『ポケモンGO』で、どちらが先に142匹を集めるか。
東京在住のミズシナと競うことを決めたものの、週末まで徳島に留まることを選んだおれは焦っていた。
東京にはポケストップの数が多いため、たまごの回収が簡単で、ピカチュウ、ミニリュウなど、巣が見つかっているポケモンも増えている。
東京なら、ポケモンを容易に進化させることができてしまうので、それだけで図鑑の数に差をつけられてしまう。加えて、最近ではグレーなのかブラックなのか不明だけれども、ポケモンの出現した位置がわかるツールまで出現しており、これを活用されたとすると、普通に闘っていては勝ち目が薄い。
都内に住むミズシナと戦うには、活動できる仕事あがりの20時〜26時を、最大限に活用する必要がある。
一日のタイムスケジュールを見直したおれは、食事から改革を始めることにした。
まず、自宅に電話して、奥さんを説得しなければならない。

△都内住みのゴジラインメンバーから送られてくる画像が精神衛生をかき乱してきます。

△都内住みのゴジラインメンバーから送られてくる画像が精神衛生をかき乱してきます。

おれ「今夜は外食しよう」
嫁「何食べに行くの?」
おれ「中華料理か、スタバか、公園でサンドイッチ」
嫁「中華はともかく、スタバと公園はなんなの」
おれ「どちらもポケストップにアクセスできる。さっき調べた」
嫁「何歳だっけ」
おれ「少年の心を失わない34歳」

東京から徳島に帰ってきてはや2年。
美味しい店もだいたいわかってきて、最近の外食でいく場所はある程度決まってきていた。
しかし、今日からはしばらく、ポケストップにアクセスできる場所で食事をすることにした。
そこで、食事を待つ間、しあわせタマゴを使いポケモンを待ち、同時にポッポを進化させる作業に勤しむ。
タイム イズ マネー。時間は二度と戻らないのだ。
今後食べログに、”ポケストップ同時アクセス可能です”と増える日がきてほしい。

△結局この日は、コンビニで夜ご飯を買って公園で食べることに。張り込みをしている刑事の気分になって、サンドイッチを食べました。

△結局この日は、コンビニで夜ご飯を買って公園で食べることに。張り込みをしている刑事の気分になって、サンドイッチを食べました。食事をし終わったらポータルを歩いてカロリーを消費。最近のおれ、なんだか健康な生活を送っています。

敵はミズシナだけかと思ったら、そうでもなさそうな気配も漂ってきた。

石器時代からカイリュー使いだった男の世田谷公園攻略&レポート(chomoshのブログ)

こんな狂ったブログを書いているカードゲーマー・ちょもす氏も侮れない。

この人もミズシナと同じく、「あれ、浅葉さんまだ142匹いないんですか」とか襲い掛かってくるであろうサイコパス因子の持ち主なので、おれも気持ちを緩めるわけにはいかない。
そんな甘えない男であるおれに天も心を許したのか、昨日はオムナイトとピカチュウをゲットできた。都内では巣があるピカチュウですが、徳島ではいまのところ巣が未確認。
これは幸先がいい!

△オムナイトとピカチュウが散歩中に出現!流れ、キテます。

△オムナイトとピカチュウが散歩中に出現!流れ、キテます。

おれ「ピカチュウ2匹ゲット。徳島VS東京という、圧倒的不利な状況で戦うおれ、完全に主人公”サトシ”ってことなんだよなあ」
嫁「やってることはロケット団だけどね」

昔、TVアニメ『ポケットモンスター』を見ていた頃、ロケット団を小馬鹿にしていたけれど。
今なら彼らの気持ちが痛いほどにわかる。
彼らも求めるポケモンのために、必死だったのだ。
心を成長させるゲーム『ポケモンGO』に感謝。
今日も、深夜の徳島を疾走します。

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浅葉 たいが

浅葉 たいが

ゴジライン代表。ゲーム、アニメグッズのコレクター。格闘ゲーム、アドベンチャーゲーム、RPGをこよなく愛する。年間100本以上のゲームを自腹で買い、遊ぶ社壊人。ゲームメディア等で記事を書くこともあるが、その正体はインテリアデザイナー、家具屋。バンダイナムコエンターテインメント信者かつ、トライエース至上主義者。スマートフォン版『ストリートファイター4』日本チャンプという胡散臭い経歴を持つ。

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