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【EVO2016】観戦ガイド06.一触即発!高速の駆け引きから目が離せない『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3』

      2016/07/17

EVO 2016の観戦ガイド第六弾は、『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3』。今回の記事は、本作のトレーニングモードをこよなく愛する、課金ゴリラ氏に協力していただきました。

『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3』とは
2011年11月17日にPlayStation 3、PlayStation Vita、Xbox 360で発売された、マーベル・コミックとカプコンのクロスオーバー作品。『MARVEL VS. CAPCOM 3 Fate of Two Worlds』のバージョンアップ版にあたる作品で、キャラクターや新規バトルシステムなどが追加された。本作のバトルは、3キャラクター1組のチームで闘う形式となっており、バトル中のキャラクターがサポート攻撃を繰り出す”ヴァリアブルアシスト”などを絡めた連携や攻めの自由度は極めて高い。格闘ゲームを代表する”お祭りゲー”のひとつ。

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△マーベルサイドは、ハルクやキャプテン・アメリカなども参戦。カプコンサイドには、『ストリートファイター』、『ヴァンパイア』、『逆転裁判』など、多数の作品のキャラクターが登場する。

(記事協力 課金ゴリラ:アーケードゲームから、家庭用のキャラクターゲームまで、幅広いゲームジャンルの”トレーニングモード”を愛するパワー系プレイヤー。刺繍の入ったスカジャンなどを普段着にしているため、第一印象はほぼ”怖い”で統一されている。)

緊張感溢れるバトルの見どころ

コンボダメージの極めて高い本作では、どのように初手を取りに行くかが重要です。キャラクターによっては、ファーストアタックからそのまま1キャラクターを倒し切ってしまうことも可能なので、試合開始直後から緊張感溢れる駆け引きが見られるはず。
そして、キャラクターを1人倒してしまえば、続いて出現してくるキャラクターに”出現攻め”を仕掛けられます。この”出現攻め”は、ほぼノーリスクでガードの揺さぶりをかけられる瞬間になるため、出現攻めで2人目を倒し、3人目にも出現攻めを成功させて、あっさり3タテという試合も珍しくありません。熟練のプレイヤーたちは、この出現攻めの際に、さまざまな絡め手を用意しているので、相手を倒したあとの動きにも注目してみましょう。

△攻めのチャンスでは、サポート攻撃のヴァリアブルアシストを絡めたガードの揺さぶりが極めて強力。両者が先手をとられないように戦う序盤の緊張感

△緊張感溢れる序盤の展開は大きな見どころとなる。

△空中連続技”エリアルレイヴ”のダメージが極めて高いため、先鋒戦で攻めが通れば一気に3タテという展開も珍しくありません。

△空中連続技”エリアルレイヴ”のダメージが極めて高いため、先鋒戦で攻めが通れば一気に3タテという展開も珍しくありません。

中段、下段、投げの揺さぶりが強力な本作では、ガード方向を揺さぶられにくい空中ガードや、連携を届きにくくするアドバンシングガードを使い分けて相手の攻撃をさばいていくシーンも多くみられます。しかし、熟練のプレイヤーたちは、空中ガードには空中投げ、アドバンシングガードには、タイミングをずらして打撃を仕掛けるという揺さぶりをしかけてきます。接近戦では、攻める側と守る側の動きに注目してみましょう。

△地上でのガードの揺さぶりをいやがって空中に逃げる相手には、空中投げを

△地上でのガードの揺さぶりを嫌がって空中に逃げる相手には、空中投げが有効。空中投げから一気に大ダメージを与えられるキャラクターも存在します。

△成功すると相手との距離が開くアドバンシングガード。相手の連係から抜け出す際に重宝するが、”ガード中に攻撃ボタン2つ”というコマンドの性質上、相手が何もしていなかった際には攻撃が暴発してしまう。

△成功すると相手との距離が開くアドバンシングガード。相手の連係から抜け出す際に重宝するが、”ガード中に攻撃ボタン2つ”というコマンドの性質上、相手が何もしていなかった際には攻撃が暴発してしまう。この暴発を誘うように、攻撃側がタイミングをずらして連係を仕掛けるという駆け引きも見られるはず。

そして、もうひとつわかりやすい見どころとしては、Xファクターの使いどころ。Xファクターは、ラウンドに一回のみ使用可能で、効果中はキャラクターが赤黒く変色します。この状態では、攻撃力やスピードに大きくボーナスがかかるため、コンボの火力が大きく向上します。Xファクターの発動ポイントはさまざまで、試合の流れやキャラクターによっては、1人目での発動をしかけるという戦術も有効になってきます。

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△チームの残り人数が少ないほど、Xファクターの効果が強力になる。残り一人になった状態でも、Xファクターをうまく使うことで逆転できる可能性があるのだ。ガードキャンセルからの発動も可能なため、使いどころは非常に幅広い。

ハイリスクハイリターンなチームエリアル
複数のキャラクターでコンボをつなげていくチームエリアル(TA)にも要注目。チームエリアルを仕掛けると、”じゃんけん”のような読みあいが発生、ここで仕掛けた側が読み勝つと、火力に乏しく、ゲージのないキャラクターでも、後続のキャラクターで大ダメージコンボを狙えます。チームエリアル始動でのみ可能な永久コンボを持つ、ドクター・ドゥームが後ろに控えているときは、一気に勝負が決まってしまうことも珍しくありません。

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△チームエリアルレイヴを仕掛けて読み勝つと、ボーナスタイムに突入。読み負けてしまった場合は、コンボが中断されてしまうので、仕掛ける側としてはハイリスクハイリターンな選択肢となっている。

強キャラクターとチームシナジー

現環境で強キャラクターとされているのは、バージル、ゼロ、モリガン、ドクター・ドゥームら。初手をとりやすいゼロ、凄まじいけん制能力を誇るモリガンは先鋒として、バージルは強力な必殺技”幻影剣”を活かすために3番手として配置されたチームを見かけることも多いはず。この3キャラクターは、体力が若干低いという弱点もありますが、うまく運用できれば相手に何もさせずにKOしてしまうことも珍しくありません。
ドクター・ドゥームは、体力がやや高めで、強力なヴァリアブルアシストや、チームエリアルを絡めた実戦的なコンボもあるため、チームの総合力を大きく向上させるキャラクターとして定評があります。

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△先鋒キャラクターとして使われることの多いゼロは、立ち回り、火力ともに最強クラス。しかし、体力が低いという弱点があり、コンボの難度も高いため、慎重さと操作精度を求められるキャラクターとなっている。

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△モリガンの強みは、隙の小さい飛び道具と、2体に分身するアストラルビジョンを組み合わせた”シューティング”と呼ばれる戦術。アストラルビジョン発動後の、”弾幕”に注目してみよう。

3キャラクター1組のチーム戦となっている本作では、単純に強いキャラクターを寄せ集めることよりも、3キャラクターが上手くかみ合う形でチームを組むことが重要です。特に、メインキャラクターとヴァリアブルアシストの相性は、チームを組む上で避けては通れない要素となっています。先鋒キャラクターの強みを引き出すようなチーム構成を好むプレイヤーも多く見られます。

△ヴァリアブルアシスト

△単体性能では上位キャラクターに及ばないものの、ヴァリアブルアシストだけでみれば強力なキャラクターも多数存在します。

課金ゴリラ氏が注目する
プレイヤー

BE | Takumi :メインチームはマグニートー、ドクター・ドゥーム、バージルだが、先鋒ゼロやモリガンのチームも高いレベルで扱えるため、状況に応じたキャラクターチョイスを仕掛けられるプレイヤー。本年度のEVOに参加する日本勢では、上位入賞最有力候補。

AW | ネモ:近年は 『ストリートファイター』シリーズに取り組んでいるが、実力が錆付いていなければ、上位入賞もありうる。海外勢からも高い評価を受けているプレイヤーの一人で、今大会でも注目を集めている。独自の戦術を組みたてることを得意としており、注目の薄かったノヴァの評価を飛躍的に高めたプレイヤーとしても知られている。

ABEGEN:使うチームは重量級3人の総体力360万パワーズ。立ち回り面では厳しい組み合わせの試合も多いが、相手が誰であろうと、ワンチャンスをつかめばおかまいなしに倒しきる。重量級の固さを活かした、力強いプレイに注目。

プレイヤーたちのやりこみは熟練の域に突入し、ガードの極めて困難な連携をきっかけに一気に勝負が決まってしまうことも珍しくない本作ですが、それは「勝敗の安定しないゲーム」を意味するわけではありません。上位にあがってくるプレイヤーたちが見せる、さまざまな”強み”のぶつかりあいを楽しみましょう。

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浅葉 たいが

浅葉 たいが

ゴジライン代表。ゲーム、アニメグッズのコレクター。格闘ゲーム、アドベンチャーゲーム、RPGをこよなく愛する。年間100本以上のゲームを自腹で買い、遊ぶ社壊人。ゲームメディア等で記事を書くこともあるが、その正体はインテリアデザイナー、家具屋。バンダイナムコエンターテインメント信者かつ、トライエース至上主義者。スマートフォン版『ストリートファイター4』日本チャンプという胡散臭い経歴を持つ。

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