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【EVO2016】観戦ガイド05.鉄拳vs拳を極めし者の戦いの行方は!?『鉄拳7 FATED RETRIBUTION』

   

EVO2016観戦ガイド第五弾として、鉄拳7 FATED RETRIBUTION』の見どころをお届けします。
稼働してから日が浅いものの、『鉄拳7』をベースにした作品になっているため、多くのプレイヤーたちが参加するタイトルとなっています。
しかし、いくら前作をベースにしているとはいえ、本作には大幅なチューニングが施され、今までの『鉄拳』のセオリーを揺るがす新キャラクターも登場しているので、誰が、どのような形で勝ちあがるか予想の難しいタイトルとなっています。過去作のやりこみが活きるのか、本作の”新しさ”を活かす強さが見られるのか。
波乱の展開が予想される、至高の3Dタイトルをお見逃しなく!

『鉄拳7 FATED RETRIBUTION』とは
2016年7月5日アーケード稼働開始。『鉄拳』シリーズ最新作。『鉄拳7』のバトルバランスに大幅なテコ入れが入り、体力減少に伴い発動する”レイジ”の条件が緩和され、レイジ中に繰り出せる新技も追加された。このレイジまわりの調整により、バトルの緊張感が大幅に増している。また、本作ではなんと『ストリートファイター』シリーズから、ストーリーにも濃密に絡む形で豪鬼が参戦。2D格闘ゲーマーたちからの注目も高い。

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△豪鬼の参戦で2D格闘ゲーマーたちからの注目が集まるシリーズ最新作。動画映えするタイトルなので、是非この機会に観戦を!

細かい見どころはあとまわし!

美麗なグラフィックに、キャラクターの滑らかな動き、耳に心地よい余韻を残す攻撃のヒット音、上級者たちの繰り出す流れるようなコンボなど、ただ眺めているだけでもゲームの楽しさが伝わってくるのが本作の凄いところ。攻撃力が高めに設定されている作品なので、試合の中で退屈な瞬間が生まれにくく、きっかけをつかんだ瞬間に溶けるように減っていく体力を見ていると、格闘ゲーマーなら「遊んでみたい」という闘争心をかきたてられるはず。

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△グラフィック、エフェクト、音などにこだわりぬいた超・バトル表現に注目。配信での観戦は、映像や音が劣化してしまうものの、その片鱗は十分に感じられるはず。”ホンモノ”を見たいという方は、是非ゲームセンターで本作に触れてみてほしい。

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△女性キャラクターたちの繊細な表現に注目。今作のシャオユウ、『サマーレッスン』に出てきても驚かないほどの可憐さです。

ハイレベルな戦いの見どころ

『鉄拳』シリーズの醍醐味といえば、大ダメージを与える華やかなコンボ。ただし、上級者同士の闘いになると、コンボの始動技を当てるまで、さまざまなかけひきが発生します。そのかけひきの中で、最もわかりやすい見どころが、『鉄拳』を象徴するスラングである”スカ確”と”確反”のシーンになります。

△大技を決めるまでの

△技を当てに行くまでの過程で発生する、確反とスカ確の瞬間はわかりやすいみどころのひとつ。

 

・確反
相手の攻撃をガードして、反撃を決めること。鉄拳の技は、ガード後の状況がさまざまに異なるため、上級者たちはガードした技に対して、どの技を使えば反撃として成立するかを熟知している。知識があったとしても、ハイスピードな実戦の中で、的確な反撃を決めるのは至難の技。

・スカ確
相手の攻撃を空ぶらせて、技の隙に反撃を当てること。主に後方へのステップや横移動で相手の技を空ぶらせたところに狙っていく。ガードしても反撃できない技に対してもリスクを負わせることができる。

『鉄拳』では、まとまったダメージを与える技や、コンボ始動技の多くに、この確反やスカ確のリスクが付与されています。いかに確反やスカ確をもらわないように動くか、そのローリスクな動きにいかに確反やスカ確を叩き込むかという、攻めと守りのかけひきに注目してみましょう。前に出るふりをして、相手の技を誘ったり。後方へのステップを多用してリスクを抑えた戦い方をしたり。同じキャラクターを使っていても、プレイヤーや地域によって、戦い方が大きく異なります。

『鉄拳』VS拳を極めし者

稼働間もない本作ですが、プレイヤーたちの間では、強い技や強い戦術が次々と発見され、”強い”と評価されているキャラクターも出てきています。ハイリターンな中段技を盾にした攻めのプレッシャーが極めて高い平八は、使いこなすには繊細なコマンド入力を必要としますが、生粋の”三島家使い”であれば、この短期間でハイレベルな仕上がりを見せてくれるはず。海外勢には、コマンドが非常に難しい最速雷神拳(青雷神拳)始動の連続技を使いこなせるプレイヤーもいるとのことなので、優勝争いに絡んでくる可能性もありそうです。

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△豪鬼に対抗するために強化されたのではという噂も挙がるほど、今作の平八は痛快な強さをしています。

大会では、ミスが出にくく、安定した強さを発揮しやすいキングにも要注目です。投げキャラクター的なイメージの強いキングですが、打撃も他のキャラクターと比べて遜色のない強さをしています。壁際の強さも目を見張るものがありますが、コンボ自体の運搬能力も高いため、自分の得意とする状況に持ち込み易いのも強みのひとつです。スカ確として使われるエルボーインパクトも非常に強力なので、キングとの試合では、相手側も慎重に動かざるを得ません。

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△キングは新技に強力なものが多く、今までにない攻めの形を作ることが可能になりました。

『ストリートファイター』シリーズからの参戦者・豪鬼は、飛び道具の豪波動拳、下段のくるぶしキック始動の大ダメージコンボ、切り返しとして使われる無敵技のEX豪昇龍拳、百鬼襲を使った強引な攻め継続など、『鉄拳』シリーズのセオリーを破壊するような技や戦術を持つキャラクターとなっています。そして、”『ストリートファイター4』のときよりも強い”と評価されている空中竜巻斬空脚は、”対空技という概念のない3D格闘ゲームにおいて無法とも言える強さを発揮しており、短期間の間に対策が煮詰まっているかも気になるところです。稼働から日が浅いとはいえ、豪鬼専用の対策を用意しておかなければ問答無用の”わからん殺し”が炸裂することも予想されます。

△横方向に滅法強い豪波動拳。対策を徹底してこない相手にはもりもり繰り出していきましょう。

△3D格闘ゲームの世界に、飛び道具やジャンプ攻撃を持ち込んできた”豪鬼”。稼働から間もない本作で、豪鬼の動きを完成させてくるプレイヤーは現れるのでしょうか。

そして、対策を積んだ上でも、豪鬼のバリエーション豊かな攻めをしのぎ切ることは難しく、スーパーコンボゲージを絡めた独自のコンボは凄まじい火力を誇るため、現時点では全てのプレイヤーの脅威となる存在であることは間違いありません。大会で”動く”豪鬼が出てきた場合、『鉄拳』シリーズのキャラクターをなぎ倒して優勝する可能性もありそうです。『鉄拳』VS豪鬼のバトルは、本大会の大きな見どころのひとつです。

△『ストリートファイター』シリーズでおなじみの、中足→竜巻斬空脚→豪昇龍拳も可能です!

△日本国内では、”強い”という声が圧倒的に大きい豪鬼ですが、海外のプレイヤーからは「ほかにも強いキャラクターがいる」、「とびぬけてはいない」との声も。EVO2016の台風の目となるか!?

ここ数年の『鉄拳』シリーズの世界大会でよく見られる、日本と韓国のプレイヤーたちのバトルにも注目です。韓国勢の活躍が著しく目立った時期もありましたが、近年では日本のプレイヤーも好成績を残しています。今回のEVO2016には、両国の強豪プレイヤーたちも参加するので、優勝争いがどのような形になるかも気になるところです。

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浅葉 たいが

浅葉 たいが

ゴジライン代表。ゲーム、アニメグッズのコレクター。格闘ゲーム、アドベンチャーゲーム、RPGをこよなく愛する。年間100本以上のゲームを自腹で買い、遊ぶ社壊人。ゲームメディア等で記事を書くこともあるが、その正体はインテリアデザイナー、家具屋。バンダイナムコエンターテインメント信者かつ、トライエース至上主義者。スマートフォン版『ストリートファイター4』日本チャンプという胡散臭い経歴を持つ。

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