この回では、「通常投げ」(弱Pと弱Kを同時押し)と、一部のキャラクターが持っている「コマンド投げ」について解説します。
以前に、ガードについて解説しましたが、そのガードに最も有効な対策の一つが「投げ」です。相手に密着するくらい接近してからでないと決まりませんが、使いこなせると強力な武器になります。
今回の記事では、投げの基本的な性質について紹介します。
通常投げ、コマンド投げ共通の性能・地上の相手しか投げられない
・その場受身しかとれない
・相手の技が出てしまう前なら、投げることができる。※強Pなど、遅い技と同時に出すと(投げ間合い内であれば)勝つことができる
通常投げの性能
・入力してから投げが成立するまでの速度は全キャラ共通(各キャラの弱攻撃より少し遅い程度)
・投げの有効範囲(以下「投げ間合い」と表記)はキャラごとに異なる
・投げられた側は、一定時間内に同じく投げコマンドを入力することで「投げ抜け」ができる
・投げが成立しなかった場合(投げ間合いの外で入力した、等)「投げすかりモーション」が発生し、少し隙がうまれる
コマンド投げの性能
・入力してから投げが成立するまでの速度は技ごとに異なる
・投げ間合いは技ごとに異なる
・投げが成立したら、投げ抜けは出来ない
・投げが成立しなかった場合、通常投げよりもはるかに大きな投げすかりモーションが発生し、大きな隙がうまれる
それぞれのメリットとデメリット
・通常投げは投げ抜けされてしまうが、コマンド投げは投げ抜けされない。
・コマンド投げスカリは通常投げスカリより隙が大きく、失敗したときに反撃を受けやすい。
△コマンド投げすかりに比べて、通常投げすかりの方が早く動き出せるのがわかるでしょうか
△こちらは投げ間合いの比較。通常投げでは投げられない間合いでも、コマンド投げなら成立しています。
と、いろいろな性質がありますが、今回はひとまず、投げを決めた後はその場受け身の1種類しか受け身が取れないため状況が良いという点と、通常投げは空振り時の隙が小さい代わりに投げ抜けが可能、コマンド投げは空振りの隙が大きい代わりに投げ抜けされない、という2つのことを覚えておけばOKです。
まとめ
1、接近戦になったら通常投げ(弱P+弱K)を狙おう!
2、コマンド投げは間合いが広く、投げ抜けされない代わりに外した時のスキは大きいので狙い所を絞ろう!
3、投げを決めた後は良い状況が作れるので起き上がる相手を攻め立てよう!
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回転王
格闘ゲームで、「回転式」という怪しげな攻略法を生み出し続ける男。
巷では、クソゲー5神という不名誉な称号とともに語られることが多い。
『Destiny』をやろうぜと煽ってきた浅葉が1週間でフェードアウトしたことにいまだ怒りを抱えているらしい。
大規模ゲーム大会・”闘劇”では皆勤賞というマルチ格闘ゲーマーっぷりを発揮。
大舞台では、あと一歩のところで、優勝に届かない残念な漢だったが、EVO2014のサイドトーナメント『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』にて日本という枠を飛び越え、世界チャンプになった。
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