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【ゲームレビュー】女神とはきっとアサヒちゃんのこと。ニンテンドー3DS『真・女神転生Ⅳ FINAL』

      2016/02/16

ニンテンドー3DSを片時も離したくないほど『真・女神転生Ⅳ FINAL』を遊んでおります。WiiUで発売されたアトラス制作の『幻影異聞録♯FE』が、コマンド選択式RPGとしては頂点にいると個人的には思っていたうえに、ナンバリング内で続編ってことは、『真・女神転生Ⅳ』がやや薄味だったところも継承しているのではと懸念していたのですが、残念、めちゃくちゃ面白いです。

△前作に登場したキャラクターたちも、物語の中心人物として登場します。

△前作に登場したキャラクターたちも、物語の中心人物として登場します。

『真・女神転生Ⅳ』がやや薄味だったと感じたのは、主にストーリーに対してです。レベリング特化のDLCが発売日に出たこと(今回もレベリング特化DLCは、2月18日に配信される予定だそうです)や、ダンジョンがいまひとつ淡泊だったところなどもあるのですが、『女神転生』シリーズというと、想像していたよりも苛烈でダークなシナリオがガツンと飛んでくるところが好きだったのですが、『真・女神転生Ⅳ』はどうもそれが感じられなかった。自分自身が、唐突に出てくる、従来のデザインと違う悪魔を受け入れられなかったというのも理由のひとつかもしれません。
しかし今作、ストーリーの流れが本当に面白い。新デザインの悪魔たちも、デザインそれ自体を見ると非常にスタイリッシュで、うまく流れに載せてやればこうも光るものなのだとしみじみ思いました。アトラスゲーというと、難度が高いというところが注目されがちですが、このブランドの一番の強みは、ストーリーの見せ方のうまさにあると思っています。

△4からデザイン変更された我らがルシファー様。これはこれで渋い。

△4からデザイン変更された我らがルシファー様。これはこれで渋い。

△スティーヴンという名前と、彼の風貌にやられてしまう人シリーズファンも多いはず。

△スティーヴンという名前と、彼の風貌にやられてしまう人シリーズファンも多いはず。新旧の要素が織り交ざった、読み応えのある物語です。

バトルのほうは、ここ最近のアトラスゲーと同じように、スキルの属性相性が重要な作りになっています。ここはもう、アトラスゲーのプレスターン(弱点を攻撃すると行動回数が増える)に手慣れた人であれば、そう難しく感じることもなさそうです。個人的にですが、アトラスのプレスターンのゲームというのは、コツさえわかってしまえばそれほど難しくない作品ばかりなので、ストーリーや世界観が気になったら是非遊んでほしいですね。(プレスターンシステムについては、ここ数年のアトラスゲーの中で洗練され、非常に良いものになっています。一時期は、ちょっとマンネリ化してきたかなと思っていましたが、敵側の行動パターンを緻密に練り込んで来たりしたことで、じっくり見てみると進化している部分も多いです。)
今作は、随所にレベリングポイントを用意しているように感じるので、経験値のDLCが来ていない今でも、かなり楽に遊ぶことができます。おれのほうは、合体で生み出せる仲魔のレベルを、主人公のレベル+10にする、みたいなアプリを解放したら、中盤以降かなりサクサク進んでいます。
おれが『女神転生』シリーズを大好きなのは、好きな仲魔を育てるところにあるのでこういったプレイ形式ですが、アトラスゲーを難しいものとして受け止めたいという人は、アプリ解放の順番に気を付けたほうがよさそうです。

△悪魔合体のレベル制限解除を使えば、主人公以上の悪魔をばんばん作れます。さらば難度。

△悪魔合体のレベル制限解除を使えば、主人公以上の仲魔をばんばん作れます。さらば難度。アリスちゃんは開発に愛されていると信じているので、今回も鋭意育成中です。ヨシツネは今回、ハッソウビートがなさそうなので見送っております。

△このなんとかデラックスさんにちょっと似ているミロクさんも、是非パーティに入れたいところ。

△このなんとかデラックスさんにちょっと似ているミロクさんも、是非パーティに入れたいところ。

育成という面では、継承画面でひたすら決定とキャンセルを繰り返して、目当てのスキルが継承されるまで頑張る作業がなくなり、選択するだけで任意のスキルを継承できるようになったことで、かなり楽になりました。ただ、育成を突き詰めると、アプリを使って”レベルアップ時にステータスを1上昇”などの要素も絡んでくるので、最強悪魔を作るんやという人がドヤれるポイントはしっかり残っています。
このシステムでいくと、基本的に低レベルな悪魔ほどステータスの伸びしろが大きいのですが、高レベルの悪魔は、耐性が強めに設定されているので、低レベル悪魔のように「火炎耐性」といったスキルで、限られたスキル枠を使わなくていいというメリットがあります。しかも、ステータスについては、すれ違い通信時に少しずつ上昇する仕組みになっているので、高レベル悪魔をひたすらすれちがい通信で鍛えるのも面白そうです。

△お気に入りのモスマンさんも、仲間の枠を一枠使って育成中。

△お気に入りのモスマンさんも、仲間の枠を一枠使って育成中。『デビルサバイバー』の栄光を取り戻すのだ!

すれ違い通信については、おれが住んでいる徳島では、当然ゲームのプレイ人口が少ないので、都内のためのシステム乙とやさぐれるところでしたが、今回はなんと”インターネットすれ違い”という、2時間に1回10人の人とすれ違える神システムが導入があり、アトラスの親切心に感謝しかありません。

かれこれ20時間以上遊んでいますが、この作品は、過去作の『真・女神転生』シリーズの良さをおさえつつ、ちょっとひっかかっていた部分を解消した良作ですね。ストーリーを楽しみたい、仲間を育成したいという人には、もってこいの作品です。敬虔なるアトラス信者のおれは、一番最初のチュートリアルで戦う悪魔がカタキラウワな時点で、「わかってる」と頷いていました。『デビルサマナー』でムド連発してきたコイツだけは、マジ許さねえぞと思いながら戦いましたが、今回はムドを使ってきませんでした。ちなみに今作のムド、ハマはダメージも入ります。これにより我らが悪魔のアイドル・アリスちゃんの「死んでくれる?」がめちゃくちゃ使えるスキルになっています。

△この豚野郎!

△この豚野郎!

そして、書きたいことは最後に書く。
このゲームのヒロインチックな立ち位置のアサヒちゃん。
彼女、可愛すぎます。

△アサヒちゃん。

△最強ヒロインアサヒちゃん。

見た目もさることながら、ボイスがたまらなく可愛い。
『メガテン』シリーズらしかぬ可愛さに、完全にノックアウトされております。以下の、公式のボイスムービーを観るがいい!

おれがいいたいのは、演技が上手いとかそういうことじゃなく。声の雰囲気とかトーンが、演技演技してない瞬間がとにかく可愛いんだ。ああでも、ゲーム中でも何度もきける「むー」の破壊力はヤバい。「むー」を活かした音声コンテンツを今すぐリリースしてほしい。
守りたい、この笑顔、と思った人は今すぐお買い求めくださいね。本作は、前作を遊んでいない人でも物語丸ごと楽しめるように作られているので、今作からプレイするという人も安心してください。時間があるという人は、もちろん両方遊ぶことをオススメします。

△アサヒちゃんを守るために、闘うおれ(主人公・中央)。イザボーさん(左)も可愛いですよね。

△アサヒちゃんを守るために、闘うおれ(主人公・中央)。イザボーさん(左)も可愛いですよね。

土日の全てをこのゲームに捧げることを、ここに誓います。

2月15日更新の記事です↓

【プレイレポート】遊んだ人にしかわからない、ニンテンドー3DS『真・女神転生Ⅳ FINAL』 の話

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浅葉 たいが

浅葉 たいが

ゴジライン代表。ゲーム、アニメグッズのコレクター。格闘ゲーム、アドベンチャーゲーム、RPGをこよなく愛する。年間100本以上のゲームを自腹で買い、遊ぶ社壊人。ゲームメディア等で記事を書くこともあるが、その正体はインテリアデザイナー、家具屋。バンダイナムコエンターテインメント信者かつ、トライエース至上主義者。スマートフォン版『ストリートファイター4』日本チャンプという胡散臭い経歴を持つ。

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