※本記事はPS4版及びパッド操作を前提としています。
Overwatchもといオーバーウォッチ、みなさん楽しんでいますか?あまりのテンポの良さに、マルチタスクプレイが出来ていないヒマです。このゲームをプレイしながらのDQXのレベル上げ、特訓は難しそうです。
このオーバーウォッチ、FPSは64の『007ゴールデンアイ』以来の私でも楽しく遊べています。ストレスなく遊べる理由は、その間口の広さが大きいのではないでしょうか。個性豊かなヒーロー達を動かしているだけで面白く感じさせる作りは素晴らしいです。あと、個人的にはデス数が自分にしか表示されないのが気楽ですね。
さて、いくらカジュアルさを売りにした本作とはいえ、ゲームジャンルはFPS。ある程度のエイム力が要求されたり、なんとなく下手っぴが参入しにくそうな雰囲気がある、難しそうなイメージが先行してしまいがちです。しかして、どっぷりとはまってしまう面白さを秘めているゲームであり、またそのような人のための入門用FPSとも言える本作をプレイしないのは、実に勿体ない。
そういうわけで、FPS初心者でも今日から楽しめるようになるためのオーバーウォッチ攻略、題して『今日から始めるOverwatch』を始めたいと思います。
なお、狙いすました行動を通すよりことも『なんかつええ技』を振り回すことに長けているキッズ職人が集うゴジラインは、立ち回りでカバーしていく方針で攻略していきたいと思います。ものはいいようだな。初回は、何はともあれ動かすものがなければ始まらない。『とりあえずのヒーロー』をテーマにしたいと思います。
困ったときの、『とりあえず』で使えるヒーローを持つ
オーバーウォッチに現時点(2016年6月9日)で存在するヒーローは21人。このゲームはチーム戦であり、また試合中のキャラ変えも可能です。そのため、自チームの構成、相手チームの構成、MAP、ルール、試合状況に合わせた柔軟なヒーローの選択、被せが前提となります。
1ヒーローしか使えない、というのは自分のゲーム運びだけではなく、チーム全体のゲーム運びにも影響を与えてしまいます。各ヒーローを一通り扱えるようにしておくと戦略に幅が出ますので、最終的にはここを着地点としたいところです。
とはいえ21ヒーローもいるゲームで一人一人を扱えるようにするにはちょっと時間がかかってしまい、夜が明けてしまいそうなので各ロールから扱いやすさ(と勝ちやすさ)を重視した、オススメヒーローを浅く紹介したいと思います。あくまでも今夜勝ちたいレベルの話なので、勝ち続ける意志力の有る人は回れ右をした方が無難です。
オフェンス
オフェンスは攻撃に特化したロールであり、相手を確実にキルすることが求められます。キルされずに一方的にキルする、というのは思っているよりも遥かに難しく、上級者向けのロールと言えます。なので今夜勝ちたいのであればオフェンスロールを上手い人に譲る、というのが一番なのですが、それでは身も蓋もないのでそれは無しにします。
オススメヒーロー:リーパー
見た目から性能まで中学生向きカッコいいヒーローです。メイン武器がショットガンなため、割とアバウトなエイムでも相手に当たり、近距離の火力はトップクラス。ピンチの時はL1でレイス・フォームを発動して無敵撤退、膠着状態にはR1のシャドウ・ステップという名のワープで相手の裏を取る事も出来たり、なかなかに小細工も可能。奇襲からの接近戦がリーパーの基本スタイルなので、MAPを頑張って覚えましょう。
Ultのデス・ブロッサムは広範囲高火力スキルでまさしく超必殺技と言える性能ですが、無敵がありません。通称:死ね死ねダンス中にこちらが死なないよう、高台から落下しつつ発動など、工夫を凝らしましょう。
ディフェンス
ディフェンスロールのヒーロー達は防衛チームの際に真価を発揮します。ウデに自信がある場合を除き、攻撃チームの時には選ばない方が無難です。特にスナイパーポジションのウィドウメーカーやハンゾーはかなりの❝P❞が要求されるので今夜は諦め、一ヶ月後ぐらいの自分に期待しましょう。
オススメヒーロー:トールビョーン
範囲内の敵を攻撃する自動機銃の『タレット』を設置して戦う、通称タレット爺、もしくはタレおじです。本人の性能はあまり高く有りませんが、タレットの攻撃範囲、エイム精度はパッド操作を前提としたPS4版では一般人類よりも格段に優秀です。
注意する必要があるのはタレットが攻撃できる時というのは、タレットが攻撃されうる時とも言える点。タレット(及び爺)は相手からのヘイトが極めて高いため、適当に置いているとすぐに破壊されてしまいます。何も考えずにタレットを置いていてはその強みを全くいかせないので、いくつかのポイントを押さえましょう。
①高台
高所に置いたタレットはより広範囲をカバーできるようになり、また相手は下から破壊するのが困難になります。遠距離攻撃を得意とするヒーローでなければノーダメージで破壊することは難しくなります。
②壁や障害物の影などの死角
オーバーウォッチは基本的には目標を奪いあうゲームです。なので通り道というのはだいたいが決まっています。相手が目標に接近した時に初めて機能する、「死角のポイントのタレット」はバレにくく、壊されにくいので非常に効果的です。このタイプの設置は本体との連携が重要になってくるので、①と比べると少し人類への進化の過程が見えます。
なお、タレットに頼り切りでは彼の強みを最大限引き出すことはできませんし、彼しか扱えなくなってしまいます。上を目指すのであれば、他ヒーローにも応用が利く、エイムや本体の立ち回りをしっかりと煮詰めていきましょう。幸い、彼本体の射撃の威力は実はかなり高めだったりします。
タンク
火力は低めなれど、高耐久のヒーローが揃うロールです。とにかく固いのでちょっとやそっとではやられず、バリアやシールドなどのスキルで自身やチームメイトを守りながらラインを上げていくのに貢献する、派手さはないですが極めて重要なポジションです。ゲームの勝ち方やチーム戦ということが勉強できることも含めて、一押しのロールです。
オススメヒーロー:ウィンストン
近年の格ゲーでは火力がバカ高いキャラクター(主に女性が多い)のことを「ゴリラ」と呼称することがよくありますが、これは正真正銘のゴリラです。ただし、超天才ゴリラのせいか火力は控えめです。
彼のメイン武器は電撃ビームなのですが、射程と火力に難がある反面、射程内に入った相手ならホーミングで攻撃出来ます。つまり、細かいエイムが不要なのでとりあえず近づいてR2を押しておけば何かしらに当たります。
この手のキャラはゲームジャンルに関わらず、動きが鈍重なことが多いのですが、ゴリラは人類の常識には囚われません。L1のジャンプ・パックを利用した機動力の高さこそがゴリラの強みなのです。
高耐久を盾にL1で敵陣に突貫、相手チームの低耐久ヒーローをR1のバリア・プロジェクターを盾にジワジワと削り、L1が再使用可能になったら自陣に撤退する、この一連の流れこそがゴリラのお仕事です。敵陣を荒らすことに関しては右に出る者がいないでしょう。
サポート
サポートは味方の援護が主体のロールです。自分がメインで活躍するわけではないので、自分が主役になりたい人にはイマイチな感じはありますが、チームの縁の下の力持ちともいえる存在です。タンクと並んで非常に重要なロールなので、最低1ヒーローは扱えるようになっておきたいものです。
オススメヒーロー:ルシオ
ゴジライン内ではラッパーと呼ばれるヒーローです。彼は自分の周囲にいる味方にスピードアップorヒールの効果を常に付与し続けるというアビリティを所有しています。生存するだけで味方のサポートができるという、なんとも驚きの性能をしています。
味方に引っ付いてヒール効果を流し続けるだけでチーム全体の生存力が大きく底上げされるので、ルシオを使う上で最も重要なのは生き残る意識です。キルすることよりも、ジャンプとこのキャラ専用の壁走りを駆使して1秒でも長く生き続けましょう。
以上、ざっくりとオススメヒーローを紹介しましたが、一番は自分に合うヒーローであるのは間違いありません。今回紹介したヒーローを扱いながら、ゲームに慣れていき、自分にぴったりなヒーローを見つけていきましょう。
今回はここまで。次回はルールとそれに対応したヒーローの選び方をだらだらと解説したいと思います。
それではまた!
ヒマ
13歳にして『ロックマンEXE3』の全国大会で準優勝という、奇天烈な経歴を持つマルチゲーマー。2D格闘ゲーム『ブレイブルー』の全国大会・”BLAZBLUE REVOLUTION ぶるれぼ”で優勝という格闘ゲーマー風の経歴も光る。
『ドラゴンクエスト10』のレベルと『DEAD OR ALIVE XTREME3』のオーナーレベル上げを組み合わせた、全く新しいレベリングを完成させたという情報を耳にした浅葉とナカジマが”サイコパス”認定。”なんか書いてよ”とゴジラインに引きずり込んだ。風雲拳の使い手さながらの活躍が期待される。
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