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【ゲームレビュー】HDリマスター版『ロマンシング サ・ガ3』で時間を溶かしていました

   

昔を懐かしみつつちょっとだけやってみるかあと思いつつ始めたHDリマスター版『ロマンシング サガ3』なのに、気が付いたらすげえ時間が経っていた浅葉です。
やっぱりこの時代のコマンド選択式RPGは最高だぜ。
ゲーム内容はあんまり変わっていないという前情報を聞いていたので、レアアイテムの竜槍スマウグを1本くらいとってクリアするかと思ったら、新ダンジョンの”暗闇の迷宮”がアカン。だってこのダンジョン、『ロマサガ3』のレアアイテムを落とす敵がウロウロしてて、ここだけでもうハクスラ的な面白さが完結しているんですもん。そのうえ途中に何体か配置されているボスは、スーパーファミコン版の攻略本などに載りながら設定ミスで製品版では未実装となったレアモンスターたち。スフィンクスに蒼天女、ヤマなんかが拝めるわけです。エモい。

▲これくらいのHPでもインヴォーカーとかがもりもり出現します。しかも暗闇の迷宮の低階層にはゲーム序盤から行くことが可能。

▲暗闇の迷宮のボスはなんと、スーパーファミコン版では未実装となったレアモンスターたち。入口を守っているのはスフィンクス。

▲こちらが『ロマサガ3』攻略本のひとつ『練磨の書』に記されたレアモンスターの記載。実際に出現しないスフィンクスなどが”なかなかお目にかかる機会も少ないだろう”と書かれていますが、実機では登場しません。他の攻略本でも、このような形で未登場モンスターが掲載されています。(『ロマンシング サ・ガ3 練磨の書』より引用)

今遊ぶとかなりシンプルなコマンド選択式RPGなのに、根本にある面白さは全く色褪せているようには感じません。魅力的な主人公たちに、個性豊かという括りではおさまらない色物だらけの仲間たち。エビとかゆきだるまとかゾウを連れて戦えるRPGってなかなかないような気がします。ドラゴンルーラーという敵をこれでもかというほど倒し、竜槍スマウグというレアな槍を複数本揃えたのに、大事な戦闘では結局分身剣とかいうスゴ技を振り回していた若かりし頃。レアアイテム中毒はもちろん、閃き中毒も多発したことでしょう。強い技を一時でも早く閃きたくて、強い敵のもとに通ってちょっと攻撃しては逃げる”道場”も随分とやりましたよね。ありがとう、グウェイン先生、アスラ先生。大人になった俺も分身剣頼みで、先生方の元に通い技を教わって、使いもしないスマウグが欲しいとか思い始めているので、きっと生まれ変わっても同じプレイをするのでしょう。好きなルートはモニカルートです。可愛いじゃないですか。

▲この”ピコン”という閃き音の中毒性の高さたるや。発売から20年以上経ったゲームなのに、まだ興奮できることに驚きます。相手が強いほど技を閃きやすくなるので、途中で逃走できる強敵に挑んで閃いたら逃げるというプレイを当時も今も楽しんでいます。

▲おっさんになってモニカルートを見るとエモいですな。ミカエル許せねえ。

今やプレミア価格で取引される素晴らしき攻略本である”練磨の書”を読みながら、ゆったりとプレイを楽しみました。『サガ』シリーズの攻略本にはゲームの中ではあまり語られない設定とかもがっつり載っていたりするものがあってとても楽しいんですよね。データ的な間違いとかはありましたけど読み応えは十分あって、ただ”攻略”のためだけの本ではなかったんです。最近の攻略本は価格ばかりあがって寂しいものも増えてきたので、プレイステーション2時代くらいまでの良くできた攻略本やファンブックがより価値のあるものに感じます。

▲こちらが練磨の書の表紙。もう読みすぎてボロボロですが、ワシにはまだ2冊ストックがある!

スーパーファミコン版とは若干プレイフィールが異なる部分もちらほらありますが、現行機で『ロマサガ3』が遊べるというだけで感無量です。画面比率が違うことで慣れるまで若干的避けが難しく感じること、強武器増加バグとしてお世話になった”七星剣バグ”が使えなくなっていることや、一部術の挙動が違うことなど、タイムアタックなどを遊ぶ人には大きな変更点もちらほらありますが、ゆるゆるとプレイする分にはあまり気にならないと思います。むしろ王家の指輪売却はそのまま残してくれた開発の良心に震えます。新要素である強くてニューゲームを使った一部ステータスやアイテムの引継ぎや、冒険記というちょっとした読み物など、消えたものを補って余りある追加要素があるので、オリジナル版はオリジナル版として、リメイク版はリメイク版として楽しめば良さそうです。

▲ゲームメニューからのリセットは若干階層が深いのでやや不便。

▲こちらが冒険記。プレイ中に起こった出来事や情報をまとめてくれます。

▲暗闇の迷宮では、一部キャラクターの追加エピソードが見られます。

今遊んでも楽しいゲームだと思うので、未プレイの方はぜひこの機会にリマスター版をプレイしてみてはいかがでしょうか。

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浅葉 たいが

浅葉 たいが

ゴジライン代表。ゲーム、アニメグッズのコレクター。格闘ゲーム、アドベンチャーゲーム、RPGをこよなく愛する。年間100本以上のゲームを自腹で買い、遊ぶ社壊人。ゲームメディア等で記事を書くこともあるが、その正体はインテリアデザイナー、家具屋。バンダイナムコエンターテインメント信者かつ、トライエース至上主義者。スマートフォン版『ストリートファイター4』日本チャンプという胡散臭い経歴を持つ。

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