【みんなで遊んでみた】『ゾイドワイルド キングオブブラスト』仲間の大人たちを集めて、ミニ「大会」をやってみた

ゲームを最大限に楽しむコミュニティ・ゴジラインでは、かんたんに熱すぎる駆け引きが楽しめる格闘ゲーム『ゾイドワイルド キングオブブラスト』プレイヤーが徐々に増加中。
発売からしばらく経つのですが、6月末にはDLCによる新ゾイドの追加なども発表されており、まだまだ熱いゲームなのです。

本作にはオンライン対戦モードが存在しませんが、ニンテンドーSwitchの特性上、持ち運びがとても簡単で、鞄に忍ばせておけばいつでも対戦環境を作り出せるのが魅力です。最近では、あちこちで対戦や練習しているプレイヤーも増えてきて、「このゾイドが強い」、「いやこのゾイドも可能性を感じる」なんて会話を繰り返しています。そしてうわ言のように「このゲーム大会やってほしいなあ」なんて声が増えてきたところに、タカラトミーさん公式からなんと、大会のお知らせが!

とはいえ我々平均年齢30を超える大人なので、参加することはできません!残念!
このほかにも次世代ワールドホビーフェア ’19 Summerでも大会があったりするのですが、こちらも小学生参加限定。

△次世代ワールドホビーフェア ’19 Summerでも『ゾイドワイルド キングオブブラスト』の大会が!小学生参加限定の大会ですが、熱い戦いが行われること間違いなし。

しかし、これは良い試みかもしれませんね。というのも、我々ゴジラインのおっさんたちの中には、ちょっと昔、某キャラクターゲームの大会に出場したら、中学生にボコされた大人がいたり、対戦相手のご両親に「お手柔らかにお願いしますね」と言われたオタクがいるんです。年齢区分がないゆえの悲劇。ゲーマーであるというだけで戦えるのが対戦格闘ゲームの魅力ですが、『ゾイドワイルド キングオブブラスト』のように、若いファンの多いゲームでは年齢制限を設けた大会も良さそうです。
もちろん、無差別級の大会というのも、もちろんいつかやってほしい!でも、やってほしいと思っていても、誰かがやってくれるとは限らない。というわけで、今回は身内のオタクたちを集め「ミニ大会」を開催してみました。

▲大会と聞けばどこにでもかけつけるゴジラインの人たち。全員子供に怖がられそうな悪い顔をしています。


2019.6.13
『ゾイドワイルドブラスト キングオブブラスト』
ゴジライン内身内大会


Switchは持ち運べるからなんとかなるだろうということで、雑にレンタルスペース的な場所に集まってみました。今回の幹事であるJkumoさんが、ニンテンドーSwitchと小型モニターを用意してくれました。
動画配信はしないので、機材は少なめです。
集まったのは10人。ゲーム機本体とディスプレイ、あとスマートフォンや紙のメモなんかがあれば、十分な規模です。ガチガチの格闘ゲームやシューティングゲームの場合、ディスプレイの大きさや品質が大事になってきますが、『キングオブブラスト』のように、小さい画面でも遜色なく戦えるゲームであれば、本当にニンテンドーSwitchだけで対戦会や大会が成立します。今回は、幹事以外にも、ニンテンドーSwitchを持ち込んでくれた人がいたので、一台を大会用、一台を練習用として設置しました。
(大きな画面がいいという場合は、最近では大きなモニターを設置したレンタルスペースなどもあるので、場所から探してみるといいかもしれません。)

▲「大会やろうぜ」で集まったのは10人。片付けのできない大人たち、すぐにこういう状況になります。

▲こちらが用意した小型モニター。試合動画を録画するために、外部出力用として使いました。試合動画を撮らないのであれば、ニンテンドーSwitchのモニターでも十分かもしれません。

トーナメント表は、参加者にくじを引いてもらって制作。紙切れにペンを走らせて雑に下書きを作成します。

△雑すぎる下書き。30代オーバーの大人の仕事とは思えませんが、個人の名誉のために作成者は伏せておきます。

この下書きを元に、清書したトーナメント表を作成します。使用キャラクター(ゾイド)も記入するとそれっぽくなりそうだったので、こちらも書き込んでみました。

▲凄くそれっぽいトーナメントが出来上がりました!ガブリゲーター多すぎ問題。

トーナメント表を見るとガブリゲーターとガノンタスが目立ちます。この2体は、ゲームに慣れていなくても強みを発揮しやすい、ゴジライン的には「今夜勝てる」ゾイドとなっています。ガブリゲーターは強攻撃がシンプルで使いやすく、そこからのコンボもすぐに習得できるほど簡単。ガノンタスは遠距離攻撃を得意とするゾイドで、相手を寄せ付けない戦い方を得意とします。このゾイドは、動きの遅いゾイドに滅法強いです。

▲当日初プレイのプレイヤーたちは、ガノンタスかガブリゲーターを選択していました。

大会ダイジェスト

この日が『キングオブブラスト』初プレイという、記念参加プレイヤーもいたものの、熱戦続きのトーナメントとなりました。ゲーム経験者であれば、ちょっとプレイしただけで操作が馴染むうえに、駆け引きもわかりやすいのが本作の最大の魅力。大会に備えて練習してきたプレイヤーも、はじめたばかりの人に苦戦するシーンなども見られました。大会レギュレーションは、1試合先取で勝ち。1回負けたら即終わりのシングルイリミネーション形式。
Jkumo(ナックルコング)vsケンちゃん(ガノンタス)

がちょ(デスレックス)vsMGN(ガブリゲーター)

イナガキ(ワイルドライガーイーヴィル)vs水菜(ガノンタス)

開始直前までデスレックスを練習していた「がちょ」と、この日のためにちょっとだけ練習したという「イナガキ」が快進撃を見せ、トーナメントを勝ち上がっていきました。決勝では、デスブラストを使った倒しきりを狙う「がちょ」に対して、「イナガキ」がイーヴィルの素早さを活かしたヒット&アウェイ戦術で対抗。互角の戦いが続く中、1-1となったファイナルラウンドで「イナガキ」が操作ミスでペースを乱したところに、強烈な連続技を叩き込んだ「がちょ」が勝利!ところどころ嘘くさいプレイもありましたが、最後は渾身のガッツポーズ。

▲「イナガキ」を倒し、めちゃ嬉しそうな「がちょ」。

▲デスレックスは、強攻撃の一段目から相手を浮かせられるため、ワイルドブラスト、デスブラストによる緊急回避をとられにくいのが最大の強み。

▲カメ(ガノンタス)とワニ(ガブリゲーター)は滅びました。

大会を終えて

『キングオブブラスト』が、オンライン対戦に対応していれば、行われなかったであろう身内の集まりですが、やっぱり顔が見られる環境での対戦っていいものですね。同じ場所で、ゲームと関係ない無駄話をしつつ、時には人のプレイに拍手したり、友達の肩を叩いたり。そういうのって、少なくとも僕らがゲームをしている間はオンラインじゃ味わえないような気がします。大人になるとみんな予定もばらばらだったりして、なかなかハードルが高いですが、充実した時間を過ごせることは間違いありません。
今回は、仲間内だけで行ってみましたが、もし他のプレイヤーやコミュニティと交流する機会があれば、一緒に対戦を楽しんだり、大会を企画してみたいですね。

最近の大会は、eスポーツブームもあり、本格的な実況解説に加えて、動画プラットフォームへの生放送を行ったりするものが多いのですが、こうした小規模なものならちょっとした準備をするだけで実行できます。今回は、ゲーム機本体と小さなモニター、PC不要のキャプチャーボードと、ネタ的に実況用マイクを用意したりもしましたが、ゲーム機とモニターさえあれば案外なんとかなります。(参加人数が増えると、1台で回らなくなるので、ゲーム機を増やします。)
スマートフォンやデジカメで写真を撮っておけば、こんな風にレポートも作成できるので、生放送や動画にしなくても案外思い出というのは残るもの。
気軽に大会を企画してみるのも良いかもしれません。仲間内でやれば、ちょっとした失敗も笑い話になったりしますから!

『キングオブブラスト』は、6月に無料の大型アップデートを控えているので、まだまだ盛り上がること間違いなし。
バージョンアップ後は、攻略記事をお届けする予定です。お楽しみに!

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浅葉 たいが

浅葉 たいが

ゴジライン代表。ゲーム、アニメグッズのコレクター。格闘ゲーム、アドベンチャーゲーム、RPGをこよなく愛する。年間100本以上のゲームを自腹で買い、遊ぶ社壊人。ゲームメディア等で記事を書くこともあるが、その正体はインテリアデザイナー、家具屋。バンダイナムコエンターテインメント信者かつ、トライエース至上主義者。スマートフォン版『ストリートファイター4』日本チャンプという胡散臭い経歴を持つ。

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