【ストリートファイターV AE】201804verの調整リストをゆるりと楽しむ記事

 

アレックス


ラリアットがキャンセル可能技になったり、中P→中フラッシュチョップがコンボとして成立するようになったことで、火力面の強化が施された。ただし、ラリアットのため技キャンセルはやや難しく、一気にこのキャラクターの奥深さと敷居が増したような気がする。

△ラリアットがキャンセル可能になり、ダメージソースがアップした。


ガイル


Vトリガー2がソニックブームキャンセルから発動できなくなったため、火力面は若干ダウンした。また、EXサマーソルトキック後に大きく距離が離れるようになったため、起き上がりを攻めるポイントが減少した。弱体化が目立つが、周囲のキャラクターの弱体化幅がより大きいため、相対的なキャラランクは依然高い位置をキープしそうだ。

△ソニックブームのガードバック減少は、待ちには−だが、攻めとしては+の可能性も。


いぶき


通常投げのダメージが上昇したことにより、攻めの見返りがやや大きくなった。大きな変更点はあまりないため、以前までと変わらない感覚で使うことができそうだ。Vリバーサルは弱体化したものの、使いどころを間違えなければまだまだ守りの選択肢として使うことがでいる。

△投げの見返りがやや上昇したことで、打撃と投げの二択のプレッシャーが増加。


バイソン


Vトリガー2の発動ポイントが増え、打撃から投げが連続ヒットするようになった。スタン値の高さもあり、狙えるポイントが増えたことは大きいが、打撃からのコンボについては、かなり近い距離でしか成立しないようになっている。上位キャラクターがパワーダウンしたため、バイソンにとっては環境的にも戦いやすくなったはずだ。

△最近では、「実は強いのでは」と噂されるVトリガー2が微強化。


ジュリ


立ち強Kの下部分のやられ判定縮小により、地上でのけんせい技として使いやすくなった。その他の変更点は弱体化が目立つ。一説には、今年前半の大会で某プロゲーマーが大活躍したため弱体化されたとの噂もあるが、真偽は不明。

△遠距離立ち強Kが強くなったらしいです。


ユリアン


立ち弱Kは数値だけ見れば強化のように見えるが、ガードバックが増加したことにより、ユリアンの主力連係の一つだった立ち弱K→通常投げがその場から届かなくなってしまった。また、テリブルスマッシュのガード時の不利フレームが増加したことにより、中段の選択肢のリスクが増加したのも痛いところ。一見強化に見せかけた弱体化が趣深い。

△ユリアンの最強連係とも言える立ち弱Kからの投げが届かないように。

豪鬼


立ち中Kの全体硬直が増加して弱体化したと思いきや、ヒット、ガード時のフレーム変化を嫌ったためか、立ち中K→EX赤鴉豪焦破の隙間が減り、4フレーム通常技と相打ちするようになったという副産物的強化も。Vトリガー2は発動ポイントが減り弱体化したものの、現在主流のVトリガー1には影響がないのも嬉しいところだ。AEのシーズン前半に「Vトリガー2がやばい」と騒がれていたおかげかもしれない。

△弱体化された部分もあるが、実は強化もある膝。地味な強化だが、端での削りが少し強力になりそうだ。


コーリン


猛威を振るっていたVトリガー2関連の動きが弱体化したことによって、試合後半の逆転力が低下した。リーチの長い立ち強Pも、ガード時に−4フレームの不利を背負うようになったので、この技での横押しもややパワーダウン。AEで猛烈なフィジカルキャラクターに変貌を遂げたと思いきや、やっぱりちょっとやりすぎたようだ。しかしながら、まだまだ武器は多く残されているため、活躍の機会を見る場も多そうだ。

△Vトリガー2の弱体化もあり、再び注目の集まりそうなVトリガー1。


エド


しゃがみ中Pのガード時有利フレームが1減少したことにより、図々しい固めが仕掛けにくくなった。Vトリガーはより使いやすく強化されており、試合後半の逆転力は増している。ぼったくり行動の一つだったVリバーサルの弱体化など、「この強みがバレていたのか」という渋い調整を受けているが、まだまだキャラパワーは健在。

△ごり押し力の高いVトリガー2が強化され、試合後半がより楽しく遊べるようになった。


アビゲイル


ラシードと同じく弱体化が目立つ。アビゲイルの強さを支えていた、しゃがみ弱K始動のコンボは、距離による制限が大幅にかかる形となった。コンボ火力も下げられ「お前はやりすぎたんや」というお咎め調整を受けているが、それでもまだパワーは感じる。実は強かったですという可能性もやや残されているので、注視していこう。

△しゃがみ弱K→しゃがみ弱K始動のコンボが没収され、近距離での攻めがやや弱体化。火力面も下方調整されたが、それでもまだ一発逆転力は高め。


メナト


一部必殺技コマンドの見直しにより、「暴発」要素が低下した。大きな強化点としては、Vスキルキャンセル発動からのVトリガーが可能になったことがあげられる。苦手キャラクターと言われていたラシードの弱体化も追い風になり、今バージョンでの活躍にも期待がかかる。ゴジラインとしては、このキャラが最強キャラだったとしても、「難しそうなのでパス」と宣言しておきたい。

△強キャラと噂されるメナトだが、今回は微強化がほどこされた。扱いが難しいキャラクターとなっているため、それほどプレイやー人口は増えなそうな気配。


是空


一見派手な強化に見えるが、立ち回りに関係する要素はそれほど大きく変化しておらず、老モードでの火力が低下しているという弱体化要素もある。必殺技ヒット時に可能な宿命キャンセルを活かしたコンボや連係は大きな伸びしろを感じさせてくれるので、これからの研究に期待したい。一見動画映えする強化が多いため、「10年前から是空が好きでした」と言うのはもう少し後にしたほうが吉。

△動画映えする強化が多めだが、実戦値は未知数。強キャラだった時に、「やっぱりゼクウなんだよなー」と言い始めることをおすすめします。


さくら


しゃがみ中Pが大幅に強化され、固めの見返りが増した。振り子アッパーもより使いやすい技となり、コンボに組み込める状況も増えている。通常技や天仰波動拳などからキャンセル発動できるようになったVスキルも、安易に強い技ではないものの、使い方次第ではいままでにない動きを可能にしてくれそうだ。わかりやすいアッパー調整となっているため、なんか起きそうな気もする。

△元があまり強くないキャラクターだったためか、かなり大胆に強化がほどこされたさくら。今回こそ「ある」のか!?


ブランカ


エレクトリックサンダーをガードさせた時の有利フレームが+3になったのはこれ大丈夫なんというアッパー調整となっている。その他、やや火力をアップさせるような調整も施されており、強化点が目立つ。今回のブランカはテクニカルキャラクター寄りになっているため、今のところ「まあいいか」みたいた空気が漂っているが、今後の研究次第では許されない可能性もある。

△エレクトリックサンダーが+3になったのは大丈夫なのだろうか。

調整を眺めてみて
一部の尖ったキャラクターの下方修正、弱いとされていたキャラクターの上方修正により、キャラランクの変動が起こることは確実ですが、現時点では「一強」を感じさせてくれるような尖った存在が感じられないこともあり、なかなか楽しい対戦シーンになりそうです。キャミィ、豪鬼、メナトといった、前バージョンでもなかなか圧を放っていたキャラがやや上方修正されていたりするので、この方々に目がいきがちですが、新キャラクターのさくらやブランカ、謎のパワフルさを手に入れたケンなども気になります。現時点で最強キャラはこいつや!とネット上に放流してしまうと、最強キャラらしきものが判明した時に浅さが露呈してしまうので、「やっぱり●●なんだよなあー」というタイミングを見計らいつつ、本バージョンを楽しみましょう。
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浅葉 たいが

浅葉 たいが

ゴジライン代表。ゲーム、アニメグッズのコレクター。格闘ゲーム、アドベンチャーゲーム、RPGをこよなく愛する。年間100本以上のゲームを自腹で買い、遊ぶ社壊人。ゲームメディア等で記事を書くこともあるが、その正体はインテリアデザイナー、家具屋。バンダイナムコエンターテインメント信者かつ、トライエース至上主義者。スマートフォン版『ストリートファイター4』日本チャンプという胡散臭い経歴を持つ。
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