ヴァンピィちゃんがkawaiiから始めた『グランブルーファンタジー』。運よく闇の召喚石ハデスを引き、そこから集め始めたグラーシーザーも3本の最終解放を終えた。ランクは現在103。あとは、ケルベロス・オーダーなる銃が2本ほどあれば、闇パーティとしてある程度形になるらしい。
このケルベロス・オーダーなる銃は、「三手」なる連続攻撃を促進するスキルがついている銃で、ハデス編成をやるうえでは必須といっていいアイテムとのこと。ケルベロス・オーダーの入手経路は、不定期で開催されるイベント「ケルベロス&フェンリル討滅戦」のみ。一年に数回しか開催されないイベントなので、今か今かと待ち望んでいたのですが、2月9日、ついにその時が訪れました。のりこめー!
自分の目当てのアイテムはケル銃なので、ひたすらケルベロスと連戦。フェンリルの方は、フィンブルというこれまたすごい水属性の武器を落とすそうなのですが、俺は水の石にろくなものがないのでスルー。(本当はとっておいたほうがいいらしいけど、スルー。)
ケル銃は、通常のケルベロスを倒していると出現する難度「HELL」のケルベロスから直接ドロップするほか、討伐報酬と交換することもできるのです。今回のイベントでケル銃の在庫が補充され、交換で7本まで入手することが可能になりました。
武器を1本仕上げるために、ベースとなるもの1本に、上限解放素材を3本。これを2セット。
合計8本のケル銃をとるのが今回のおれの目標です。
有識者「今回から交換で7本とれるから1本ドロップするだけでいいんだよね。楽だと思うよ。昔は直ドロップのを複数本要求されたからねえ(何たらかんたら長い話)」
浅葉「(ワシの若い頃は話、うぜえ)1本ならドロップやれそうな気もする」
有識者「頑張ってね」
この討滅戦は、ずいぶん前に実装されたイベントということで、交換で入手できるケル銃の数が増やされ、緩和の方向に向かっているのだ。心配していたケルベロスの強さの方も、いつものコンジャクションからのごりおしで難度「EXTREME」と「HELL」はなんとかなることが判明。しかも、HELL60までなら、オートアタックでも勝ててしまう。圧倒的成長とグラーシーザーへの感謝が止まりません。はじめての十天衆にソーンさんをお迎えしひたすらシュバリエと戦い続けた日はなんだったのか。
サクサクとケルベロスを狩り続け、1本目の交換素材を揃え終わり、おれは確信した。これは余裕だ。
おれ「ケルベロス・オーダー一本目ゲット。オートで狩れるから楽勝だわ。交換7本もすぐいきそう」
有識者「2本目からハードルあがっていくからな」
おれ「は?」
有識者「ケルベロス・オーダーの必要交換素材を見てみろ」
おれ「増えとるぅぅぅぅ」
有識者「4本目までもりもり素材が増えるからな」
おれ「全然楽じゃないじゃん!全部交換するのに10時間くらいかかりそうじゃん!あとこれ、ケル銃、意外に落ちないね」
有識者「お気づきになられましたか。7本交換するのもなかなか大変だし、1本も出てないなんてこともあると思うぞ。でも昔はもっと辛かったんだよなあー」
おれ「(うぜえ)」
ここから5本目のケル銃を交換するまで、1本の直接ドロップも見ることはなかった。目標をセンターに入れてスイッチ、目標をセンターに入れてスイッチ、完全に作業化されたケルベロス討伐に、直ドロップという光がさしこむことを祈ったものの、得られるのはわけのわからんダガーとケルベロスのプロマイド(召喚石)のみ。
このままではまずいと感じたおれは、ゲーム内の環境を変えるという作戦を試みることにした。
おれ「あまりにもケル銃でないから、パーティにケルベロスを入れてみることにした」
有識者「それなんの意味があるの?」
おれ「パーティにいるケルベロスを見ることで、相手のケルベロスの警戒心が解け、ケルベロス・オーダーを差し出しやすくする空気を作るのさ」
有識者「空気」
おれ「空気」
レベルだけは育っているケルベロスさんをパーティにin。なんでもこのキャラクター、昔はあまり強くなかったらしいのですが、つい最近上方修正を受けたことで、評価が急上昇中なのだそう。
おーしちょっと試してみるかとケルべロスさんのHELL100に投入してみたところ、確かになかなかパワーを感じます。スキルの性能もわかりやすいので、俺のようなあまり説明を読まないプレイヤーにも優しい女の子のようです。よーし、連戦するぞ!と思ったら。
ケル銃が一撃でドロップしました。
おれ「ケルベロスに変えたら、ケル銃直ドロした。俺の攻略、始まったな」
有識者「あんた、ゲームライターとしてそれで大丈夫なのか」
おれ「『ファイナルファンタジータクティクス』攻略本の、「源氏の小手は盗める確率は0パーセントと表示されるが、このゲームでは小数点以下を切り捨てているため、実際は小数点以下の確率で盗める。」という一文よりは信頼できる」
有識者「確かに、でてることはでてる。ほら、あと数本、キリキリ働け」
1本ドロップ品を拾ったということは、交換分の7本をすべて取得すれば無事に2本完成品を作れるので、ここからは精神衛生に良い時間が続くはず。5時間くらいあれば終わるなと皮算用をしつつ、ケルベロスでポチポチしていたら、1時間しないうちにケル銃が2本直ドロップ!
おれ「やはり、ケルベロスをパーティに入れることで、ケル銃が落ちやすくなる」
有識者「そうか。よかったな」
ケル銃が落ちずにお困りの方は、自己責任の元この方法をお試しください。当サイト及び、書いたおれは、この超理論に一切の責任を負いません。
使ったエリクシールハーフ:約270本
主な周回方法:EXTREMEを周回し、HELLが出現したら60をフレ石カグヤorウサギで倒すか、100をハデス×バハで倒す。
8本の内訳:5本交換3本ドロップ(3本のドロップはHELL100から確認)
かかった時間:だらだら他のゲームをしながら10時間弱くらい
これから『グラブル』をはじめる人と、ケル銃の話をする機会があったとしたら、おれも今日から「交換で7本とれるから楽だよ」と言うことにします。
数々のオンラインゲームのアホなドロップ率のアイテムと戦ってきたおれですが、このケル銃は「頑張れば必ず落ちる」というのが逆に辛かった。落ちればラッキーみたいなのを数百時間狩るよりもメンタルに来る。でも、『グラブル』のこういうシビアなところもちょっと好き。引き続き遊ぶぜ!