ゴジライン

ゲームを最大限に楽しむ集団 【ゴジライン】公式ホームページ

【浅葉のゆるグラブル】第8回『冥府のおっさんとの絆』

   

3月31日から、『グラブル』においてレジェンドフェスなるイベントが開催された。
このレジェンドフェスとは、期間中ガチャで出るSSR(最高ランクのレア)が出る確率がアップする素晴らしいイベントだ。
おれにとってはじめてのレジェフェス、当然力も入る。
有識者のみんなも応援してくれているはずだ。

△SSR出現率2倍となるレジェフェス。これはガチャガチャせざるを得ない!

おれ「レジェフェス楽しみだなあ」

有識者「まだ始めたばっかでキャラ少ないからね。ガチャガチャしたほうがいいよ。ちなみに浅葉さん、レジェフェス限定ってわけじゃないけど、このゲームには”9万天井”ってのがあるの知ってる?」

説明しよう。
『グラブル』では、課金による爆死を避けるため、特定期間内に9万円分のガチャを引くと、その時ピックアップされているキャラクターから一人、好きなやつを選ぶことができるのだ。つまり、このシステムを使えば、ある程度狙ったキャラクターを獲得することが可能となる。これを、”天井”というスラングで表すのだ。
しかし、おれは石油王ではないし、9万円あれば買えるもの、できることも知っている。
当然迷うわけだ。
そして、世の中には、人の迷いを食い物にする輩もいる。
俺と同時期に『グラブル』を始めた、ミズシナ(35)もそういう男だ。

ミズシナ「浅葉は9万円から逃げるな」

回転王「”天”目指そう」

人を煽ることで、課金させるソシャゲモンスター。
ついでに煽ってきた回転王に至っては、『グラブル』をプレイしてすらいない。
彼らは人の課金を煽ることはするが、自分の課金には慎重だったりする。
皆様もそういう奴が身近にいないだろうか。

今回のレジェフェスで追加される新キャラは、スツルムとキャタピラさん。
獣、メカ萌え属性のない俺のハートには響かない。

△スツルム殿、キャラクターとしては好きだけど、俺としては恋人ではないかなというタイプ。

となると過去にも登場したリミテッドキャラクターかという話になるが、リミテッドイオちゃんは持ってるし、カタリナは強いらしいけれども、ピンとこない。
オーキスは人形のようで、球体関節が見えてしまったことで、『3×3EYES』の土爪で人形を破壊しているシーンを思い出してしまうからこれもパス。俺はパイちゃんが好きなのだ。
つまり、今回のレジェフェスには、俺にとって”天”(9万円)を炸裂させてまで欲しいやつがいないのだ。

△オーキスちゃん画像をよく見てみると、足元に人形風の関節が見える。土爪で傷つけてしまいそうなのでおれの独断と偏見によりパス。

浅葉「”天”をしてまで欲しい奴がいないんだよなあ」

有識者「浅葉さん、ヴァンピィちゃんを輝かせるには召喚石の”ハデス”がいるわけよ。召喚石だけは、9万出そうがもらえない。ただ、レジェフェスなら確率が上がってるから、課金するタイミングなら今やで」

ミズシナ「ハデス欲しいなら課金するしかないな」

言葉を変え、善人のふりをして課金煽りをしてくる魔の者たち。
天使のふりをして、悪魔が囁く。
乾いた彼らを癒すのは、他者のガチャの爆死だけ。
おれはその生贄として選ばれてしまった。

浅葉「とりあえずちょっとだけ引くよ。100連くらいかな」

甘言に惑わされず、おれは配信を開始した。
しかし、配信もまた、地獄だった。
そこには、ミズシナと同じような、おれのガチャの爆死を「見にきました」、「チーッス」みたいなウェイな輩が溢れていた。
以下は、配信中のスクリーンショットだ。コメント欄にとんでもない野郎どもが溢れていることがわかるはずだ。

△ここが地獄だ。

これは、爆死したら、後に引けない戦いになるかもしれない。
おれの性格上煽られるとつい、カッとなって課金してしまう可能性も大いにある。
緊張が支配するガチャの画面。30連くらいは何も出ないだろう、最初は煽られても「無心」を保つのだ。
僕は、一回目のガチャをーー、引いた。

△10連1回目にて登場した、冥府のおっさん。

そして、まあぶっちゃけ当然っちゃ当然なんすけど、絆の力でハデスが出た。
コメント欄に乱舞する”つまらん”、”癒着”の文字の乱舞。
さんざん楽しみですとか言っておきながら、「解散」、「コミュ抜けるわ」などといってくる輩もいる。
爆死を求める亡者たちは、怒り狂っていた。

俺は、この起きてしまったことに対して、まぁそんなもんだろうと結果を素直に受け止めた。
今回の結果には、明らかな原因がある。そう確信したからだ。
『グラブル』のレジェフェスの時期に重なるようにアップデートされた、サイゲームス社の『シャドウバース』。
ここで俺は、冥府のおっさんとの絆を深めていた。
サイゲームス社は、『神撃のバハムート』、『グランブルーファンタジー』、『シャドウバース』と言った自社のコンテンツにおいて、同じキャラクターを登場させることがある。
ハデスは、この3つのコンテンツを股にかける偉大な死神なのだ。

『シャドウバース』の第一弾環境において、最強と言われた”ハデス”を擁する冥府デッキ、僕はおっさん、おっさんと呼んで彼を慕っていた。
実装当初の彼は、あまりにも無法だった。
しかしそのあまりの強さから、環境は違った方向に進んで行った。
対策カードの実装、おっさんの実力を発揮する前に勝負を決めてくるカード。
世間は非情だった。
そして、次第に話題に上ることも少なくなり、3月末に至っては、アップデートの直後ということで、他のカード、他のデッキの話ばかりが飛び交っていた。
そんな中、俺は、おっさんとの絆を信じ、冥府エルフデッキを使って遊んでいたのだ。

△画面は『シャドウバース』のもの。冥府のおっさんとともに『シャドウバース』を駆け抜けた日々が、絆を築き上げたのだ。

浅葉「冥府エルフ、ヘヴンリーイージス(新しいめちゃ強カード)にたまに勝てるよ」

ミズシナ「あなたまだそんな古いデッキとカード使ってるの?」

ここが、俺たちの分かれ道だった。
因果律は収束し、俺はハデスを引く。
おまけとして二万円以内でスツルムもキャタピラさんも引いた。
ミズシナは結果、天井を目指しガチャを引いたが、後半の150回近くのガチャで得たSSRは一枚。
煽ってきたミズシナが”天”に至ったことは評価するが、惨憺たる結果は変わらない。
全ては決まっていたことだったのだ。

あなたの周りに、勝つと饒舌になる人はいませんか。
僕はそのタイプです。

The following two tabs change content below.
浅葉 たいが

浅葉 たいが

ゴジライン代表。ゲーム、アニメグッズのコレクター。格闘ゲーム、アドベンチャーゲーム、RPGをこよなく愛する。年間100本以上のゲームを自腹で買い、遊ぶ社壊人。ゲームメディア等で記事を書くこともあるが、その正体はインテリアデザイナー、家具屋。バンダイナムコエンターテインメント信者かつ、トライエース至上主義者。スマートフォン版『ストリートファイター4』日本チャンプという胡散臭い経歴を持つ。

 - ゴジライン記事