年末進行のクソ忙しいときに有給を通す漢・浅葉が、12月21日にver.2017アップデートで追加された豪鬼の攻略記事をお届けします。
今作の豪鬼はシリーズをプレイしている方にはお馴染みの低体力は健在ですが、今までのシリーズで猛威を振るった技は軒並み性能や使いどころが見直されているため、そのプレイフィールは大きく変化しています。
離れた位置からの豪波動拳によるけん制は強力ですが、中、強版は画面端まで弾が届かないことに注意しましょう。斬空波動拳は、前ジャンプからしか繰り出せないためけん制として使うよりも、相手の避けにくい位置に投げ込むようにうち、攻めの起点として使います。
豪波動拳の隙に相手のジャンプがかみ合ってしまうと、一気に窮地に立たされてしまうので、緩急をつけるために立ち中Pやしゃがみ中Kといった地上技も使っていきましょう。立ち中Pやしゃがみ中Kは単発でも強力ですが、先端部分であればキャンセルで豪波動拳を撃って相手を追い返すほか、キャンセル百鬼襲→百鬼豪衝といった流れの奇襲も仕掛けられます。百鬼豪衝はガードさせてもこちら側が有利になるので、そのまま攻めを継続できます。百鬼豪刃は、ガードされたときに不利になる場合が多いので、アクセントとして使いましょう。また、しゃがみ強Pはガードされても豪鬼側が先に動き出せるうえ、ノーマルヒットで立ち中K、クラッシュカウンター時は前ダッシュから4+強Pが連続ヒットするという見返りの高さが魅力です。相手のジャンプや低姿勢になる技以外には強いので、横押しをかける際に使ってみましょう。
こうした動きで、うまく相手のジャンプを誘えた場合は、動作途中に上半身無敵のある中豪昇龍拳で迎撃していきましょう。少し遠い位置からのジャンプ攻撃に対しては、しゃがみ強Pによる対空も有効ですが、相手の技やタイミングによっては打ち負けてしまうことに注意しましょう。また、近い間合いのジャンプ攻撃に対しては、4+強Pでの対空も狙えます。こちらも相手の技に打ち負けやすいのでリスクはやや高めですが、キャンセルで赤鴉豪焦破が連続ヒットします。4+強Pは、画面端から逃げるために前ジャンプをする相手にも有効です。
飛び道具を多用してくる相手には、豪波動拳での相殺に加えて、赤鴉豪焦破での撃ち返しを混ぜて対抗しましょう。赤鴉豪焦破は中は2発、強は3発分の飛び道具相殺判定を持つため、発生さえしてしまえば打ち負けることはまずありません。体力に余裕のある場合は、Vスキルで受け止めてVゲージを溜めにいくのも有効ですが、豪鬼は体力が低いため、この動きはややリスクの高い戦術になってしまいます。
百鬼豪掌やジャンプ攻撃、ダッシュなどで間合いを詰めた場合は、通常技の割り込みを防止できるしゃがみ中P→立ち中Kの連係を中心にガードを揺さぶりましょう。この連係は最初のしゃがみ中Pがヒットすると、強制立たせ技の立ち中Kがつながるため、非常に見返りが大きいのが強みになります。
また、立ち中K【C】中百鬼襲→最速中百鬼豪衝のコンボからは、前ダッシュしゃがみ強Pを仕掛けることで、その場受身、後方受身ともに、起き上がりの3フレーム通常技に勝てる連係となります。その場受身3フレーム必殺技とは、相打ちになってしまいますが、強力な連係なので積極的に使っていきましょう。この連係で相手を萎縮させたところに、遅め投げ抜け読みの後ろ下り→立ち中Kなどを狙うと有効です。
また、密着状態の立ち弱Kをガードさせたあとは、その場から投げが届くので、立ち弱K→立ち弱Pの連係と使い分けていきましょう。立ち弱Pカウンターからは、立ち中Kが連続技として成立します。後ろ下がりを多用する相手には、しゃがみ弱K→立ち弱P【C】中竜巻斬空脚や、しゃがみ中K【C】波動拳【C】Vトリガーの流れが有効です。
画面端の投げからは、前ダッシュ後に一瞬間を置いてからの投げを仕掛ければ、相手のダウン回避後の通常技に打ち勝てます。最速でこの流れを行ってしまうと、投げが空振ってしまうため注意しましょう。対になる打撃の選択肢は、ここでもしゃがみ中Pが便利です。
通常版の豪昇龍拳には無敵時間がないため、無敵技として活用するのは主にEX版の豪昇龍拳になります。しかしEX豪昇龍拳はガードされたときの隙が大きいので、読まれてしまうと手痛い反撃を受けてしまいます。なるべく相手に攻めのターンを渡さないようにし、近距離ではVリバーサルや各種投げ抜けなど、リスクの低い防御手段を使い分けていきましょう。阿修羅閃空は投げ無敵がなく、動作の隙も大きいので、多用は禁物です。
豪鬼のVスキル、羅漢は相手の攻撃を受け止める効果があります。また、羅漢から、羅漢豪掌と羅漢豪脚という派生の打撃技を出すことができ、これらの技は攻撃を受け止めたあとの反撃としてはもちろん、通常技【C】羅漢→派生技とすることでコンボパーツとして使用できます。相手の行動を受け止める羅漢についてはややリスクが高めですが、Vスキルを使ったコンボはVゲージを溜めるという目的であれば非常に有用です。
豪鬼のVトリガー中は、一部の必殺技が強化されます。リーチの長い立ち強Pからのキャンセル発動や、コンボを伸ばす形での発動が強力ですが、強引に試合のペースをつかみたいときは、溜まり次第発動してしまうのもオススメです。豪鬼のVトリガーは、一部の必殺技を発動するとタイマーが一定量減りますが、強化必殺技を使わない場合はかなり長く効果が持続します。
・豪波動拳が端まで飛ぶようになりガードされても豪鬼側が先に動き出せる
・豪昇龍拳に無敵時間が付与され、相手側のダウン回避が不能になる
・斬空波動拳は2発打ち出すようになり、垂直、後方ジャンプからの発動が可能になる。通常版百鬼襲からの派生として通常版が繰り出せる
・瞬獄殺が使用可能になる。
Vトリガー版の豪波動拳は、ガードさせて有利になることを活かして、気軽にキャンセルで発動することができます。Vトリガー版の豪昇龍拳は、ヒット後に受け身をとられなくなるために、ダッシュ→立ち弱K→投げと素早く連係させることで、相手の起き上がりにしっかりと技が重なります。対の選択肢としては、ダッシュ→しゃがみ弱K→しゃがみ中Pや6強Pがおススメです。Vトリガー版豪昇龍拳→6強Pの流れは、技の持続部分が相手の起き上がりに重なるため、ノーマルヒットでも立ち中Kが連続技になります。ガードされた場合も、豪鬼側が先に動き出せるので、そのまま攻めを継続できます。
Vトリガー中の斬空波動拳は非常に強力ですが、調子にのって使うとすぐにVゲージが枯渇してしまいます。スタン寸前の相手を追い詰める際や、百鬼襲→Vトリガー斬空波動拳の流れで攻めを継続する際に使いましょう。
瞬獄殺は、出かかりに無敵時間があるうえ、密着状態であれば、暗転を確認してからジャンプを入力しても成立するという強みがあります。出かかりの無敵時間を活かす戦術としては、相手のジャンプや、中間距離での飛び道具に合わせてVトリガーを発動し、Vトリガーの暗転中に瞬獄殺のコマンドを完成させるという流れを覚えておきましょう。
暗転後に飛べない性質を活かす場合は、ダッシュで懐にもぐりこんだ瞬間や、立ち弱Kをガードさせたあとに仕掛けましょう。ジャンプ攻撃から狙うのも有効ですが、ジャンプ攻撃を深めにガードさせてしまった場合は相手のガード硬直が解けていない場合が多いので、6中Pを空キャンセルして瞬獄殺を繰り出すというテクニックを併用しましょう。こうすることで、瞬獄殺を繰り出すのを一瞬遅らせることができます。
・しゃがみ中Porしゃがみ強Por立ち強K・強K→立ち中K【C】弱竜巻斬空脚→強豪昇龍拳or強竜巻斬空脚
豪鬼の基本連続技。立ち中Kはヒット時に相手を強制的に立たせる効果があるため、さまざまな状況から決められる。強竜巻斬空脚にその場受身を取る相手には、ダッシュからしゃがみ中Kが起き上がりに重なります。
・しゃがみ弱K(しゃがみ中K)→立ち弱P【C】中竜巻斬空脚
しゃがみ状態にもしっかりヒットする下段始動の連続技。
・立ち強Kクラッシュカウンター→しゃがみ強P→立ち中K【C】中竜巻斬空脚→EX豪昇龍拳
近距離でクラッシュカウンター反撃を狙える状況で決めたい連続技。立ち強Kは、しゃがみ状態の相手に当たらないことに注意しよう。
・しゃがみ強P(クラッシュカウンター)→ダッシュ→4強P【C】強赤鴉豪焦破
Vゲージが溜まっていれば、強赤鴉豪焦破にVトリガーでキャンセルをかけ、ダッシュから豪昇龍拳で追撃をかけられる。
・立ち中K【C】Vスキル→K派生【C】羅漢豪掌or百鬼豪掌or【百鬼襲→EX空中竜巻斬空脚】
Vゲージを稼ぎたいときに狙う連続技。VスキルからのK派生は素早く入力しよう。早めの百鬼豪掌からは、前ダッシュしゃがみ強Pが、その場、後方の受身に重なります。本作でも珍しい両対応起き攻めになっています。
・(画面端)しゃがみ中K【C】EX波動拳→強豪昇龍拳
EX波動拳はガードされても豪鬼側が先に動き出せるため、画面端で攻めに取り入れたい。
・(Vトリガー中、密着)しゃがみ中K【C】豪波動拳→豪昇龍拳
Vトリガー中であれば、密着状態の豪波動拳から追撃をかけられる。
・(Vトリガー中)斬空波動拳(空中ヒット)→豪昇龍拳
Vトリガー中の斬空波動拳は硬直も小さいため、空中ヒットした場合でも追撃を決めやすい。
・中豪昇龍拳【C】Vトリガー→豪昇龍拳
対空迎撃で狙いたい連続技。
・強P・強P【C】Vトリガー→クリティカルアーツ
狙う機会の非常に多い連続技。
・(画面端)ジャンプ強P→しゃがみ強P【C】Vトリガー→立ち強K→立ち中K【C】豪昇龍拳【C】クリティカルアーツ→豪昇龍拳
画面端でクリティカルアーツ後に追撃を加える連続技。