【格闘ゲーム入門.01】画面の見方と格闘ゲームのルール

今回の記事では、画面に表示されているゲージまわりの紹介と格闘ゲームのルールについて解説します。
まずは、以下の画面と、画面上にふられた数字をご覧ください。
数字は、ゲーム中には登場しませんが、今回は説明のために画面上に書き込ませていただきました。
※非常に見づらいので、画像をクリックしてみてください。後ほどわかりやすい画像に差し替えます。
画面の見方番号順に簡単に解説すると、

1.体力ゲージ:キャラクターの残り体力を示すゲージ。攻撃を受けるか、特定の技をガードすることで減少していきます。

2.スタンゲージ:攻撃をくらうと増加するゲージ。このゲージがMAXになるとキャラクターが気絶します。

3.勝利カウント:ラウンドに勝利すると、勝利内容に応じたマークが表示されます。

4.タイマー:ラウンドの残り時間を示すタイマー。

5.Vゲージ:VトリガーやVリバーサルを使うためのゲージ。相手の攻撃を受けるか、Vスキルを成功させることで増加。

6.クリティカルアーツゲージ:EX必殺技や、クリティカルアーツを使うために使うゲージ。相手か自分の攻撃をヒットorガード、一部必殺技の発動などで増加。

となっています。
これらの画面情報は、プレイしているうちになんとなく覚えてくるので、名称やその内容について、今はざっと眺めてもらえれば大丈夫です。Vゲージ、クリティカルアーツゲージなどについては、別の項目で詳しく解説します。それよりも、今回の記事では、以下のことをちょっとだけ意識してみてください。

格闘ゲームのシンプルなルール”相手の体力ゲージを0にすれば勝ち”

『ストリートファイター5』をはじめとする、格闘ゲームの勝利条件は、

・タイムアップになる前に、相手の体力を0にする
・タイムアップ時に、相手よりも残り体力が多い

この2つです。
非常にシンプルなこの条件を満たせば、”勝ち”とみなされるのです。
初期設定の状態だと、2ラウンド、この条件を満たせば、”試合に勝ち”となります。

△相手の体力を0にすることにこだわって闘ってみましょう。

△相手の体力を0にすることにこだわって闘ってみましょう。

この条件を満たすためのプレイが、美しいとか荒々しいとかは問われません。いわゆる、技術点というものは存在しないのです。
相手の体力をできるだけ奪い、自分の体力はできるだけ奪われないように闘う。
これが、格闘ゲームで勝つための基本的な考え方です。
これから覚えるかけひきや、テクニックや、知識。それらは全て、この目的を達するためのものなのです。

なんでもアリなバトルを楽しむ


1990年代に、格闘ゲームをやっていた方なら、”待ち”、”ハメ”といった言葉を聞いたり、使ったりしたことのある人も多いはず。
待ちは、相手の行動を誘って対処する戦術をあらわすスラングで、飛び道具を連発して、ジャンプしてくる相手を迎撃する戦術などが代表的です。”ハメ”は、脱出困難な攻めをあらわすスラングで、打撃をガードさせてから、すぐさま投げるという連携などが有名でした。
1990年代ゲーセンでは、こうした”待ち”や”ハメ”といった尖った戦術が、”悪”とみなされることも少なくありませんでした。しかし、現在『ストリートファイター5』をはじめとする多くの格闘ゲームでは、安易な”待ち”や”ハメ”が行なえないような設計になっています。
現在のゲーミングシーンでは、ゲーム内でできうる全ての技や戦術を使って、自由に闘い、勝敗を決めるのが当たり前になってきています。負けたときに、「卑怯な戦術」と断じるのではなく、真似してみよう、対策を練ってみようと考えるほうが、上達への近道になりますよ。

△攻撃をガードさせてすぐに投げるのは、”ハメ”ではありません。

△攻撃をガードさせてすぐに投げるのは、”ハメ”ではありません。

今回はここまで。
次回は、キャラクター選びのお話へと進みます。

NEXT ⇨【格闘ゲーム入門.02】どのキャラクターを使うか決めてみよう

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浅葉 たいが

浅葉 たいが

ゴジライン代表。ゲーム、アニメグッズのコレクター。格闘ゲーム、アドベンチャーゲーム、RPGをこよなく愛する。年間100本以上のゲームを自腹で買い、遊ぶ社壊人。ゲームメディア等で記事を書くこともあるが、その正体はインテリアデザイナー、家具屋。バンダイナムコエンターテインメント信者かつ、トライエース至上主義者。スマートフォン版『ストリートファイター4』日本チャンプという胡散臭い経歴を持つ。

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