【シャドウバース】2次ベータテストの環境推移を振り返ってみる

お久しぶりです。Jくんです。こうして記事を書くのは第1次CBT以来です。2次CBT(クローズドベータテスト)も終わろうとしているんですが、その間いったい何をしていたかというと、狂ったように昼夜問わずプレイし続けておりました。

いやね、夜、普通に寝て、何故か朝4時くらいに目が覚めて。それから昼までずっとプレイしてるんですよ。さすがにおれは何かの病気に罹ってしまったのではないかと自分自身を疑っております。

あさば氏を筆頭としたすけべおじさん達はこぞってザック島へバカンスに赴きオゲレツパラダイスを堪能しているというのに、おれは一生対面に出てくるロイヤルと、たまに出てくるちょっさん(twitter ID:chomosh)に激怒りです。カードゲーム最高~~~

週末くらいには10位以内に入るくらいやってました。エロ坊主どもはザック島で女の子とイチャってますが、おれは“ここ”で闘っている。

週末くらいには10位以内に入るくらいやってました。(現在はかなり変動しています。)エロ坊主どもはザック島で女の子とイチャってますが、おれは“ここ”で闘っている。

 

大まかな2次CBTの環境の変遷

さて、表題のとおりですが、ざっくりまとめると

開始当初
前回CBTの評判やらで、ウィッチ、ヴァンプ、ロイヤル辺りは多かったものの、色々なクラスとマッチした印象。

週末くらい
主要カードの弱体化などからか、ウィッチは徐々に環境から姿を消す。この頃になると、ほぼ対面はヴァンプかロイヤル。

週明け~週頭
ヴァンプ、ロイヤルの環境支配は変わらずだが、ロイヤルへの耐性が高いことが発覚したネクロマンサーが一定数増えた印象。

週半~終了
そもそもアクティブユーザーが大きく数を減らしたのか、連続マッチやマッチしないことが頻発するように。対面は依然変わらず。

とまあこんなかんじで、日を追うごとに環境の地獄化が加速していき、最終的にはロイヤルと永久にマッチし続ける地獄に着地してしまった感があります。

すべてのクラスで飛び抜けて勝利数が多いロイヤル。次点のヴァンパイアが約150勝なので、どれだけ支配的だったかが伺えます。

最終日時点のクラス別勝利数が飛び抜けて多いロイヤル。次点がヴァンパイアで、1位の勝利数が約150勝なので、どれだけロイヤルが支配的だったかが伺えます。

 

地獄!アグロ環境!!

では、なぜこんなことになってしまったのか振り返ってみましょう。

非常に遺憾ではありますが、このゲームはライフが20と少ないのに平気で10点パンチが飛び交うくらい命が軽いので、自分の命を守るよりも相手の命を“狩る”ほうが遥かに簡単で強いです。

低コスト帯に強力なカードが目白押しで、立ち上がりの時点から相手の顔面をガンガン殴っていけるロイヤルとヴァンパイアは人殺し力が飛び抜けて高かった。そして、その殺人ムーブから身を護ることはほぼすべてのクラスで困難だった。悲劇はここからはじまります。

進化が使えるようになった4T後攻時点ではもう“終わっている”こともザラ。展開が速すぎて何の救済にもなってません。

進化が使えるようになった4T後攻時点ではもう“終わっている”こともザラ。展開が速すぎて進化が何の救済にもなってません。

 

さて、ロイヤルとヴァンパイアが環境を支配するということは、連動してこの両者によるマッチアップも増加します。どちらのクラスも高い攻撃力を持ちますが、自分のライフを代償に高いパフォーマンスを発揮するヴァンパイアの特性がこのマッチアップでは裏目に出てしまい、意外なほど明確に優劣がついてしまったことで、さらにロイヤルの数は増加する結果につながったとおれは考えております。

こうして向かうところ敵なしと思われたロイヤルと、下々のクラスにはロイヤル以上の安定感を発揮することも多いヴァンパイアがそれら以外を駆逐していき、見渡す限り顔パンマンという“地獄”になってしまいました。

ヴァンパイアとロイヤル以外を使うとあまりにも一瞬で減っていくポイントを眺めながら、年貢として農作物の7割を持ってかれる農民ってこんな気持ちだったのかなあと思わずにはいられない状況が続きましたが、そこに突如として新星が現れます。それが、ロイヤルに高い耐性を持つネクロマンサーでした。

こう書くと、まるでネクロマンサーがアグロ環境に一石を投じる存在のように見えますが、残念ながらこいつもご多分に漏れず相手の顔面狙いを重視した構築で現れたので地獄は地獄のままでした。この頃には多くのユーザーが悟りの境地に達したのか、すべてのクラスがアグロへの適性を模索していたように感じます。

コイツのような“先攻でワンパンチ入れられたらラッキー”みたいなスタッツを持つキャラクターも、後期はよく見かけました。

コイツのような“先攻取ったときにワンパン入れられたらラッキー”みたいなスタッツを持つキャラクターも、後期にはよく見かけました。

 

次回ベータテストに期待するもの

今回のCBTは、正直なところかなりアグロに寄りすぎてしまった≒それほどにアグロが強かった感は否めないと思います。この手のデッキが今回のCBTのレベルで強いと、特徴的なシステムである進化やクラスごとの特性などがかなり薄まってしまう(後攻が進化使える頃にはもう事実上死んでる、ただ単にアグロ適性が高いクラスが強いだけ、等)印象を受けました。あくまで私感ではありますが、多くの人がそう思ってるからこそテスト後期みたいな環境になったんじゃないかなあ。

前回CBTでかなりイワしてたウィッチなんかは今回結構重めの“エラッタ”食らってるし、ヴァンプとロイヤルもキーカード数枚落ちるといいなあ。永久に最強効率キャラと対戦し続けるのはかなり心が荒むし、困ったことにヴァンプもロイヤルもエモートがかなりイカツく、勝ち煽りまでセットで食らうと端末が破壊されるのが先か、おれの血管が“イッ”ちまうのが先かみたいになるので、次回ベータがあるのであれば、色々なクラスとマッチできる世界を待ち望んでおります。

あと、これはベータテストに望む機能ではないけどやっぱりフレンドマッチと観戦機能が欲しいですね。結構派手に展開が動くし、演出もハデで見ていて飽きないのも『シャドウバース』の面白いところなので。

そんなわけで、2次CBTもひと段落ということでまだ封を切ってすらない『ポッ拳』を近々開封しようと思っています。ポケモンは初代しかわかんないんですけど、コイキングはギャラドスに進化するんですかね???

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ミズシナ

ゴジラインのフリー素材。
かっては回転王とともに、クソゲー5神という不名誉な称号とともに恐れられた秋葉原を彷徨う人間凶器。
最近はカードゲーム類に情熱を燃やしており、『コードオブジョーカー』にお熱。
別名、Jくん、J、jokerなどと呼ばれるが、その由来は不明。
老けゆくおっさん集団ゴジラインの中で、老いと戦い続ける男でもあり、トルネードマートを着こなす。

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