浅葉さんの記事ではちょくちょく出てきてますが、こうして自分で筆を取るのは久しぶりです。ミズシナです。
いや~、早いもので既に8月に入り、暑い日が続きますね。ここを読んでいる皆さんは(おれの予想では)インドア派なので、お互い体調管理には気を付けましょう。
さて、暑い日が続くとアタマのおかしいやつが出てくるもので、ゴジライン内でも会社員のNカジマさんが「最強プレイヤーたるおれがA0からまったく勝てん。バグか??」などと意味不明なことを言っております。
何言ってんだこいつとは思ったものの、ゴジラインいちの良識派であるあーてぃさんからも「A0から先に進むための記事はほしいかもね」というリクエストを受けたので、2016/8/8現在、シャドウバースランキング6位のちょっさんよりも、彼ら(A0で躓いてる人)に近いAA0のおれが今回は担当しようと思います。
『シャドウバース』でA0から先で勝つために重要な要素 |
・完成度の高いデッキを使う ・勝敗に直結するミスをなくすように意識する |
これだけです。本当に、これだけ抑えて回数をこなせばAA0までは誰でも上がれます。この2つを意識しつつ、それでもBPが増えていない場合は
・デッキが古くないか(流動するメタについていけているか)
・自分で気づいていないだけで大きなミスをしていないか
・同じデッキを使い続けるのに飽きていないか
の3点を疑ってみましょう。なお、資産的な問題でデッキが組めない、という問題はこの辺りのランクからは無視していきます。バイトするなり、お母さんやお父さん、おばあちゃんからお小遣いをもらうなりで各自解決をお願いします。
完成度の高いデッキを使う
身もフタもないんですけど、強いデッキを使うことは、勝つための最大の近道になります。弱いデッキはミスしたら勝てないことが多いですが、強いデッキは多少のミスがあっても勝てることが多いということです。
おれは、ロイヤルを使ってるとき、自分のターン以外はアニメ観てるか仕事してます。もっと上までいけばそうもいかなくなってくるでしょうが、今んとこはそれでも過不足なく勝てています。ちなみに、同じようなことをウィッチでやったら一晩で2000以上燃えて、当時AA1だったのに一瞬でAA0まで転げ落ちました。
繰り返しになりますが、強いクラスの強いデッキを使うのが、何よりも重要です。
2016/8/8現在、個人的には
・冥府エルフ(2016/8/15にキーカードが弱体化されます)
・ミッドレンジロイヤル
・アグロネクロ
・ランプ(疾走)ドラゴン
あたりのデッキを組んでおけば、少なくともA帯では大事故は起こらないと思います。
勝敗に直結するミスを減らす
もしかしたらあまりピンとこないかもしれませんが、細かいミスはほんの一握りの最上位プレイヤーでもない限りは誰でもしています。それでもランクが上がっていくのは、勝敗に直結するようなミスをあまりしないからです。
勝敗に直結するミスというのは、一番簡単なところだと“手札の疾走+進化+盤面に残ったフォロワーのアタック合計で相手リーダーを殺し切れるのに、計算を間違えてリーダーではなく盤面に行ってしまった”とかです。ナカジマさんも配信でこれやってましたね。
算数ができないことを露呈してしまうと、小学生用の“さんすうドリル”のURLが無言でtwitterのリプライで飛んできたりします。皆さんも気を付けましょう。
エルフのリノセウスが絡む算数以外は、このゲームの得点計算は簡単なので、慣れないうちはゲーム中盤以降“手札含めた全火力を相手の顔に叩き込んだらどれだけ減るか”を相手ターンとかに考えておきましょう。
一番減るルートを理解したうえで、相手がこっちのフォロワーを除去してきたら、MAX火力から除去されたフォロワー分の攻撃力を引くだけで火力の計算ができます。これを相手ターンにこなしておくことで、次の自分のターンで殺し切れるかどうかの判別が(ターン開始時のドロー含めて)簡単になりますし、“見逃し”も各段に減るはずです。
さて、おれもよくちょっさんに「あのターンで顔行ってれば今ので勝てましたよね???」とか言われますが、このような“ターンをまたぐ、長期的に見たときに勝敗に絡むミス”は判断が難しいうえに結果論だったりします。(言い訳です。)この辺は自分のクラスと相手のクラス、先攻か後攻か、お互いの残りライフなどで変動しがちなので、同じクラス、デッキで数を重ねて経験値で判断するしかないです。
ただし、ロイヤル、ネクロであれば、多くの場合は相手の顔優先、ビショップであれば盤面優先が正解になります。(冥府への道を採用した相手の場合、盤面を優先したら勝てませんが、そもそもビショップは冥府の第一人者たるエルフと非常に相性が悪いのでそこら辺は割り切ってください。)このようなクラスには、ゲーム全体で見たときの判断ミスを減らせるというアドバンテージがある、というのは無視できない要素になります。
大前提として致命的なミスを(可能な限り)排除したうえで、細かいミスを潰していくということがカードゲームにおけるスキルアップってことなんじゃないかなあ。
あ、そうそう。Aランク帯から進めない人は毎ターン、すべてのプレイを疑うクセをつけてください。このランク帯では敗因が“後攻に寄った”とかそういう問題ではないことのほうが多いです。厳しい言いかたですが、運ではなく、Aでハマってる自分の力量を疑い、twitterなどで荒ぶらないように注意しましょう。実際問題、先攻と後攻の格差は凄まじいですし、どうにもならないマッチも頻繁に起こりますが、この辺りのランクでは構築とプレイングで勝てるマッチもまた多いということを忘れないでください。
何より大事なのは回数をこなす意志力!
さて、ここまでは“勝率をアップさせるための秘訣”を紹介してきましたが、最後となるこちらでは、試行回数を増やすという“意志力”もまた重要であることを紹介します。
ひとつのデッキを使い続けると、だんだん飽きを感じてくるプレイヤーは少なくないと思います。しかし、どんなデッキでも相手クラスごとのゲーム全体を通しての動かしかたや、取捨選択が発生したときの正解は変動します。これらは自身の経験や、経験者からのアドバイスでしか得られない知識かつ、100戦程度では集積しきれない情報量なので、なるべく同じデッキを使い続けて、そのデッキに対する練度を上げる、というのはとても重要な意味を持ちます。
自分側の都合だけで動かすのが非常に簡単なロイヤルやネクロは、飽きがくるのも早い傾向にありますが、相手側の都合も考慮しながらプレイすることを覚えれば、今まで見えなかったものも見えてくるはず。
どんなデッキでも回数を重ねてBPを積み上げなければ、ランクは上がらないという単純な事実が、本当は一番大事なのかもしれませんね。
なんとなくきれいにまとまったので、ちょっと“ポケモン”探しに上野公園まで行ってこようと思います。
ミズシナ
かっては回転王とともに、クソゲー5神という不名誉な称号とともに恐れられた秋葉原を彷徨う人間凶器。
最近はカードゲーム類に情熱を燃やしており、『コードオブジョーカー』にお熱。
別名、Jくん、J、jokerなどと呼ばれるが、その由来は不明。
老けゆくおっさん集団ゴジラインの中で、老いと戦い続ける男でもあり、トルネードマートを着こなす。
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