【キャラ選びガイド】簡単なのは?強いのは?『鉄拳8』のキャラクターをざっくり紹介

新しく格闘ゲームを始める際、「自分の好きなキャラを選ぼう!見た目とか雰囲気とかで!」とポジティブに第一歩を踏み出すのが良いとされていますが、「簡単なキャラクターはどれ?自分に向いているキャラクターは?ぶっちゃけ強キャラって誰?みたいなのって気になったりしませんか?綺麗ごとだけじゃままならないときもあるんだ。綺麗ごとを言っていてもな、バランス調整が入るとしれっとキャラ変更しているプレイヤーだって多いんです。

己に正直に生きることを応援するゴジラインでは、『鉄拳8』に登場するキャラクターたちの性能面に注目してみました。

記事中の操作難度はキャラクターの最低限の強さを発揮するための難度在能力はキャラクターの「使いこなせればこれくらい強いのでは」という雰囲気を現したものです。つまり、操作難度が低く、潜在能力の高いキャラクターは、「簡単でつええ」というわけですね。潜在能力=強さとしなかったのは、大人の配慮とツッコミを減らすための配慮によるものです。

ちなみに、本作は現在、バリバリとアップデートが行われており、今日の強キャラが明日の弱キャラということも大いにあり得ます。目先の勝利に気を取られ、大事なものを見失わないよう、本記事を読んでみてください。この記事はキャラランクではなく読み物としてお楽しみください。

 

◆キャラ選びガイドリンク
     

風間 仁
操作難度:★★★★☆
潜在能力:★★★★☆

カウンターでリターンが見込める前蹴り(6RK)や、ヒート始動技でリーチがク〇長い胴抜き(66RP)、新技の壱式足刀(66RK)などのリーチを活かした戦いを得意とするキャラクター。右回し正拳突き(6n23RPジャスト)や右上段回し蹴り(RK)で相手の軸移動を封じつつ、近距離での二択を仕掛けるという戦術も強力。一見主人公的なキャラクターではあるものの、ヒート状態の活かし方が難しいキャラクターの一人なので、使いこなすまでには時間がかかる。使いこなせばテクニカルなプレイヤーと認められたりもするが、さらなる力を求める人はデビル仁を使うのもアリ。デビル仁も仁なので、「いやあ、おれ仁好きだからさあ」とか言える。

▲比較的ヒート発動技に狙いやすいものが多い仁、ヒートダッシュによる白ゲージ回復を戦略に取り入れていきたい

三島 一八
操作難度:★★★★★
潜在能力:★★★★☆

鉄拳の代名詞となる最速風神拳(6n23RPジャスト)をはじめとした風神ステップからの派生技が強力なキャラクター。最速風神拳の依存度が高いため、操作難度は高めだが、理論値もめちゃくちゃ高い。ガードさせて有利な右踵落とし(6RK)とヒットで有利となる腿砕き(1RK)の細かい技で相手を固め、中段の左踵落とし(66LK)や見えない崩し下段の奈落旋風(6n23RKLP)で2択をかけるスタイルが強力。しゃがみ状態の相手へのスカ確定が難しいがという弱点も。デビルフィスト(66RP)や轟墜拳(1LPRP)を当てて、さっさとヒート状態に移行してしまう前のめりな戦い方もおすすめ。

▲今回の一八を象徴する技、デビルフィストはヒート発動時強化されるためどんどん狙っていこう

風間 準
操作難度:★★★☆☆
潜在能力:★★★★☆

自傷ダメージを負う代わりに強力な技が繰り出せる「風間の力」を駆使して戦うキャラクター。自傷……なんだか難しそうと思う方もいるかもしれないが、パワフルな技の数々がその迷いを吹き飛ばしてくれる。ヒート状態では天叢雲剣(3RPWP)や天羽々斬剣(6RPWP)等が自傷ダメージ0で利用可能になるため、積極的に打ちまくるといいことが起きがち。また、ヒートスマッシュも本作屈指の性能で、発生が非常に早く、リーチも長く出すだけで強い技となっているが、何故かガードさせても白ダメージの回復が可能となっている。ヒートバーストを出した後に何も考えずヒートスマッシュを出す行動は対策を取っていない相手に対しあまりに強力なため、ヒートゲージが余っているぐらいなら出してしまうのも吉。

▲ヒートスマッシュの2発目は画面端にいる相手にも届いてしまうほどのリーチを持つ

ポール・フェニックス
操作難度:★★☆☆☆
潜在能力:★★★☆☆

鉄拳の代名詞的な2択である大ダメージの中段技である崩拳(236RP)と見えない下段攻撃の竜王霹靂掌(2RKRPWP)の2択の破壊力がウリのキャラ。2択がわかりやすく、ハイリスクハイリターンな立ち回りなってしまいがちだが、カウンターヒットでまとまったダメージの取れる不知火(横移動LK)や弦月(236LK)等の下段技、ホーミングかつヒート発動技となる駒狗(6RK)やカウンターヒットで鳳拳右虎脚(6RP)が地上コンボになる右虎脚(3RK)といった細かい技も強力。ポールは大味だからなあ~と甘えず練習していこう。ヒート中は凱風(4RPLPホールド)がガードクラッシュを誘発し双凰(4LPRP)がヒットし、壁やられからコンボ始動となるため対策されるまではガンガン振り回していこう。

▲ホールド技は慣れるまで対処が難しいため、どんどん使っていこう

マーシャル・ロウ
操作難度:★★★☆☆
潜在能力:★★★★☆

離れた距離から届く下段攻撃のスライディング(しゃがみ中323LK)によりいろんな距離から2択を仕掛けることが出来るロウ。対の中段はヒート始動技のドラゴンフューリー(9LK)がカジュアルでおすすめ。また、トルネードクロウ(WP)がとにかく強力でスライディングの追撃やコンボ中のトルネード、先端当てによるカウンター狙いなど、用途は多岐にわたる。先端以外でガードされると確定反撃をもらってしまうが、慣れないうちはこの技に甘えまくれる。ヒート中は確定反撃がなくなるため、さらにガンガン振り回せるのも格好いいところ。ロウのヒートスマッシュは全キャラ屈指の性能となっており、発生が比較的早く、ヒット時に壁やられ強を奪うことが出来る。壁近くでは積極的に狙ってみよう。

▲トルネードクロウの先端当てはだいたいワンツー二ー(LPRPLK)ヒット後の距離が目安

キング
操作難度:★★★☆☆
潜在能力:★★★★☆

いわゆる「投げキャラ」のキングだが、今作はシステム的にも投げが強化されていることに加え、強力なパワークラッシュや優秀な下段が追加されたことで投げキャラにありがちな「投げ以外は小技でペチペチするキャラクター」という最近のワビサビを破壊し、パワフルな打撃と投げで戦えるすげえ強いキャラとなっている。ヒット時にまとまったダメージが取れるパワークラッシュのギロチン・ドロップ(4LKヒット時WP)を振り回し、相手が大人しくなったらカウンターヒット時に自動で投げに派生、かつノーマルヒットで有利が取れ、ガード時のリスクが少ないグランドスマッシュ(66nRP)をガンガン振り回すスタイルは初心者から上級者まで幅広くおすすめできる。また、キングのヒートスマッシュは非常に火力が高く、リーチも長い上にダウンにもヒットするなど超優秀。使わずに負けてしまうぐらいなら絶対にぶっ放しておこう。

▲優秀過ぎるヒートスマッシュを打つためにヒート発動の方法のパターンは絶対に抑えておこう

ラース・アレクサンダーソン
操作難度:★★★☆☆
潜在能力:★★★☆☆

構えの種類が増え、相手を翻弄しながら戦うスタイルが強化されたラース。いわゆる「わからん殺し」も可能なキャラだが、まじめに戦ってももちろん強い。リミテッドエントリーから中段のライジングフォース(LE中RP)と下段のブラスティングスマック(LE中LP)を使い分ける2択はシンプルかつ強力。構えへの移行はデルタターン(LPRK2)やアークコンビネーション(1LPLK2)、確定反撃で使いやすいリングカレント(RPLP)から覚えていこう。また、新技のバウショック(DE中LK)はホーミングかつガードさせて有利かつ、ヒート発動技になっていてアツい。この技をガードさせた後は、打撃で割り込めないライトニングスラスト(SE中LP)を軸に下段のアレスターシャット(SE中RP)等でガードを揺さぶるチャンス。

▲相手が対処できるまでは3RPからヒットガード問わずSEからの択一をかけてしまおう

リン・シャオユウ
操作難度:★★★☆☆
潜在能力:★★★★☆

ヒート中の2択が破滅的に強いシャオユウ。相手の対策度合いを測れる構えも強力なので、「知らんかー」とかいいながら勝てるのも魅力。
操作にやや癖はあるが、
反撃で使いやすい玉兎進掌(4RKLP)や鳳凰双打(鳳凰の構え中RPLP)などでさっさとヒート状態に移行して擺歩の構えからの強烈な2択で倒し切ってしまうというわかりやすい勝ちパターンも持つ。
特に背向けヒートスマッシュはガードさせても続く擺歩の構えからの2択に割り込むことが出来ないため積極的に狙っていこう。また投げ技の残月(6RP+LK)は投げ始動にも関わらず、大ダメージに結び付くコンボ始動技となっているので、パワークラッシュの暴れが多い相手や投げ抜けが出来ない相手に対しては効果大だ。

▲ワンからようやく待望の残月を伝授してもらったシャオユウ、感謝して連打していくことでおじいちゃんも浮かばれるでしょう

ジャック8
操作難度:★☆☆☆☆
潜在能力:★★☆☆☆

ジャックは、リーチが長く使いやすい技が揃っているのが強み。主力技のスレッジハマー(66LP)は、ガンマハウリング移行による攻め継続も強力。移行する事によりガード時も有利状況で攻めることが可能になっている。ガンマハウリングに移行した際にはしゃがみステータス以外で割り込めず、ガードで有利が継続するフルメタルフィニッシャー(ガンマハウリング中RK)を盾にグレネードスタンプ(ガンマハウリング中LK)やエクサトンパンチ(ガンマハウリング中RP)で攻めを継続していく戦術が強力。尚、ヒート状態でエクサトンパンチをガードさせる事ができればガードクラッシュを誘発しジャックのヒートスマッシュが確定する。倒しきれる体力であれば積極的に狙ってみよう。

▲ガンマハウリングに暴れてくる相手にはパワークラッシュでも対応可能

ニーナ・ウィリアムズ
操作難度:★★★★★
潜在能力:★★★★☆

前作までの主力技が軒並み調整を受けてしまったものの、強力な新技の追加等で鉄拳8らしいアグレシッブな戦い方が出来るようになっている。操作難易度は高いが自由度が高く非常にやり込みがいがあるキャラだ。リーチが長く、ホーミングの中段かつヒット壁やられが狙えるフェイタルシュート(WK)が超強力。ガードさせた場合、反撃でジャブをもらう程度のマイナスフレームがあるが、先端当てすることでほとんどのキャラのジャブが届かないため反撃がない。密着でガードさせた場合でも技後に6入れで派生可能な掌握ステップに移行し、ヘルブリンガー(掌握ステップ中LP)をだすことで相手のジャブ連携等に対してカウンターを狙うことが出来る。

▲新技のアコナイトも強力、暴れられるまでは横移動キャンセルから相手をぐちゃぐちゃにしていこう

風間 飛鳥
操作難度:★☆☆☆☆
潜在能力:★★☆☆☆

相手が攻めてきそうなところに竜車蹴り(4LK)を置き、近づかれたら返し技での割り込みや、紫雲二段蹴り(2WK)で攻守入れ替えを狙うギャンブル的な戦い方はシンプルながら強力。コンボもそれほど難度が高くないので、初心者にも使いやすいキャラクターの一人。
ガードさせて有利な技をガンガン振り回してリターンを狙っていく戦い方も可能で、上段ホーミングの愛染横打(666WP)や、地上コンボ始動技の鬼灯(66LP)を軸に攻めるのもおすすめ。鬼灯はヒット時に巡り飛燕(1LPRP)が連続ヒットするため、壁際ではコンボ始動となり大きなリターンが見込める。隙があれば狙っていこう。また、パワークラッシュ技についてもリーチが長い上に発生が早く、ヒットでヒート発動技となる禊ぎ祓い(6WP)が超強力なので白ダメージを多く抱えている際はヒート発動による体力回復を目的に取り入れてみよう。

▲浪速の気焔を付与することで特定技が強化される。管理が多少難しいが浪速の気焔がついた時は強化対応技を振り回してみよう

リロイ・スミス
操作難度:★★★★☆
潜在能力:★☆☆☆☆

今作のリロイは、丁寧な削りの立ち回りが求められる。丁寧な戦いが求められるということは、楽をして勝てないということでもある。
玄人好みの要素は多く、少し難しいが、主力技のヒット確認ができるようになると持ち味が出る。ヒットでヒートバースト発動となる連環拳・剛(WPWPLP)や連環拳・孔(独歩中WPLP)は初段のヒット確認さえ出来れば続く派生が連続ヒットするため狙ってみよう。また、発生が非常に早く、カウンターでコンボ始動となる義絶寸勁(4WP)は今作でも健在。新技の中で注目したいのは下段の剕掃腿(1LK)。剕掃腿は技後に自動で独歩に移行するため、ガードされた場合は双龍門(独歩中4RP)を出すことで相手の立ち途中攻撃の反撃に対して捌く事ができる。対策していない相手に対してはどんどん振り回していこう。

▲立ち回りから得られるリターンが少し低めなリロイ、ヒット確認を身に着けてダメージのチャンスを逃さないようにしたい

リリ
操作難度:★★★☆☆
潜在能力:★★★★☆

今作の良キャラ筆頭との声もあるリリ。(本当か?強いだけでは?みたいな噂もある。)
通称「ワラ」ことプラチナグレイス(バラードステップ中LK)は確定反撃のない中段かつトルネード対応技でダウンに当たり、コンボでも立ち回りでも使いやすい超便利技。また、トリコロール(LPLPLK)は初段がカウンターヒットしている場合最後のLK派生まで連続ヒットするため、基本的に2発まで入れ込んでおきカウンターヒットしていそうなら出し切る使い方が強力。3発目のみカウンターヒットでコンボ始動となる事を盾にして2発止めから強引に背向けで2択をかけていくのも良い。リリはヒート中の背向けヒートスマッシュが下段始動でまとまったダメージが取れる事も覚えておこう。

▲ヒート状態における4LKからの2択はシャオユウ同様強烈。ヒート発動可能な場面は積極的に発動を狙っていこう

ファラン
操作難度:★★★★★
潜在能力:★★★★☆

入力が難しいが大ダメージを奪える通称「青ライ」リーサル・ライジングブレード(6n3RKジャスト)ができればファランは格段に面白くなる。入力のコツは3とRKを完全に同一フレームで出すこと。トレーニングモードのコマンド履歴を表示して同時入力の練習をすると良い。今回は右構え周りが調整されており、攻め継続が強化されている。ブラックカイト(右構え中3LK)がホーミングかつヒート始動な上にガードされても有利となっているので振り回していこう。また、今作はプッシング(6WP)が右構えからも出せるようになっているため、フラミンゴジャブ(レフトフライミンゴ中LPorライトフラミンゴ中RP)をガードさせてプッシングを打つ連携が基本的には打撃で割り込めず強力。どちらの構えかわからなくなりがちな初心者はフラミンゴジャブの後のこの連携を覚えておこう。

▲まずは通称「ローハイ」と呼ばれる2LKRKから連携をはじめることを覚えてみよう

ブライアン・フューリー
操作難度:★★☆☆☆
潜在能力:★★☆☆☆

特定の技が強化されるバフ「スネークアイ」を獲得すると強化技が出せるようになったブライアン、特にネオソウルイレイザー(スネークアイ保有時にWKRP)はリーチが長く壁際ではコンボ始動技となる危険な技。尚、ネオソウルイレイザーの二発目はボタンをホールドすることで、ガードクラッシュを誘発し壁コンボが可能となるためガードを固める相手に狙ってみよう。ブライアンのヒート発動技は今作よりガード時に反撃を受けなくなったレクイエム(ハイドクローラー中WP)が優秀。クラッシュインパクト(1WP)も同様に反撃を受けないヒート発動技となっているので、近距離はクラッシュインパクト、中距離以降はレクイエムでヒート発動を狙っていこう。

▲ヒート発動時はヒートダッシュを絡めることでコンボ始動技にもなるレクイエムが優秀。振り回していこう

クラウディオ・セラフィーノ
操作難度:★★☆☆☆
潜在能力:★★★☆☆

クラウディオの代名詞であるイラ(666RP)を軸に中~遠距離を制圧する戦い方は今作も健在。イラは上段だがガードで有利状態を継続出来る上に非常に判定が強いので、とにかくこの技で相手に突っ込んでいくことを覚えていこう。また、イラを警戒してしゃがむ相手にはストームバニッシュ(4LP)やインヴィディア(66RK)が有効。インヴィディアはカウンターヒット時にシンクライシス(6RPRP)が地上コンボとなりスターバースト状態となれるため見返りは十分。コンボ始動技となるスカイエンドノヴァ(9RK)は置き技としても強力なので、先端を当てるよう振り回していきたい。尚、ヒートバースト中はクラウディオ常にスターバースト状態となるため、ブルームーン・バースト(スターバースト中1WP)をとりあえず出すのが強力。コンボ始動技で確定反撃が無くダウンに当たる程判定が強く不利フレームも非常に少ないため、この技を盾に下段のヒートスマッシュを狙ってみよう。

▲66RKはガードさせたときの不利が非常に少ない。2択をしてくるような相手には遠慮なく9RK等で暴れてしまおう

アズセナ・ミラグロス・オルティス・カスティーリョ
操作難度:★☆☆☆☆
潜在能力:★★★★★

超スゴ技のエスプレッソアグレシオン(666LKRP)を押し付けていくスタイルがとにかく強力。ガードされても白ダメージを奪うことが出来る上に有利状況となるので、再度のエスプレッソアグレシオンがまかり通ってしまう。ただこの技はあまりにも巷で騒がれており、バージョンアップによる下方を喰らう可能性も高そう。
ただ、ほかにも強力な技が揃っているうえ、操作難度は低めなので、初心者にもおすすめしたいキャラクターの一人。使いやすい3LPRKは文句なしの性能となっている。
暴れ技も非常に強力でブーメランサイス(WP)はしゃがみステータスかつカウンターヒットでコンボ、エアロプレスペガル(6WP)は発生の早いパワークラッシュかつヒート始動技となっておりガードされても反撃を受けない優秀な技となっている。不利状態からの切り返しとして利用していこう。

▲何故かガード時に2発目がしゃがめない3LPRK、バンダイナムコに感謝して連打しましょう

レイヴン
操作難度:★★★★☆
潜在能力:★★★☆☆

“影分身”の奥義を会得したレイヴンは様々な技から分身を出したり、各種構えや背向けなど非常に多彩な攻め手を持つ。その中でも特に強力なのはミラージュステップ(しゃがみ中323)からの2択。下段のトルネードディストラクション(しゃがみ中3WK)はリスクも大きいものの大ダメージを奪える上、ソウルフィールドへ移行し中段のデュアルタナトス(ソウルフィールド中RP)と下段のコキュートスグライド(ソウルフィールド中RK)の起き攻めまでついてくる。対の中段にはコンボ始動技のボディスラッシュ(立ち途中LP)やトライデントキック~ファントムハルバード(立ち途中LKRP)にすることで中下段どちらが読み勝ってもかなりのリターンを取ることができる。また、ヒート状態は各種技からの分身が強化され隙が少なくなる。積極的に撃っていこう。

▲トルネードディストラクションからの起き攻めはソウルフィールド中RPかLKで2択をかけていくのが基本。対応されるまでは押し付けていこう

吉光
操作難度:★★★☆☆
潜在能力:★★★☆☆

一見イロモノ枠だが、しっかり使うとしっかり強さを発揮する良キャラ。シンプルな立ち回りと、吉光らしい動きを混ぜて緩急ある動きをつけて相手を惑わす戦い方ができれば勝ちを積み上げられるはず。
今作のウリはなんといっても閻魔烽火(LKLP)。中上の2段技となるが、連続ヒットでヒート移行技かつガードさせた場合も大幅有利となり、続く地獄華(卍蜻蛉中6WP)が割り込めない。地獄華を盾にした夏茜(卍蜻蛉中RK)と神隠(卍蜻蛉中WK)の2択も強力。閻魔烽火の2発目をしゃがんでくるようなら2発目が中段となる閻魔之利剣(LKRPWP)を出してしゃがませづらくすることも可能だ。3発目はガードされた場合、仁、準、一八、レイヴン、リーなどの一部キャラクターに浮かされてしまうリスクがあるが、それ以外の相手に対しては割り切って出し切ってしまう大人の戦術もおすすめ。

▲今作はヒート時もかなり強烈な吉光。地獄華は削りが凄まじい上にガードで有利になるスゴ技へと変貌する

スティーブ・フォックス
操作難度:★★★★★
潜在能力:★★★☆☆

鉄拳8全体で置き技が全体的に弱体化されている中、スティーブのクイックフック(4LP)の圧力は未だ健在。暴れる相手を黙らせる手段として、また不利状態からの暴れの選択肢として活躍する。また、前作主力下段であるダーティからは新構え移行となり、確定ダメージがなくなってしまったことに注意。ヴィジラントブロー(ライオンハート中LP)とスウィングファイア・アドバンス(ライオンハート中WP)で2択をかけていこう。新構えであるライオンハート(7LK)は出した後にかなり後ろに下がる構えとなっている。中間距離でライオンハートの構えを取りながら、相手の技がスカったのを見て、ブラッドハウンド(ライオンハート中RP)で浮かせていく使い方ができるとおしゃれ。

▲ライオンハートの下がりからブラッドハウンドで浮かせていく立ち回りは見せておくだけで相手は技を振りにくくなる

セルゲイ・ドラグノフ
操作難度:★★★☆☆
潜在能力:★★★★★

現時点で最強候補の一角とされるドラグノフ。過去作でも強力だったドラグノフの代名詞ロシアンフックアサルト(666RP)とシャープナー(2RP)に加え、新技の下段デススコルピオ(1WK)、ヘイルスライサー(しゃがみ中3LPRK)、中段のデトネーター(236RK)も非常に強力で中下段の2択が圧倒的な強さを誇る。ヒート状態ではヒートスマッシュが発生早く横に強いため圧力が更に増し相手はお手上げとなるだろう。強くて楽しいおすすめのキャラクターではあるものの、現在つええと騒がれているキャラクターなので「下方修正」が来ても受け入れる心の強さは必要かも。

▲デトネーターからのヘイルスライサー、ヘイルスライサーからのデトネーターが今夜勝てるドラグノフです

レオ
操作難度:★★★★☆
潜在能力:★★★☆☆

リーチの長い昇砲(3RP)やガードされても読み合いが残る跳山瀑布(66RK)などの強力なコンボ始動技を始め、どの距離でも使いやすい技が揃った万能キャラ。しかし、立ち回りで個性を引き出しつつ、大ダメージコンボを狙いたい場合は金鶏を絡めた動きが必要となるため、慣れるまで操作難易度は高め。トルネード未消費での壁コンは、今作でも屈指の減りなので、やりこむほどに面白さが理解できてくるはず。コンボの際はトルネード未消費での壁運びを意識する事が勝率アップの秘訣だ。

▲壁コンボが非常に強力なレオ、6RKLKRK>2WPWP>2WK、今夜はこれだけ覚えておきましょう

シャヒーン
操作難度:★★★★★
潜在能力:★★★☆☆

本作からの新技が全体的に優秀で攻守のバランスが取れている。アルフェラッツ(3RKLPLK)はコンボや立ち回りで使い勝手の良いため、慣れないうちはこの技を軸に動きを組み立てよう。非常にリーチの長い下段のニスフカマル(横移動中RP)があることで、中~遠距離からプレッシャーもかけられる。ジャンビア(しゃがみ中3RP)はコンボ中の浮かせ直しだけでなく、サンドストーム(しゃがみ中323LK)との2択にも活用できる便利な技。
ガードさせて有利な選択肢からダメージを取りやすいのもシャヒーンの面白いところ。ヒールストライク(4LK)やアルビレオ(立ち途中LP)がカウンターヒットした場合は、ヒート始動技のラピッドバッシュ(1RPLP)がつながるのをお見逃しなく。

▲壁コンボにも大活躍するアルフェラッツ、立ち回りでは2発止めを起点に使用していこう

クマ・パンダ
操作難度:★★☆☆☆
潜在能力:★★☆☆☆

全体的に技のリーチが長く、相手より先手を取りやすいような気がするのがクマ・パンダの特徴だ。ラビットベア(666WP2)で中距離から突進しつつ、ガード後はハンティングスタイル(以降HS)へ移行して攻めるという動きはわかりやすく強力。中段のベアスピアー(HS中2WP)、ハニカムスパイク(HS中6LPRP)は発生が早く、ホールドする事で技の性能が変わり、最大までホールドした場合はガード時有利となるためネタ殺しにも使いやすい。下段は大幅有利が取れるベアクロウ(HS中RP)、投げはブラッドサッカー(HS中6WP)。特にブラッドサッカー(HS中6WP)は熊鉄山靠(2WP)までが確定するため積極的に狙っていきたい。
クマ・パンダは見た目通りコンボ火力が非常に高く、特に壁コンはライオットグリズリー(3LPRPWP)から熊鉄山靠(2WP)までが確定するため今作屈指のダメージとなっている。ヒート状態ではベアロール(しゃがみ中WP)に攻撃判定が付与され、さらに2択が仕掛けやすくなる。ヒート状態はそれぞれ使用できる技が異なり、クマは熊風神拳(ヒート状態で3RP+LK)が非常に優秀。

▲ヒートスマッシュを含め、ヒート状態が非常に強力なクマ・パンダ。いかにヒート状態に移行するかがカギ

フェン・ウェイ
操作難度:★★☆☆☆
潜在能力:★★★★★

技の打ち分けが少し難しいものの、非常に強力な小技が揃っている
中でも本作屈指の性能を持つ旋脚削顔手(しゃがみ状態で3RKLP)は、ヒットで大幅有利かつ二発目まで連続ヒットし、23RKという入力で出すことでステップ経由でリーチを伸ばして出すことが出来る。この要素はフェンの強さを活かすうえで習得必須のテクニックだ。また、凶顎砕(4LK)はガードさせて大幅有利の中段技となっており、ヒット時は前ダッシュからの嶽寸靠(4WP)と倒震脚(2WK)で2択を迫れる。嶽寸靠は寝っぱなし以外にヒットし、寝っぱなしの相手は倒震脚で踏むことが出来る。カウンター時は少し難しいが焚把(66LK)の追撃を狙っていこう。

▲コンボ始動の中段技である3LKは何故かダウンにヒットするほど強化されました

ザフィーナ
操作難度:★★★☆☆
潜在能力:★☆☆☆☆

モードスケアクロウ、モードマンティス、モードタランチュラの3種の構えを駆使して幻惑的な動きができるのがザフィーナの特徴。中段はリーチが長いホーミング技ダンダリオン(66RK)、ガード時有利でカウンター時は地上追撃ができるフラウロス(66LK)、下段はモードマンティスに移行できるイアーウィグ(2LK)と使い分けていこう。自身のリカバリアブルダメージを消費する代わりにアザゼルの力を使った技を使用可能だが、ヒット、ガード時のみリカバリアブルダメージを消費する準の風間の力と違い、技が空ぶった場合でも消費することは注意したい。

▲アザゼルの力を使う度に自傷ダメージを負ってしまうようになったザフィーナ。スカっても自傷ダメージを負ってしまうのは職人向けすぎる。

李 超狼
操作難度:★★★★★
潜在能力:★★★★☆

立ち回り、コンボに各種構えを経由したり、一部の技にジャスト入力が必要だったりとかなりテクニカルな李 超狼。その分やりがいもありや練度が上がった後の動きは正にマーベラス!
まずは、置き技のシルバーヒール(4RK)、シルバーアッパー(3RP)で相手を攻めづらくさせ、自分はインパルスショット(66LK)やギャラクティスクロー(666LKRK)で攻める動きから覚えよう。近距離ではスライドステップ(しゃがみ中323)から中段のヒールブースター(立ち途中RPLK)、ヒールツイスター(立ち途中RPRK)と、下段のフリクションスピア(しゃがみ中323LK)でなどを使い分けることでガードを揺さぶれる。フリクションスピア(しゃがみ中323LK)は入力最後の3とLKがジャスト入力だった場合、フリクションスピア・カーディナルとなり強化される。ミスってもフリクションスピア(しゃがみ中323LK)が出るため常にジャスト入力を意識したい。

▲全体的にテクニカルな作りになっているリー、ヒート状態でジャストに成功するとヒートゲージが回復するためコマンドテクニックの見せ所だ

アリサ・ボスコノビッチ
操作難度:★★★☆☆
潜在能力:★★★★☆

両腕をチェーンソーを構えるデストロイフォーム(以降DF)は超強力
DFへ移行できるイメージカッター(9RP)、デュアルセッション(6RPLP)、リニアナックル(666RPWP)を積極的に使うことで、アグレッシブに戦うことができる。DFに移行したら上段で発生が早くガード時有利のヘルツブレード(DF中6LP)、中段のシュレッドチッパー(DF中LP)、シュレッドアッパー(DF中RP)、下段のヘルツブレード・スカッド(DF中2LP)、クロックブースティング(DF中2RP)の中下段の2択も強力。相手に攻められた時には立ちしゃがみ問わず出せるパワークラッシュのオーバーロードナックル(7RP)が光る。上段技だが発生が早くガードされても確定反撃がないので強気に出しやすい。対の選択肢としてはジャンプステータス技のインバウンドキック(9RKRK)もおすすめだ。

▲立ちしゃがみ問わず出すことができるパワークラッシュの7RPは非常に強力、相手の攻めを抑制するために一度は見せておこう

デビル仁
操作難度:★★★★☆
潜在能力:★★★★★

操作難易度は高いものの、強さへの評価も非常に高い今作のデビル仁。操作難度は高いので、「いやー強いって言われてもこのキャラ難しいんだよ」と受け流せるのも強みだ。
見えない崩し下段である奈落葬波(6n23RKWP)をチラつかせ胴抜き(66RP)や阿頼耶(立ち途中RP)等の中段で押し込んでいく立ち回りが強力。また、今作の新要素として追加された忌鴉(6LK)を絡めた連携が優秀で鬼鎖縛(9LP)や独角鎖縛(立ち途中LPLP)のヒット時、黒破嘩打ち(3RP)のカウンターヒット時からの忌鴉派生は涅槃寂静(忌鴉中RP)が連続ヒットするた覚えておきたい。また、デビル仁のヒートスマッシュは本作最強クラスの性能となっており、リーチ、対横性能が非常に優れているため1試合に必ず1回はぶっ放してしまう勢いで使いたい。ヒートスマッシュがあまりに強力なため、これを盾に奈落葬波で崩しにいくのもアリ。

▲ただでさえヒート中が強いデビル仁、何故か忌鴉からガード不能の派生技まであります

ヴィクター・シュヴァリエ
操作難度:★★☆☆☆
潜在能力:★★★★☆

アネスト・ファイア(666RP)はガード時に有利かつカウンターでコンボ始動となるスゴ技。機動力や優秀な置き技を活かしたディフェンシブな戦い方も得意としていて、アネスト・ファイアで相手に触りつつ、相手の攻めに対してはエデン(WP)やバケットカット(立ち途中RP)でカウンターを狙うスタイルから覚えよう。下段の主力技となる(1RK)からはバケットカットでの暴れ潰しや、横移動対策のパーリーゲイツ(立ち途中WP)、下段技のシャングリラ(しゃがみ中WP)で崩しにいける。また、本作最強クラスのパワークラッシュであるフェイルノート(4WP)はリーチと発生に優れている上にヒート発動技でもあるので、振り回したい技のひとつ。ヒート発動時はエクスカリバー(8WP)が横移動で避けづらくなるので、初~中級者帯からはお願いエクスカリバーが勝利を掴み取ることも多い。

▲ヒート状態のイアイポズイションで固まる相手にはロンギヌスで白ゲージを削りつつ有利状態を継続することも覚えておこう

麗奈
操作難度:★★★★☆
潜在能力:★★★★☆

最速風神拳(6n23RPジャスト)持つキャラクターなので、操作難度は高めだが、雷電(66RP)を軸にした立ち回りを覚えるだけでもある程度圧はかけられる。
また、側宙卍(WKRK)も非常に使いやすく、とりあえず出しておけ的な技となっている。1発目をとりあえず出し、相手が動いていた場合や気分で2発目まで出す使い方が相手としては対処が難しく、2発目がカウンターヒットするとコンボ始動技となる。尚、この技はヒート発動時WKRKRKという入力で派生技が追加され、ガードで反撃もない上に連続ヒットでまとまったダメージを取ることが出来る。ヒートスマッシュの性能はやや低めなので、雷電から旋体回状蹴り(旋体中LK)を繋げ、ヒートダッシュから踏鉄蹂躙(相手ダウン中2RKLP)でまとまったダメージを取る戦術も覚えておきたい。

▲比較的下段のリスクが高めな麗奈は横移動RKをうまく使うことがカギ

エディ・ゴルド
操作難度:★★★☆☆
潜在能力:★★★☆☆

前作までの性能から大きな変化も多く、新しい戦い方を楽しめる。特定の技を当てると溜まるマンジンガレベルは、レベル1以上になるとバナネイラ中に下段技のイアンサン・マンジンガ(バナネイラ中WK)、中段技のオグン・マンジンガ(バナネイラ中4RK)の2種類の技が使用可能となる。
中距離ではジャンゴー(6WK)に注目したい。ガードされても確定反撃が無く、リーチが長い中段技でヒット時はヒート状態へ移行できる。対の下段技はデヘモート(66LK)が強力。ヒット時はネガチーヴァへ移行するため、下段技のイエマンジャー(ネガチーヴァ中LKLK)へ繋ぐのが今夜勝ちたいムーブとなる。中段はシバータ・アルデンチ(ネガチーヴァ中RKLK)、トロッカ・イ・アタッキ(ネガチーヴァ中WK)、カベサーダ・フィクサ(ネガチーヴァ中WP)を使い分けていこう。近距離ではジェイゼル(3LPLK)が優秀。1発目は通称左アパで、何と両横に強いというとんでも性能。派生は上段だが連続ヒットでガードされても確定反撃がないため、しゃがまれるまではどんどん打っていこう。相手に攻められた時は上段技のパワークラッシュ、ベンサォン・プラーダ(4WK)、中段技でカウンターコンボ始動となるベント~ヘランパゴ(4LKLK)で切り返しを狙いたい。ヒート状態になった時は潜り性能があり、ヒット時はコンボ、ガード時は有利なゲヘイロ・エスプロズィーヴォ(WK)、リーチが長くダメージが高いヒートスマッシュが強力!

▲多段技が多く、バナネイラ、ネガチーヴァの各種構えやマンジンガレベルなど新しい要素も持つエディ・ゴルド。自分だけの”新生カポエイラ”を仕上げていこう。

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