【プレイレポート】プレイステーション4 Proのイイところを探してみた

プレイステーション4Proとニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータを買った日に、Xbox One Sの国内発売日が告知され、勢いのまま予約した浅葉です。
今回の記事では、おれがプレイステーション4 Proを使ってみて、”ええやないか!”と思ったところを紹介します。
購入や買い替えを迷っている方の参考になるような有益な情報はまずないと思います。
期待せずにゆるりとお読みください。

△PS4の表記の横に燦然と輝くProの文字。俺もこれでプロゲーマーです。

△PS4の表記の横に燦然と輝くProの文字。俺もこれでプロゲーマーです。

LANケーブルを使ってらくらくデータ移行

これはPS4Proに限った話ではなく、PS4でも同じなのですが、直近のシステムアップデートで本体間のデータの移動がとても簡単になっています。
LANケーブルとインターネット環境があればすぐに入れ替えることができちゃいます。
世の中には、データの移動が大変面倒なハードがあったりもしますが、その点PS4は素晴らしく優等生。PSNのユーザー情報やトロフィー、ゲームのデータやセーブデータはもちろん、ブロードキャストの設定まで丸ごと移せるのも嬉しいところ。自分の場合は、400GB近くのゲームデータを移行したのですが1時間かからないくらいで終わりました。
LANケーブルを使ったデータの移行方法は、以下の公式サポートページに詳しく掲載されています。

別の PS4® からデータを移行する方法(公式)

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△今まで使っていたPS4のデータをそのまま移行できます。システムメニューから簡単な操作で移行できるのもうれしいところ。

△

△LANケーブル1本で行う場合と、2本で行う場合では若干やりかたが異なります。自分は2本のLANケーブルを用意して行いました。

PS4®Pro ENHANCEDの実力は

PS4Proは、”PS4®Pro ENHANCED”と表記されているソフトを、PS4よりも良い解像度やフレームレートで遊ぶことができます。発売日時点の対応タイトルは、海外ゲームやプレイステーションVR専用タイトルに偏っていますが、今後発売される日本のビックタイトルも対応されることが発表されています。2016年11月10日時点の”PS4®Pro ENHANCED対応タイトルに関しては、記事の巻末にまとめているのでそちらを参考にしてください。
おれの家の環境で試してみたところ、劇的に変化を感じられたのはいくつかの海外ゲームと、プレイステーションVR対応タイトルでした。特にプレイステーションVRの変化は著しく『RIGS Machine Combat League』などはプラセボ効果ではないというレベルでプレイフィールが変化しました。プレイステーションVRというと、他のVRハードに比べて解像度的に弱いところがあると思っていたのですが、プレイステーション4Pro対応タイトルの劇的な変化を見ていると、このハードの可能性をひしひしと感じます。『サマーレッスン』も対応してほしかったなあというのが正直なところですが、このソフトはこれからも動きがありそうなので、しばらく動向を見守りたいと思います。

△プレイステーションVR専用ソフトの解像度変化は、プレイフィールが大きく変化するレベル。

△プレイステーションVR専用ソフトの解像度変化は、プレイフィールが大きく変化するレベル。

コアゲーマーに嬉しいリモートプレイの強化

おれが発売日時点で一番の魅力だと感じたのは、リモートプレイの強化です。解像度が向上したうえに、動作がスムーズになりました。プレイステーションVitaや、Xperiaの端末に依存する部分だと思って思っていましたが、まさかPS4Proになることでこの部分が進化するとは思っていませんでした。格闘ゲームもばりばりできるぜというほどではないのですが、ちょっとしたアクションRPGなら普通にレベルあげの作業などができてしまいます。今お熱な『ソードアート・オンライン ホロウ・リアリゼーション』も快適に動いています。

△リモートプレイが快適になったことで、遊べるゲームの幅が増えました。

△リモートプレイが快適になったことで、遊べるゲームの幅が増えました。『ソードアート・オンライン ホロウ・リアリゼーション』のレベリングも捗っています。

ビデオクリップやスクリーンショットの解像度設定

さらに地味に嬉しいのが、ビデオクリップやスクリーンショットの解像度設定が増えたこと。ビデオクリップは、1920×1080、スクリーンショットは3840×2160で撮影できるようになりました。対応タイトルのみということですが、今後発売されるソフトがほぼPS4®Pro ENHANCEDタイトルとなることから、活用できる機会は多そうです。ちなみに、あまり使う機会のないシェアプレイのほうも、解像度が向上しているようです。

△ビデオクリップに解像度設定の項目が追加されています。

△ビデオクリップに解像度設定の項目が追加されています。

△スクリーンショットのほうは、

△スクリーンショットのほうは、3840×2160まで対応。

PS4Pro雑感

現状、”PS4®Pro ENHANCED”対応タイトルのほうは、それほど多くありませんが、今後対応してくるタイトルに『FINAL FANTASY XV』が入っているので、圧倒的な映像美を楽しみたいという人は、買い替えを視野に入れても良さそうです。今話題のエンタメマシンであるプレイステーション VRを持っている、楽しみたいとい人は、間違いなくPS4Proがおススメです。今発売されている全てのタイトルが対応するというわけではありませんが、対応タイトルのいくつかは別のゲームのように感じます。

PS4®Pro ENHANCED対応タイトル(2016年11月10日版)

≪発売済み≫
『KNACK(ナック)』
『inFAMOUS Second Son』
『The Last of Us Remastered』
『inFAMOUS First Light』
『The Last of Us Left Behind ‐残されたもの‐』
『コール オブ デューティ ブラックオプスIII』
『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』
『ラチェット&クランク THE GAME』
『初音ミク -Project DIVA- X HD』
『バウンド:王国の欠片』
『ウイニングイレブン 2017』
『うたわれるもの 二人の白皇』
『BLAZBLUE CENTRALFICTION』
『RIGS Machine Combat League』
『THE PLAYROOM VR』
『初音ミク VRフューチャーライブ』
『ライズ オブ ザ トゥームレイダー』
『NBA 2K17』
『マフィア III』
『WORLD OF FINAL FANTASY』
『ベルセルク無双』
『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~ 』
『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア リマスタード』
『コール オブ デューティ インフィニット・ウォーフェア』
『Fate/EXTELLA』
『The Elder Scrolls V: Skyrim Special Edition』

≪対応予定タイトル≫
『戦国無双 ~真田丸~』
『FINAL FANTASY XV』
『人喰いの大鷲トリコ』
『Dishonored 2』
『龍が如く6 命の詩。』
『よるのないくに2 ~新月の花嫁~』
『三國志13 with パワーアップキット』
『スクールガールゾンビハンター』
『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期』
『KINGDOM HEARTS HD 2.8 Final Chapter Prologue』
『GRAVITY DAZE 2/重力的眩暈完結編:上層への帰還の果て、彼女の内宇宙に収斂した選択』
『蒼き革命のヴァルキュリア』
『Birthdays the Beginning』
『バイオハザード7 レジデント イービル』
『バイオハザード7 レジデント イービル グロテスクVer.』

これからPS4を買おうという方は、多少値段があがりますが、個人的にはこちらのハードをおススメしたいところ。しばらくの間世代交代もなさそうですし、今後次々と”PS4®Pro ENHANCED”対応タイトルが増えてきます。2017年以降に発売されるPS4専用タイトルは、ほぼほぼ”PS4®Pro ENHANCED”に対応しそうな勢いです。
また、4K対応というところでいくと、気になるのは映画などの方面ですが、PS4ProはUHD Blu-ray ディスクの再生には対応していません。しかし、Netflixからは4K対応のアプリケーションが提供されるほか、YouTubeについても4K対応の開発が進んでいるということなので、ストリーミングで映像を見るという人なら美麗な映像コンテンツも期待できそうです。
おれ自身は、モニターへの遅延に影響されやすい格闘ゲームなどを遊ぶため、今のところ4Kディスプレイを普段使いするわけではないのですが、それでもこのハードの恩恵を十分に感じました。PS4Proを使い始めて最初に遊んだタイトルが、対応タイトルではない『ソードアート・オンライン ホロウ・リアリゼーション』だったため、最初こそ全く変化がわかりませんでしたが、対応タイトルやその他強化された機能を試していると、やっぱり買い換えてよかったと感じます。いいものですよ、PS4Proは!

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浅葉 たいが

浅葉 たいが

ゴジライン代表。ゲーム、アニメグッズのコレクター。格闘ゲーム、アドベンチャーゲーム、RPGをこよなく愛する。年間100本以上のゲームを自腹で買い、遊ぶ社壊人。ゲームメディア等で記事を書くこともあるが、その正体はインテリアデザイナー、家具屋。バンダイナムコエンターテインメント信者かつ、トライエース至上主義者。スマートフォン版『ストリートファイター4』日本チャンプという胡散臭い経歴を持つ。

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