【KOF14】わんぱくゲージを使って、それっぽい試合を楽しむ

『KOF14』が発売されて以来、夜な夜な”チーム縛り”ルールで対戦しているゲームを最大限に楽しむ集団・ゴジライン。
強い技や戦術をトレーニングモードで探し、ぶつけあうだけの対戦が盛り上がっています。
どんな技をくらっても、何度ネタ殺しされても、対策を探そうとするのが回転王くらいで、その他のメンバーは、受けた辱めを超える今夜勝ちたい技を探すことに夢中。
そんなわけで、一線級の攻略からは程遠い我々ですが、このゲーム、本当に楽しいです。
昨日は大久保ゴジラと、10分くらい練習した中国チームとキムチームで対戦していたのですが、そこでもまたこのゲームの魅力を再確認させられました。

△大久保ゴジラの操るキムは、MAXモードを雑に発動し、EX半月斬を連打してくるという大味なスタイル。こざかしいことに、EX半月斬ヒット後の追撃はきっちり決めてきます。

△大久保ゴジラの操るキムは、MAXモードを雑に発動し、EX半月斬を連打してくるという大味なスタイル。こざかしいことに、EX半月斬ヒット後の追撃はきっちり決めてきます。

浅葉「キムのMAXモード発動、強いね。キャンセル発動じゃなくて、生発動していくキャラクターなのかね

大久保ゴジラ「わんぱくゲージがあるときのキム、メチャクチャできて楽しいっすね」

浅葉「わんぱくゲージ イズ 何?」

大久保ゴジラ「画面の下に燦然と輝くパワーゲージのことなんですけど、自分はこれを”わんぱく”ゲージだと思ってますね

浅葉「なるほど、スゲエ強いEX技を連発されても、わんぱくされちゃったかーと思うと、なんか許せるしこっちもわんぱくしたくなってくるね」

大久保ゴジラ「ハイ。このゲーム、キャラクターが負けたあとにゲージが1本補充されるのも味わい深いです

浅葉「おれもそのシステムについては、これでもう一回、わんぱくしてみろよっていう開発からのメッセージだと思ってる」

△EXデスペアーは動作途中に無敵があるらしく、ガードされても反撃をうけないスゴ技。

△前回の『KOF14』記事で紹介した、マチュアのEXデスペアもわんぱく度の高い技。わんぱくゲージが5本ある大将のマチュアに負けても、相手がわんぱくしてきたとあきらめましょう。

そんなわけで、我々ゴジラインは、格闘ゲームは遊ぶけれど、『KOF』は遊んだことがないという方や、昔遊んでいたけれど最近は遠のいているなという方に向けて、『KOF14』をわんぱくに楽しむための情報をお届けしていきます。今回の記事でお届けするのは、パワーゲージまわりの基礎知識と、パワーゲージを使ったカジュアルな戦術についてです。オススメのキャラクターなども書いているので、これから始めてみようという方は参考にしてみてくださいね。

パワーゲージ依存度で決めるチームの順番

『KOF』シリーズの醍醐味といえば、やはり3人一組でのチーム戦。好きなキャラクターや強いキャラクターを組み合わせるにしろ、どういった順番でキャラクターを配置するかは、戦略上非常に重要です。その戦略を立てる特に重要なのが、”パワーゲージをいかに溜められるか”という観点になります。『KOF14』では、後ろのメンバーになるほど、強力な技や強力なコンボを繰り出しやすくなる設計になっていることを覚えておきましょう。

覚えておきたいパワーゲージの仕組み
・先鋒はパワーゲージの最大数が3本、中堅は4本、大将は5本

・MAXモードの効果時間は、先鋒よりも中堅が長く、中堅よりも大将が長い

・キャラクターが倒されると、次に登場するキャラクターはパワーゲージが1本、ボーナスとして与えられる。

これらのシステムを考慮してチームを組むと、先鋒にパワーゲージ依存度の低いキャラクターを配置してゲージを溜めて、中堅、大将にパワーゲージを使った強力な戦術や連続技を持つキャラクターを配置するのがセオリーになってきます。また、キャンセル発動ではなく、雑にMAX発動を発動して、強力なEX技を連打するタイプのキャラクターも大将に向いているというのもわかるはず。パワーゲージを使ったわんぱくな動きがいまひとつできていないなと感じたら、まず順番を考慮してみてください。

△先鋒から大将までまんべんなくこなせるテリー。突進技の全てが異常な強さをしているので、通常技キャンセルクラックシュートorパワーチャージ、気分で弱バーンナックルという力強いスタイルでゲージをもりもり溜められます。

△先鋒から大将までまんべんなくこなせるテリー。突進技の全てが異常な強さをしているので、通常技キャンセルクラックシュートorパワーチャージ、気分で弱バーンナックルという力強いスタイルでゲージをもりもり溜められます。

△アンヌ ムツべはスピードの速い突進技。『KOF』はダッシュが移動の軸になるので面白いようにあたります。普通こういう技は、ガードされると大きなリスクが生じます。

△最強キャラクターの一角として噂されるナコルルは、パワーゲージ依存の防御手段を使いにくい先鋒戦で驚異的な強さを発揮します。

△昇りで繰り出してもしゃがみにヒットするジャンプ攻撃、ジャンプふっとばし攻撃を持つキャラクターは、ゴリゴリと攻められるので先鋒として出すのもアリ。

△昇りで繰り出してもしゃがみにヒットするジャンプ攻撃、ジャンプふっとばし攻撃を持つキャラクターは、ゴリゴリと攻められるので先鋒として出すのもアリ。クーラのジャンプCDは、下りに判定がついているため、ゴジライン内での「カワイイ」評価急上昇中です。

もちろん、先鋒だからといって、ゲージを溜めるだけでなく、使っていくのも大事です。先鋒戦は、ゲージを温存するという考え方ではなく、”ゲージを使ってでも一人目を倒せるなら倒す”という考え方でいきましょう。負けてしまったとしても、次のキャラクターにゲージが1本ボーナスとして追加されているので、その分使ってしまうという考え方もアリです。

カジュアルに楽しむキャンセルMAXモード発動

先鋒で溜まったゲージを、中堅以降ではもりもりと吐き出していきたいところ。中堅、大将に配置するキャラクターは、キャンセルMAX発動を使った連続技を軽く練習しておきましょう。コンボが強力なキャラクターは多数いますが、あまり本作になれていないという人は、リーチの長い強攻撃や、弱攻撃からつなげられる特殊技を持つキャラクターがオススメです。強キャラクターとの評価も出てきているK´などは、キャンセルMAXモード発動を使ったコンボが非常に強力ですが、弱攻撃×2→キャンセルMAXモード発動→立ちCといったやや難度が高いパーツを用いた上での評価になっています。本作の連続技の醍醐味をお手軽に楽しみたいという人は、弱攻撃→キャンセルMAX発動を使う人たちのことはひとまず忘れましょう。

△K´を使うなら、しゃがみ弱K×2【C】MAXモード発動の流れはマスターしておきたいところ。この手の弱攻撃発動は、『KOF13』から比べると簡単になりましたが、今のところゴジラインではほとんど見られません。

△K´を使うなら、しゃがみ弱K×2【C】MAXモード発動の流れはマスターしておきたいところ。この手の弱攻撃発動は、『KOF13』から比べると簡単になりましたが、今のところゴジラインではほとんど見られません。

ゴジライン的なオススメキャラクターは、けん制技からの入れ込みや、下段からの特殊技→発動が簡単な草薙京や八神庵、タン・フー・ルーなどです。これらのキャラクターは、発動中のコンボ自体もそれほど難しくなく、キャラクターとしての強みもわかりやすく作られています。発動中のコンボは、調べていくといろいろなレシピがありますが、キャンセルMAX発動→強攻撃【C】ヒット後に追撃可能なEX技→何か、のような簡単なレシピでも体力の4割程度を奪えます。EX技のあとに追撃がかかる技がないキャラクターは、諦めてスーパーキャンセルしましょう。また、リョウ・サカザキやバイスのように、中段攻撃の特殊技からキャンセルMAXモード発動で連続技に持ち込めるキャラクターもオススメです。

△相手が動きそうな間合いまで走りこんで、しゃがみC→キャンセルMAX発動の入れ込みを繰り返す戦術がお手軽かつ圧のあるタン先生。

△相手が動きそうな間合いまで走りこんで、しゃがみC→キャンセルMAX発動の入れ込みを繰り返す戦術がお手軽かつ圧のあるタン先生。

△しゃがみ弱K始動の連続技が簡単かつ、遠距離立ち強KにキャンセルMAXモードを入れ込んでおくという戦術も強力な庵。

△しゃがみ弱K始動の連続技が簡単かつ、遠距離立ち強KにキャンセルMAXモードを入れ込んでおくという戦術も強力な庵。『KOF』力の問われるキャラクターという評価もありますが、ゆとりゲーマー・浅葉の大変雑なプレイでも圧を放っているので安心してください。

△本作の発売前に出た体験版から、弱体化を受けてしまった京ですが、奈落落としの攻撃判定の持続がガチすぎて「やっぱり強いのでは」という声がゴジライン内で上がり始めています。小ジャンプの昇りで出す奈落落としは、30代を超えた反応の衰えているプレイヤーに効果覿面です。

△本作の発売前に出た体験版から、弱体化を受けてしまった京ですが、奈落落としの攻撃判定の持続がガチすぎて「やっぱり強いのでは」という声がゴジライン内で上がり始めています。小ジャンプの昇りで出す奈落落としは、30代を超えた反応の衰えているプレイヤーに効果覿面です。めくり性能は低いので、正面から貪欲に狙いましょう。

△なんだかんだ強力な、中段からのMAXモード発動コンボ。ジャンプふっとばし等を深めにガードさせて狙いましょう。

△なんだかんだ強力な、中段からのMAXモード発動コンボ。ジャンプふっとばし等を深めにガードさせて狙いましょう。

EX必殺技を軸に闘う生MAXモード発動

大将に配置するのは、MAXモード発動中の、EX技を盾にした戦い方をするキャラクターもオススメ。大将はMAXモードの効果が長いので、ハチャメチャなことができる時間が長いんです。ゴジラインの浅瀬対戦で初日に猛威を振るったマチュアやチン・ゲンサイはもちろん、キム、シュンエイなどもオススメです。MAXモード発動中の飛び道具の中には、避けづらく非常に強力なものもありますが、これらはしのぎきられてしまうことも多いため、わんぱくなプレイを楽しみたいという人は、「ガードされても隙の小さい突進技かつ、ヒット時に何かしらの追撃が可能」なEX技を持つキャラクターでMAXモードを楽しみましょう。

△EX技がとにかく強力なシュンエイ。何かがあたると凄まじく簡単な追撃コンボに移行できます。反撃を受けてしまう技も存在するので、マジレスしてくるプレイヤーには要注意。

△EX技がとにかく強力なシュンエイ。何かがあたると凄まじく簡単な追撃コンボに移行できます。反撃を受けてしまう技も存在するので、マジレスしてくるプレイヤーには要注意。

△EXコマンド投げからの追撃が可能になる紅丸も生発動に向いたキャラクターの一人。

△EXコマンド投げからの追撃が可能になる紅丸も生発動に向いたキャラクターの一人。

以上、強い技を振り回すことで毎日頭が悪くなっている浅葉がお送りしました。
アンヌムツベ、EXデスペア、クラックシュート、EX回転的空突拳、EXスカーレットファントムなど、ヤンキーご用達のスゴ技の対策は、”やる気がある”とSNSで公言していたナカジマや、弱バーンナックルからの詐欺飛びを調べていたがちょさんがやってくれるはず!今後の更新を期待せずにお待ちください。

 

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浅葉 たいが

浅葉 たいが

ゴジライン代表。ゲーム、アニメグッズのコレクター。格闘ゲーム、アドベンチャーゲーム、RPGをこよなく愛する。年間100本以上のゲームを自腹で買い、遊ぶ社壊人。ゲームメディア等で記事を書くこともあるが、その正体はインテリアデザイナー、家具屋。バンダイナムコエンターテインメント信者かつ、トライエース至上主義者。スマートフォン版『ストリートファイター4』日本チャンプという胡散臭い経歴を持つ。

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