【DOA6部活動報告書】第7回:リプレイ機能を使って心技体を磨く

バイマンやティナにぼったくりバーのような負け方をくらいまくり、そろそろ”キャラ対策”みたいなものをはじめなければいけないような気がしてきた。対戦の数も圧倒的に足りてない。
そんなわけで、最近は世界に30億人くらいいるであろうまだ見ぬおれより強いやつを求めて我が家のXbox Series Xに『DOA6』を導入した。

▲Xboxで『DOA6』を遊ふ環境を整えました。誰か対戦しましょう!

ちなみにXbox Series Xでは、前世代ハードのXbox One版のアーケードコントローラーが使用できるのだが、こちらは以前から品薄状態。そしておれの場合は所持していたやつが壊れるという詰み状態にあった。『DOA6』がせっかくXboxで遊べるというのに、アーケードスティックがないと戦う気も起らない。「パッドでも格闘ゲームは遊べますよ。世界大会とかでもパッドの人が活躍していますから」とか言われるかもしれないが、おれは昭和の漢なのでそういう説得は通らない。
そんな昭和を引きずる格闘ゲーマーのためかは不明だが、この2月に格闘ゲーマーの理解者メーカーたるHORIからXbox Series X/S用のアーケードコントローラーが発売された。これによってなんのためらいもなく格闘ゲームをガチャガチャできるというわけだ。しかもこのアーケードコントローラーは新型ということでべらぼうに使いやすく、ボタンの換装などに欠かせない開閉などもすこぶる簡単。最高である。

ちなみに筆者はPS版の『DOA6』はダウンロード版ソフトといくつかのダウンロードコンテンツを購入し、すべてのキャラクターを使用できるようにしている。自分の使うキャラクターの練習はもちろん、他のキャラクターを相手にしてのトレモなどを想定すると、全キャラの仕様権があったほうが良いからだ。そして今回導入してみたXbox版は基本無料版と自キャラであるマリーちゃんの使用権利、そしていくつかのマリーちゃんの衣装を購入してみた。

▲筆者のXbox版の写真。基本無料版+マリーちゃんの使用権+衣装DLC。全キャラクター使用にこだわらない場合は、基本無料版を使えばかなりリーズナブルに運用できます。普段とは違うプラットフォームで遊ぶ際におすすめです。

これでいつでもXboxユーザーとオンライン対戦が楽しめるようになったので、おれの『DOA6』道はさらに豊かなものになるだろう。最近ではリプレイを使った”修行”まではじめてしまった。
『DOA6』にはイマドキの格闘ゲームには標準的に実装されているリプレイ機能が搭載されている。試合の模様を保存し、リプレイとして好きなときに鑑賞できる機能だ。これは格闘ゲームオタク的にはかなり価値のあるもので、試合後に冷静になってリプレイを見直すと、対策不足な部分や今後の課題に気づいたりする。今のシーンで確定反撃ができていたら、近くにギミックがあるのにコンボ選択が間違っていたな、相手のこの技でやられているな調べておこう。リプレイを見ているとそんな前向きな感情が次々湧いてくるというわけだ。

▲『DOA6』はリプレイ機能を搭載。もちろん基本無料版でも使えます。これで自分の試合を再確認し、今後の課題を探っていくのです。

浅葉「やっぱリプレイ鑑賞はいいな。モチベーションがあがる」

がちょ「リプレイ観ると試合中に気づけない発見がいろいろあるね。何か気づいたことはありますか?あんたの場合できていないことばかりでしょうけど……」

浅葉「うむ。マリーちゃんの肘と6H+Kが”強い”ことかな」

がちょ「肘が強いのはリプレイ観なくてもみんな知ってるのでは」

浅葉「はー……。これだから素人は。今から写真送ってやるからみてろ」

▲マリーちゃんの肘。

浅葉「な?肘、強いだろ?マリーちゃんの戦いにかける真剣な想いが伝わってくる」

がちょ「……」

浅葉「性能とかよりもさ、大事なものってあると思うんだよ。ちなみにXbox Series X版では4Kで『DOA6』が動作するので最高です」

▲こちらが6H+K。これもアルティメットkawaii。

『DOA6』のリプレイモードには紳士淑女のために”撮影機能”というのが備わっている。リプレイの再生中に画面を停止したり、観戦する角度を変えたり、ズームしたり、被写界深度を変えたり。つまりバトルを美しく撮影するための機能であり、マリー・ローズちゃんを美しく撮影するための機能と言えるだろう。そういうのは『DOA』シリーズのバカンスを楽しむソフトである『DEAD OR ALIVE Xtreme 3』とか、DMM GAMESで絶賛配信中の『DEAD OR ALIVE Xtreme』でやれという話もあるが、用意されているのだから仕方がない。しかもどこかのインタビューで見たが『DOA6』のモデリングは格闘ゲーム用に作り直されたものだから、『DOA6』でしか撮れないマリーちゃんがあるのだ。

▲こちらが撮影モードのUI。直感的な操作で撮影の設定を細かく切り替えることができる。どんな試合もリプレイ→撮影の連続技で楽しめてしまう神ゲーが『DOA6』なのだ。

そしてこの撮影機能を楽しむ場合、『DOA6』4を4K60FPSで遊べるXbox Series Xはかなり”アリ”な選択肢となる。PS5版でPS4版を遊んだ場合、画質重視にしてもスムーズに動作するが解像度は4Kにはならない。Steam版でももちろん高解像度のプレイは可能だが、Xboxの場合は本体のキャプチャー機能で4K画像や動画をかんたんに撮影できるのがメリットだろう。
オンライン対戦人口の多いプラットフォームとしてPS版を押さえておき、撮影にこだわる場合は他のプラットフォームを検討するというのも本作ならではの楽しみ方かもしれない。(めちゃくちゃ雑なまとめ)

▲ゲーム側の設定で画質重視にすればバトルがより美しくなる。PS5やXbox Series Xでは目立ったフレームレートがなくなった。

浅葉「じゃあがちょさん、おれは”リプレイ”観てくるから」

がちょ「お……おう。またいつか対戦しような」

戦いはまだまだ続きます。

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浅葉 たいが

浅葉 たいが

ゴジライン代表。ゲーム、アニメグッズのコレクター。格闘ゲーム、アドベンチャーゲーム、RPGをこよなく愛する。年間100本以上のゲームを自腹で買い、遊ぶ社壊人。ゲームメディア等で記事を書くこともあるが、その正体はインテリアデザイナー、家具屋。バンダイナムコエンターテインメント信者かつ、トライエース至上主義者。スマートフォン版『ストリートファイター4』日本チャンプという胡散臭い経歴を持つ。

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