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【ゲームレビュー】Nintendo Switchで『SNK ギャルズファイターズ』が遊べる時代が来てしまった

   

『SNK ギャルズファイターズ』がNintendo Switchで配信開始となりました。この作品は2000年にネオジオポケットカラー用に発売されたタイトルで、今となってはソフトにプレミアもつき、遊ぶ環境を整えるのもなかなか大変です。筆者も実機とソフトを未だに大事に抱え持っていますが、操作の激しい格闘ゲームを遊ぶと入手困難になってきたハードの劣化が怖いし、そもそも対戦しようぜとならなかったのでこれはマジ嬉しい移植です。

△いきなり発表されたNintendo Switch版『ギャルズファイターズ』。控えめに言って最高です。

オンライン対戦機能はないけれど、価格は800円。ありがとうSNK。

移植に当たってプレイ途中に巻き戻せる機能や、画面の周囲をネオジオポケット風にデコレーションする機能、ドット感を際立たせるフィルターなども実装されています。当時の説明書なども電子化されてソフトから確認できるようになっているのも素晴らしい。読んでいるだけで俺の中のおっさん魂が震えるのを感じます。携帯機のゲームなので実機とのラグを詳しく測定したわけではありませんが、快適にプレイできているので多分問題ないでしょう。

この時代の家庭用オンリーのSNK作品は、原作からのアレンジが楽しく『SNK ギャルズファイターズ』もコンボが実に面白いのです。相手を空中に浮かせて追撃したり、必殺技から超必殺技へとつなげるスーパーキャンセルなどももちろんアリ。結構怪しい繋がり方をするコンボパーツが多く、格闘ゲームファンならトレーニングモードでしばらく遊べるはず。
以下は適当に撮影したコンボ動画ですが、ほぼすべてのキャラクターにこのような激しいコンボが装備されています。(ボタンを押す時間によって弱攻撃と強攻撃の使い分けるという操作はなかなかに癖がありますが、細かいことを考えずともジャンプ攻撃→大攻撃で解決するゲームなので、ざっくり遊ぶことを推奨します。)

SNK作品に登場する女性キャラクターたちが戦う本作、『ザ・キング・オブ・ファイターズ』はもちろん『サムライスピリッツ』からはナコルルや色。『月華の剣士』からは一条あかりが参戦しています。また、隠しキャラクターとしては女装した八神庵として一部のマニアに人気のあるミスXや、草薙京の彼女であるユキらも参戦。キャラクターごとにちょっとしたエンディングも用意されていて、一人用で遊ぶのも楽しいです。隠しキャラクターの解禁はなかなか大変で、その中の一要素であるアイテム集めは実機だとミスが許されない場面もありました。しかし本作はセーブ&ロード的なことができるので、意外と楽ができてしまいます。

△エンディングはキャラクターの出典元の設定を生かしたものになっていて、ギャグテイストのものも多めですが、ナコルルエンドとかは見る人が見ればグッとくるはず。

△ミスX、一体誰なんだ。

△攻撃を繰り出している身体の部分を大きく描く表現は、今見てもコミカルで見応えがあります。

本作が2019年に発売された『SNKヒロインズ 〜Tag Team Frenzy〜』の前身となっていることはほぼまちがいなく、戦闘を楽にしてくれるアイテムや、キャラクター達の設定を活かした陽気な雰囲気などは、原型というにはあまりにも作り込まれており、当時の開発陣のこだわりが伺えます。また、移植についても、ネオジオポケットのソフトであるということを強調するかのごとく、粋な追加機能が満載。これで800円という価格はあまりにリーズナブル。今後もこの方向性の移植作品を見てみたいですね。(あと、こうして記事にする際に画面写真を撮影しやすいのは本当に素晴らしい。ネオジオポケットの実機を持っていたとしても、その画面をキャプチャーしたり録画したりするのって結構というかかなりグレーな道を歩まないと難しいのです。)

また、ネオジオポケット以外にも、不思議な存在感を放っていた『SAMURAI SPIRITS 2 〜アスラ斬魔伝〜』とか『武力 ~BURIKI〜ONE』とか。それに謎に息が長く発売されていたアドベンチャーゲーム形式のギャルゲー『デイズオブメモリーズ』とか。SNKにはすげえ財産がたくさんあるんですよね。ここら辺の作品もいつか家庭用でガチャガチャと遊んでみたいものです。

△超必殺技KOをすると、相手キャラクターの走馬灯のようなものが見られます。出典元ゲームのグラフィックが元ですが、当時携帯機で見るとすげえ感動したんです。

△このゲームのアテナ、可愛すぎる。

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浅葉 たいが

浅葉 たいが

ゴジライン代表。ゲーム、アニメグッズのコレクター。格闘ゲーム、アドベンチャーゲーム、RPGをこよなく愛する。年間100本以上のゲームを自腹で買い、遊ぶ社壊人。ゲームメディア等で記事を書くこともあるが、その正体はインテリアデザイナー、家具屋。バンダイナムコエンターテインメント信者かつ、トライエース至上主義者。スマートフォン版『ストリートファイター4』日本チャンプという胡散臭い経歴を持つ。

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