【いつもの】『ONE PUNCH MAN A HERO NOBODY KNOWS』対戦連載01.格闘ゲーマーはワンパンマンから逃げるな

やたらと反撃の難しい無敵技や、何気ない蹴りをくらっただけで体力が消し飛ぶ格闘ゲームを遊んでいると、だんだんと余裕がなくなってくる自分に気づかされます。何も悪いことをしていないはずなのに、ダッシュから攻撃を出すと→→コマンドの必殺技が暴発する時代をお過ごしの皆さま、お元気でしょうか。こんなとき、僕たちを勇気づけてくれるのはいつも、ボタンの組み合わせで必殺技が出せるバンダイナムコエンターテインメントの格闘ゲームなのです。
意味不明なリリックから始まる記事ですが、内容は理解しようとせず感じていただけると幸いです。

今回のe-sports
『ONE PUNCH MAN A HERO NOBODY KNOWS』


発売日:2020年2月27日(木)
ジャンル:対戦アクション
価格:7,600円+税(パッケージ版・ダウンロード版) 10,670円(税込)(デラックスエディション)
対応機種:PlayStation®︎4 / Xbox One 

▲『ワンパンマン』を原作とする対戦格闘ゲームがついに発売された。最強キャラ”サイタマ”はゲームの中でも最強らしい。見よ、この減り!

2020年2月26日
闘いの日は唐突にやってくる

昨年は、ゴジラインのおっさんたちが集い、キャラクターゲームをプレイする機会がほとんどなかった。皆それぞれにとりあえず作品は買い続けているものの、”タイミングが悪い”とかなんとか理由をつけて、対戦にのめりこむことが少なくなっていたのだ。キャラクターゲーマーとしての老化を感じつつも、このままではいけないという危機感が浅葉(38歳)を突き動かしていた。

浅葉「明日は我らが愛するバンダイナムコエンターテインメント社の『ONE PUNCH MAN A HERO NOBODY KNOWS』の発売日ですね」

がちょ「……」

ナカジマ「……」

浅葉「このゲームが発表されたとき、タツマキが出たら買うって言っていた人がいたような。いるんだよなあ、誰それが出たらかうとかなんとか言っておいていざとなると買わないやつ

▲ゴジラインのおっさんたちにも大人気のタツマキちゃん。あまりにもkawaii。

ナカジマ「その時は買うつもりだったけど、2月、格闘ゲーム出すぎだと思うんですが。『グランブルーファンタジーVS』からも、『アンダーナイトインヴァース』からも、『サムライスピリッツ』の新キャラからも逃げるな」

がちょ「興味はある。でも、浅葉さん以外にもプレイヤーがほしい。あなた、負けがこむとすぐ逃げ出しますからね

ナカジマ「みんながやるなら買わないまでもない。あ、おれはパッケージ版で買うので、発売日の0時から配信お願いします」

浅葉「本当に買うのか!?『ジャンプフォース』の乱(※)のことを忘れたとは言わせんぞ」」

※『ジャンプフォース』の乱:みんなで買って対戦しようねとあの星に誓った『ジャンプフォース』を浅葉とがちょが発売日の24時から遊び始め、その模様を配信した結果、ナカジマやケンちゃんなどが購入することをやめた悲しい事件。『ジャンプフォース』発売時は、プレイヤーマッチの仕様がバグと不便の同居するものだったため、対戦ジャンキーたちが逃げ出してしまったのだ。なお、現在の『ジャンプフォース』はアップデートによって改修され、発売時より数段遊びやすくなっている。なお、『ONE PUNCH MAN A HERO NOBODY KNOWS』の開発元は、『ジャンプフォース』と同じくスパイク・チュンソフト。

がちょ「浅葉さん、ナカジマさん、おれ。これだと3人なので1人あぶれてしまう。もう一人生贄、じゃなかった、対戦してくれる人を探そう」

浅葉「大久保マンに買わせよう。実質『ザ・キング・オブ・ファイターズ』って言っとけばたぶん買う。『KOF98』のサブタイトル、ドリームマッチネバーエンズなの覚えてる?A HERO NOBODY KNOWSと響きが似てるじゃん」

がちょ「確かに」

浅葉全員、購入したことがわかるスクリーンショットかレシートの写真を送るように

がちょ&ナカジマ「了解」

ゴジラインでは、ソフトの購入は自腹で行われる。なお、自腹で購入したことを示すため、こうした対戦ゲームの発売日は、レシート等のスクリーンショットの提出が義務付けられている。ゲーム業界の隅っこで仕事をしている者がいたりするため”もらったソフト”などで襲い掛かってくる不届き物を許さないためのシステムである。

▲私、浅葉はダウンロード版の全部入りを購入。

こうして血で血を洗う『ONE PUNCH MAN A HERO NOBODY KNOWS』の闘いが幕を開けた。
『ONE PUNCH MAN A HERO NOBODY KNOWS』は発売前から、設定上最強キャラクターであるサイタマに注目が集まった。作中では、タイトルの通り、敵をワンパンで倒してしまう凄まじい力の持ち主として描かれる彼は、本作でも無法な強さを発揮するということが事前の情報として明かされた。3vs3の対戦モードでサイタマを選んだ場合、試合中に一定時間が経過することでサイタマが出現し、サイタマは本当にワンパンでどんな敵も倒してしまうのだ。つまり、サイタマを呼び出されたら負けと考えていいだろう。まず、我々はこのサイタマについて調査を開始した。

今回の記事では、その映像だけ貼っておくことにする。

サイタマが出現すると、他のキャラクターがワンパンでKOされていることがわかるはず。やだ……バランスブレイク、格闘ゲームでこんなの許されるのかと思った方々、ちょっと待ってほしい。これはバンダイナムコエンターテインメントのキャラクター格闘ゲームなのだ。この時点でゲームにレッテルを張るのは”エア・プ”同然。

がちょ「サイタマ、本当にワンパンで死ぬな。でも、サイタマを呼び出す前に相手を倒す戦術もあるし、サイタマを使う側はサイタマが来るまで逃げ切る戦術もあるだろうし、ぶつかるとどっちが強いかは楽しみだな」

おれたちの戦いは始まったばかりだ。

第二回へと続く。
【お知らせ】
2月初旬から東京都、徳島県の一部auショップで、ゴジライン監修のゲームフリーペーパー配布中です!
詳しくは以下の記事で!数量限定、お早めに!
【お知らせ】ゲームの話をするフリーペーパー『Mekuri Games』創刊のお知らせ

created by Rinker
集英社
¥506 (2024/03/28 21:21:44時点 Amazon調べ-詳細)

The following two tabs change content below.
浅葉 たいが

浅葉 たいが

ゴジライン代表。ゲーム、アニメグッズのコレクター。格闘ゲーム、アドベンチャーゲーム、RPGをこよなく愛する。年間100本以上のゲームを自腹で買い、遊ぶ社壊人。ゲームメディア等で記事を書くこともあるが、その正体はインテリアデザイナー、家具屋。バンダイナムコエンターテインメント信者かつ、トライエース至上主義者。スマートフォン版『ストリートファイター4』日本チャンプという胡散臭い経歴を持つ。

人気の記事

最近の記事

  1. 【キャラ選びガイド】簡単なのは?強いのは?『鉄拳8』のキャラクターをざっくり紹介…
  2. 【連載企画】「喜多山浪漫」先生インタビュー第二回:小説用の楽曲をオカモトタカシ先…
  3. 【読み物】旅行先でもゲームをするおっさんたちの記録:『熱闘闘神伝』&『決闘トラン…
  4. 【新マスコットキャラクター就任のお知らせ】はじめまして、持続重(じぞくかさね)ゆ…
  5. 【スト6】今夜勝ちたいエド攻略
PAGE TOP